2016年4月30日更新(2016年5月8日ページ移動。2018年5月27日写真削除)
■4月30日(土) 母の日だからというわけではないのですが、今日のセンセイは家族サービス
もともと連休中に2回、実家と伯母の家へ行くことにしていたのです。
でも大学にいると、立場上の仕事が次々と入ってきて、当初の行動予定が変更になってしまいます。昨日、仙台から戻ってから自宅に電話し、一部予定の変更を了解してもらいます。
母親にとってはむしろ好都合なので、電話の向こうはご機嫌。そもそもセンセイの両親は高齢父親はすでに自動車の運転免許を返納しています。食料品の購入を含めて、少し離れた場所へ出かける時や物品を運搬する時は誰かに頼まなければなりません。
というわけで今朝はひとまず車で実家へ。というより両親ともに、致命的な病気も今のところ発覚しておらず、何とか動けるだけでも僥倖(ぎょうこう)なのです。
両親を乗せて自宅へ戻り、掘ったばかりの筍──筍は新鮮さが命──を降ろして、すぐ近くのホームセンターへ。野菜の苗を買うのです。
ずっと前は母親がすべて種から育てていたのですが。ここ数年続き、半ば恒例行事化していますが、残念ながら昨年は病欠してしまいました。
母親の友人──もちろん媼(おうな)──と、その義理の娘、そして孫に出くわしたので、苗の前でじゃ話が盛り上がっています。手前のPOPには、「5月8日は母の日です」。あまりに忙しすぎて、すっかり忘れていました。
1ヶ月半後には父の日が来ますが、こんなセンセイなので、まず間違いなく覚えていないと思われます。
今や、センセイ自身が父親。祝ってもらう(?)立場でもあることすら忘れていると強く予想されるのですが......ま、いっかー。
■4月29日(金:祝日) 連休初日。東北大学で開かれた研究会に日帰りで参加しました
今日からいよいよ大型連休。正確にはその前半が始まりました。
もちろんセンセイも、なのですが今回、多少の休みはあるものの、ほぼ平常営業。というより事実上の休日出勤。だから個人的には連休という実感はありません。
今日は新潟の自宅を出発し、今年度初めての出張。東北大学で開かれた研究会に参加したのです。現在は自宅に戻ったところ。
個人的にはいつもと同じつもりでも、外へ出た途端、今日が特別な日だと思い知らされます。
人の数であったり、彼から彼女らの表情や、その荷物だったり。会は午後からだったので途中でお昼ご飯を食べて参加するつもりだったのですが、お店が混んでいて断念。
そのまま東北大学キャンパスへ。今日は祝日。最悪の場合、会を終えてから遅いお昼をと考えていたのですが、意外にも大学食堂は営業中。
それだけではありません。どう考えても東北大学の低学年学生と思われる学生諸君でそれなりに繁盛しているのです。
解けない謎を残したまま、会場へ。この研究会は東北大学が提供する連続講座の一環。新年度最初の研究会なので、聴衆は新人ばかり。受講生の大半はそのメンバーなのです。
今日は早稲田大学の吉田文(あや)先生が講演されました。ごく一部、先生の誤りに気づいてしまいましたが、全体としてはなるほどな、という感じ。勉強になりましたし、仙台まで来た甲斐がありました。
■4月28日(木) 雨で、約-10% ──燃費が改善されると、外乱要素の影響が大きくなるらしい──
今日も早起きをして、大学へ一番乗り。年長の事務方──もちろん、実力も数段上の方──と膝詰談判で打ち合わせをしてから午前中はずっと講義。
合間の休憩時間に受講生のからの反応を載せたカードを整理します。講義を終えると急いで研究室へ戻り、本日夕刻──なぜ今日なんだろう──の原稿を急いで仕上げます。締め切りの時刻にセンセイは車のハンドルを握っているからです。
疲れ果てていて良い内容ではないのだけれど、とにかく原稿を送信。荷物をまとめ、秘書役の事務方に挨拶をして大学を離れます。ひとまず新潟の自宅へ帰宅するのです。というか事実上、明日からの出張の始まり。
北陸地方は昨夕から雨。こういう時、自動車があると便利です。電車での移動とは比較になりません。でも、何度も繰り返しているように、事故だけは避けなければならない。
そもそも、だからこそ夜間ではなく、日中運転するんだし。雨で、特に左右の視界が悪くなっているので、気をつけながら運転します。
