2018年8月18日更新(2018年8月26日ページ移動)

──2018年8月第3週のニュース──

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8月18日(土) やれば、できるじゃん ── 一般道だけを使い、車で金沢へ移動しました──

 当たり前といえば当たり前。だって、毎週やっていることだから...。

 でも実は、今回のドライブは特別。正直なところ、ちゃんと金沢へたどり着けるかどうか、その確信は持てなかったのです。原因はもちろん、先日起きた痛風の発作。問題は、長時間車を運転できるかどうか。駄目なら戻って電車で移動する覚悟。
 しかもサンダルで。

 誤解されると困るのですが、「サンダル」といってもすぐ脱げる「つっかけ」のようなものではなく、3箇所のバンドで固定するしっかりしたものです。昨日の市内走行を含めて、夏場は十数km離れた実家へ行く時には普通に利用しています。
 ただし時間にして5時間以上、250km弱を運転したことはない。

 土曜日の午前中、それも割と早い時間帯なので、交通量はそれほど多くはありません。いつもなら一般道のみを走行するのですが、今日は少なくとも混雑する上越市街と富山県内は高速道路に乗るつもり。
 身支度を整え、集中講義で使用した教材など、いつもより多い荷物を積み込んで自宅を出発。

 「サンダル」もほとんど問題ありません。そこで限界を探るために、上越市内も一般道を選択しました。危険な場面などの問題は一切ありませんでした。この新潟県内は順調に走行。燃費も良好で富山県に入った時点で21.8km/Lでした。
 調子に乗って富山県の、少なくとも魚津あるいは黒部以東はいつもの一般道を利用することに。

 でも、どのI.C.から高速に入ろうか逡巡(しゅんじゅん)しているいるうちに、タイミングを逸してしまいました。えーい、こうなったら全区間を一般道だ。
 西村センセイ、よほど高速が好きではないらしい。

 写真は「里山の駅 つるぎの味蔵」で休憩した時に撮影した北アルプス。中央やや右の峰が剣岳です。3週間前のフェーン現象の時は頂上とその奥が雲に隠れていましたが、今日は手前の「早月尾根」が雲で見えない。
 北アルプスはこのように、なかなか全体を見渡すことができる機会はないのです。

 そしてもう一つ。地形の関係で、鉄道も道路も新潟─富山県境から富山市まで、1/4の弧を描くように、位置を変えながら剣岳を見ることになります。
 そして、場所によって山々の表情が大きく異なるのです。

 ここからだと写真左側の巨大な谷...というより割れ目がこれでもか、というほどの迫力で迫ってきます。この世の終わりすら覚えるのですが、これが富山市付近からだと、あまり見えない。
 その代わり、神々
(こうごう)しい剣岳や以南の峰々がその存在感を主張します。

 結局、いつも通りのルートで金沢に到着したのですが、問題が一つだけ。腫れている部分についてはサンダルのバンドを弛めており、それだけでは痛くはありません(もちろん運転に支障はありません)。
 その代わり、バンドと患部が擦れて皮膚が剥けそうな感覚が出てきたのです。後で確かめたら実際には何も起きていなかったのですが。

 まぁ、無事に到着できただけでも良しとしましょう。

 ちなみに富山、石川県内は気温が上昇してエアコンを強く稼働させたのと、ストップ・アンド・ゴーが増えたので、最終的な燃費は20.6km/Lでした。



8月17日(金) 終わりと、始まり ──閉店したはずの時計店が、営業していた──

 今朝はかかりつけの皮膚科経由で同級生の内科医院へ。

 基本的には晴れているのですが不安定だったので、痛風発作後初めて自動車を利用します。センセイの車はMTなので、どうしてもクラッチを使う必要があります。でもアクセルやブレーキに比べれば比較的単純な動作──実際はかなり微妙な部分もある──なので、問題なく到着。
 休み明けなので、予約客を含めて患者は多い。1時間半ほど待ちました。

 この間、足が不自由なのは誰の目にも明らかだし、受付には痛風である旨を伝えているので、例えば「足を冷やしましょうか」などと申し出てくださります。昨日の総合病院では車椅子の利用を打診されたほど。

 昨日の血液および尿検査の結果も同級生に渡したのですが、尿酸値はやはり正常値の範囲内。彼によると痛風の発作は、尿酸値の濃度がいったん高くなった後、下がる途中で発生しやすいとのこと。
 今回もそうだったようです。

 結論から言うと、尿酸値が特に高いわけではないので、様子を見ましょうとのこと。もちろんしばらくビールは禁止。

 写真は先日、最寄りの郵便局に行った時に、ふと気づいて撮影したもの。右奥は閻魔堂。この地域のシンボルであり、最大のイベント「えんま市」の中心となる場所です。
 センセイが気づいたのは左手の新しく、黒い建物。

