2011年5月21日更新(2011年5月29日ページ移動。2015年2月11日写真削除)
■5月21日(土) びっくり、あるいは嬉しいメッセージが二つ届きました
週末なので新潟の自宅へ戻りました。出張の関係で、月曜日の夕方まで柏崎に留まります。
大学からアパートへ戻る途中でガソリンを満タンにします。金沢のお店の方が安い──ハイオクで147円/L──のです。いろいろと荷物を詰め込で出発。
経費削減のため、今回は一般道で帰宅します。それほど混んでいたわけではないのですが、ストップ・アンド・ゴーを繰り返しながら、金沢の山側環状を走り、砺波市側へ抜けます。呉羽山の上を通って国道8号線に入り、富山市を通過。
黒部市からは北アルプスに沿って走る「スーパー農道」を利用して県境へ。富山、新潟県境の難所、親不知子不知(おやしらずこしらず)はハンドルと、ほぼエンジンブレーキだけで快適に走り抜けます。
この辺の楽しさが、BMW。しかも燃費計が、ぐんぐん伸びてきます。写真は上越市の市街地手前で撮影したものですが、満タン60Lから既に200km走ったのに、残りの燃料でまだ900km走行できると知らせています!!
ベストの値は計、1,113kmでした。以前、計算上は1,042kmを記録したことがあるのですが、それを大幅に上回る新記録です。
普通に運転して約18.5km/Lですよ。信じられない!!上越市内は混雑していたので数値は低下しましたが、アパートから自宅までの全体でも17.5km/L。
エアコンをずっと入れていたのですが、春などで、エアコンを切っていればさらに5%程度燃費を向上できたと思います。240kmをちょうど5時間かけてご帰宅。
その自宅にもう一つ、嬉しいメッセージが届いていました。写真は昨年末に購入したブルーレイ・レコーダーAX-2000の表示。
年初に予告されていたブルーレイの書き戻し機能「ムーブバック」その他機能がアップデートされたのです。
どれくらい使えるか、まだ良く確かめていませんが、やはり個人的にはありがたい機能です。それにしても一体、操作方法なんかはどこに載っているんだろう。
■5月20日(金) 突如出現した長い行列で目立っていたのは、意外にも...
月曜日、学内郵便局で用を済ませてから食堂へ入ると、あれ?!
週替わりの「特ラーメン」コーナーに、長い長い列が出現しており、券売機(写真左の)までグニャグニャと曲がりながら繋がってます。初めて見ました。
想定外でカメラを持っていなかったため、昨日、改めて撮影したのが写真。初日の行列は、こんなものではありませんでした。調べてみると今週から3週にわたって「ラーメンフェア」が開かれているんですね。
今週はその第一弾。旭川ラーメン。「豚骨と魚介の2種類の出汁からとった醤油ベースのスープにラードを加えて、コクのあるスープに仕上がっています。ちぢれ麺を使用するためスープも絡みやすく、食感もいつもと違ったものを感じていただけます」とのこと。
もちろんセンセイも挑戦しました。確かに、いつもとは違う細いちぢれ麺で、食感がかなり異なります。
プルルン、という感じ。スープはというと、さほどしょっぱくはないのですが、相当濃い。食べ終えてから冷たい水が欲しくなります。
ま、時々ならいいかな。研究室へ戻ろうとして、食堂の外に仮設の電線が引かれていることに気づきました。なぜだろうと思っていたのですが、昨日やっと、その理由がわかりました。
ご覧のように移動式の屋台が3台、建物前に出現していたのです。エンジンを止めて営業していましたから、この外部電源で機械を動かしていたんでしょうね。
出店していたのはコーヒー屋とクレープ店、そして巨大ホットドッグの車。写真はクレープのお店で、近くを通るととても甘い香りがします。昨日、今日ともに、3店の中で一番長い列ができていました。
目立つのは女性。こんなに女子学生がいたっけな、と思うほどです。それに、おや、まぁ。
......女性教職員が多数。やはり女性にとって、甘いものは別腹なのでしょうか。次に流行っていたのがは、ホットドッグ。
こちらはやはり、ガッツリ系の男子学生が中心。ちょっと可哀想だったのがコーヒー店で、どうしても隣のクレープにお客を取られがち。
でも、最後はソフトクリームが少し売れていたようです。今回の行列、偶然が重なったのかな、と思ったのですが、調べてみると、今日まで開かれていた「アーリーサマーフェスティバル」の一環だったようです。
でも、「[女子学生が?]きれいなるためのアドバス[原文のママ]」って、どこだったんだろう......。
■5月19日(木) キャンパスの中庭で、パーティーでも開いているのかな、と思ったら...
