2018年9月1日更新(2018年9月9日ページ移動)

──2018年8月第5週〜9月第1週のニュース──

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9月1日(土) 午前中の上越・北陸新幹線に乗って上京する時、鉄道ファン的には...

 お伝えしたように昨日午後、センセイは左足親指の付け根に違和感を覚えました。

 他に適当な飲み物がないので、現在はビールでの晩酌を再開。体調と相談しながら、摂取する量を調整しているところ。ムズムズは、警告かもしれない。というわけでアパート近くでバスを降りると、コンビニへ。
 冷蔵庫に入れてあるサッポロビールではなく、近くのコンビニで痛風の原因となるプリン体の少ないワインを探しました。

 冷えている小瓶を見つけたので、赤と白を購入。味はイマイチでしたが。そのおかげ(?)か、大事には至りませんでした。毎晩ハラハラ、ドキドキ。

 で、今日は土曜日ですが、センセイは大学へご出勤。大学院の入学試験が行われたのです(公開されている事実)。例によってセンセイのお仕事は留守番をして、お弁当を食べること(?)なので、そちらへのコメントはありません。
 終了を見届けてから、新潟の自宅へ移動。

 写真は昨日、往路の北陸新幹線の車中から撮影したもの。手前に見えるのはJR東日本のE5系新幹線。ここはどこでしょう?

 センセイは月に何回か上京していますが、ここしばらくは自宅を起点にして行動しているので、移動は上越新幹線か在来線ばかり。調べてみたら、北陸新幹線に乗るのは3ヶ月ぶりらしい。
 高速道路に似て、センセイは新幹線もあまり好ましく思っていないようです。

 もちろん仕事ですから利用しますが、一矢を報いるべく(?)座席には注意します。以前は揺れの少ない車両中央、二人掛けの窓側を選んでいたのです。
 でも最近は三人掛け席を好むようになりました。特に午前中は必ず三人掛け席。

 地図を良く見ていただくとわかりますが上京する場合、北陸新幹線はまず北東方向へ向かい、新潟県内で向きを南東に変えます(長野の手前では一時的に南西へ向かう)。
 関東に入ると、ずっと南東方向。二人掛け席は右側なので、ずっと右前方から陽射しが射し込みます。

 カーテンを閉めれば良いのですが、子供のままオトナになった西村センセイ、窓の外が見えないのは辛い。そしてもう一つ。鉄分な理由です。
 金沢を発つと高架上の高い位置から左側に、まず「乙丸車両基地」。

 富山駅を過ぎるとJR西日本金沢総合車両所富山支所およびJR貨物関西支社富山機関区。後者では運用を終えたEF81型が多数、現在もそのまま残されていました。国境の長いトンネルを越えて信濃の国に入ると、長野駅の手前には「長野総合車両センター」。
 長く東海道本線および上越線──個人的には上野─大宮間の「新幹線リレー号」が懐かしい──で使用されてきた185系が廃車を待っています。

 そして上野駅に到着するちょっと前には、並ぶ最新鋭新幹線車両の奥に、「尾久車両センター」。運が良ければ「TRAIN SUITE 四季島」やE26系「カシオペア」夜行寝台特急を見ることができます。
 で、今日の主役(?)は、右上隅にちょっと見えているE257系。

 中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」として長く使用されてきた列車ですが、最新鋭E353系への置き換えが進み、しばしここで疲れを癒しているところ。リニューアル工事後、東海道本線で用いられるそうです。
 というわけで、北陸・上越新幹線に関する限り鉄道ファン的には、三人掛けの窓側がお勧めなのです。



8月31日(金) 記憶が鮮烈によみがえってしまう... ――久しぶりの東京は...あづい(正確には、「暑かった」)――

 西村センセイ、今日は日帰りで東京へご出張。

 採択された科学研究費補助金による研究に関連した研究会に参加したのです。場所は東京駅のすぐそば。つまり交通の便は良い。それより問題は今日の天気。ただし金沢で心配されるのは、これまでの高温ではなく雨です。
 今朝は能登地方(および山形県)が大雨となっています。