 ここは時計店だったのですが、経営者が高齢となり、5年前に閉店したのです。直後は多少営業していましたが、その後は完全にお店を閉じたはず。
 それなのに、再び時計店としてオープンしていたのです。

 もちろん経営者が同じということは考えられません。例えば息子さんが都会から戻り、数年のブランクを置いて跡を継いだとか、まったく別な人が入ったとか...。
 ただし旧市街地は著しく衰退しています。これは全国各地の駅前商店街でも同じこと。

 それを考えると、事情がちょっとわからない...。腕時計の電池は市内の別なお店で交換しているのですが、次はこのお店にしてみようかと思っています。
 終わりがあれば、始まりもある。

 もしセンセイのサッポロビールに終わりがあれば、始まりは何になるんだろう。



8月16日(木) 「ほう、こりゃ凄いな...」 ──西村センセイのサッポロビール生活、これからどうなる?! ──

 お伝えしたように昨晩は、激しい痛みの原因が痛風であると強く推測されたので、少しビールを飲んだところで飲酒を中断。

 できるだけ水を摂取するようにします。今回の出来事は、もともと体液に溶けにくい尿酸が溶けきれなくなり、析出して結晶化したものが炎症を引き起こして「痛風発作」に至ったもの。当面の痛みはともかく、基本的には体内の尿酸値を下げるしかない。
 そのためには水分の摂取し、尿酸を少しずつ排出しかないのです。

 昨晩はビールを飲み始めてしまったので、尿酸の濃度は上昇気味だったはず。それでもかなり水を飲んだので、明け方にはずいぶん楽になりました。その分、約1時間毎に起きてトイレへ通うという悲惨な状況だったのですが。
 今日の当地は、報道されているように大雨。

 それでも朝のうちは曇っており、雨雲レーダーの様子から2〜3時間は本格的な雨にはならないだろうと予想されたので、予定通りに自転車で出かけます。
 でも残念ながら、同級生の内科医院は今日までが夏休み。

 そこで昨年、父親が2回入院した地域の基幹病院へ。休み明けで混雑しているし、センセイ個人は初めて受診するので、手続きその他に時間を取られてかなり待ちます。
 で、ドクター、患部を一目見るなり「ほう、こりゃ凄いなぁ...」。

 やはり痛風。すぐに血液および尿を検査したのですが、意外にも尿酸値はそれほど高くありませんでした。痛み止めを処方。明日、内科医院──同級生はこの病院の外科部長だった──へ行くことを伝えると、そこで今後を相談して欲しいとのこと。
 最後に、「しばらくはビールを控えてね」。

 困った。サッポロビールのないセンセイの人生なんて...。

 写真は先日、柏崎市内で見かけた交通標識。三角形の「止まれ」標識の中に“STOP”と記されています。以前報道されたのですが、外国人の増加など国際化に対応するため、順次交換されているのです。
 ただし国際的に標準となっている八角形のものとは異なりますが。

 う〜ん、今のセンセイには何だか意味深。

 一時停止して状況と安全を確認した後、前へ進むべしと解するか、ここで「止まれ」と理解すべきか。



8月15日(水) 左足が痛くて、うまく歩けない... ──イトーヨーカドー 丸大 柏崎店の閉店セールが始まりました──

 いつも通りに起床したのだけれど、左足に違和感...。

 親指の付け根付近が微かに痛むのです。やがてそれは「ジンジン」、そしてお昼近くには「ズンズン」へとグレードアップ。ホントに痛い。それだけでなく、もはやうまく歩くことができず、左足を引きずりながらの走行。(というのかな)
 患部は腫れ上がり、部分的に赤くなっています。

 悪いことをした覚えはないのですが、考えられる可能性は部分骨折、筋(筋肉)のトラブル。そして考えたくはないけど、痛風。「風が吹いても痛い」という疼痛(とうつう)で知られる、あの痛風です。残念ながらセンセイは原因となる尿酸値は高め。
 ただし今まで発症したことはない。

 センセイも高齢なので、骨折の可能性もあります。ただし骨折すると、患部はパンパンに腫れ上がるとのこと。今回はそこまでではありません。痛みはお昼頃がピーク。
 ただし腫れはますます酷くなり、歩き方はぎこちない。

 でも自転車なら、と頭を切り換えてお昼に外出することにしました。いくつか用があったのです。残念ながらサンダルをそのままで履くことはできず、全部を緩めてから左足にはめます。
 ただしひとまず自転車に乗れば、さほど問題はありません。

