2015年11月7日更新(2015年11月15日ページ移動。2018年1月6日一部写真削除)
■11月7日(土) 北陸新幹線、心はすでに大阪に? ──BMW 318i更新の件は延長戦へ!! ──
写真は先週末、自宅に戻るため北陸新幹線に乗車する際に撮影したもの。金沢駅新幹線ホームの安全ドアです。
何度もお伝えしているように、自宅─金沢間の移動は現在、自動車が主。だたし出張などの関係で、月に1回くらいは電車(北陸新幹線と在来線)を利用します。
両者の関係が、かつてと逆転しています。在来線との乗換駅、上越妙高に停車するのは「はくたか」だけ。センセイはいつも、自由席の1号車に乗車します。
12号車(グラン・クラス)と1号車だけはモーターを積んでいないので、その振動がなく、静かなのです。しかも北陸新幹線用のE7/W7系は、全席指定の「かがやき」としても使用するので、自由席車両の座席も指定席のものと同じ。
北海道内の特急や上越新幹線などだと、自由席は座席の造りが格下になるのですが、そんなことはありません。初めて気づいたのですが、車両の西側のドアには「大阪側」と書かれています(東側は「東京側」)。
地元の人間としては「松任・小松側」と書きたいところでしょう。でもそれだと他県の人には通用しないので、一般的には「福井」、そして鉄道ファン的には「敦賀」でしょうか。でも「大阪」。
もちろん将来の延伸に備えてでしょうね。さて今日の午前中、金沢から新潟の自宅へ戻る道中、BMW 318iとこれからのことについて胸襟(きょうきん)を開いて──「膝詰談判」の方が近いか──相談しました。
結論は、流通在庫を確保できなかったのだから、修理代の50万円(+車検費用)を払ってでも、もうあと2年乗る。皆さんの予想と合っていましたでしょうか。
ところが午後、ディーラーでその結論を告げると、今週12日に流通在庫を確保できるかもしれないとのこと。要するに、1台売れ残っているようなのです。
振り出しに戻ってしまいました。今日はほぼ同等の車──ただしディーゼルAT車──に乗せてもらいました。ATなので運転はできず、助手席での乗車ですが概ね予想通りの乗り心地。決して悪くありません。
ただし試乗車のディーゼルエンジンの音と振動がかなり気になりました。というわけで申し訳ありません、更新の件は延長戦突入です。
■11月6日(金) 明日、318iと相談して決めます ──西村センセイ、愛車を更新か!? ──
週末なのでいつもなら新潟の自宅に戻るのですが、夕方に立場上の会議があったので、今晩はまだ金沢に留まっています。
明日は目覚めたら車で新潟へ移動するつもり。約240kmの行程の大半は一般道を走行。約5時間かかります。その時間を利用して、11年連れ添った318iと相談しなければならないことがあります。
買い替えようかどうか、本当に迷っているのです。センセイの318iは本当に良い車でした。そしてとても珍しい存在らしい。後から調べてみると、スポーツタイプの“M”というMTはそれなりの台数が輸入されたようですが、まったくノーマルの318iのMTはほぼ皆無。
センセイはオーダーして南アフリカの工場で組み立ててもらいました。お気に入りの車なので、走行距離が12万kmを越えたところで、サスペンションをすべて交換していただきました。
車検が今月末に迫っているので、事前に点検してもらったところ、平均5、6万キロの走行で交換するブレーキを14万キロで初めて換える必要があるなど、本来の費用に加えて修理代金が約50万円かかるとのこと。う〜ん。
本来は2年後に後継車に更新するつもりだったのです。だからタイヤも今春替えたばかり。ディーラーとしては新車を買ってもらいたわけですから、症状についていくらか脚色している部分があるかもしれません。ただし、やはり寿命が近づいていることも事実。
半年くらい前から発生している異音の問題もあります。お店でいろいろ考えたのですが、車検が迫っている状況ですからこの際、国内に適当な在庫があればそれを購入する方法も検討しました。
実際、先週末まではその方向で話が進んでいたのです。しかしディーラーによると、在庫の確保に失敗したとのこと。何しろ条件に合うMT車は現在、国内に2台しか存在しない(!!)ので。
というわけで、明日の午後、ディーラーを訪問し、相談することにしています。候補は写真の“320i Sport”(後期型AT車)か、“M Sport”(前期型ディーゼルAT車)というその一つ上のタイプ。
それ以外のタイプは、一般受けを狙ってサスペンションがかなり柔らかくなっているようです。でも頭を冷やして考えてみると、50万円を払ってでも現在の318iに乗り続けるという選択肢もあります。
明日の北陸地方は晴れるようです。318iと紅葉を愛でながら相談して結論を出したいと思います。現在のところ、更新か修理かは全くの半々です。
■11月5日(木) 質量保存の法則 ──巨石はこんな所で一時的に保管されていました──
今日はタイトルを読んだまま、そして見たままの話題。昨日の続きです。
岩本屋でつけ麺を食べ終え、お店の人にドアまで見送られてから、初めて1週間前の「テラ」を思い出した西村センセイ。
記憶力に自信をなくしてすっかり意気消沈。ボトボトとキャンパスへの道を歩いて......あれっ?!