 七尾線はすでに運転見合わせ(その後、北陸本線の特急と城端線はすべて運休)。能登と山形県のそれぞれ一部には避難指示が出されている状態。
 外を確かめた時はまだ降っていなかったのですが、雨雲レーダーを見ると、金沢市など加賀地方も間もなく雨。

 予定よりも早くアパートを出たのですが、まるでそれを待っていたかのように強い雨が降り始めました。それでも何とか金沢駅到着。日本海側は、新幹線の車窓から時々外が見えないほどの降り。
 予定通り到着したのですが、今度は地上に出た途端、猛烈な暑さ。

 気象庁の記録によると、その時の気温は34.4℃。その後、今日の最高気温35.4℃を記録したそうです。金沢はここ数日過ごしやすい気温だったので、体に堪えます。
 研究会そのものは、とても勉強になりました。

 日本人の講師が4名、アメリカ(たぶん)およびイギリスの研究者が2名報告し、最後は全体討議。終了後、再びの暑さに耐える覚悟を決めて外へ出ると...これが拍子抜け。
 意外にも、昼ほどの暑さではありません。だからタイトルの( )内は過去形。

 アメダスによると、センセイが外に出た時の気温は28.2℃とのこと。短時間に気温が数度降下したわけです。全国各地に大雨をもたらした停滞前線がゆっくりと南下し、午後は関東でもあちこちで局地的に強い雨。
 東京駅付近も、今にも降り始めそうな天気。埼玉県内の一部ではかなり激しく降っていました。

 とにもかくにも何とか金沢に到着、といきたいところですが、何だか、左足親指の付け根がムズムズする...。



8月30日(木) “Sembello”って、どこの国の言葉? ──今日は特別な日だというのに...──

 ある意味で、昨日の続き。ただし今回、変わったのはお店ではなく、センセイの認識の方なのですが。

 朝は晴れていたのですが、日中から夕方は雨との予報だったので、センセイは車でご出勤。いつもの駐車場(こちらこちら)に車を止めます。この機会に、駐車場の斜向かいにある、「お肉が安いだけの店 八助」や「ラーメン一鶴(いっかく)」が入っているビルの前へ。
 「八助」の並びのお店を撮影したのが写真。

 看板には「大衆酒場 Sembello センベロ」と記されています。「女性でも食べやすい『ひとくち手羽先』が旨い店」とのこと。2、3年前にオープンしたのですが、この辺のお店は「一鶴」を除いて入ったことがない。
 その一鶴も、ここ数ヶ月ご無沙汰しています。

 このお店の名前は覚えていたのです。でも、“Sembello”って何? そもそも、どこの国の言葉?

 綴りから漠然と、ラテン語に由来するロマンス語族(フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語など)だろうなぁとは思っていたのです。
 実際、人名としてなら存在します。

 ロキシー・ミュージックにかつて共に在籍したフィル・マンザネラとブライアン・イーノが、新たに“801”という プロジェクトを結成していた時、イーノが作詞してボーカルを務めていた曲の中に、似たような言葉がありました。
 彼はスペイン語を勉強しており、部分的にですが、かの国の言葉による詩もあります。

 だからスペイン語なんだろうと思っていたのですが、これが大外れ。

 最近、偶然知ったのですが、これは日本語の造語。「千(せん)円くらい(/以内)でベロ(べろ)ベロになるまで酔って食べることができるお店」とのこと。
 女性が運営する「せんべろnet」なるものすら存在するそうです。

 確かに新橋近辺などでは、以前よりも立ち呑み店が目立ち、夕方になると背広姿のサラリーマンで賑わっています。事実は冷酷。

 安易な思い込みはやめよう。



8月29日(水) そのチャレンジ精神は、高く評価したい ──チャンカレが新メニューを展開中です──

 「センセイが金沢を離れていた間に、キャンパスの周囲が変わっていた」シリーズ第二弾。

 旧「ゼロカフェ」が入っているビルの前を過ぎ、「ほっかほっか亭」に向けて歩き始めたセンセイの目に入るのは、「チャンカレ」こと「カレーのチャンピオン」本店。実はこの春から、今までにない動きが看取(かんしゅ)されるのです。
 その一つが、写真の旗。

 「夜チャンカレ」や「特製 かき混ぜて食べる チャンカレ和え麺」(780円)って、何?!

