2015年10月17日更新(2015年10月25日ページ移動。2018年1月6日写真削除)

──2015年10月第3週のニュース──

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10月17日(土) 立山連峰の冠雪を確認しました

 週末なので、新潟の自宅へ戻りました。

 北陸地方はこのところずっと好天に恵まれています。暑くもなく寒くもないので、窓を開けて一般道を走行。
 心地良い風が入ってきます。

 センセイが利用する経路は見所が多いのですが、写真の場所もその一つ。富山西インター近く、富山市平岡地区から見た立山連峰です。
 山頂部が冠雪しています。

 報道(こちらこちら)によると、11日の夜から12日未明にかけて降雪があったそうです。
 ここは丘の上、というより、実は富山市を南北に縦断する「呉羽山断層帯」の真上。

 だから崖──が風化したもの──の上から富山市街地南部を見下ろすような格好になります。
 春は立山連峰の雪を背景に、見事な桜を見ることもできます。

 あと何年この道路を利用する──「利用できる」が適切かも──かわかりませんが、せっかくのご縁なので、風景も人情も食べ物も楽しみたいと思っています。
 月日の流れるスピードが猛烈に加速しているので。



10月16日(金) 「エヴァ伍号機」金沢工大で実動する ──旧15号館の解体工事が進んでいます──

 「お弁当を買いに出た西村センセイは金沢工大キャンパスが変わっているのを見た」シリーズ第3弾。昨日お伝えするつもりだったネタです。

 早朝から夜──と言っても、スーパーの総菜が値引きになる時刻──まで大学に存在しているし、そんなにサボっているつもりはないのだけど、仕事は溜まる一方。
 今日もそうでしたが、飛び込みの仕事もたくさん入るし。

 そうなると、午後の講義への備えと、気分転換と、業務連絡の電話から逃避できるのは、出来合いのお弁当を買い求める時間だけ。
 一昨日は大学の西側にあるほっかほっか亭へ行くことにしました。約1週間ぶりです。

 正門を出たところで、道路を挟んだ反対側(南校地)の解体工事中の旧15号館の姿が見えなくなっていることに気づきました。
 つい先日まではその外見を保っていたのに。

 建物が見えなくなっているだけでなく、現場を囲むシートもいつの間にか低くなっています。
 でも道路からだと、校舎との間にテニスコートを挟むので、解体現場がよく見えません。

 そこで高橋川脇の道路へ移動して撮影したのが右上の写真。こちらを反対側から見た格好になります。
 工事の邪魔をするつもりはないので、敷地の外から撮影しました。

 すでに校舎は完全に解体されており、「えふえむ・エヌ・ワン」旧局舎解体の時と同様、数台の重機がそのアーム(?)を器用に使って瓦礫を移動させていました。
 ......あれっ?!

 仕事内容が似ているだけでなく、少なくとも工事業者は「えふえむ・エヌ・ワン」解体の時と同じ。会社名に見覚えがあります。
 何より、エヴァの角(?)が。

 さらによぉーく見ると、少なくとも1台の重機の背後に「伍号機」と書かれた紙が貼り付けられていることに気づきました。
 もしかすると、重機を運用している会社の方々は、コアなエヴァンゲリオンのファンだったりして。

 ......などどセンセイは妄想を逞しくしたのですが、真実がどうかはともかく、この貼り紙を見るとやっぱり考えちゃいますよね。



10月15日(木) 駐輪場建設工事の安全祈願祭が行われました

 予定していた内容を変更して、今日、センセイが出くわした内容を手短に。従って、見たままの話題です。

 今日も早朝から夜まで働きづめだったのですが、昼食を確保するため、お昼前に昨日ご紹介した場所を通ると、駐輪場の真ん中に大きなテントが。
 テントの入口まで敷物が敷かれています。

 駐輪場建設工事の安全祈願祭です。中では実際に神事が執り行われていました。
 もちろん中を覗くような失礼なことはせずに、少し離れた場所からiPhoneで撮影したのが写真。