お伝えしたように講義棟(23号館:写真右)裏では駐輪場の工事が進行しています。
もともと道路に面した1カ所のみ鉄格子が扉になっています。もちろん自転車の出入りのためです。駐輪場の工事中もその出入り口は使用されており、仮設駐輪場(写真右側)へ繋がっているのですが、その左側に大きな石がゴロゴロ。
先日その存在を見失った巨石群です。大きさについては成人用の自転車と比較していただきたいのですが、左手前のものは一番小さな方。
奥にはとんでもない大きさのもの──こちらの写真中央のもの──が、チェーンを捲かれた状態で置かれています。重機を使ってここまで引っ張ってきたんでしょうねぇ。
いわば質量保存の法則をここで再確認したことになるのですが、でもこれって、これらの石を使ってどこかにもう一度、石庭を造るってことなんでしょうか。
■11月4日(水) 当面の仕事の山場を越えたので、久しぶりに大学近くの...
今朝はいつもよりさらに1時間早く、真っ暗な中を自転車でご出勤。
もともと忙しい水曜日ですが、今日は朝イチの講義が山場に差し掛かっているのです。気を使うヘビーな会議がないのが唯一の救い。守衛室で鍵をもらって、研究室で講義の準備に取りかかります。
断念する仕事と、為さなければならない作業を切り分けたので、準備は比較的順調に進みました。1限の40分前に教室へ。大学院生も今日は大変な日だとわかっているので、かなり早い時間から教室に入ってきます。もちろん中には遅刻する学生もいますけど。
こちらも気合を入れて講義に臨み、中盤からは学生諸君がグループごとにディスカッション。学生の中に溜まっていた知的なエネルギーと欲求がどんどん解き放たれていくのがわかります。う〜ん、これなら講義などせずに、学生の活動ばかりにした方が良いかも、と思ってしまうほど。
実際には講義は教師と学生との、あるいは学生間のインパルスの交換なので、活動だけではダメなのですが。90分という講義時間はあっという間に終了。内容的にもこれで講義の山場を越えました。これからの講義で起こること、つまり未来が手に取るようにわかります。
この感覚、わかってもらえるかなぁ。昨日のうちに別な仕事に区切りをつけたし、難渋した大学院の講義にも目星がつきました。
まるで今日1日が、あるいは今週1週間すら終わったような感じ。研究室に戻って課題類を片づけると、お腹が空いてきました。最終的な行き先を決めないまま、まずは大学の食堂へ。
惹かれるものがなかったので、通り抜けます。最終的にはひさしぶりにラーメン店「岩本屋」へ入り、何となく「つけ麺」を頼みました。お客さんはごく僅か。
割と丁寧に作られているし、決して悪くはない。でも、ちょっと塩味が強く感じられるんだよなぁー、とか、店員さん元気がないよなぁーとか思いながら、センセイにしては珍しく、つけ麺をゆっくりと頂きます。
いや、比較的美味しかったんです。お店と店員さんの名誉のために申し添えます。久しぶりに大学の近くでラーメンを食べたので、午後からは気持ちを切り替えて......あ"っ。
1週間前にもラーメンを食べたばかりだった。お店は違うけど。
どうやらこのところ、相当疲れていたらしい。
■11月3日(火:祝日) 今年の工大祭、例年と違って水回りの仮設工事は別日程らしい...
今日は見たままのお話。
早朝、まだ暗いうちに目覚めたので、窓の外を確認。晴れていたので自転車で出かけようかと思ったのですが、念のためにiPhone 5で天気予報を確認すると、終日雨とのこと。
止むを得ず、車でアパートを発ちます。もちろん行き先は大学。ただし今日は休業日(祝日)なので出勤ではありません。他に行く場所がない──考えようによってはとても寂しい──ので、休日の研究室をお借りしているのです。
研究室前のテントは昨晩のうちに撤去済なので、校舎前の駐車場の、いつもの場所に車を止めます。休日なので、まだ正面玄関は開いていません。校舎をぐるっと回り、守衛室に立ち寄ってから......あれっ?!
