2016年1月23日更新(2016年1月31日ページ移動。2018年5月27日写真削除)

──2016年1月第4週のニュース──

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1月23日(土) 西村センセイ、訳あってエンジンを止めずに240kmを走行する

 正確に言うと、エンジンを止めなかったのは途中からなので、その距離は200kmくらいなのですが。

 今日は土曜日なので、本当は昨晩のうちに新潟の自宅に戻っているはず。でも今日は金沢工大の1年生に卒業要件の一つとして課している放送大学の試験を実施する日。
 センセイはその責任者──この立場は今年度末まで──なので、今日はご出勤。

 各会場で控える事務方を結ぶ無線機を手に、試験の進行を確認します。任務は12時過ぎに終了したので関係者に挨拶し、アパートを経由して318iで自宅へ戻ります。
 明日から天気は大荒れになるそうですが、今日は天気も良く、いつものルートを快調に走っていると......え"っ!?

 去年の夏頃から信号で停止した時はエンジンを一時的に切るようにしています。要するにアイドリングストップ。センセイの乗り方だと、0.2〜0.5km/Lほど燃費が改善されるようです。
 ところが富山県内に入ったところでエンジンを始動しようとして、セルモーターが突然、この世のものとは思えない音を立てました。

 それでもエンジンは問題なくかかったのです。次の交差点も赤信号だったので、意図的にエンジンを切り、再始動するとさっきと同じ音。
 「グギャー!!」という感じ。

 今回もエンジンは始動したのですが、二度あることはきっと三度ある。そしてエンジンは始動しないかもしれない。
 というわけでその後はエンジンを切らずに走行しました。

 途中、富山─新潟県境の道の駅でトイレに立ち寄ったのですが、エンジンはかけたままにしました。
 要するに、万一、このような場所で立ち往生したら万事休すなのです。

 今日は都合で晩酌のためのお刺身を途中で購入する必要があり、本当は自宅近くのスーパーで購入することにしていました。
 でも、もしエンジンの再始動に失敗したら、車をその場に残すしかありません。

 というわけでとにかく帰宅。1月も下旬に入っているので日脚は伸びていますが、帰宅した時には真っ暗。写真はその時に撮影したものですが、でも素人にはトラブルの原因はわかりません。
 改めてエンジンを始動します。

 エンジンがかからなかったら、318iをここに残してディーラーに運んでもらうしかないのです。ここならよそ様に迷惑をかけることはありません......エンジンは快調に始動。
 う〜ん、これって、Macのやきもちならぬ、BMWのやきもちかぁ。

 ところで、初めて気づいたのですが、エンジンカバー(?)にもBMWのエンブレムが貼り付けてあるんですね。



1月22日(金) う〜ん、OSバージョンの違いのせいか?! ──MacとOPPO“BDP-105D JPL”を接続しました──

 先日購入したOPPOの“BDP-105D JAPAN LIMITED”の続報です。

 タイトルを読んで、不思議に思われた方がいらっしゃるかもしれません。だって導入当初からMac miniと接続して使用しているとお伝えしていたのですから。
 実は今までは、Mac miniの音声出力兼光デジタル出力から光ケーブルを使っての接続。

 本質的にはどんな経路を使っても、きちんとデータを転送できれば何の問題もありません。ただしMac miniで光デジタル出力を使う場合、実用面で困ったことが一つ。
 音声ファイルなどを再生する場合、最初の部分が再生されずに1秒くらい欠けてしまうのです。

 Mac miniは光デジタルの信号が出ていない時は出力をカット(消光)しており、ファイルが再生されると初めて出力のLEDを発光させます。
 目的はたぶん省エネ。Mac miniはノート機の回路を転用しているのです。

 デジタル信号を再生する側は、まず、信号が入ったことを感知して回路を起動し、続いてサンプリング周波数を検出します。
 同期が取れ、信号が安定してからアナログ変換した信号を出力します。