 帰宅してから調べてみると、2005年10月の現店舗移転──チャンカレのHP中では2006年となっている──後、初めての改装工事で、厨房を改造するとともに物販品販売にも力を入れているとのこと。
 前者によって可能になったのが、新メニューの提供。

 その一つがこの「チャンカレ和え麺」。「麺」というのはラーメンのことだろうと思量しています。残念ながら西村センセイ、夜にこの近辺を出歩く習慣はないので、ちょっとご縁はなさそうですが...。
 他に期間限定で「ビッグなカツカレー」(690円)も。

 これは広島県呉市にある「スグル食品」の定番商品「ビッグカツ」とタイアップしたエイプリルフールネタを、実現してしまった(!!)というもの。
 チャンカレを良く知っている方──お世話になった方、というべきか──にはいろいろご意見があると思います。

 ただし(たぶん)若手社員の勢いと、それを活かそうとする経営陣の態度は、高く評価されるべきだと思うのです。考えてみると1年以上ご無沙汰しているチャンカレ。
 でも、この目で店内の様子を確かめさせていただくのは「からやま」より先なんじゃないかな、という気がします。

 加齢が進んでいるため、体調と相談してからですが。



8月28日(火) 看板が替わっていた... ──「ゼロカフェ」のシステムは、工大生と相性が良くなかったらしい──

 今朝は強い雨音で目が覚めました。

 終日雨とのことだったので珍しく車で出勤したのですが、外気の湿度が高いのでエアコンを作動させると車内の気温が低下して、側面の窓ガラスの外側が結露してしまいます。まるで梅雨のよう。
 というか、上空には停滞前線が横たわっているのですから、梅雨そのもの。

 一般的に、日本には四季があると理解されています。でも気象学的には春と夏、夏と秋の間に雨期、つまり梅雨があります。だから6つの季節と考えた方がより適切なのです。今日のセンセイは日中、キャンパスから一歩も外へ出ることがありませんでした。
 というわけで先日、猛烈な暑さの中を「ほっかほっか亭」のお弁当を買い求めて外出した時に気づいたこと。

 ライバル店の「ほっともっと」は売れ筋の商品を割安で提供する代わりに、基本的には作り置き。でも「ほっかほっか亭」は注文を受けてから作ってもらえます。
 あまりの「熱さ」で、持ち帰るまでに変質してしまうんじゃないかとよけいな心配をしていると......あれっ?!

 看板が替わっていることに気づきました。

 3年前、ずっと空き店舗にオープンした「ゼロカフェ」──その後、半分を運営会社の店舗に変更──の看板がまったく別なものになっています。
 左上には「ソレスト株式会社」、右下には「ヒトタス」。自動ドアの看板も修正済。

 後で調べてみると、運営会社は今年の4月に他社と統合されて新会社「ソレスト」、つまり左側の会社に社名を変更。さらに関連会社は別の会社と労働者派遣事業などを行う合弁会社「ヒトタス」を設立。
 「ゼロカフェ」については、記憶に間違いがなければ金沢大学前店の他に、ここに存在したお店に加えて福井大学、新潟大学にもお店を構えていたはず。

 現在は金沢大学前店のみが運営を継続しているようで、先日、センセイも車を運転しながらお店の存在を確認しています。他大学のお店はともかく、どうやら「ゼロカフェ」のシステムは、工大生とあまり相性が良くなかったようです。

 ま、課題の量が日本一多い金沢工大ですからねぇ。



8月27日(月) 約2週間遅れの、お盆 ──静かに、しかし確実に世代交代は進む──

 昨日お伝えするつもりだった話題。

 先週土曜日、センセイは早朝に金沢を自動車で発ちました。遅くなると、特に富山市内で交通量が増えて運転しにくくなるのです。でも今回はもう一つ理由が。首都圏で暮らす姪夫婦が実家にやって来るとのこと。
 可能ならば、それに合わせたい。