金沢と富山は雨が強かったので、時々ハンドルを取られそうになります。もっとも320i MSp(F30)はタイヤが太いので、E46ほどではないのですが。
雨が降り、路面に水が溜まると、エネルギー・ロスが増えているんだろうなぁ。燃費計(上の写真中央)を見ていると、確かに晴天時より10%程度低下しています。写真は自宅到着時に撮影したもの。
新潟県内の雨はそれほどではなく、水たまりもほとんどなかったので、燃費の低下は5%程度。先週の強風下での運転の際にも感じたのですが、F30の燃費は、風や路面状況などの外乱要素の影響が強く反映されます。
E46ではここまでの差はなかったのです。それだけ今回購入した320i MSp(F30)は燃費が劇的に改善されているということなのでしょう。
そしてもう一つ。下の写真は表示モードを変えて、省エネモードの運転で獲得した距離を示しています。250kmに対して35km、約15%の改善ということになります。
でも実は、給油直後はこの数値は40%くらい。その後も同じような運転をしているのに、やがてこの数値が10%強まで落ちてきます。
......ホントかなぁ。
■4月27日(水) どうしよう、iPhone 5のホームボタンがなかなか反応しなくなってしまった
あれっ、と思ったのは半年くらい前のこと。
もしかしたら1年くらい前から始まっていたのかもしれませんが、iPhone 5のホームボタンの反応が鈍くなってしまったのです。
軽く、しかし確実に押したのに、なかなか反応してくれない。特に最近は、2回に1回くらいの割合で、強く押さないと反応しなかったり、それでも反応しなかったり......。
今はまだ何とかなるけど、いつまで持つかしら。告知されていた電源ボタンの不具合は幸いにも起きていないのですが、ホームボタンは必ず押す場所。
改めて計算してみると、購入してから3半前が経過しました。現行6sの前の前の、その前。でも個人的には通信端末としての性能面でも、画面の大きさなど使い勝手でも不満はありません。
だから最初に考えたのは、iPhone SEに買い替えること。でも車を購入したばかりで、財政は非常に厳しい状態。丁寧に使っているので、元々のもの以外、傷はまったくありません。
大学脇のよく分からないお店で修理について尋ねてみようか......。
■4月26日(火) オープンキャンパスの資料で、センセイが意外に感じたこと
今日は見たまま、というか見て思いだしたことを。
例によって早朝、大学へ一番乗りし、夜までお仕事。それなのに仕事は一向に減らないどころか、どんどん追い詰められている状況。原稿の締切も明後日の夕方に迫っています。マズい。
夕方から夜にかけては立場上のヘビーな会議。この会議は、皆でしっかり議論するというより、多くのお偉方を相手にしてきちんと儀式をこなすという方が近いかも。でもしっかり乗り切らないと、後々いろいろな人が困ることになります。
開始時刻が迫っていたのですが、20分ほど飛び込みの学生さんの面接をし、記録を入力して会議場へ移動開始。今日は校庭の真ん中を横切って別棟へ向かいます。夕方なので日はかなり傾いており、風景が全体に赤みがかっています。
ふと、手前の芝生の上に、女子学生が2名座っていることに気づきました。右奥にさらに2人。その後ろ姿を見て、先日のオープンキャンパスで保護者用に配布した資料を思い出しました。センセイにとっては意外だったのです。
それは女子学生の比率がずいぶん上昇していること。過去の卒業生(4.9%)よりも在学生(9.9%)が、そして新入生(12.3%)ではさらに女子学生の比率が高くなっています。
もちろん女子学生が増加していることは知っていたのです。新入生に限ると、女子学生の比率が10%をかなり越えているということは見落としていました。
そういえば、最近はキャンパスの雰囲気がずいぶん違います。建物が建て替えられたこともあり14年前、センセイが赴任した当時の、男っぽいキャンパスの様子を正確に思い出すことが難しくなってきています。
見方を変えると、センセイがここから退場する日も、そう遠くないんだろうなぁ。
