2018年9月15日更新(2018年9月23日ページ移動)

──2018年9月第3週のニュース──

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9月15日(土) そろそろ金沢工大のリズムに戻さなくては... ──来週から大学が再開されます──

 今日は土曜日ですが、センセイはまだ金沢に留まっています。割と大きな入学試験が実施されたのです。(広く公開されている事実

 例によって、そちらに関するコメントはありません。で、写真は先日、近所で撮影したもの。金沢工大関係者ならお世話になったことがない人はいない──センセイ個人はあまり利用していない──と思われるファミリーマート。
 ちなみに、右側にチラリと見えている黄色い建物は、先日ご紹介した「チャンカレ」こと「カレーのチャンピオン」本店。

 この先にある「ほっかほっか亭」へ行こうとして、ファミマの駐車場が車で溢れていることに気づいたのです。もちろんいつも何台か駐車しているのですが、ご覧のように、今日は顔ぶれが違う。
 変だなぁー、と思って近づくと、商品はおろか、什器備品が撤去されています。一瞬、閉店という文字が頭を過
(よ)ぎったほど。

 でも、邪魔にならないように入口に近づくと、「改装」の文字が目に入りました。やれやれ一安心。確かに、店内の造りがちょっと古くなり、中途半端な状況だったのです。
 もうすぐリニューアルオープンするらしい。

 なぜ「もうすぐ」のか、つまりなぜこの時期の工事なのか、いろいろ考えたのですが、一つはメインの顧客である金沢工大生。その後期(「後学期」)が来週水曜日から始まるのです。
 それに合わせて......って、考えすぎでしょうか。

 いずれにせよ、風水害や颱風、そして地震など天変地異が続きましたが、大学の本来の目的である教育活動が再開されます。このページも徐々に、それに合わせたいと考えています。
 ところが...。

 現時点では、続くかもしれないし、続かないかもしれません。悪しからず。



9月14日(金) み、見えない... ──苗穂駅は移転、新築工事中──

 センセイが目指したのは、苗穂駅西側にある跨線橋。でも話がそう簡単に進まないであろうことは理解していました。

 4日(火)に予定通り函館を発ち、札幌駅に到着する直前に、予想外のものの存在に気づいたのです。苗穂駅を過ぎると、人員および自転車専用の跨線橋が見えるはず......が、無理。目の前の高い場所に、左右(=南北)に横切る大きな構造物が。
 センセイが目指す跨線橋が見えない。これって何?

 構造物の下を通り抜けた瞬間、それとほぼ平行して存在する跨線橋を視認しました。その時は全く知らなかったのですが、苗穂駅は老朽化が進んだため、西(=札幌駅方向)へ約250mほど移転、新築工事中。
 駅舎やホームなどの構造物は完成に近づいており、工事の中心は内装工事へ移行していました。程なく供用開始と思われます。

 で、本題。昨日お伝えしたように、苗穂駅付近はJR北海道およびJR貨物の車両基地になっています。たまたま知ったのですが、その北西部に「トレイン・オン・トレイン」の実験設備が存在すると推測されます。
 しかもそれは、目指す跨線橋から全貌を把握できると考えたのです。

 ところが南北自由通路を含む新苗穂駅駅舎が、跨線橋と車両基地の間に割って入るような格好に。どんな格好をしても、「その場所」を見ることができない。
 向こうから自転車を押してきた男性がセンセイを見て、何かあるのかと思ったらしく、同じような格好をします。

 ゴメンなさい、何も見えません。

 「できない」ばかりでは情けないので、建設的な打開策を探ります。かなり高さのある跨線橋を渡り、南側に出ます。敷地外から望遠レンズで撮影したのが上の写真。
 廃車になった「ニセコエクスプレス」(左側の白い車体)の奥に、「それ」は存在しました。

 やはり「トレイン・オン・トレイン」の実験設備と推測されます。

 新苗穂駅の供用が開始されれば、とても見やすい場所からこの実験施設を見ることができるはずです。仕事が迫ってきたので、ひとまず札幌駅に戻ることに。
 苗穂駅のホームに出たのですが、快速列車は目の前を高速で通過。

 次の普通列車まで時間が...あれ?