 途中、ふと思い出して、イトーヨーカドー 丸大 柏崎店の前を通って見ました。今朝、新聞折り込みチラシに閉店セールのチラシが入っていたのです。
 「イトーヨーカドー 丸大」はもともと、地元長岡市に拠点がある丸大百貨店とイトーヨーカドーが提携して37年前にオープンしたお店。現在はイトーヨーカドーの完全子会社です。

 白状するとセンセイはその頃大学生で地元を離れていたため、あまり強い印象はありません。でもその後帰省するたびに、そして市内に家を構えてからは割と良く利用しました。
 ピーク時は地上6階、地下1階のビル全体を活用していました。

 しかし地域全体の過疎化と、郊外への店舗進出でお客は減少し、使用する地上階を3階までに制限。そして階数以上に、お客さんの減少が進行しました。現在の主力は、地域の老人達。今日もお客さんはそんなに多くありませんでした。
 閉店は今度の日曜日。

 お店に入ってみようかと思ったのですが、自転車走行ならともかく、歩くのが大変なので玄関前でお別れします。

 今日はまだお盆なので、通常の医療機関は休暇中。明日、訪れることにします。晴れているなら自転車。明日は大雨が予想されていますが、その場合、運転できなければ車、そうでなければタクシーを利用します。訪れる先は久しぶりの整形外科医。
 筋の問題だろうと考えたからです。

 でも夜になって、ビールを飲みながら調べていると、何と、どうやら痛風の症状が一番近い!!

 痛風の原因物質であるプリン体を多量に含むビールを、飲んでしまった......。診てもらう相手を、整形外科医から同級生のかかりつけ内科医に変更します。センセイは今晩、そして明日、どうなるのでしょう。
 さらに西村センセイ、どんなに遅くても日曜日の午前中には自動車で金沢へ移動している必要があります。本来は土曜日に移動する予定だったのです。

 冗談抜きで、ホントでどうなる!?



8月14日(火) 短かったなぁ... ──センセイの夏休みが終わってしまった──

 今日はタイトル通りの話題。

 田舎のメイン行事は、旧暦の盆と正月。個人的にはそれに葬祭が加わるのでしょうが。というわけでセンセイは昨日午後、娘を連れて実家へ。まずは食料の買い出し。まず地域にほぼ唯一となってしまった地元資本のスーパーへ。
 次いで、料理を頼んでおいた仕出し屋へ。

 もともとは割烹なのですが、田舎でも、かつては丁寧に行っていた法事など行事の簡略化が進んでいる──何しろ過疎化が激しい──ため、主力を仕出しに切り替えているのです。いつもなら配達していただけるのです。
 でも昨日は注文が殺到して配達不能とのこと。

 そこで、こちらから受け取りに行ったのですが、店内に並んでいるお魚は本当に美味しそう。特に煮魚は魅力的。母親もアナゴの煮物に惹かれています。
 追加で購入しそうになったその瞬間、お願いしていた商品が奥から届けられました。母親と、惜しかったねと言いながら帰宅。

 この間に、社会人6年目の甥(すぐ下の弟の息子)が到着していました。お盆の間は休暇をもらっているとのこと。夕方になったので、その場にいるメンバーでひとまず墓参
 一番下の弟一家が来ることになっているのですが、その到着が遅れているのです。

 「おしょうれいさま」(先祖の霊)を迎えて帰宅。ちなみに、お盆を終えてお墓に戻すという行事はありません。昔から理不尽だと感じていたのです。どうやら「自分の足で戻れ」ということらしい。
 「足」はないんじゃないかと思うんだけど...。

 それはともかく、先祖の霊を迎えての宴会開始。

 ずいぶん遅くなってから件(くだん)の弟一家が到着したので、改めて墓参。写真はその際フラッシュを焚かず、懐中電灯の明かりのみで撮影したもの。
 ゴーストその他が発生していますが、決して心霊現象ではないので、念のため。

 あんな話とこんな話、「だから、そこはねぇ...」という話をしていて、気づいたら、朝。

 今日は火曜日。つまり平日。娘や甥姪は皆社会人。いつの間にか大きくなってしまいました。それぞれに仕事や家庭があります。当たり前のこと。センセイと娘を含めてそれぞれ、本来の現在の持ち場に戻ります。センセイの短い夏休みが終わってしまった。
 短かったなぁ...。

 明日からは、年度後半の仕事の準備に取りかかります。



8月13日(月) これぞ中高年パワーの威力... ──西村センセイ、楽しみにしていた北海道ツアーで失敗する──

 約1週間ぶりに鉄道ネタを。ただし今日は、失敗談。

 センセイは9月上旬、北海道へ行くことにしています。学会に参加するためです。金沢からだと、通常は航空機で移動するのですが、今回は前後の日程の関係で自宅からの出発。そこで往復ともに鉄道を利用することにしました。
 ...最初から結論ありき、という噂もありますが。

