2012年11月3日更新(2012年11月11日ページ移動。2016年3月22日写真削除)
■11月3日(土:祝日) 変わる写真屋さん ──西村センセイ、いくつかの私事を急いで片付ける──
昨日はあらかじめ決まっていた私事で新潟県内をあっちへ行ったりこっちへ行ったり。もちろん平日ですから、ちゃんと休暇(大学祭の代休)を頂戴して、です。
オトナになると、自分に起因しない理由でいろいろ働かなくてはならなくなるのです。西村センセイ、それを片づけたらちゃんと休んで、まず締め切りがある急ぎの原稿に取り組むつもりだったのですが......なかなか思うようにはいきません。
たぶん加齢による効率の低下もあるんだと思います。お昼になったので市内のラーメン屋さん──伝統的な味で、お客さんをしっかりと掴んでいる──へ行こうと車を走らせると、何故か街中が混雑しています。
西村センセイ、ここでやっと気づきました。世の中は祝日だったんですね。
イマイチ冴えに欠ける西村センセイ、いくつかの用を一度に済ませるつもりだったのですが、一つだけ、せっかく準備していたのに必要なものを持ち出し損ねたことに気づきました。
私用を少々と、先日のオランダ出張に関するものを焼いてもらうため、ご無沙汰している写真屋さんへ行くつもりで、データを整理しておいたのです。
でも肝心のSDカードを自宅に忘れてきてしまいました。機会を見つけて写真屋さんへ行こうと思ったのにはもう一つ理由があります。その店内がどんどんスカスカになっているのです。
センセイが写真を焼き付ける機会が減るのと競争するように。「焼き付けは明日でもいいや」と思って自宅へ戻ると、親戚に不幸があったとのこと。
葬儀日程等は未定ですが、明日は金沢へ移動するので、明日の日中にお悔やみを伝えに訪問する必要があります。というわけで急遽予定を変更して、近くのキタムラへ。久しぶりの店内は、良い意味ですっかり様子が変わっていました。そもそも駐車場はかなり混んでいます。
文化の日だから、と思ったのですが、どうも違うらしい。店内も、10台近くある写真の焼き付けを受け付ける端末の前は満席。
たまたま入れ替わるように機械が空いたので、すぐに座ることができました。とにかく80枚ほどの写真をオーダー。
店内は子連れ──親だけでなく祖父母も──が目立ちます。どういうことなのでしょう。
落ち着いてから改めて店内を見渡すと、まず目に入ったのが「トイレ」の表示。店内の配置が大幅に換わっていて、カメラなどハードウェアは半分ほどになっており、空いた部分は何か煌(きら)びやかな空間に。
そこで吊されているのは、沢山の子供用の衣装。もちろん撮影用。お店を出てから初めて知ったのですが、店舗の半分を「スタジオマリオ」という写真館に変更していたんですね。
もちろん「トイレ」はそのためのもの。いわばハードからソフトへの移行というわけです。携帯電話やスマートフォンを含めたデジカメの普及によって、かつてのように「とにかく撮影、現像し、焼き付けてから残すものを選ぶ」という時代は変わっています。
今日のセンセイがまさにそうであるように、写真屋さんにとっては焼き付ける枚数で利益を上げる時代ではありません。その、一つの対応策が、恐らく高付加価値、という誰でも考えそうな手法。
たまたま七五三の時期だったために子供たちで混雑していたのですが、この後も成人式など、これまで個人写真館と美容院が担ってきた、付加価値が高く、しかも利幅の大きい撮影対象の行事が目白押し。
もちろん、それはそれでわからないではない。でもそうなると、技量面でははるかに格上の専門店と競合し、しかも価格面ではは新規参入を含む同業他社との消耗戦を強いられることになります。
関係する小規模店を含めて、果たしてこの消耗戦に、果たして勝者はあるんだろうか。実際、久しぶりに見る店員の表情は、ずいぶん疲れ切っていました。
手渡された写真を確認しながら、ふと我に返った西村センセイ、「年賀状の案内はどこにあるんですか」。先ほどまでぼんやりとしていた男性店員、急にぐっと身を乗り出して、「その(お渡した)袋の中に入っています」。
何だかんだ言いながら、センセイは「いいカモ」なんだろうなぁー。
■11月2日(金) Mac mini(Intel)、「異動」にヘソを曲げる ──進むMacの世代交代とセンセイの対応策──
というわけで、2年前に購入したMac mini(Intel)を自宅へ移動させました。彼(/彼女?)にとっては初めての「異動」ということになります。
でも西村センセイ、各種ソフトを多数インストールし、まさに前日まで使っていたマシンなので、そのまま接続し直せばよい、と考えたのが甘かった。