 ここまでに必要な時間が約1秒。これではちょっと困るので今回、USB接続に切り替えたのです。

 Windowsの場合、OPPOのホームページから必要なドライバをダウンロードしてインストールします。
 インストール後にデバイスマネージャーを開くと、ご覧のようにしっかり認識しています。

 まだ短時間しか試していないのですが、USB接続だと音切れは感じられません。もしかすると短時間発生しているのかもしれませんが。

 Mac OSの場合はもっと簡単なはず......だったのです。OS標準のドライバで動作するとのことだったので。

 実際、金沢のアパートでは写真のように、マシンをあっさりと認識(上段の「デジタル出力」は光デジタル出力を意味しています)。
 問題は自宅のMac mini。

 実は最初にこちらでUSB接続を試したのですが、Windows側はもちろん、Mac側もマシンを認識しません。

 現在使用しているMac miniの中で、自宅に置いてあるものは購入時期が違うため、OSのバージョンがかなり異なります。
 たぶんそれが理由だろうと思うのですが......。

 う〜ん、これって、Windows 10への対応(こちらこちら)を含めて、Macシステムの大幅な更新が近いってことかぁ?
 それはともかく、いわゆる「ハイレゾ」への対応を含めて、これでオーディオ系の再整備に一区切りがつきました。

 自宅で“BDP-105D JPL”の出力を真空管式イヤースピーカーシステムに接続して古いCDを聴いていると、「こんな音が入っていたんだぁ」と愕然とする時があります。
 これまでも、それなりのグレードの機器で聴いていたのに。

 う〜ん、でもこれなら、高価なハイレゾ音源を買い直す必要なんてないかも。



1月21日(木) 駐輪場の新築工事、建物本体の組み立て工事が始まりました

 今日は見たままのお話。

 木曜日は午後に講義があります。雪も降っていなかったし、昨晩積もった数cm雪も概ね消えていたので、お弁当を求めて外へ出ることにしました。
 西村センセイ、実はここ数日「ほっかほっか亭」ばかり。

 そこで今日は久しぶりに大学脇の「ほっともっと」へ行くことにしました。道路上の、雪のない場所を探しながら革靴で歩いていると、大型のトラックが頻繁に出入りしていました。
 ここは駐輪場の新築工事現場の脇なのです。

 工事用の高いフェンスで中が良く見えないので、ひとまず通過してお弁当を購入。帰り道、少し裏にまわってみると、おぉ。

 ご覧のように建物本体の組み立て工事が始まっていました。この写真の中央下部に当たります。
 バリケードは設置されているものの、フェンスはないので工事の様子がよくわかります。

 今日の講義は期末試験。いつもはプロジェクターを使ってスライドを提示するためにブラインドを降ろすのですが、今日はそのまま。
 この工事現場が良く見えます

 上から見ると、写真の右側に途中まで組み立てられて資材が集積されている様子がわかります。大型トラックはそれを運んでいたのです。
 数台のクレーン車を使って一気に組み立てるのでしょう。

 期末試験を実施するということは、学生諸君は約2週間後に春休みに入るということ。
 春になって彼ら彼女ら──卒業生を除く──がキャンパスに戻ってきた時には、この辺の様子は一変しているわけです。

 ところで「ほっともっと」のお弁当、11時を過ぎると売れ筋は作り置き。もちろん保温庫に収められているのですが、やっぱりどこか冷めている。
 センセイの場合、メインはやはり「ほっかほっか亭」かなぁ。



1月20日(水) センセイは髪の毛は寝ているので... ──充電式シェーバーの電池を交換しました──

 交通事故で亡くなった床屋さんに教えていただいたのですが、センセイの髪の毛は寝ているんだそうです。

 これだけでは何のことかわからないので補足すると、皮膚にする毛──この場合は頭髪──の角度は人によって、そして場所によって違うんだそうです。センセイの場合は非常に浅い角度で生えているそうな。
 だから馴染みの床屋さんに散髪していただくと、それに合わせて丁寧に刈ってくださるのでとてもありがたかったのです。

