2010年2月12日更新(2010年2月21日ページ移動。2014年3月16日写真削除)
■2月13日(土) 新潟の新雪に驚かされてもやはり、暦はすでに春
お伝えしたように、昨晩は仕事を終えると大学からそのまま新潟の自宅へ移動しました。
この間、金沢のアパートには立ち寄っていません。つまり昨日の朝、商売道具とは別に、着替えなどの荷物を持ったまま──慣れているので、雨や雪が降らない限り問題はない──いつもの自転車ではなく徒歩でアパートを出発したのです。
この季節、一番問題になるのが、靴。
雪国での生活経験のない方にはちょっとわかりにくいかもしれませんが、本格的な降雪があると、革靴はまったく役に立たないばかりか、滑ってしまってとても危険なのです。
一方、冬靴はとても歩きにくい。要するに、自動車のノーマルタイヤと冬用タイヤ〔スタッドレス・タイヤ〕の違いですね......おっと、これもスタッドレスを使わない人にはわからないか。
それなら、「革靴とゴム長靴の違い」ではどうでしょう?まだ薄暗い昨日の朝、道路の様子を確かめてみると、一昨日に降った雪もかなり融けていました。荷物もあるので普通の革靴で出発。
でも自宅へ戻る電車に乗って窓の外を見ていると、だんだんとその判断に自信がなくなってきました。雪がないのは石川県内だけで、富山県、新潟県内はかなりの積雪。
しかも新雪が積もっていたり、場所によっては雪が舞っていたりするのです。しかもかなり冷え込んでいます。事前に国土交通省のサイト──交通の要衝に関する限り、気象庁のアメダスよりも実態に即している──で調べておいたのですが、こんなに違うとは思いませんでした。
特急電車は定刻通りに冷え切った柏崎駅に到着。新雪が10cm程あり、風こそ弱いものの雪も降っているため、即座に革靴での歩行を断念してタクシーで帰宅します。今朝目覚めてから戸外を確認しても状況は変わりません。それどころか昨晩はさらに数cm降ったようで、木々の枝は真っ白になっています。
休日の今日は所用で終日外出していたのですが、午前中に自宅を車で出発する時も一面は雪。目の前の駐車場の一角は、除雪された雪で高さ数mの雪の山──信じてもらえるかなぁ──になっています。でも日中、車を走らせているうちにその様子がどんどん変わってきていることに気づきました。
写真が午後に実家へ立ち寄った時撮影したもの。左奥に土蔵が見えます。
この地域が例外的に雪の少ない場所だということもあるのでしょうが、路面から雪は消え、木々の雪も皆、落ちてしまっています。
先週後半に立春、つまり暦の上での春を迎えたのですが、それを先取りするかように、太陽の光は年の初め頃から徐々に強さを増していました。
確かに寒いのですが、気温は0℃前後で、先週末のような「氷点下○○℃」という状況でもありません。
雪も、北海道や長野県で見られるサラサラした雪ではなく、日本海側独特の、湿って重く、その分とても滑りやすい雪です。まるで暦が季節を先取りしている、そんな感じ。
それに気がつきさえすれば、春はもうすぐなんですね。
■2月12日(金) いかにも似合いそうな場所なんだけど... ──ポメラの意外な弱点──
明日の午前中は新潟の自宅にいなければならないので、夜の会議を中座して荷物をまとめ、大学脇の「工大前」駅へ。少し待ってから電車を乗り継ぎ、新潟行きの特急「北越9号」に乗ります。
新潟方面への最終列車です。お弁当を食べ終えたので、ポメラを開きます。
今朝は頑張って早起きし、開始時刻の15分くらい前──正直なところ、ギリギリだった──までに採点を終え、やっとの事で最後の授業に臨みました。
最初にちょっとだけセンセイの情けない体験談をお話してから、成績を個別に説明し、流れ解散。「今日の一言」コーナーでは、この授業の全体的な感想を尋ねています。
今日のポメラの中には、SA(スチューデント・アシスタント)のH君が気合いを入れて打ってくれたそのデータが入っているのです!!今日の授業を思い出しながらコメントを入力。
実は、ポメラを使って電車の中で入力するのはこれが初めて。写真のようにテーブルを引き出して使ったのですが、入力する時の位置関係がちょっと微妙。
手前に両腕を置くスペースが欲しい......。テーブルを外して膝の上──まさにラップトップ(膝の上)──でも使ってみたのですが、やはり使いにくいので元に戻します。
缶ビールは隣の空席のテーブルに移して、ポメラをちょっと向こうに置くことで何とか対応。もう一つ気づいたことがあって、室内と違って、車内天井の蛍光灯が映り込みがちです。
これはまぁ、仕方ないかなぁ。センセイの場合、どうしても名機PowerBook 2400c(800×600ピクセル)と比べてしまうためか、思わず、「ポメラの画面(同640×480)がもうちょっと広ければなぁー」と感じてしまいます。(こちらの勝手な思い込みです。申し訳ありません。)