画面がとてもおかしいのです。自宅書斎のモニタはアナログモニタなので、サイズやスキャン周波数の相違で、画面の位置が偏ったり、「フリッカ」(画面のちらつき)が発生したりします。
でも今回は、そういうレベルの問題ではありません。モニタを形式までちゃんと認識しているのに、色がおかしい。明らかに256色(!!)しか表現していません。20年前のコンピュータのよう。いろいろ設定し直したのですが、焼け石に水。
教材用のビデオを再生してみると、相当な高負荷になっているらしく、(色がおかしいのはもちろん)画面がパラパラマンガのように「カクカク」としか動きません。
困った。12年前に購入し、寿命を迎えつつあるモニタなので「仕方ないのかなぁー」と思って代替機種の購入を検討し始めたのですが、これがかなり難しい。
よく考えると単なる機器の更新に留まらず、自宅書斎のMacintoshシステムそのものあり方が問題になるのです。自宅では現在、PowerMac G4 Cube(Mac OS 9.2.1)がメインマシンではあるものの、あちこちを移動するため、金沢工大移籍後は、データについては歴代のWindowsノート機(現在はMacBook Pro)が一括して管理していました。
このWindowsネットワークに、さらにMac OS X機が加わるという格好。これは大学の研究室、金沢のアパートも基本的には同じです。
そのために異なったOSとネットワークを、そして同一マシン内でも異なったボリュームを相互に認識させて読み書きを可能にする専用のソフトをインストールしています。
ところが金沢のアパートのみ、Mac mini(Intel)導入後、Mac OS X機のみ、他のネットワークとうまく繋がらなくなってしまいました。それを承知の上でMac mini(Intel)を動かしたのですが......。
自宅書斎ではモニタの二つある入力の、デジタル入力にはG4 Cubeを直結し、アナログ15ピンにはセレクター(写真奥)を介して、Mac miniとPowerMac 8100を接続しています。
モニタを更新するということは、この接続を一新するということなのです。ことの重大際を再認識させられた西村センセイ、ひとまず暖かいお風呂に入って頭を冷やします。
すると、もしかして......。書斎に戻ってMac mini(Intel)を再起動した直後に、キーボードのP、R、optionそしてコマンドキーを同時に押さえます。
Macユーザはよくご存じのPRAM(パラメータRAM)クリアです。すると、おぉ、まるで何事もなかったかのように、綺麗な画面が......。
どうやらMac mini(Intel)は以前の金沢の環境に拘り続けていたようです。「居心地が良かった」ということなのでしょうか。
これで当面の問題は解決しましたが、自宅書斎にあるMacintoshシステムの再構成が喫緊の課題であることも事実。いろいろ考えたのですが、新Mac mini導入を機会に、金沢のアパートと自宅書斎もWindowsネットワークを完全にメインとして、新旧Mac OSがそれに乗り入れる形に統合することにしました。
客観的に見て、ネットワークシステムとその上で管理されているデータの継続を考えると、センセイはWindowsネットワークの方が優れていると思うのです。
ところがそのWindows、現在はまさにWindows 7から“8”への移行期。調べてみるとWindows 7 OSソフトは流通在庫が急激に減っているようで、お店やOSの種類によっては在庫切れになっています。西村センセイ、漠然と「“7”と“8”は並行販売」と信じ切っていたのですが、そうじゃないんですね。
慌ててWindows 7 Professional──特に急激になくなっている──の32bitバージョンを探して、2本発注しました。写真のPowerMac 8100(OSはMac OS 7.6.1)、確かに出番は減っているものの、フラットベッドスキャナとSCSI接続(!!)で繋がっており、そしてMac側のネットワークに参加していたため、これまで何とか現役を続けていきました。
たぶん購入してから20年近くになるはず。でもお伝えしたようにメールソフトが使えなくなった現在、残念ながら引退は秒読み状態になってしまいました。
もしこの8100が引退したら、Windowsマシン+G4 Cube+新Mac mini体制が続き、やがて来るであろうG4 Cube退役後には、ひとまず一線から退いたMac mini(PowerPC)のClassic環境復活、ということになるんじゃないかと思っています。