 ここはもともと駐輪場。だから「工事」といっても簡素な改造工事をイメージしていたのですが、どうやら本格的なものになるらしい。
 もちろんセンセイも工事が安全に進むことを願っています。

 繰り返しになりますが、学生諸君──の一部──は、オトナの気遣いを分かってくれるんだろうか。



10月14日(水) 学生諸君は、オトナの配慮に気づいてくれるだろうか

 何度もお伝えしているように西村センセイ、今学期は特に水曜日が忙しい。

 昨日はその前日。当日午後の講義と翌日──つまり今日──朝イチの講義の準備をこなします。
 午後の講義が迫ってきました。

 講義は体力を使うので、お昼を食べておく必要があるのですが、今日は時間がありません。
 そこで昨日は出来合いのお弁当を買うべく、久しぶりにほっともっとへ。

 講義棟を抜けて公道に出たところで、いつもと様子が違うことに気づきました。駐輪場に、本来ならば存在すべき自転車がほとんど見当たらないのです。
 その代わり、手前には臨時駐輪場の看板が。

 この駐輪場を整備し直すため、一時的にここから自転車を排除して、雨水貯水池跡などの臨時駐輪場に回ってもらうのです。
 ここに至るまでにはいろいろな苦労が。

 正直なところ、どこの大学も似たり寄ったりでしょうが、学生諸君はちゃんと指導しないと、自転車を不適切な場所に駐輪します。
 右の写真は上の場所のすぐ近く。

 写真左側、木々の陰に正規の駐輪場があるのですが、一部の学生は写真手前の通路の部分にも勝手に駐輪してしまいます。
 指導や警告のおかげで通路の自転車は見当たらなくなりましたが、それでも校舎脇(写真中央)など、指定外の場所にも自転車が残っています。

 不適切な駐輪は一般的に困るだけでなく、火災など万一の際に、緊急車両の走行を妨害してしまいます。
 残念ながら、その重要性を理解できない学生諸君もいます。

 そこで大学は数年かけて、上の写真の正規駐輪場を再整備し、利用しやすくすることにしました。
 センセイはある程度関係しているので、その計画の概要を聞いていたのです。

 工事が完了すればここは、屋根付きの立派な駐輪場生まれ変わります。でも......一部の学生は相変わらず、ということになるんだろうなぁ。

 あ、もちろん、大半の学生さんには何の問題もありませんので、念のため。



10月13日(火) 神ハ細部ニ宿ル。心の揺らぎは電源スイッチに宿る?!

 昨日は朝のうちに自宅を車で出発。午後2時頃アパートに到着しました。

 衣替えの季節なので今回は荷物がいくつか。それを運び入れてドアを閉めると、微かな雑音が聞こえることに気づきました。最初はアパートの外からだと思ったのです。
 でもどうやら、センセイが借りている部屋の中から......あ"。

 トイレのファンを切り忘れていました。

 お伝えしたように金曜日は午前中にプロパンガスの法定点検を受け、点検終了後に自宅へ移動しました。
 実はその日、気持ちがちょっとうわずっていたのです。気を落ち着けるべく、いつも以上にガスの元栓をチェックしたり。

 でも、通常なら切り忘れることのないトイレの換気ファンと暖房便座のスイッチをそのままにして数日経過させてしまいました。
 本質的には電気料の問題ではないのです(無駄遣いを勧めているわけでもない)。

 「神ハ細部ニ宿ル」“Dei habitat in singulis.”という西洋中世の格言があります。「真理ハ細部ニ...」という表現をすることも。

 中世では「細部を見れば、本当かどうか真偽はわかるものだ」という意味で使われていました。最近はちょっと別な用い方をするようですが。
 で、今回の電源スイッチ2カ所。

 センセイがここを離れた日の、心の揺らぎをまさに指摘しているように思えるのです。



10月12日(月:祝日) ジョイフルトレイン「越乃Shu*Kura」を初めてちゃんと見ました

 今日はタイトル通り、見たままの鉄道ネタです。悪しからず。

 昨日は午後の上越新幹線に乗り、夕方に乗換駅の長岡到着。本当は他の列車も考えたのです。でも北陸新幹線開業後、上越新幹線と信越本線の接続が悪くなったため、利用できる列車が限られるのです。
 115系3両編成の快速列車が柏崎駅の2番線に入ると、線路を挟んだ反対側1番線に別な列車が。