 奥(=北側)はJR北海道の車両基地。そこからローカル線用のキハ40が顔を見せたのです。ここまではごく普通の光景。しかし次位には見慣れない写真の車両が。
 お気づきと思いますが、ほとんど窓がなく、背が低い。

 JR北海道が開発した最新鋭のマヤ35型軌道検測車です。その後ろにはやはりキハ40。マヤ35は動力を持たないので、このようにプッシュプルで線路その他の状況を検査するのです。
 個人的には鉄分を十分に補給することができました。

 ただし客観的には廃材の管理など、他の面を含めて、良く言えばおおらか。ただし逆に言うと、事業のマネジメントが余りにも甘い。それでも以前に比べれば、相当改善されているのですが......。
 大好きな北海道。

 それが持つ本質的な良さ──ホントに──を持続できるように、状況が改善されることを切に願っています。



9月13日(木) 札幌では、徒歩でこんな場所も訪れてみました ──北海道鉄道技術館──

 入館していないどころか敷地内にも入っていないので、正確には「北海道鉄道技術館前」とすべきなのでしょうが...。

 お気づきかと思いますが、約2ヶ月前からこのサイトを、それまでの横幅1,024ピクセルから1,280ピクセルでの閲覧を前提に変更しています。写真についてはそのままの大きさなので、どうしても文章が長くなりがち。
 というわけで、今日は短めに。

 早めに札幌入りしたセンセイは、学会の幹部会(「理事会」)の前に「サッポロビール博物館」を訪れました。こちらはお伝えした通り。ただし博物館は、目的地の一つ。
 サッポロビールは大好きですが、白状すると、本命ではありません。

 たぶんかつてのビール工場だった場所に建設されたと思われる大きなスーパー内でお昼──残念ながら、北海道らしいものは何もなかった──を食べてから東へ歩きました。
 まず目指したのは、写真の場所。

 入口の左側には上から「北海道旅客鉄道株式会社苗穂工場」、「日本貨物鉄道株式会社苗穂車両所」と記されています。その奥に、「北海道鉄道技術館」があるはずなのです。
 残念ながら毎月第2・第4土曜日の午後しか開いていません。この点は事前に確認していました。

 そこで公道から入口を撮影。道路上から見える限りでも、明治期と思われる相当古い客車を視認することができました。左側の門柱の奥には、蒸気機関車「C62 3号機」も存在しているはず。
 残念ながら手前に通勤用の電車が停車していたので、その姿を確認することはできませんでしたが。

 この時はもともと風が強かったのですが、急に横殴りの雨が降り始めました。大急ぎで、持参した折り畳み傘を広げます(あまり役立たなかったけど)。来た道を少し戻ってから、風上の「跨線橋」へ。これこそ、今回の調査の真の目的地。
 ただしセンセイは札幌入りする際、特急「スーパー北斗」の車窓から、この近辺でまったく予想外のものを目にしています。

 果たして、この目で「それ」を確認することができるのか?!

 ......って、全然短くなっていないじゃん。



9月12日(水) こちらも地震で本州に戻ることができず、道内に足止めされたはずです

 というわけで、北海道内での鉄道の話題を。

 お伝えしたようにセンセイは3日(月)に北海道入りし、その晩は函館駅前に宿泊しました。翌4日に札幌へ移動したのですが、時間的には余裕があるにもかかわらず、早い時間帯の特急「スーパー北斗」に乗りました。
 札幌で確かめたいことがあったのです。

 函館駅は、線路が尽きる場所に駅舎がある頭端(とうたん)式。通路からホームに出る時、目的の特急に並んで「回送」(“Out of Service”)と表示されていることに気づきました。
 ふ〜ん、と思ってホームに出ると、あ"っ......。

 回送列車というのは、4月末の福島県内で出逢ったばかりの「TRAIN SUITE 四季島」。北海道入りしていたんですね。席に荷物を置いてから「四季島」の端から端まで歩いてみました。
 やがてお客さんの一部が連れだって降りてきました。有名な「函館の朝市」へ行くらしい。

