2016年10月29日更新(2016年11月6日ページ移動。2018年11月24日写真削除)
■10月29日(土) 北の大地は、寒い。そして本格的な紅葉を迎えています
国際会議2日目。
昨日に続き、今日は午後から金沢工大の研究所が共催するセッションが開かれました。
もちろん最初から最後まで出席。今回の部会は、金沢工大で十数年の取り組みを含めて、これまでの各国の応用倫理"Applied Ethics”を振り返り、次の時代を見据えようというもの。
ふだんは忙しいので、なかなかこのように高所大所から考える機会を見逃しがち。大変勉強になりました。関係するプログラムは、少し間を置いてから夕食会。何だか妙な疲れ方をしている――昨日、本場のサッポロビールを飲み過ぎた? ――ので、ひとまずホテルへ戻ることに。
会場の建物を出たところで撮影したのが写真。ポプラ、銀杏(いちょう)を含めて紅葉が進んでいます。それにそもそも、本当に寒い!!
特に北あるいは西からの風が吹くと、手袋を持参しなかったことを反省させられます。やはり疲れ過ぎていたようで、気がつくとホテルで眠ってしまっていました。もう夕食会は始まっています。トホホ。
■10月28日(金) 西村センセイ、北海道新幹線に乗って、北大で開かれている国際会議に参加する
今日は見たまま、そしてタイトル通りの話題。
センセイは現在、札幌市内に滞在しています。北海道大学を会場とする国際会議に参加しているのです。
「参加」というのはちょっと不正確かも。国際会議は今日の午後から日曜日の午前中にかけて開催されるのですが、一部のプログラムはセンセイらが所属する金沢工大の研究所との共催。
だから部分的にせよ、センセイらも会議を催す立場なのです。今朝は6時を過ぎてから自宅を出発。長岡、大宮そして新函館北斗駅で列車を乗り換え午後4時過ぎに札幌到着。
ホテルに荷物を置いて会場へ赴くと、まさにセンセイらの最初のプログラムが始まるところ。スピーカーはセンセイが14年前からずっとお世話になっているアメリカの先生。会場を見渡すと、今日の参加者は約50名。
外国人と日本人がちょうど半々という感じです。国際会議なので、発表に続く質疑応答は白熱します。センセイはというと、残念ながらまだちょっと日本語モード。
たぶん明日明後日には頭の中も英語モードに切り替わると思うのですが...。
■10月27日(木) 西村センセイは、旅の空 ──北アルプスが初冠雪した模様です──
今日は予定を変更してお伝えします。
センセイは、書類の上では明日早朝から週末にかけて、遠いところへ出張することになっています。
目的地は北方なので午後の講義を終えると、ひとまず新潟の自宅へ移動。高速道路は好きではないし、居眠りをして重大な事故を起こしそうなので、富山市付近までは一般道を走行。
5時を過ぎると帰宅ラッシュとなるので、富山市中心部の手前で北陸自動車道に入ります。呉羽山を抜けると、目の前には富山市。その向こうには立山連峰(北アルプス)。高い山々が突然、壁のように迫ってきます。
分かっていても、いつも驚かされ......あれっ?!写真は富山I.C.の手前で撮影したもの。日没直前、実際には相当暗い状況なのですが、かろうじてまだ夕日が残っています。
奥に見えているのは立山連峰の薬師岳(だと思います)。頂上部分が白い....。
肉眼でははっきりとわかります。たぶん初冠雪。だらだらと長い夏に振り回されていたのも、過去のこと。季節は駆け足で冬に向かっているんですね。
帰宅したら車のディーラーから、冬用タイヤへの交換の案内が届いていました。
■10月26日(水) “KIT Community Garden”、なぜか大根と白菜だけは日本語表記...
