2014年5月17日更新(2014年5月25日ページ移動。2017年3月13日写真削除)

──2014年5月第3週のニュース──

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5月17日(土) 水鏡 ──田圃の向こうで撮り鉄が狙っているもの──

 「それ」に気づいたのは、先週の日曜日、自宅から金沢へ電車で移動している時のこと。

 何度もお伝えしているように西村センセイ、電車で金沢へ移動する時は普通列車を乗り継ぎます。ただし正確には、最初の乗車区間柏崎−直江津間だけは快速列車。
 有名な485系特急用車両です。

 だから沿線のいつもの場所で、いつもように「撮り鉄」鉄道ファンが望遠カメラをこちらに向けています。ここまではいつも通り。直江津駅でJR西日本の各駅停車に乗り換えて富山県に入ると......あれっ?!
 再び撮り鉄の姿が見えたのですが、いつもとは違って、田植えを終えたばかりの田圃の向こうでカメラを構えているのです。

 西村センセイ、やっとここで状況を理解しました。

 今週は仕事が残っていたので、今日の午後、485系特急「北越」で帰宅。いるだろうなぁーと思っていると、やっぱり。
 写真は津幡ー倶利伽藍間で撮影したもの。

 かなり離れた場所に、農作業用とは思えない自動車が3台。こちらもカメラを用意します。見えてきたのは三脚と望遠レンズ。
 「水鏡」という撮影方法のようです。例えばこちらが典型。

 列車の姿が見事にそのまま水面(みなも)に映っています。ちなみに写っているのは特急「北越」T-13編成。
 まさにセンセイが今日乗った列車です。

 順光下で撮影なので、車両前面を含めて列車全体に太陽光線が当たっていますが、今日のカメラ位置からではほぼ逆光。
 車両の左後ろに太陽があり、車両の前面には光が当たっていません。

 でもこれが「通」の撮影方法らしいのです。出来上がりはこちら(被写体は夜行寝台特急「トワイライトエクスプレス」)に近いものになるはず。

 ......撮り鉄の道も、奥が深い。



5月16日(金) 揚げ足を取るわけじゃないけれど、これって完全に、設計ミス...

 西村センセイ、水曜日の午後は少し離れた工学設計棟(7号館)で特別クラスの講義。早めに行って準備を始めます。最近は教室内が結構暑くなるので、最初に窓を開けます。
 もう少ししたら冷房が入るのですが、その直前の時期が一番辛い。湿度も高いことが多いし。

 でも外型に面した窓は、大部分が嵌め殺しになっていて、かろうじて上部だけが写真のようにチェーンで開く構造。
 理由は良くわかりません。

 そこでチェーンに繋がった取っ手をガラガラと回すのですが......やっぱり今日も開かない。
 ご覧のように、上部からの雨水を流す管にぶつかってしまうのです。

 窓側を開けただけでは空気は室内を通りません。廊下側も、そしてその先も窓を開けて空気を流す必要があります。
 でもこちらはもっと酷くって、ちょっと開けただけでアルミの枠にぶつかり、そこでお終い。

 要するに、採光の面では問題ありませんが、それ以外では窓の役目を果たしていません。
 少なくともこの建物に関する限り、ちぐはぐさが目立ちます。

 キャンパス内の建物のは、基本部分は同じ方が設計しているはず。もっと細かい部分を管理する人の問題なのでしょう。でも、どうしてこうなるのか......。
 やっぱり、良くわかりません。



5月15日(木) 歩行の邪魔になる駐車だけは止めてほしい ──例外のない規則──

 何度もお伝えしているように、金沢にいる時のセンセイは通常、自転車で大学まで通勤します。雨や雪の時は、車で来ていれば車、そうでなければ徒歩。
 この三者のルート、微妙に違います。そりゃそうですよね。

 今日のように雨が降って、しかも惣菜が半額になったスーパーに立ち寄り、かつ、ある信号機のタイミングが悪かった時のみ、写真のお店の前を通ります。
 半年ほど前に開店した飲食店です。