 年輩のカップルがメインですが、若い二人連れもいます。ただしちょっと肩身が狭そう。その後ろには何故かコックさん4名が「いかにも」という格好、しかも横並びで歩いていました。
 センセイが乗る特急は、隣のホームに停車中。(次の写真)

 入線していたのは、乗り慣れたキハ261系。ただし青色を主体とした従来の編成とは塗装が全く異なります。正直なところ、ちょっと中途半端、というのが第一印象。
 でも車内に入ると、それが一変しました。座席など内装類が一新されています。

 後から調べたところ、古い列車を代替更新するために増備された最新鋭の1200番台。新潟市にある「新潟トランシス」の製造です。列車そのものには何の問題もなく、無事に札幌到着。
 3時間半近く乗車したにもかかわらず、「まだ乗っていたいなぁ」と感じたほど。

 その日は午後から学会の幹部会(「理事会」)がありました。メンバーの大半は会場となったホテルに宿泊したのですが、移動の関係上、センセイは札幌駅前に宿泊。
 ホテルに面した新札幌駅のホームに出ると、やはり札幌駅近くに宿所を構えた学会前会長らが。

 札幌駅方面の列車を待ちながら雑談していると、「列車が通過します」との自動アナウンス。特急も新札幌駅に止まるので、貨物列車だろうと思っていたら、見慣れない列車が目の間を通過。何と、今朝見たばかりの「四季島」です。
 これは全く予想外。

 新潟に戻ってから調べてみたところ、「四季島」は現在、上野発3泊4日の旅行プランを運用しているらしい。1、3泊は車中泊で、2日目の晩のみニセコの温泉に宿泊。つまり3日に上野を発って4日朝に函館に到着。
 目撃した時間を考えると、お客さんはすでにニセコへ移動しており、車両の方は札幌運転所かどこかで長旅の疲れを癒す。

 約8時間後に地震が発生し、お伝えしたように鉄道網は大混乱に陥ります。「四季島」そのものは2、3日動かせないもののお客さんについては、翌日運行を再開した航空機か新幹線で東京へ戻って貰ったんじゃないかと思います。
 一番ありそうなのは、チャーターしたバスで新函館北斗駅まで移動してもらい、空席を確保できた新幹線の「グランクラス」に乗車してもらう...。どうでしょう。

 あの若いカップルは、何を感じ、考えたのか。ちょっと気になります。



9月11日(火) 車内気温20.0℃に固執するのはやめよう... ──西村センセイ、関節とお腹の風邪をひく──

 西村センセイ、やはり相当疲れていたらしい。

 というわけで予告はどこへやら。予定を変更して昨日、センセイの身に起きたことをお伝えします。

 昨日のセンセイは年次有給休暇を取得。起床するとまず、かかりつけの皮膚科医院へ。センセイは日本人には稀な皮膚病──1/1,000人程度──を患っているのです。自己免疫疾患で、たぶん死ぬまで治らないのですが、ちゃんと治療していれば問題になることもない。
 センセイに似て、出来があまり良くないお友達のようなもの。

 続いて高校の同級生が運営する内科医院で内視鏡(胃カメラ)検査。そのため、朝から何も口にしておらず、ちょっとパワーが不足気味。でも幸いなことに今回も無罪放免。ありがたや、ありがたや。
 身支度を整えて、金沢へ移動開始。

 一般道で移動するか、高速に乗るか。正午前なので、道路は空いてます。ただし天候は雨。時々強く降り、視界はあまり良くない。どうしようか考えたのですが、金沢から戻る際にかなり高速道路を使ったので、今回は可能な限り一般道にします。
 運転感覚を鈍らせたくなかったのです。

 検査用麻酔の影響が切れたので、途中でお昼を食べます。運転に戻ったのですが......何だか、イマイチ。最初に気づいたのはお腹の違和感。胃カメラの検査は、カメラの視界を確保するために水や空気を注入します。
 だから何だか、お腹が張ったような感じ。

 やがて寒さを覚えるようになりました。でも車内の気温は20.0℃。写真(中央)ではわかりにくいのですが運転席と助手席を別々に設定できるようになっています。これとは別に、中央の空気吹き出し口(写真上部)は相対的な温度設定が可能。
 センセイは頭を冷やすために、上に向けて冷気を出すようにしています。