 姪が結婚式を挙げたのは3年前、北陸新幹線が開業したまさにその日。これは式場の都合によるもので、まったくの偶然なのですが。

 若夫婦は昨秋、初めての子供(男児)に恵まれました。もちろんセンセイもお目にかかっていますが、彼は生まれた時から父親似の美男子。つまりイケメン。
 姪の名誉のために付け加えると、美人である母親にも似ています。

 「盆と正月」という言葉があるように、田舎では旧暦のお盆に合わせて帰省するのが「常識」。でも仕事を持っている人だと、なかなかそうはいきません。
 公務員などは、カレンダー通りの勤務。

 姪夫婦の場合はさらに、乳児を抱えて移動なので先月帰省したものの、お盆はパス。その代わり約2週間遅れで彼女の実家──つまり弟宅──とセンセイの実家を訪れたという次第。
 写真はお墓参りの様子。

 写真では良くわかりませんが、右奥の弟が右手に初孫を抱えています。昨日、金沢へ移動するために車を走らせていると、同じようにお墓の前で手を合わせている人々を見かけました。ただしこちらは、喪服姿。
 新盆
(にいぼん)なのでしょうか。

 人々の注目を集めてデビューする者もいれば、人知れず舞台から去る人も。世代交代は静かに、しかし確実に進んでいます。

 もちろんセンセイも、その例外ではありません。



8月26日(日) 最高気温34.5℃の中、長距離走行のセンセイを出迎えてくれたのは...

 今日は予定を変更してお伝えします。

 自宅および実家に21時間留まった今朝のセンセイは、金沢に向けて移動開始。

 安全運転のためには週末の夜間走行を避けたいのですが、その分、自宅に留まる時間が短くなるのが難点。このアポリアは、センセイが金沢工大を実質的に退職する──正式には退職済──日まで解消されないのだろうか。
 自宅を出発した時点での、車外気温計の表示は28.0℃。

 もちろん徐々に気温は上昇したのですが、それでも新潟県内は30度を少し越える程度。でも富山県、特に富山市内の神通(じんずう)川を渡ると表示は急上昇。
 車外気温計は最高で34.5℃を継続して記録しました。

 お伝えしたように、35.0℃以上ではアイドリングストップ機能がキャンセルされるのですが、僅かの差でそのような事態には至りませんでした。
 気象庁アメダスの記録によると、富山市では最高気温36.0℃を記録したそうです。

  石川県内に入ると気温はやや低下して33℃前後。この間、ずっとエアコンをほぼフル稼働させていたので燃費は低下し、全経路を通して19.9km/L。
 やはり疲れたので、少し休みます。

 端境(はざかい)期であるにもかかわらず、昨日、母親が育てた野菜をそれなりに貰い、一部を金沢に運んであります。でも、タンパク質が足りない。そこで、暗くなってからいつものスーパーへ。
 お刺身を少しだけ買って自転車でアパートに戻ると東の空、非常に低い場所に満月。

 手を伸ばせばすぐにも届きそうな大きさとリアルさ。本当にびっくりしました。慌ててオリンパスのミラーレスに150mmの望遠レンズを装着し、手持ちで撮影したのが写真。三脚は自宅に残してあるのです。本当なら地上の風景と絡めたいところ。
 でも刻一刻と、月がその位置を変えていくので断念しました。

 お気づきのように、黄色い。月の色そのものは変わらないのですが、夏は月の通り道(「白道」)が低く、しかも月が昇ったばかりで高度が低いために大気の影響を受けて黄色いのです。夏の月は低く、暑苦しいのです。
 対照的に冬の月は、高く、青白く、そして気高い。

 そしてもう一つ。

 写真は一切加工していないのですが、横方向はそれなりにシャープなのに、縦方向はややボケ気味。上下方向にブレたのかと思って他の写真を確認したのですが、いずれも同じようなもの。高度が低く、しかも今日は暑かったので大気、特に上下方向の対流の影響を受けているものと推測されます。
 要するに蜃気楼のようなもの。

 それでも地球照の時に驚いたように、150mmともなると特別に何もしなくても簡単にこれだけのものが撮れてしまうんですね。隔世の感がします。

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