 そんな西村センセイ、皮膚が弱いこともあってか、自分では剃刀(かみそり)を使うことができません。もちろんプロの散髪屋さんは別ですが。

 そこで電動式の回転歯のシェーバーを使っているのですが、毛髪と皮膚が抱える事情で、弱い力で時間をかけて髭を剃る機種に落ち着きました。
 それが写真の松下(現パナソニック)製のもの。

 決して強力ではないのですが、ダメージは少ない。しかも小型で軽いため、外出にも便利。
 数年で電池がダメになるので、同じ機種を買い替えてきました。

 多少のモデルチェンジはあったものの、30年くらい使っているんじゃないだろうか。ところが2、3年前にお店へ行ったところ......ない。
 全面的にモデルチェンジしたようで、このシリーズは店頭から完全に消えてしまいました。

 同じ交換歯を使える後継機種を購入したのですが、基本的な性能に不満はないものの、二まわり大きく重いので、出張用には向きません。
 秋葉原の大きなお店で外出用の小型軽量のものを探してみたのですが、センセイに合うものはありませんでした。

 そこで自宅に留まっていたこの週末、捨てずに残っていた旧モデルの電池を交換することにしました。

 センセイは自宅用、アパート用、そして外出用に同じものを使っており、旧モデルがまだ2台残っていたのです。
 上の写真は本体を分解したところ。

 上部の筒状の物体は交換用のニッカド電池です。秋葉原ならすぐ手に入るのでしょうが、金沢だと勝手が分からないので、通信販売で購入しました。
 価格は約600円。

 電池は基盤にハンダ付けされています。技量の差がはっきり表れる場所。正直なところ、素人に毛が生えたくらい。
 中国の若い女工さんが、慣れない手つきで一生懸命ハンダ付けしたんだろうなぁ。

 まずハンダ吸取線を使って余分なハンダを取り除き、充電池を取り外します。油膜や酸化物を取り除いて新しい電池をハンダ付け。
 以前と違って、ハンダの膜はとても薄いのですが、見るからにしっかりとくっついています。

 コンセントに繋ぐと何の問題もなく充電を開始し、すぐに使用可能になりました。電池が改良されているので、新品で購入した時より強力です。
 もっと早く交換すべきだった。

 なお充電池への直接のハンダ付けは危険を伴います。今回は機器に内蔵するための、ピンがついたタイプを購入しました。腕に自信がない人は新品を購入した方が無難です。
 たいした金額じゃありませんし。



1月19日(火) あまりの強風で飛ばされてきたんだろうか。チャンカレからここまで...

 昨晩、「太郎」を出た時は、雨こそ降っていたものの、比較的暖かかったのです。

 でも今日の予報は「雪」。しかも1日を通じて降水確率は100%。万一に備えて暗いうちに起床しました。夜中にけっこう「雪降ろし」と呼ばれる雷が落ちたし。
 外を確かめてみると、アパート付近の積雪は数cm。

 318iは雪に覆われていましたが、これくらいならブラシで簡単に雪を落とすことができます。出発時の車外気温計は-0.5℃。
 いよいよ寒気が上空に入ってきたらしく、今日の日中は不安定な天気。

 雪が降ることが多く、しかも猛烈な風が吹き付けます。朝よりも気温が低下しているのは確実。
 しかも風が強いので、体感気温は相当低い。

 午後は講義があるのでお弁当を買いに出たのですが、風上に向かうことになるので、傘はもう役に立ちません。
 人通りも少ない。

 大学脇の橋を渡ろうとして、公園の杭に赤いロードコーン(カラーコーン)がかぶせてあることに気づきました。
 道路工事などで使うアレです。

 通り過ぎようとして、ロードコーンに大きなシールが貼り付けてあることに気づきました。近くにあるチャンピオンカレーのシールです。
 駐車場の整理に使っていたものが、強風でここまで飛ばされてきたのでしょうか。