 酷暑の時はわざと16.0℃(設定下限)などにすることもありますが、センセイ、ほとんどの場合は、この20.0℃設定で、冷気の吹き出し方向を変える程度。
 だから「寒さ」は気のせいだろう、と考えることにしたのです。

 しかし徐々に、「本当かなぁ」──BMWの温度管理を疑っているわけではない──という気持ちが芽生えてきます。最大のポイントは、運転していてもあまり楽しくない。
 BMWではあり得ない。

 何か問題が起き始めています。それでも事故やトラブルは起こさずに、金沢のアパートへ。荷物を多少積み直して大学へご「出勤」。正式には、勤務ではないのです。
 事務室の女性にご挨拶し、地震発生前に購入したお土産を渡します。

 ふと、彼女の不調に気づきました。寒暖の差が激しいので風邪をひいてしまったとのこと。

 ねぎらいの言葉をかけてから研究室へ入ったのですが、今度はセンセイの様子がおかしい。本当は、研究室で溜まった仕事を少し片づけるつもりだったのですが、とてもそんな状況ではなくなってきました。
 仕事を諦めて、帰宅することにします。

 実家から母親が育てた茄子を貰ってきました。でも、タンパク質も必要なので途中、スーパーへ立ち寄ります。身体が、お刺身など生ものを受け付けないことはわかっていたので、焼いてある小鯛を買い求めます。
 アパートにたどり着く頃には明らかに悪寒
(おかん)

 室内の気温は24.0℃。決して低くはないのですが、身体がガタガタと震えます。ガスストーブを出そうかと思ったのですが、今回はエアコンを暖房に切り替え、室内を30.0℃まで暖めます。これって、真夏の状況。
 関節が猛烈に痛く、お腹もおかしい。お腹の張りは検査によるものではなく、風邪のせいだったのね。

 こちらも通常はありえないのですが、あまりに寒いので、布団乾燥機をつかって布団を暖めます。真冬に戻った状態。しかしそれでも凍えそうな状況。とにかく眠ります。未明に気づいたのですが、厚い布団の下で七転八倒。
 汗をかいたので、下着を着替えてからご出勤。

 残念ながら体調は万全ではなく、関係者の皆様にはご迷惑をおかけしました。ただし客観的には、酷くならずに済んだかな。根本的にはたぶん、センセイの加齢もあって、自覚している以上に北海道で疲れたんだと思います。

 完全な繰り返しですが、でもこれで、北海道を嫌いになったりすることは絶対にありませんので、念のため。



9月10日(月) 早稲田大学のO先生、指定券を見て仰け反る ──西村センセイ、今回の出張の目的は?! ── 

 出張の目的はもちろん、お仕事です。地震で2日目以降は吹っ飛んでしまったけど、初日はきちんと働きました。

 被災当日も、お伝えしたように朝の段階では学会の中止を確認できなかったので、相当無理をして会場の酪農学園大学まで赴きました。帰りは幹線道路脇に立っていたら札幌へ向かうタクシーがきたので、それほど苦労せずに戻ることができたのですが。
 何故そこまでして、頑張るのか。

 直接の答は、それがセンセイの仕事だから。センセイにしかできなかったり(初日)、代わってもらうことは可能だけど、基本的にはセンセイに割り当てられた仕事(2日目午前)だから。そしてたぶん、もう一つ理由が。
 きちんと働いた後の、楽しみ。

 それは毛ガニ/ズワイガニであったり、工場で製造されたばかりのサッポロビールだったり、鉄分の補給だったり。なお、基本的な行程以外の旅費や宿泊費その他は公費ではなく、すべて自己負担ですので、念のため。
 今回は鉄分を相当量、しかも濃く補給する計画を立てていました。

 北海道入りおよび翌日の札幌への移動についてはそれぞれお伝えした通り。で、学会初日の晩、つまり地震発生まで8時間と迫った情報交換会内でのこと。
 出版社の方と話をしていて、颱風の話題から、どうやって北海道入りしたのかに話が移りました。