北陸地方はこのところ、不安定な天気が続いています。
今日は曇りとの予報──ただし降水確率は高め──だったのですが、そして夕方にはかなり強い雨が降りました。
センセイは自転車で出勤していたので、雨が止んでから帰宅。お昼もいつ雨が降り出すかわからない状況だったので、傘を持ってお弁当を買いに出ました。
途中で撮影したのが、写真。先日お伝えした“KIT Community Garden”です。あれから3週間が経過。
2列の畝(うね)から野菜の若葉が見えています。プレートが立てられていて、そこにはブロッコリー(broccoli)、レタス(lettuce)カリフラワー(cauliflower)、そしてキャベツ(cabbage)と書かれています。
でも大根(Chinese/Japanese〔white〕radish)と白菜(Chinese cabbage)だけは日本語のローマ字表記。お伝えしたように、たぶん高専の外国人教師によるものだと思うのですが、彼ら彼女らの感覚だと大根はDaikon、白菜はHakusaiなんですねぇ。
ふ〜ん。
■10月25日(火) 西村センセイ、交通違反取り締まりの現場に突入してしまう
今日はタイトル通り、そして見たままのお話。
昨日はいつもより30分ほど早く退勤。天気が良く、大学まで自転車で来ていたので、ひとまずアパートへ戻りました。野々市市内へ荷物を運ぶ必要があったのです。
荷物を積んで車を走らせます。センセイが借りているアパートは幹線道路に近いのですが、少し住宅地に入っているので騒音は大したことありません。
便利で、比較的静か。車はすぐに、写真の場所へ出ます。奥の輝いている建物のある場所を横に走るのが、これから乗る国道157号線。
一時停止している車の尾灯が見えます。すでに相当暗くなっているので、安全確保のためにゆっくりと車を進めていると、反射板を身に纏った写真左側の人物が目に入りました。
こんな時間に道路工事...あ"っ。写真中央付近にもヘルメット姿の人物が2人。写真ではよくわかりませんが、その奥に止まっているのはミニパトカー。
さらにその右にも警察車両が1両。脇に警察官が立っています。西村センセイ、何と、交通違反取り締まりの現場に突入してしまったようなのです。ただし取り締まりの対象は、センセイが走行している道路ではないはず。
国道157号線を走る車を対象に、速度違反かシートベルト未着用などの取り締まりをしていたようです。違反車を見つけると、右手奥にある小さな三叉路から対象車を誘導し、この場所で検挙する、というわけです。センセイが通りかかった時は、撤収作業をしていたようです。
それにしても、ここで取り締まられたら発見はまず、無理。まぁ、センセイが交通違反をしていたわけではないのですが。
■10月24日(月) 【悲報】なぜ、このタイミングで?! ──MacBook
Pro(Retina)絶命す──
Appleは27日(日本時間28日未明)、“hello again”と題した大きなイベントを開催すると告知しています。
そこではiPhoneあるいはiOSの陰に隠れて、久しく更新されていなかったMacintosh、特にMacBook(Pro)シリーズが一新されると予想されています。
この点については、センセイを含めて大方の見方が一致するところ。MacBook(Pro)シリーズについてはICチップの世代交代による性能向上はもちろんのこと、“Pro”は有機ELサブディスプレイを採用すると噂されています。
加えて全機種、特にノート機はインターフェースが大幅に変更される見込み。つまりMacの使い方が、大きく変わることになります。
そんな落ち着かない状況の中で、7月に購入したMacBook Pro(Retina)に、1ヶ月前に続き、極めて深刻な障害が発生してしまいました。
写真はリカバリー領域から起動し、自分を治療しようと試みたものの、「修復できませんでした」と告げている場面。今回、Windowsボリューム側はまったく問題ないのです。ただし母艦となるMac側が信頼できない状態です。本当に困った......。
お伝えしたようにMacBook Proの世代交代は事前に予想されていました。でも、システムとの整合性や、キーボードの差異を吸収するソフトの関係で、敢えて現行機種を購入。
しかし内部構造が既に変更されており、肝心のソフトが使えないなど、今回は本当にトラブル続き。そこにこの障害。正直なところ、もうお付き合いできそうにありません。う〜ん、新MacBook Pro(?)を買えってことかぁ?!
■10月23日(日) そう遠くない将来、この地も... ──久しぶりに実家の田圃跡を訪れました──
今日は見たままの話題。
仕事がちっとも捗らない──あちこちへ出かけているから、当然か──西村センセイ、今日は朝のうちに自宅を出発し、お昼過ぎに無事金沢に到着しました。
お伝えしたように昨日は新潟市と新発田市へ出かけたのですが、その帰り道、実家に立ち寄りました。お土産を渡し、母親が育てた野菜を分けてもらうためです。ただし今秋は、全国的に変な天候。繰り返し襲った颱風で北海道の作物が被害を受けただけでなく、長雨などで全国的に野菜が不作。
値段も高騰しています。実家も例外ではありません。母親は農作物をとても上手に育てる──センセイには遺伝していない──のですが、彼女ですら「今年は」と嘆くほど。
たまたま実家近くの畑の野菜は最近収穫してしまったので、昨日は、少し離れた場所にある畑へ。もともとここは一面、段々田圃が広がっていました。14年前に撮影した写真──既に一部畑作に転換している──と、その様子がわかります。
しかし稲作は重労働。ふだんセンセイが実家にいないこともあって11年前を最後に、お米作りを断念しました。
センセイが新潟にずっと住んでいたら、老後に稲作をと考えていたのですが。写真左手の、水が張ってある部分は現在、近くの方が養鯉(ようり)池として借りています。その他の場所は畑に転用。
写真の奥も我が家と親戚の田圃だったのですが、すでに杉林になっています。木々の成長ぶりにびっくりしました。実家の近くでは、この場所は例外的に里山の環境が保たれています。ここ以外のほとんどの場所は自然に還ってしまいました。母親の年齢を考えると、ここもいつまで無事でいられるか。
耕作地だけが問題なのではありません。実家のある集落では戸数がピーク時の1/3程度にまで減少しています。更地も多く、その場所に立つと、そこに誰の家があったのかわからなくなっています。都市部はさらに深刻。
廃屋あるいは更地が急速に増加しています。本来ならば、その時代を見据えて諸事を進めなければならないのですが、ほとんどの人が気づかないか、見て見ぬ振りをしています。前者は無知無能、後者は悪人。
それだけの違い、と言われればそれまでですが。