2018年7月14日更新(2018年7月21日ページ移動)

──2018年7月第2週のニュース──

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7月14日(土) 進む対象と方法の多様化、分散化 ──夏のオープンキャンパスが開かれています──

 今日は見たままのお話。

 お伝えしたように金沢工業大学では、今日と明日の2日間、今年度2回目オープンキャンパスが開催されます。センセイも早朝に自転車でご出勤。
 ただし直接の出番はないので、開始時刻まで研究室でお仕事。

 10時、大澤敏学長のオープニングスピーチが始まり、全教室にその様子が放送されました。続いて各学部学科の紹介、体験その他のプログラムが始まります。
 右の写真は大教室で実施された、情報フロンティア学部メディア情報学科における学びと研究の紹介。

 お話をされているのは、出原立子(いずはらりつこ)学部長です。これまではこのような座学形式での説明が主だったのですが、最近は紹介の方法がずいぶん多様化しています。
 たとえば情報フロンティア学部経営情報学科では、数人のグループに分かれて課題に取り組んでいました。いわゆるアクティブ・ワーク。

 学部学科の特性からすると当然かもしれませんが、バイオ・化学部応用化学科では数種類の金属イオンの中から一つを選び、使い捨ての白衣を着用した参加者が、無機蛍光体合成に挑戦していました。
 参加者はやはりある程度、化学の知識と経験を持っているようですが、少々、おっかなびっくりという感じ。

 工学部ロボティクス学科も同様に、生徒がグループ活動に取り組んでいたのですが、隣の部屋では学科の研究室紹介が同時進行。直接説明するのは大学院生がメインです。
 センセイは彼ら彼女らの必修科目を担当しているので、センセイが通ると、皆が挨拶してきます。

 写真は土居隆宏准教授(写真左端)のコーナー。研究室で製作したロボットの実演と説明をしています。で、お客さんはというと、小さな子供たち。
 高校生らは別教室にいるので現在は、同伴してきた小学生と祖父母を含む保護者がメインなのです。

 彼ら彼女らがすぐに大学を受験するわけではありません。でも土居先生ご自身、幼稚園児の時のロボット体験が現在に繋がっているとのことなので、彼ら彼女らが今後どのような進路に進むにせよ、貴重な体験となっているはず。
 ちょっと怖がりながらも目を輝かせている様子を見ていると、そう確信します。

 この他にも就職や学生生活の説明、保護者対象の説明会、夢考房の見学、研究所ツアー、そしてセンセイのお仕事である入試説明と、盛り沢山のプログラムが行われました。
 今日は雲一つない快晴。全国的に気温が高かったのですが、金沢も真夏日になりました。外に出るのが、ちょっとしんどい。

 もう少し涼しかったら申し分ないんだけど、夏は夏。秋の実りのためには、それもやはり必要です。



7月13日(金) 大学は、みんな違う... ──お隣(?)の北陸大学を初めて訪問して、研修会に参加させていただきました──

 見方によっては、(大学にあまり居たくない)西村センセイは今日も外出した、というお話。

 金沢工大では明日、明後日の2日間、夏のオープンキャンパスが開催されます。もちろんセンセイも参加。昨日、金曜日の講義を実施したので今日は講義がなく、教職員は朝からその準備に従事しています。
 でも、センセイが直接関係する仕事はありません。

 いつも通りに出勤して溜まっている仕事を片づけます。また、SA(スチューデント・アシスタント)に提出物の整理を手伝っていただきます。合間に事務方と、相談やら確認を2件。午後になると、ちょっとソワソワしてきました。
 珍しく、金沢市内の大学へ出張──県内なので、正式には出張扱いにはならない──するのです。

 もう少し詳しく言うと、市内の北陸大学で有名な講師をお招きした全学研修会が開かれ、学内外の手続きをそれに参加させていただくのです。
 所定の時刻に車で大学を離れます。

 新潟へ戻る時に使っている通称「山側環状」を右折し、初めての道に入ります。市街地を流れる浅野川を遡る格好。やがて左手(=右岸)の低い山の上に、大学が見えてきました。
 注意して左折。結構な山登りの果てに、大学到着。ゲートで守衛さんに目的を告げ、車を駐車場に止めます。

 西村センセイ、北陸大学を訪れるのは初めて。というか、そもそも県内の大学を訪問させていただいたのは昨年3月の金城大学・同短期大学部だけ。
 講演を聴きに来たのか、キャンパス訪問が目的だったのか、だんだん良くわからなくなってきます。

 で、そのキャンパスはというと、金沢工大とは全く別物。建物だけでなく、学生さんを含めて雰囲気は前任校に近く、それを一回り大きくしたような印象を受けました。
 会の開始時刻が迫ってきたのですが、教職員雰囲気やの集合の様子も金沢工大とは違います。

 写真は講演冒頭で撮影したもの。不思議な配置の大教室──階下は学生食堂──に200名弱の教職員が集まっています。講師はセンセイも良く知っている方。もちろん講演内容は期待通り、あるいはそれ以上。
 帰り際、研修会の責任者である副学長に呼び止められました。