 居合わせた関係者は、センセイが鉄道ファンであることを良く知っているので、センセイは手持ちのやや特殊な乗車券と、帰路の指定券(写真)をお見せしました。
 そこにちょうど、早稲田大学のO先生が。

 彼はセンセイ以上に長い経歴を持つ鉄道ファンです。もちろん彼にもご覧いただいたのですが、関係者との間で事前に、O先生の反応を予測しました。
 乗車券については感心はするものの、驚かない。(こちらは予想通り。)

 で、写真の指定券を渡すと、「え"っ、『ニセコ』なんて、まだ走っているんですかぁ...」と絶句。

 以前ご紹介した臨時特急ニセコ」の指定券です。揺れが少ない車両の中央付近ではありませんが、窓側の相当良い座席。キャンセルが出ると予想してチェックしていたところ、ゲットできました。
 この指定券は、地震翌日のもの。列車が運行されることはありませんでした。つまり、幻の切符。

 地震で行程後半はグチャグチャになってしまいましたが、それでも今回、センセイはいろんなところで鉄分を補給しています。あまり嫌われない程度──無理かなぁ──に、鉄道ネタをご紹介しようと思っています。

 どんなトラブルがあっても北海道はやっぱり、美味しいし、楽しい。



9月9日(日) やはり、美味しい ──絶対に、北海道を嫌いになったりしませんから、ご安心を──

 今日も北海道で経験した地震(「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」)の話題。

 事実関係、反省点に続いて、センセイが北海道で食べたもの編。ただし被災当日の状況については、省略。ただし、サッポロ駅近辺に存在した平均的な旅行客より、はるかに恵まれていたことだけは申し添えさせていただきます。
 お伝えしたようにセンセイは月曜日の夕方、私費で函館入りしました。

 食料とビールを確保すべく、予備知識なしに駅前にある地元資本の「棒二森屋」に入ったのですが、何だか店内の様子がおかしい。品数が、お客が少ない。掲示を読むと、残念ながら近々閉店とのこと。経営不振が原因のようです。
 食べ物はとても美味しかったのですが...。

 サッポロ入りした火曜日は、市内のホテルで幹部会(「理事会」)。理事の大半はそのまま宿泊するので、センセイは札幌駅へ移動。関係者と別れてセンセイが向かったのは地下街。夜行寝台特急で北海道と行き来していた時からの定番コース。
 もちろん美味しいものを確保するため。

 西村センセイ、日中に食べ過ぎてしまったので、あまりお腹が空いていません。そこで心身を清めるべく(?)、今宵はカニ一杯とビールのみ。味の濃い毛ガニにしようか、淡泊なズワイガニにするか。
 本当に迷いました。

 次の晩は懇親会ですが、その次は一人だけの夜なので、毛ガニはその時に譲ることにしました。今回、「その時」は来なかったのですが。ズワイガニも、ビールも本当に美味しい。
 後者は通常のサッポロ黒ラベル、しかも缶入りなのですが。

 白状すると、懇親会の食事には期待していなかったのです。食事を提供する側も商売なので、値段と品質、あるいは量との駆け引き。会場を批判しているのではありません。
 でも今回はまったく想定外。

 コスト的にはかなり節約しているのです。北海道産のジャガイモだとか、イカだとか、ジンギスカンだとか。でもこれが、本当に美味しい。ふだんはあまり肉を食べないセンセイ。
 でも今回は、ずいぶん頂戴してしまいました。

 で、写真は学会初日、大会参加者に提供されたアイスクリーム。表示をご覧いただくとわかりますが、何と、会場の酪農学園大学で製造したもの。実は牛乳も提供されていたのですが、飲み損ねてしまいました。
 翌日、頂くことができると疑っていなかったので。

 正直なところ、地震発生直後の札幌は悲惨な状況でした。一部繰り返しになりますが、特に高齢者や乳幼児を抱えている家族連れ、そして言語の壁を抱えた外国人旅行客は大変でした。もちろんセンセイも可能な限り援助しましたが。関係当局の支援も決して十分だったとは言えない。
 でも、やはり北海道は美味しい。

 そして、未開拓の魅力に溢れた大地です。

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