西村センセイ、今週は出張の関係で金沢に来ています。
先日、一番便利な駐車場に車を止めようとすると、学校行事のため使用不可とのこと。大学裏、ちょっと不便な場所にある駐車場を利用しました。
夜、仕事を終えてその駐車場へ向う途中......あれ?!守衛室に部屋の鍵を返却してからその駐車場へ移動するためにはキャンパス中央を横切ることになります。
その芝生にたくさんの学生が集まっているのです。何と、アコースティックギターによる音楽も聞こえてきます。女子学生もかなりいるようです。
これは何かのパーティーか?もしそうだとしたら、金沢工大ではきわめて珍しい出来事。期待しながら(?)近づくと、地面のあちこちに銀色に輝く物体。
アルミ製の収納ケースです。そしてその脇には三脚と、大きさも形態もさまざまな筒状の物体。もうお分かりですよね。
天文部が観測会を開いているのです。しばらく様子を見ていると1人の学生が寄ってきて一緒に参加しないか、とのこと。今回は、初めて軽音楽部とジョイントを試みたんだそうです。
だから音楽が流れていて、女子学生もいたんですね。もちろんセンセイも参加したかったのですが、スーパーから惣菜がなくなる時間が迫っていたので、事情を説明してその場を去りました。
う〜ん、次回開催する時は声を掛けてね。なんてったって、センセイの専門の一つは天文学史なのですから。
■5月18日(水) 親の世代がまた一人、退場していく ──俳優の児玉清さんが逝去されました──
俳優、そしてクイズ番組の司会で知られた児玉清さんが16日、胃ガンのため逝去されました。享年77歳。((c)朝日新聞社)
実は西村センセイ、あるドキュメンタリー番組で児玉さんと「共演」したことがあります。1988年のことです。
初めて接する芸能人だったのですが、これが本当に画面からそのまま出てきたような素晴らしい人物。
まさに「格好いい」方なのですが、それ以上に人間性がすばらしい。撮影現場だけでなく、控え室となった会議室でコーヒーを飲みながら雑談しているだけでも、こちらがほんわかと暖かくなってきます。
かといって、無理に話を繋ごうとか、媚びを売ろうとかしているわけでは決してありません。本当に貴重な経験でした。最近体調を崩されたので、気にはなっていたのですが......。
その時の主たる取材相手だった師匠など、親の世代が次々と鬼籍に入っていきます。
それがいつかは別として、次は自分の番なんだなぁーと思い知らされます。そして同時に、今やらなければならないことを、と再確認させられます。心より、ご冥福をお祈りします。
■5月17日(火) デジタル技術は、名機をあっという間に時代遅れにしてしまいます
センセイの趣味の一つはセコハンショップめぐり。大学生のころからなのですが、掘り出し物の中古品を破格の値段で購入できることがあるのです。
ただし、たいていの場合、安物買いの銭失いのパターンに至るのですが。この頃は忙しいので、なかなかお店に足を運ぶことは難しくなっているのですが、逆に増加しているのがネット上での、それこそウィンドウ・ショッピング。
これまでに、トラスト株式会社というお店でDATデッキや、標準速度で記録されたテープをきちんと再生できるS-VHSプレーヤーを購入したことがあり、これらはいずれも自宅書斎のシステムで現役です。このお店の他にも、まだ購入したことはないのですが、株式会社マーベリックも中古品を取り扱っています。
先日、そのホームページを見ていて、デジタル音声のサンプリング周波数を変換するソニー製のサンプリングレートコンバーターを販売していることに気づきました。((C) MAVERICK Inc. )仕様を読むと、PCM録音機の44.056KHzを取り扱っていることから、かなり昔のモデルであろうと推測されます。
相当高かったと思うのですが、それが何と28,000円。安い!!......確かにその通りなのですが、実はこのマシンの機能、基本的にはセンセイが最近購入したマシンと同等。
AD/DAコンバータの性能や取り扱えるビット長などの性能を考えれば新しいマシンの方がはるかに高性能です。
しかもそれが約15,000円!!(センセイの購入価格よりさらに値下がりしました。)デジタル技術は日進月歩──感覚的にはもっと速い──なので、たとえ名機であっても短時間で時代遅れになってしまうのですね。
ところでマーベリック社のサイトを見ていると、ステレオ音源を適切にモノラル変換するモノラーだとか、イーブンタイド社の有名なハーモナイザーだとかがゾロゾロ。
貧乏だった昔、欲しくても買えなかった機材ばかりなので、見ているだけならとても楽しいのですが......。
■5月16日(月) MacBook(White)のWindows XPに、不良クラスタが発生!!