写真はその時に撮影したもの。1号館内から正面玄関(左手の構造物)方向を見ています。右上の建物の2階部分は学長室。
先日補修工事をしていた場所です。で、問題はその手前。お分かりのように仮設のシンクが並んでいます。もちろん工大祭用のもの。
仮設とはいえ、給排水が完備したしっかりとしたものです(当たり前か...)。テントはもちろん、設置に手間がかかる給電設備すら、昨晩のうちに撤去されているのに、なぜ水回りの施設だけが残っているんだろう。
正直なところ、よくわかりません。一番可能性が高いのは、実はこれも例年通り。加齢ですぐに記憶をなくしてしまうセンセイだけが勝手にそう思い込んでいる、という状況なのですが......。
それはともかく、朝から晩まで頑張った甲斐あって、やるべきことに一区切りつきました。ふう。夕食を済ませたら、明日朝イチにある大学院の準備をしなければ。
■11月2日(月) 工大祭を境に、キャンパスの秋が急に深まっています
急ぎの仕事が溜まっているので、センセイは今日も早朝からご出勤。
昨晩から雨になった──工大祭期間で晴れたのは昨日の日中だけだった──ので、今朝は車で大学へ。でも研究室近くの駐車場には大きなテント(写真奥)が設置されています。
キャンパス裏の別な場所に車を止めます。守衛さんが控えている正面玄関まで歩いたのですが、道路沿いのテントはまだ昨日のまま。ゴミなどは見られません。
メイン会場の音響・照明設備は昨晩のうちにすべて撤去されていました。研究室で仕事の準備をしていると、まだ7時前だというのに、外で複数の人の声がします。
校舎の外へ出てみると、赤いジャンパーを着て、リヤカーを引いている学生の一群とすれ違いました。工大祭を仕切った学友会の諸君です。
こんなに早くから片づけ作業に入っているんですね。9時頃になるとそれぞれの企画を実施した一般学生も集まってきて、椅子や机を元に戻します。
専門業者も入り、大テントの解体作業が始まりました。雨のせいか、今日はとても寒く感じます。アパートに戻ってから、我慢しきれずガスストーブを取り出しました。
キャンパスの中と外で、秋が急に深まっています。
■11月1日(日) 工大祭2日目。「100km歩行」を完遂した学生諸君を迎えました
というわけで工大祭2日目の今日は、センセイもご出勤。3階の研究室で仕事をしながら、ときどき会場へ降りてあちらを見たり、こちらを食べたり。
というか、研究室のすぐ前がメインステージなので、音量によっては部屋にいられない時があるのです。そしてもう一つ。先週の授業で「工大祭で屋台出します!! 企画番号44番で『FS[クラスの略称]〕カフェ』です!! ゼヒ、来て下さい!!」というコメントをもらいました。
義理堅い西村センセイ、これはもう、行くしかない。でも企画番号44はサークルの塩やきそば店。繁盛していたけどFSクラスではなかったような......。
ま、いっかー。学生諸君にとってはやはり、工大祭は文字通りのお祭り。バンド演奏であったり、部活動の仲間と出す屋台であったり。
それはそれで何の問題もありません。でも、少し見方を変えて、外部からお越しになった一般の方を含めて、「お客さんに楽しんでいただく」という観点からすると、一番はやはり仮面ライダーショー。
現在は「仮面ライダーゴースト」なんだそうです。学生諸君でも、そして子育て中のお父さんお母さんなら特によくわかってもらえると思いますが、ネタバレであっても、これが結構楽しめます。
写真はクライマックスの戦闘シーン。舞台に特別な装置はないようですが、主人公が敵の頭より高い場所まで飛んでいます。すごい。
逆に言うと、ステージ上ではここまでやらないとメリハリがつかないんですね。ショーが終わる頃からが、センセイの出番。
昨晩、100km離れた大学の研修施設「穴水湾自然学苑」を徒歩で出発し、完歩した学生を迎えるのです......が、来ない。
予定時刻になっても、5分経っても、10分経過しても、来ない。少し離れた道路まで出迎えに行ったりしたのですが、約20分後に先頭集団が到着しました。苦行のはずが、意外と余裕の表情。
証書を読み上げて、記念品を渡します。やがて次々とゴールインしたのですが、昨日の金沢は少し雨が降っただけだそうで、例年よりは比較的条件が良かったそうです。
学長がお越しになったので、バトンタッチ。(写真)例年だと部活の胴衣姿などで参加する学生もいるのですが、今回はほとんどジャージ姿。
雨や夜露に濡れることを考えれば、当然なのですが。でも、何故かヨーロッパやアメリカの大学の卒業式で着用するガウン姿の学生もいました。う〜ん、ハロウィンの影響かもしれない。途中断念者を除き、全員が無事に到着。
やれやれ。センセイにとって、そして学生諸君にとってもこれで一区切り。明日からは平常営業......センセイはそうですが、学生諸君は工大祭の後片づけでお休み。翌日は文化の日。
再び、ま、いっかー。