 実は彼女とは、センセイが関係する学会設立以来のお付き合い。彼女に促されるまま、理事長兼学長先生にご挨拶。

 う〜ん、宿題が増えてしまったかな。



7月12日(木) セ・ラ・ヴィ ──西村センセイ、特急「しらさぎ」に乗って再び名古屋大学に出張する──

 今日は木曜日。でも金沢工大では、曜日による講義回数の差異を調整するために、今日は金曜日の講義を実施しています。

 センセイ個人としては、木曜日に担当している講義が休講になったようなもの。そこで、せっかくのこの機会をとらえて学外の研究会へ参加することにしました。今日向かったのは、何と、名古屋大学。
 約2週間前に訪れたばかりです。

 前回と同じ特急「しらさぎ」で名古屋到着。西村センセイ、名古屋というとどうしても「きしめん」と「味噌カツ」というイメージが離れません。
 先々週も、駅に到着するとほぼ本能的に、ホーム端にあるきしめんのお店に入ってしまいました。

 ただし地元の方には大変申し訳ないのですが、それなりと思(おぼ)しきお店に入っても、どうもきしめんの魅力が良くわからない。でも、そのお店ではOLがきしめんをとても美味しそうに頂いています。
 だからほぼ間違いなく、センセイの側の問題なのでしょう。

 で、今回は駅ビルの高島屋で実家や伯母へのお土産を買ってから、名古屋大学へ。大学の食堂でお昼を頂きます。

 前回も感じたのですが、名古屋大学は留学生が多い。欧米系、中東系、アジア系の各言語が入り乱れています。顔立ちから日本人だろうな、と思っても、ハングル語だったり。
 でも個人的には、こちらの方が居心地が良い。

 研究会の会場は前回と同じ場所なので、そちらの写真はパス。テーマは高等教育の質保証とFD・SD(Faculty/Staff Development)に関するもの。
 講師は元名古屋大学所属で、現在は愛媛大学にいらっしゃる先生。

 研究会の詳細は省略させていただきますが、レクチャーとグループ討議、総合討論で2時間のプログラムを終えました。会の終了後、センセイはすぐに会場を離れて地下鉄2本を乗り継いで名古屋駅へ移動。
 前回同様、特急「しらさぎ」で夜8時頃金沢に到着しました。

 上の写真は研究会が開かれた建物ではなく、近くの場所で撮影したもの。約10年前に、(たぶん初めて訪れた)名古屋大学で工学教育の学会が開かれた際に出くわした(写真削除)、一群の赤い線。
 その時は昼食のために、写真の奥から手前に出てきて線に気づいたのですが、「何なんだ、これは...」という感じ。

 10年前はちゃんと写真を撮影していなかったようなので、改めて「その場所」でカメラを構え直したのが右の写真。リベンジというわけです。
 ご覧のように、赤い線が見事に一点に集束しています。

 でも、よぉーく見ると、左手前の建物と、奥の校舎、その中間にあるオブジェの間にごく僅かの隙間が...。

 カメラを構えた時は、「完璧だ」と思ったのですが、視力が低下していて液晶画面を確かめられなかったこともあって、微妙に立ち位置がずれていたようです。

 でも、まぁ、これも人生(“C'est la vie.”)。



7月11日(水) 西村センセイ、別な意味で働く ──企業の担当者をお招きして、特別講義を実施しました──

 今日は水曜日。1週間の中でセンセイが一番忙しい日です(実は学期後半から少しだけ楽になったのですが...)。

 例によって今朝も早朝にご出勤。梅雨明け以降、好天が続いているため、空気を詰め直した自転車を利用しているのですが、今日は夏用の背広を着て、徒歩でご出勤。だから経路がちょっとだけ違います。
 歩き始めてすぐに暑さを感じたので、上着は手に持ちます。

 途中、解体し終えた家の前を通ったのですが、土地は更地になり、地面には家の形をしたロープが張られていました。誰が住むのかはともかく、一戸建て住宅を建設するようです。
 到着後はまず、いくつかの用件と仕事を片づけます。

 続いて割と大きな会議。でも今日はその後に、立場上センセイが主宰する会議があります。お昼休みなのでお弁当が提供されるのですが、ちっとも美味しく感じません。
 ただし、決して弁当屋さんのせいではありませんので、念のため。

 午後は別な仕事をしてから、特別クラスの講義。学期末だというのに、出席者が少なくなっているのが気がかりです。続いて、もう1回会議。
 そちらは30分くらいで終わったので、片づけ物をしてから大きな階段教室へ向かいます。

 センセイらが共同で担当している科目の、特別講義が開かれているのです。会議と重なっているので、途中から出席させていただきます。
 講師は大学の先生ではなく、在阪の企業でセンセイらの科目に関係した内容を担当していらっしゃる方。

 でもこれが本当に引き込まれる内容。最後の会議をサボるべきだったか、と反省します。6時過ぎに特別講義は終了し、講師と金沢市内で夕食。これも金沢工大科学技術応用倫理研究所所長としてのお仕事。