このところ、MacBook(White)のWindows XP(BootCamp)が突然不調に陥ることがあり、仕事にも影響が出ています。
こういう時はたいてい、Mac側でも起動しなくなります。週末、自宅で両OSとも起動しなくなったのでPRAMをクリアして何回か再起動し、Mac側のディスクを専用ソフトで点検。
その後“CHKDSK”コマンドでWindows側をチェックしました。その後は何とか動いていたのですが、今日、また不調に。やはり両方のOSともに起動しません。
大学には非常用の外付けSSDがあるのでFireWireケーブルで接続し、外部からの起動を試みます。......されど何と、最初のクルクル回るアイコンすら起動しません。
そこでやはり何度かPRAMをクリアし、何とかMacBook(HDD)側から起動し、まずSSDを点検。
その後SSDから起動してMacBook(HDD)をチェックします。軽重含めてやはり何項目か修復されていました。次はWindows。
週末は時間がなかったので、不良セクタまでチェックしていません。そこで昼食の時間を使って──実際には完了まで1時間以上かかった──修復します。
その結果、ご覧のように不良セクタが発見され、代替されていました。MacBook(White)を購入してから2年。基本的にはさほど不満はないのですが、二つのOSを同居させている関係でHDDの容量にそれほど余裕があるわけではありません。
Mac側、Windows側ともにHDDの一部だけ酷使しているのかもしれません。HDDを換装するのはかまわないのですが、Windowsは特にOSのインストールが面倒。
......う〜ん、どうしよう。
■5月15日(日) 学友会は、モロ、体育系だった ──西村センセイ、山中温泉で働く──
「温泉で働く」と言っても、アルバイトをしていたわけではありません。出張先が山中温泉だったのです。というわけで今日もまた、見たままのお話。
先日、何の用かと学生部長に呼ばれると、「所用があるので、代わって学友会──学生諸君を代表する組織──の研修会に出席してもらえないか」とのこと。
新入生を中心とした130名を越える参加者の前で挨拶し、一緒に懇談しながら食事をするのがお仕事なんだそうです。部長には日頃からお世話になっているので、断れるはずもありません。
本来は週末に片づけるべき私事を前倒しして、昨日の午後、大急ぎで大学へ。学生諸君は朝から研修を続けているのですが、センセイらは晩と朝の食事だけが出番。それに、石川県東部や富山県の様子はかなりわかるようになったものの、石川県西部は鉄道で通過するだけで勝手がわかりません。
そこで今回は職員の方が運転する公用車に乗せていただきました。気分だけは、VIP。(ホントは全然違うんだけど)
初めての山中温泉。幹線道路から外れて山間を進むのですが、この先、本当に有名な温泉街があるのかなぁーと、ちょっとだけ心配になってきました。
でも最近建設されたと思われる長いトンネルを抜けた途端、山中温泉の中心部へ出ました。狭い谷間に大きな温泉旅館がいくつも建っています。オフシーズンだと思うのですが、意外とお客さんも多い。
駐車場には関西のナンバプレートを中心に、八王子ナンバーのマイクロバスまで。写真は今回の研修会場ですが、中央道路の下を専用通路が走っていて、両側の建物全体で一つの温泉ホテルになっています。
お土産を先に買い、お風呂に入ってから学友会会長以下に迎えられて宴会場へ。
センセイらが入室するために学生全員が声を揃えて「お疲れさまです!!」顔は文化系だけど、う〜ん、学友会って、モロに体育系だったのね。センセイらのために上座が用意されており、司会に促されて短いご挨拶。
10名以上参加した職員の方を含めて、食事が始まると次々に学生諸君が挨拶に来ます。学生はと言うと、ピンクか白の名札をつけています。前者は成人していて飲酒できる人。去年受け持った学生が「あと1ヶ月半で誕生日なんですけど...」と言いながらお酌してくれます。
彼女の名札は白色。ルールはきちんと守られています。
教員がセンセイだけだったためもあってか、何だか凄く飲まされて、気が付くと朝。「暑いなぁー」と思って目覚めたのですが、それもそのはず。
西村センセイ、半纏(はんてん)を着たまま厚い布団をかぶって寝ていたのです。相当酔っぱらっていたらしい。