 こちらも何度もお伝えしましたが、この場所、何度も何度もお店が替わっている物件です。
 要するに長続きしない。

 どうなるのかなぁーと思っていたのですが、今回のみ、改装工事の時から様子がちょっと違っていました。
 もう一つ違うことがあって、それは客層。

 窓の外から見えるお客さんは、主に30〜40歳代の女性。彼女たちが楽しんでいるのは、おしゃべり。
 ボリュームのある食事やお酒ではありません。

 決してお客の数は多くないのです。でもお客がまったく入らず、「いつまで持つかなぁー」という感じもない。
 絶妙のバランス。そしてセンセイには絶対に無理。

 だからもしかすると例外のない規則もあるかもしれない、とは思うのですが、駐車スペースの関係で車が必ず歩道にはみ出してしまいます。これがとても邪魔。
 少なくともこの点については、どうやら金沢の人は無頓着らしい。

 う〜ん、これも「例外のない規則」なのかも。



5月14日(水) 一部訂正です。Windows 8.1なら、スタートメニューっぽい画面を表示可能です

 昨日の報道で知ったのですが、Windows 8.1 Updateを適用していないと今後、Microsoftから提供されるセキュリティ更新プログラムを適用できないらしい。
 ちょっと心配になったのと、ご存じのように今日、月例パッチが提供されたので、Windows 8.1を起動してみました。

 アップデートに成功しているかどうかは、「スタート」画面右上に電源ボタン他が表示されるかどうか。それがあればアップデート済なんだそうです。したがって、センセイの仮想モデルは適用済。
 やれやれ一安心。ついでに、いろいろ触ってみました。

 アップデート時に気づいていたのですが、少なくともセンセイの(仮想)マシンの場合、パスワードを入れて起動すると、これまでの「スタート画面」ではなくデスクトップ画面になります。
 調べてみるとタッチパネルを使えない機種の場合、デフォルトでデスクトップ画面になるようです。

 もう一つ、どこかで目にした記事があって、スタートボタンはカスタマイズできるらしい。

 そこでタスクバー上にマウスを置いて右クリックし、プロパティを開くと、確かにいろいろ設定可能になっています。
 その一つがこのアプリ画面。

 これでスタートボタンからすぐ行けるようになります。確かにこれならアプリケーションを選べます。
 実用性は疑問ですが、まぁ、巨大なスタートボタン──というか画面──のようなものですね。

 「アプリ」画面と「スタート」画面は、画面左下に表示される「↑」「↓」の矢印で行き来できます。
 タスクバーもかなり変化していて、いろいろ登録できるらしい。

 センセイはデスクトップ画面だけしか使わないこともあって、こんなことをやっていると見た目はほとんどWindows 7。

 Windows Vistaに似て、どうもセンセイには縁がないらしい。



5月13日(火) そりゃ、当然でしょう ──日経新聞が、ソニーの有機ELテレビ開発凍結を報道──

 本日付の日本経済新聞が、ソニーが有機ELテレビの開発を凍結し、リソースを4Kテレビ(液晶テレビ)に集中すると報道しています。((c)Nikkei Inc.)

 共同通信も追って同じような内容を伝えています。業務用有機ELモニタ(こちらこちら)ユーザーのセンセイとしては、その見出しにちょっとびっくり。

 確かに報道されている通り、現在の状況で民生用テレビの販売は主に価格面で困難です。
 仮に30型程度のものを売り出すとしたら、150万円くらいになるんじゃないでしょうか。

 実際、昨年末にソニーとパナソニックが有機ELテレビの共同開発を断念しています。でもこれは民生用テレビの話(のはず)。
 以前お伝えしたように、昨年春の段階でソニーは放送業務用有機ELモニターを累計20,000台を出荷しています。

 その後も販売は順調で、9月時点で全世界の累計出荷台数が25,000台に達したとのこと。
 正直なところ、放送や番組制作の関係者には「このマシンしかない」という状況。

 微細な情報を表示する医療用モニタにも有機ELモニタが使われ始めており、客観的には、これから伸びる商品の開発を中断するとは考えにくい。

 その後の報道によると、ソニーは「有機ELに関し、方針変更を行なったわけではない。研究開発は続けており、業務向けのビジネスも継続していく」と回答したとのこと。
 そうだろうなぁーとは思うのですが、最近のソニーの凋落ぶりを見ていると、どこか不安な気持ちが残るのも事実。