それにしてもよく考えると、古いMac OSを維持しつけるためにWindows OSに拘るというのは、とても変な話ですね。
■11月1日(木) 白状します。新Mac miniを購入しました
皆様にはバレバレだと思いますが、西村センセイ、クリックしていたのです。先週水曜日、つまり怒濤のアップル新製品発表を知ったその日のうちに。
ただし、決して衝動買いではなく、計画的犯行(?)です。旧Mac OSのPowerBook G4(Titan)やG4 Cubeがまだバリバリの現役なのに、PowerPC時代の旧Mac miniは、CPUパワーを消費する初期OS Xの重さに負けそう。
正直なところ最近のインテルCPUマシンのパフォーマンスにはかなわない。もちろん旧Mac OS(ただし「Classic環境」)を実現する貴重なマシンですから、これからも大事に使用しますが、どうやら第一線からは退かせる時期が来たようです。
そしてもう一つ理由が。センセイは基本的に、公用、私用のメールアドレスを使い分けているのですが、移動時や自宅にいる時にはどうしても公の仕事を私用アドレスでこなさなければならない場面があります。
公私混同は避けたいのですが、技術的な理由なのでやむを得ません。けれども私用で使っているプロバイダが最近、メールのセキュリティを強化したため、比較的最近のメールソフトでないと対応できなくなってしまいました。
センセイが愛用してきた10年以上も前のソフトでは、受信はできても発信できない......。もちろん通常はMacBook Proを持ち運んでいるので何とかなるのですが、やはり広い自宅書斎ではデスクトップ機で仕事をしたい。
というわけで2年前に購入し金沢のアパートで使用していたMac miniを自宅書斎へ移動し、アパート用に新しいMac miniを購入することにしたのです。
Mac Fan最新号では「なぜFireWireを残したのか」との辛口評価。でもセンセイには、データ移行などを考えると有り難いばかり。CPUは2.7GHzのCore i7へ、メモリは8GBにアップグレードとカスタマイズしました。
年に1回だけ行使できるアカデミックディスカウントで購入したので、通常より2,000円安くなっています。発注直後にもらったメールによると、10月29日〜11月2日に到着とのことだったのです。
でも西村センセイ、今週は所用で明日2日に代休を頂戴しています。できれば金沢を発つまでに入手したかったのですが、ヤマト運輸の深セン支店到着が先月の29日。
成田空港付近に存在すると推測される「ADSC支店」──Macユーザーにはお馴染みのはず──には31日に搬入されました。
通常、翌日にここから発送し、次の日に配達されますから、金沢到着は恐らく明日。というわけで残念ながら、今回はその到着を待たずに、アパートのMac miniを傷心の318iに積み込んで自宅へ移動しました。
今日の北陸地方は朝から颱風並みの荒れた天気。鉄道ダイヤはかなり乱れました。いろいろあったけど、やはり今回は車で助かった、と思ったら、自宅へ「異動」となったMac miniが、ヘソを曲げてしまい.....。
有名な、「Macの祟り」かしら。
■10月31日(水) 学生諸君に、あんまり偉そうなことは言えないなぁー ──飛び石事件、その後──
今日もまた、見たままのお話。あまりに忙しすぎて、知的活動(?)の時間を確保できないもので。
先日の飛び石による318iのフロントガラス損傷の件、今日までに一区切りがつきました。センセイが任意で加入している自動車保険で支払われます。ひとまず、センセイの負担は発生しません。
写真は今日、晴れ間を見つけて──北陸地方は不安定で荒れた天気だった──撮影したもの。傷跡が痛々しい。少々わかりづらいのですが、走行中に右前方、つまり運転しているセンセイの前から、左方向(助手席方向)へ石が飛んできたようです。
対向車はいなかったので、前を走る車が跳ね上げたのだと思いますが、もちろんその車だってわざとやったわけではありません。
そこでまず事故当日に、いろいろ考えて24時間対応の保険会社に電話。ひとまずの手続きを終えると、翌日、担当者から本格的な連絡がありました。電話の向こうの対応は手慣れたもの。
安心できるというか、滑らか過ぎるその言葉に、逆にイマイチ誠実さを感じられないというか......。う〜ん、良く考えてみると、講義の中でのセンセイは、同じような印象を与えているのかもしれない。