 割と最近判明したのですが、ちょうど学会開催に合わせたかのようにJR東日本が中高年齢者限定で発行する切符を利用できることが判明しました。1ヶ月前から1日あたり30,000枚のみの発行。
 この枚数を多いと見るか、少ないと読むか。

 あいにくと発売開始日は平日。しかもセンセイは金沢に留まっています。そこで家人に購入を依頼しました。問題なく手に入れることができたとのこと。...やはり、利用者はそんなに多くないんだ。
 程なく、それが誤った認識だと判明するのですが。

 今回のハイライトは帰路。学会は夕方に終了するので、どうしてもその晩は泊まる必要があります。つまり翌日の計画を相当自由に立てることができます。
 センセイが目をつけたのがJR北海道が運行する「臨時特急ニセコ」。

 札幌─函館間は通常、「スーパー北斗」で函館本線、千歳線、室蘭本線、そして再び函館本線に乗車します。でも「ニセコ」は札幌出発後、小樽、ニセコ、長万部(おしゃまんべ)と、函館本線のみを走行。
 もちろんセンセイはこの区間に乗車したことがありますが、なかなか行けない路線なので、ぜひこの機会に乗ってみたい。

 発売日より1週間早く予約するという方法もあったのですが、座席位置の選択に制限があるので、敢えて発売日を待ちました。集中講義の休み時間に予約のサイトを開くと...う〜ん。
 写真がその画面の一部ですが、窓側の席はすべて予約済。失敗したなぁ。

 もっと悲惨だったのが北海道新幹線。本州については日本海側のルートを利用するつもりなので、新幹線に乗るのは、在来線がなくなった新青森─新函館北斗間のみ。この区間はいつもガラガラです。
 今回の切符は新幹線に無条件で乗車できるものなので、場合によっては座席を指定せずにいようかと考えたほど。

 でもどうやら、「30,000枚」の切符を使って首都圏から北海道へ旅行する人が多いらしい。接続の良い新幹線は限られるので、センセイが希望していた列車はほぼ満席。辛うじて3列の通路側に席を確保することができました。
 「ニセコ」については自由席に乗るか、代替の「スーパー北斗」を利用するつもり。後者については指定券を確保しました。

 恐るべし、中高年パワー。



8月12日(日) 暑さ以上の、熱さです ──帰省客と群馬県からの海水浴客とで、田舎はハイテンション状態──

 曜日まわりの関係で、今年のお盆は昨日から来週前半が本番。

 西村家でも、明日の夜は参加可能なメンバーが実家に集まることになっています。今日はその準備。午前中に母親を連れて、実家近くのスーパーへ買い出しに出かけました。昨日もお伝えしたように、お店はふだんとまったく違った表情。
 でも良く見ると昨日訪れたスーパーとは違う点も。

 昨日のお店は、かつて旧市街地中心部に存在した小売店を統合し、郊外で代替するような役割なのですが、福井に拠点を置くこの“PLANT”は基本的に、アメリカの大規模店を倣った形態。細かく気配りというより、安く、多品種を大量に配置。
 それに対応して、客筋もちょっと異なります。

 もちろん地元の老人客がメイン。今日はそれに関係する帰省客が多数。でも、ちょっと違う人も。明らかに帰省ではない若い家族連れです。周囲への配慮は、あまりない。
 場合によっては複数。兄弟姉妹、あるいは勤務先のグループなのでしょうか。

 彼ら彼女は、一般的な食材に加えて、バーベキューに必要な資材や食材のコーナーへ。センセイと母親がお店を訪れたのでは開店直後。
 日帰りか一泊するのかはわかりませんが、夏休みを利用して近くの海岸で海水浴を楽しもうという人たちです。

 ......そういえば駐車場には、群馬ナンバーの大型車が目立ったっけ。ここは高速道路のI.C.から近いのです。

 帰宅後は、娘が通学に使っていた自転車で外出。自宅のある柏崎市中心部は割と平坦なので、一人で出かける時はできるだけ自転車にしているのです。
 ふと気づいて、工事中だった「ほっともっと 柏崎岩上店」前へ。

 金沢ではお世話──ただし1ヶ月以上訪れていない──になっている「ほっともっと」。入るつもりはなかったのですが、広い駐車場は小型車で一杯。
 これはちょっと予想外。

 お盆期間中という特殊事情もあるのでしょうが、世代交代に伴い、田舎の人々の行動パターンが変わってきているという印象を受けます。

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