 以前デビューをご紹介した「越乃Shu*Kura」です。編成をちゃんと見るのは今回が初めて。もちろんあちこちで何度も見かけているのです。
 実は今回上京する際も、柏崎駅で下り列車を待ってると、反対側の3番線を通過していきました。

 「越乃Shu*Kura」は上越妙高駅を起点として、北陸新幹線と接続して運行しているのですが、実は所属は新津。
 運行日は朝晩、長距離を回送しているのです。

 この列車も今日の最終目的地である上越妙高駅へ向かう途中。お客さんの大半は、そこから北陸新幹線で首都圏へ帰ります。

 柏崎駅の改札口は写真左側にあるので、跨線橋を渡って「越乃Shu*Kura」の脇へ移動。乗車率は80%くらいでしたから、悪くはありません。
 新潟のお酒をテーマにした列車。車内には日本酒の小瓶がたくさん並んでいましたが、お客さんはというと「ほろ酔い」という感じ。  

 1号車のお客さんは皆、ホームを歩くセンセイらを見るような格好で座っています。1号車の座席はすべて北西側(写真の奥側)を向いているのです。これは日本海の景色を楽しんでもらうため。
 「越乃Shu*Kura」はこれから柿崎駅までの間、美しい日本海に沿って走行するのです。

 それだけではありません。

 「日本一海に近い駅」として知られる青海川駅では約20分間停車し、希望者は跨線橋を越えて海側のホームに渡り、ホーム下に迫る日本海を楽しむことができます。
 そのために、センセイが乗車してきた快速列車を先に通したんですね。

 センセイ個人はご縁がなさそうですが、首都圏の人には面白い列車だろうと思います。



10月11日(日) 西村センセイ、何度か訪れた場所を「初めて」訪問する

 そのまま読むと矛盾していますが、ある意味では本当なのです。今回センセイが訪問したのは、千葉県にある放送大学。

 ご存じの通りセンセイは番組収録のため、たぶん5回ほど訪れています。今回は、気になっていた研究会が2日間の日程で開かれたため、それに参加したのです。
 だから一般訪問客(?)としては初めて。

 収録の時は段取りや準備不足で頭が一杯なので、なかなか周囲を見渡す余裕なんてありません。でも逆に、入構の際はかなり気を使います。

 正門で控えている守衛さんに、「決して怪しい人間ではありません...」と訪問の目的を説明しようとしてしまうセンセイ。
 実際には、守衛室の窓に研究会の貼り紙を見つけたので、指さしながら「これです」と伝えたのですが。

 大学構内に入ってからも、進む方向が違います。スタジオは南側の目立たない場所。でも今日の目的地は図書館。
 繰り返しになりますが、訪れるのは初めて。

 でも構内を進むと、高齢者を中心としたいろいろな年齢層の人が歩いています。もちろん放送大学の学生さん。
 たまたま昨日と今日は大学祭「幕張祭」だったようです。

 図書館に入ると、知らない人が「今日は『○○研究会』があるそうですが、何の研究会なんですか」と尋ねてきました。
 どうやら会の名称がやや特殊なので、やや不審に思われたようです。

 とにかく、放送大学の学生さんはとてもアクティブ。

 でもそんな放送大学の学生さんに負けていなかったのが研究会。人数こそ約30名と少なかったものの、最初から最後まで刺激に溢れた内容でした。
 世の中を動かすのは決して、人数ではない。

 実は早くから出張の予定を組んで手続きしていたのですが、直前になっていろいろあり、実際に研究会に参加しようかどうか迷っていたのです。(公務出張なので、予定を変更した場合は届けを出し、費用を返納する)
 でも頑張って参加しただけの甲斐がありました。

 というわけで、仕事が溜まっているので明日は休日を返上して金沢へ行き、今週の仕事に備えることにします。

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