そしてもう一つ。そもそもセンセイは、飛び石によるヒビが、保険で処理できるなんて思っていませんでした。
実は20年くらい前、前に乗っていた日産プリメーラで同じ被害に遇ったことがあります。その時は何も考えずに自費で修理したのですが、後から知り合いに「自分の工場なら安くできたのに」と言われました。あの時も実は、保険で処理できたのかもしれない。
ポイントは、修理金額の多寡(たか)ではありません。(安い方がいいけど。)センセイが契約している保険では、「車両保険」の「免責金額」が「1回目0万円」なので、要するに今回は無料とのこと。ただしもう一度問題を起こすと「1回目以降 10万円」。
つまり10万円までは自己負担で、それ以上を保険でお支払いしますよ、とのこと。しかもセンセイは事故を起こさず、従って保険金を支払わない模範的な(=保険会社にとってはありがたい)ドライバーなので、自動的に年間1万円くらいの割引になっているんだそうです。
こちらも知りませんでした。わーい、無料だぁ......と思っていると甘かった。もうお察しだと思いますが、こういうことに疎(うと)いセンセイは要するに、契約内容をとちゃんと理解していなかったのです。
さて今回、保険を使用するとセンセイが支払う保険金に関係する「等級」は下がらないものの、来年度だけは優遇措置が適用されなくなるんだそうです。
つまり修理代は、優遇措置が一時的に外れる分の約1万円。プリメーラの修理代は10万円弱だったと記憶しているので、318iの場合、自腹で修理すれば10万円以上するんじゃないでしょうか。
それにしても、いつもは学生諸君に「自分のやっている(/これからやる)ことと、社会との関係を具体的に考えなさい」などと偉そうなことを言っておきながら、実際に事が起きるとこの体(てい)たらく。
う〜ん、醜態を反省しなければ。なお負傷した318iは、定期点検を兼ねて11月下旬にディーラに引き取られ、修理されます。それまでの3週間は、傷を負ったまま運用することになります。
反省するばかりの今日のセンセイは、明日、新潟へ帰る運転中にヒビが広がったりしないことを願うばかりなのです。
■10月30日(火) なるほど、ここを機械室として使っていたのね
今日は見たままの、そして申金沢工大の楽屋ネタ(内輪話)の要素が強い話題です。悪しからずご了承下さい。
センセイは割と早く出勤するのですが、最近は朝早くから研究室の外が少し騒々しいのです。
しかもトラックの音がします。確かめると、センセイの研究室(3階)の下にある自動ドアに横付けして、銀色のパイプのような資材を運び込んでいます。
もちろん先日発見した「隠し部屋」へ運んでいるに違いありません。自動ドアから入ったところに、エレベーターが設置されているのです。
そこで現場を訪れてみると、先日の、シートをかけられた物体は全て撤去されていました。
それだけではありません。ご覧のように、問題の機械室(?)の入口ドアまで見通すことができます。先日は一番奥のドアも開いていたのです。
関係者はいらっしゃいませんでしたが、明らかに工事中だったので、それ以上立ち入ることはしませんでした。
さてこの場所、建物のどこに当たるんだろうと思って外に出てみたのですが、高く伸びた樹木の陰になってしまい、よくわかりません。
そこで道路を挟んだ講義棟(8号館)の高い場所から撮影したのが右の写真。キャンパス内では紅葉が進んでいます。またまだ8時前なので、駐車場もガラガラです。
中央の建物がセンセイらの研究室がある1号館なのですが、その中央部分(やや写真上部)を拡大したのが次の写真。
傾いた羽根を持つ中央部分が、その機械室に当たります。左側にはアルミ製の換気用窓──と言うのかな──が見えます。どうやら後付けされたもののようです。
去年、その外側にエアコン用が設置されたのですが、そこにもパイプが伸びています。
その部分も後から工事したようです。ご説明したように、センセイは立ち入っていませんが、機械室の内部はおそらく、欧米でよく見る屋根裏部屋のように、傾いた天井が迫ってきているんだと思います。
だから普通の用途には使いづらいと思いますでも機器を設置するのなら別。だからずっと以前から、ここを機械室として活用してきた、ということなのでしょうね。
でも資材を運び込んでいるってことは、やはり配管類を更新するってことでしょうねぇ。
そしてもう一つ。工事期間は建物内、当該部分の換気を停止しているということになると思うのですが、さてどうなのでしょう。
■10月29日(月) 困ったことになってしまった。金沢駅構内のお店から...