 西村センセイって、学者だったのね。



7月10日(火) 生存競争は、厳しい... ──元コンビニ、少し前まで携帯電話ショップだった場所が、更地になってしまった──

 新潟地方気象台は昨日、北陸地方が梅雨明けしたと見られると発表しました。今日の金沢の最高気温は33.7℃。暑いです。

 写真は昨日、午後からの体力を使う講義に備えて、しっかりとお昼を頂くべく外へ出た時の写真。あるはずの建物がなくなっていることに気づいたのです。
 かつてここに存在したのはコンビニ。

 それなりに繁盛していると思っていたのですが、その後、大学により近い場所にセブン-イレブンがオープンしたためか、店を閉じてしまいました。

 代わりに入ったのが携帯電話ショップ。ソフトバンクのお店(だったはず)が数年営業を続けていました。でも先日、それが急に閉店してしまったのです。記憶に間違いがなければ、移転したと掲示されていたはず。
 家賃等の関係で、移転そのものはいくらでもあること。

 ここは地域の幹線道路に面した、立地の良い場所です。次はどんなお店になるんだろうと思っていたら、何と、更地になってしまいました。これは予想外。
 写真中央、トラックの場所に建物が存在したのです(白い平屋は隣接するイオンバイク金沢工大前店)。

 パソコンのワープロソフトがWordに収斂していくように、元チャンカレを含めて小売店は最後にコンビニになってしまうのかと思っていたら、どうやらその段階を過ぎたらしいということを再確認します。
 人口が増加しない限り、飲食に関してはゼロサムゲーム。

 「最後はコンビニ...」ではなく、「最後の最後は更地...」へと、センセイの認識を改めなくてはならないようです。

 ......じゃぁ、人間が生き残るために必要な食料は、いったい誰が生産するんだろう。



7月9日(月) 祝 3周年!! ──日曜日の午後、「マキシマム ザ ラーメン 初代 極」に長い行列ができていた──

 写真は昨日、つまり日曜日の午後に撮影したもの。

 センセイは金沢工大で開かれるはずだった研究会に参加するため、先週金曜日に帰宅し、翌日、金沢へ移動しました。日曜日は大学で仕事をしていたのですが、お昼に食事を兼ねて車で外出。
 主たる目的はビールの買い出し。

 大学の駐車場に戻ろうとして、我が目を疑う光景に出くわしました。写真のマキシマム ザ ラーメン 初代 極(きわみ)」前に、長い行列ができていたのです。
 写真はそれから少し時間が経過した時の様子。

 センセイがお店の前を通過した午後1時頃、行列は倍くらいの長さ。中には女性の姿も複数。「女性はラーメンを食べてはいけない」と言っているのではありません。
 このお店は、いわゆる「二郎」系。

 センセイは(半分間違って)、前身の「池田屋」とこのお店に1回ずつ入ったことがあります。大学のすぐそばにあるのですから「2回しか」と表現すべきかも。
 とにかく麺とトッピング──特にチャーシュー──の量が多く、しかも味が濃い。

 センセイにとっては量的にも、カロリー的にも、そして塩分量からしても、とても無理ですが、若い方には女性を含めて、かなり人気があります。
 お店の出入口は写真奥の見えない場所にあるのですが、開店時刻が迫ると、いつもその前に行列ができています。

 通常はお店の向こう側に、写真右から左へ並ぶのです。でも昨日はご覧のように道路沿い。しかも入店できたからといって、すぐにラーメンを食べられるわけではありません。店内、道路に面したガラス窓に沿って椅子が十数脚用意。
 まずそこに座り、順番にカウンターへ呼ばれるのです。う〜ん、様式美。

 さすがにこんな光景は記憶にないので、後でツイッターを調べてみると、開店3周年を祝う特別メニューを期間限定で提供していたとのこと。

 なるほどね。



7月8日(日) 経営者が違うんだろうか... ──柏崎市内の「ほっともっと」が、改めて新規出店へ──

 昨日に続いて、自宅のある柏崎市の話題。

 写真は先々週の週末、お世話になっている高校の同級生のかかりつけ医に、高血圧を相談してからの帰り道、自転車を止めて道路反対側で建築中の建物を撮影したもの。
 外形からわかるように、住宅ではなく店舗。

 実はこれ、センセイが平均すると週に1回くらいお世話になっている──実は、最近1ヶ月ほどご無沙汰──「ほっともっと」の新店舗。第一報は家人から聞きました。今月下旬にはオープンするそうです。
 でも、センセイにとっては、やや意外。

 地方はどこもそうですが、人口減少と高齢化に伴って、経済活動は縮小中。

 弁当店に関しては、柏崎市内には「ほっかほっか亭」が3店存在していたのですが、「ほっともっと」に転換後、1店舗を残して他2店は閉店。跡は現在、ラーメン店更地になっています。
 この状況で、少なくない初期投資をして新店舗をオープンさせるだろうか。

 閉店した旧店舗とは異なり、確かにこの場所は郊外への幹線道路に面しています、しかし田圃だった場所なので店舗だけではなく、土地の造成にもかなりお金がかかっているはず。
 伝え聞くところによると、これまでの店舗は同一経営者によるものとのこと。(ただし未確認情報)

 経営者が違うということなんだろうか...。

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