 今から考えると、2台目の有機ELモニタ購入を決めた時、それが少し影響していたのかもしれないと思うようになりました。



5月12日(月) どうやって車庫に入れたんだろう。このベンツを... ──時間がゆっくり流れる生き方──

 写真は昨日、金沢市内で最後の電車を降りてから撮影したもの。

 午後の電車に乗って柏崎を出るのですが、西金沢駅の到着するころはご覧のように、真っ暗になっています。ずっと住宅街を通るのですが、あるお宅の駐車場にベンツがあることは気づいていたのです。
 昨日、その家が近づいてきて、ふと、深刻な問題に気づきました。

 どうやってこのベンツを車庫に入れたんだろう...。

 ご覧のように外付けのカーポート内に駐車しているのですが、写真左側は玄関で、入口が出っ張っています。
 手前は広く開いていますが、1回ハンドルを切るだけでは車を出せない。

 前進と後進を細かく繰り返し、ハンドルを少しずつ切ればほぼ平行移動できますが。写真中央の柱が邪魔。
 ホント、どうやっているんだろう......。

 お宅の前まで行ってみると、何だ、玄関部分が出っ張っていると思ったのはセンセイの思い込み。
 かなり暗かったため、そのように見えたのです。

 このお宅は角地にあります。だからそのまま前に進めばそのまま道路に出ることができるのでした。
 お間抜けぶりを披露してしまったわけです。

 それはともかく、ベンツだからというわけではないのですが、気に入った車を丁寧に使っている感じがします。建物の建築時期などから判断すると、センセイより少し年上の方が乗っていような。
 ですから、もうあまり遠出はせず、ゆっくりとベンツを走らせているんじゃないかと思います。

 ヨーロッパではごく普通なこのような乗り方、日本でももっと増えないかなぁ。



5月11日(日) BMW 318i(MT)は本格整備のため、10日間ほど入院へ

 写真は今日、センセイのBMW 318iボンネットを開けて撮影したもの。右側運転席前の部分です。

 何度もお伝えしたように、ホントに良い車だったのでまだ乗り続けるべく、本格的に整備してもらうことにしています。当初は今月下旬に車を預けることにしていました。
 ただし田舎に住んでいると、特に家族がいると車は必需品。

 センセイの出張の関係で整備を1週間早め、今週前半から作業してもらうことにしました。
 その前に撮影しておきたかったのです。

 ボンネット内部を開いた印象は、前に乗っていた日産車の最後のころとは全然違います。「疲れた」感じがありません。
 走行距離の違いを勘案する必要はありますが、違うものは違う。

 炊飯器の釜をひっくり返したような白い部品が見えます。この下にあるのが前輪のサスペンション。
 白いものはカバーだと思います。

 サスペンションは各種のバネやゴムで構成されているなのですが、購入後9年半が経過すると、さすがにヘタってきます。一言で表せば、妙に柔らかい。
 走行距離は約120,000kmですから、当然なのでしょうが。

 金沢のBMWディーラーによると。「サスペンションは消耗品なので、交換すると新車同様になりますよ」とのこと。その言葉を信じることにしました。

 「釜」の内部にゴムの部品(中央部の黒い物体)があるのですが、伝え聞くところによると、それを交換するとこの部分の高さが変わるらしい。要するにゴムの部品が圧縮され続けるため、背が低くなるようなのです。
 違いが分かるかどうかはわかりませんが、比較のために撮影しました。

 センセイの318iはMT車なので、ついでにギヤレバーのベアリングも交換してもらいます。センセイはエンジンブレーキを多用します。つまりギヤを頻繁に切り替えるということ。
 そのためベアリングが再び消耗してしまったらしいのです。

 ちなみに、ディーラーとのやりとりから判断すると、少なくとも新潟のBMWユーザーは、センセイが今回お願いしたサスペンションの交換なんてあまり依頼しないようです。
 車に求めているものが違うのかもしれません。

 来週後半には戻ったばかりの318iで新潟市まで往復することにしています。乗り心地が楽しみなのですが、もし「新車同様」に戻るのなら、最初の500〜1,000kmくらいの乗り心地はガチガチのはず。
 実際はどうなのか、とても楽しみです。

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