10月最初の週末、金沢駅から電車に乗って自宅へ戻る時に、「まだ、ないなぁー」。
駅構内の売店へ立ち寄ったのですが、他の銘柄の醤油は並んでいるのに、大野紫だけがないのです。
10月に入ってからの販売なのです。去年も10月1日にはまだ駅構内での販売を開始していなかったので、もうすぐだろうと思って翌週も足を運んだのですが、まだ並んでいません。
さすがに変だと思ってお店の人に尋ねると、何と、「今季から取り扱わなくなった」とのこと!!
帰宅する時に購入できるのでとても便利だったのですが。しかたがないので、大野醤油醸造協同組合のホームページから通信販売で6本を購入しました。
もちろんすぐに到着し、車で移動した機会に半分を金沢に運びました。春になると品切れになるので西村センセイ、それ以降は去年のものを冷蔵庫に入れて少しずつ使ってきました。
先週、最後まで残っていたものを中華料理(豚肉と白菜の甘酢炒め)に使ってみたのですが、これが本当にびっくり。どこの本格中華料理店のもの、という美味しさ。
ホントに。大野紫にしてみれば、まさかそんな使われ方をするとは思ってもいないはずですが、やはりこれも実力。いや、たいしたものです。
以上、本当は昨日お伝えするつもりだった話題です。飛び石の件で吹っ飛んでしまいました。悪しからず。
■10月28日(日) 318iを快調に走らせていたら突然、バキッ!! ──北アルプスが冠雪しました──
今月に入ってから金沢で食べている地元柏崎産の美味しい新米「じょんのびの里」がなくなりそうだし、何より冬物の衣類を運ぶ必要があるので、今日は車での移動。
現在はすでに金沢に到着しています。「秋の日は釣瓶落とし」ですぐに暗くなってしまいます。視力が落ちたセンセイには危険なので、午前中には自宅を出発。今日は寒冷前線が通過中なので、途中で何度か強い雨と風に襲われました。
「やっぱりこういう時は自動車は便利だなぁー」などと考えていると突然、フロントガラスが「バキッ!!」。「バン!!」という低く鈍い音と、何か硬いものを感じさせる高い音が混じっていました。明らかに飛び石。
ガラスが強い雨で濡れていたので最初は良く分からなかったのですが、助手席の前方に1cmくらいのヒビが入っています。音からすると車体には当たらず、フロントガラスにだけ命中したようです。
対向車はいなかったのに......不思議だ。修理できるものなのか、ガラス全体を交換するのか、ちょっとよくわかりません。
ディーラーに訊いてみようかと思ったのですが、金沢到着後、まず保険会社に電話しました。
明日以降、実際の対応が始まりますので、その様子についてはご報告したいと思っています。アクシデントで少し凹んでしまいましたが、ドライブそのものは快調。
途中、滑川市から富山市西部まで高速道路を利用したのですが、その途中、流杉PAから撮影したのが写真。
北アルプスの一部で、左側の山頂がちょっと雲に隠れているのが剣岳です。センセイが通る時は雲に覆われていて、その様子を確かめることができなかったのですが、新潟県内を含めて高い山々は2週間くらい前に冠雪したいるようです。
ちなみに、以前ご紹介したアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台はこの麓になります。
神々しい山々も手前の平野部も、すっかり冬の表情。今年はまるで、秋がどこかで迷子になったまま終わってしまうような、そんな感じです。