■4月25日(月) 春霞さえなければ... ──山桜とチューリップと稲の苗と麦と芝桜が一気にやって来た──
今日は休日。昨日参加したオープンキャンパスの代休を頂戴したのです。
昨晩帰宅したのですが、今朝は1週間前の暴風雨で汚れた車を労(いたわ)りながら水洗いし、かかりつけの医院と郵便局で用を済ませると金沢へトンボ帰り。
自宅に滞在したのはわずか十数時間。「2日連続での長距離運転は避ける」という原則をなかなか守ることができません。
疲れによる居眠り運転や事故が怖いので、一般道を安全運転で走行します。だから燃費は良くて、経路が少し違うものの昨日は20.9km/L、今日は20.6km/L。
富山県内は山沿いのスーパー農道を走行します。北陸地方では春の農作業が本格化しており、先週半ばから早稲品種の田植えも始まりました。写真は入善町で撮影したもの。
黄色の帯は満開のチューリップです。富山県砺波地方はチューリップの栽培で有名ですが、県東部の入善でもかなり栽培されているのです。
写真では良くわかりませんが、そのすぐ手前、黄緑色の部分は植えられたばかりの稲の苗。右端に田植機が見えます。正午頃にここを通過したので田植え作業はお昼休みだと思われます。手前の緑色は麦。
まだ青々しているので、まだ「麦秋」には遠い状況です。奥の山々は「終着駅 トワイライトエクスプレスの恋」のラストシーンに登場した北アルプスの北端。
ところどころに、ピンク色の山桜が見えます。春霞──実態はたぶん、黄砂──さえなければ、もっと良く見通すことができたのでしょうが。
撮影はできませんでしたが、この他にも鮮やかな赤紫の芝桜も。北海道の春はいろいろな草花が一気に咲くそうですが、きっと今日の富山に似ているのでしょうね。
3時過ぎ、無事にアパートへ到着。ちょっと片づけておきたい用があったので、事務の方に挨拶して研究室へ入ったのですが、席に着くなり、来客と電話と電話とメールと面談とお礼と問い合わせと連絡調整。
......だから西村センセイ、今日は代休を頂戴しているんだってば。
■4月24日(日) 西村センセイ、お砂場デビュー ──春のオープンキャンパスが開かれました──
晴れていたので西村センセイ、いつものように自転車に乗ってご出勤。
ボタンダウンの上にブレザー姿ですが、ネクタイはしません。担当者からそのように指示が出ているのです。意外だったのは、職員がまだ出勤していないこと。
途中ですれ違い、レクサスの中から会釈された施設部長が一番乗りだったらしい。研究室で仕事をしているとやがて、前の駐車場で車と人の動きが活発になってきました。車での来場者をまずこの駐車場へ誘導するのです。
オープンキャンパス開始時刻の1時間前に、まずその駐車場へ。もちろん金沢、石川ナンバーの車が一番多いのですが、それでも全体の1/10くらい。富山や新潟(長岡)ナンバーはもちろん、三重ナンバーの車もありました。
家族と受験生、その妹や弟というのが平均的なパターン。来場者で受付はごった返しており、学部学科によっては一部、展示内容の説明も始まっていました。でも、全体の始まりは大澤新学長のスピーチから。
テレビ回線を通じて全会場にリアルタイムで配信されました。センセイは保護者説明会および入試説明会会場へ。今回はお砂場デビューのようなものなので、センセイの直接の出番はありません。
担当者の説明を聴くのが仕事。開始時刻が迫ると、保護者がどんどん集まってきました。空席がなくなってきたので、センセイも誘導します。
もうちょっとで用意した資料が足りなくなるところでした。センセイが一番強い印象を覚えたのは、勢い。受付でも感じたことです。
センセイは前任校でずっと学生募集と入学試験の仕事をしていましたが、この独特の勢いを約20年ぶりに感じました。
これが今の金沢工大の強さなんだろうなぁ。
会場の大きな教室、実はセンセイが大学院の講義で使う部屋です。だから勝手や雰囲気は承知しているつもり。
席が足りなくなったので、一番後ろで立って聴いていました。わかっていたつもりですが、授業の時に壇上から見聞きしている様子と、後ろから割と醒めて見ている時とではずいぶん雰囲気が違います。一番違うのが音声。
やはり気をつけなくては。いろいろな意味で、記憶に残るお砂場デビューになりました。