 とにかく寒かったので、研究室に戻った時にはお弁当も冷えてしまいました。でもとにかく食べて、午後の講義を乗り切ります。

 夜になったので、雑用を片づけてから退勤したのですが、駐車場の318iは10cmくらいの雪に埋もれていました。しかもドアが凍り付いています。車外気温計によると、気温は-1.5℃。
 今晩はさらに冷え込むのでしょうか。



1月18日(月) 金沢の鍋料理専門店「太郎」へ、約10年ぶりに入ってみました

 今日は予定を変更して、いつもなら取り上げない話題を。それくらい美味しかったので。

 西村センセイ、訳あって昨年から金沢工大の研究所の所長をしています。その研究所は東京にも分室があるのですが、そのメンバーが今日、仕事の打合せで金沢へお越しになりました。
 日帰りの出張なので、金沢駅近くのどこかで夕食を一緒に取ることに。もちろん私費です。

 でもせっかくの機会なので、詳しいメンバーに金沢らしいお店を調べていただいたところ、吉報が。
 金沢ではよく知られた鍋料理のお店「なべ・割烹 太郎」を予約することができたのです。

 こうなるともう、何が目的かやや曖昧になりかねないほど。もちろん、皆がちゃんと働きましたけど。
 勤務を終えてからタクシーに分乗し、淺野側沿いのお店へ。

 センセイが訪れるのは約10年ぶり。西村センセイ、鍋料理のツボをこのお店で覚えました。
 でも忘れていたことも多い。

 基本的にお客が何かする必要はなく、仲居さんが慣れた手つきで皆の目の前にある鍋でそれぞれの分を調理してくださります。
 出汁、素材と前処理の具合、そして仲居さんの手つきとタイミング、そのいずれもが素晴らしい。

 B級グルメ以外は食べ物のことを話題にしない方針──だから料理の写真は撮影していない──なのですが、どうか今回だけはお許しください。
 もし金沢へ来る機会があったら、「太郎」のことを思い出していただければと思います。

 後悔はさせません。



1月17日(日) 西村センセイ、エンジンを止めた数台のバスを見て大学入試について考える

 今日はいつもの日曜日のように、朝、新潟の自宅を出発。今日中に金沢へ移動すればいいのですが仕事が溜まっているのと、交通事故が怖いので、暗くなってからの運転は避けたい。
 日曜日なので交通量も少なく、午後1時頃金沢到着。

 途中でお昼を食べてきたので、荷物を降ろしてそのまま大学へ。4時過ぎ、守衛室で研究室の鍵を返却して校舎の外へ出ると、あれ?!
 エンジンを停止した状態の路線用バスが4台。

 すぐに意味を理解しました。今日まで実施された大学入試センター試験の受験生を金沢駅まで届けるためのバスなのです。
 窓ガラスには「大学入試センター試験 金沢工業大学⇔金沢駅東口」と書かれた張り紙。

 お伝えしたように、センセイは4月から入試を担当することになったのですが、会う人が皆、「大変ですねぇー」。
 それはその通り。

 でも話を良く聴くと、一人ひとり「大変ですねぇー」の中身が違う。アレだったり、コレだったり、ソレだったり。
 声を掛けてくれる方々の好意はありがたいのです。

 センセイが入試を一言で表現するように求められたら、きっと、「システムです」と答えるんじゃないかしら。

 1回の入試のため2年に渡る時系列で事柄が進行し、しかも多層構造。アレとコレとソレだけでなく、あんな立場のことも考えなくてはならない。これらの路線用バスはその一つ。
 4台ということは、彼/彼女にとって最後の問題を終えて間もなく放免される受験生の人数はあれくらいだということ。

 あ"、金沢工大へ移籍してから封印していたはずの感覚が......。

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