でも基本的には、パソコンよりも格段に使い勝手が良いのは確実。ところで西村センセイ、ポメラを使っていて陥りやすい罠があることに気づきました。
気軽に文章を打てるので、文章が長く、そして冗長(じょうちょう)になりやすいのです。まるで新聞記事のコピー&ペーストだけで、誰も読まないブログのような感じ。
今日のコメントだって、明らかにいつもより長い。どう考えても、これはポメラのせいではないのですけどね。
■2月11日(木:祝日) 降り始めた雪に見とれていたら、ドッカーン!! ──西村センセイ、再び失敗する──
...と言っても、車をぶつけたわけではありませんので、ご安心を。(個人的には小さな交通事故に相当するくらいのショックなんだけど。)
今日は国民の祝日。でも週の半ばですし、今は学期末で入試や担当科目の採点などで忙しく、自宅に戻るわけにはいきません。
学生諸君は期末試験を終えたところなので元気な顔をしていますが、センセイらはとにかく採点、採点、そして採点。今学期は約450人受け持っているんだなぁーなんて考え始めたら、もう気が遠くなりそう。
金沢工大では各学期の最後に、「自己点検授業」という、いわば答合わせ、そして各自の成績確認の時間が設定されています。
センセイの場合、明日から1週間続くのですが、それまでに各クラスの期末試験の採点と、たくさんの課題類の評価を完了して成績を確定しなければなりません。
ざっと計算したら、評価すべき項目は約4,000点!!しかも週末は採点できないのに、月曜日には2クラス、約110人に成績を告知しなければなりません。つまり、明日までに今週と来週月曜日のクラスの成績をつけなければならないのです!!
というわけで今日は、休日出勤。トホホ。休日の大学に出勤したからといって、採点に専念できるわけではありません。
溜まっている学会の事務作業を少し整理し、ちょっと気になる学生の保護者に電話して......気がついたらもうお昼。
この頃から雪が降り始めてきました。朝は割と穏やかな天気だったのに。しかも降り方がどんどん激しくなってきます。
ご覧のように、夕方には一面真っ白になってしまいました。採点を続けていて、やっと終わりが見えてきた頃、ふと、あることに気づきました。
西村センセイ、何で、このよく知っている学生を、今、ここで採点しているんだろう......あ"。西村センセイ、何を勘違いしたのか、目の前に迫った明日のクラスの分ではなく、ちょっと先の授業の分を採点していたのです!!
一昨日に続く大失敗。明日──しかも午前中(!!)──の分は、早起きして採点することにしましょう。
果たして間に合うのだろうか?!
■2月10日(水) 金沢工大のセグウェイ・プロジェクトが全国放送で紹介された(らしい)
学内を歩いていたら、再びセグウェイの集団に出くわしました。前回とは違って校舎内で、です。
金沢は冬になると雪が結構降ります。
外が歩きにくくなるため、金沢工大の校舎は屋根付きの廊下ないしは地下道で結ばれています。
また廊下もかなり広く設計されています。その廊下、自習用の机を置いたスペースをご覧のようにセグウェイが行ったり来たり。モーターと、タイやの擦れる音だけがします。
運転者の前に簡単な操縦桿(?)のようなものだけがあって、たとえばオートバイのアクセルみたいなものはない(らしい)ので、自由自在に動くその様子がとても不思議な感じ。構内で何度かセグウェイを見かけたのですから、これはもう偶然ではありません。
調べてみるとこれ、「『セグウェイ』を活用した“学生元気プロジェクト”」なんだそうです。
セグウェイの導入によって「周囲とのコミュニケーションの増加」「搭乗者の意識の変革」および、学内のコミュニティの活性化、修学意欲の向上を目指す「セグウェイ導入によるキャンパス内外の活性化・・・(後略)」だそうな。
肝心のセグウェイについてはセグウェイジャパンから提供していただいたとのこと。
関係者の皆様、不勉強でした。申し訳ありません。その気になって学内をよく見てみると、食堂脇の掲示板にご覧のようなポスターも。
定期的に講習会が開かれており、センセイが出くわしたのはその一つだったんですね。さらには、先日アナウンスがあって、昨9日の午前中に、テレビ朝日系の「スーパーモーニング」で金沢工大のこの取り組みが全国放送されたそうです。
センセイは出勤していたので観ていませんが。金沢工大、こんな所でも頑張っているんですねぇ
■2月9日(火) どうにもこうにも使いにくいので、IME2003をアンインストールしたら...
すみません。予定外ですがパソコンネタをもう一つ。
金沢工大ではこの時期、1年生全員を対象にしてアドヴァイザー――要するに学級担任――が個人面接を行います。その記録は、最終的にはすべて大学のサーバー上に残します。
こういう時、もしブラインド・タッチができるのなら、メモを取ってからパソコンでデータを入力するより、インタビューしながらその場で打ち込む方がはるかに楽。
もちろんセンセイはこの方法です。でも問題が一つだけあって、それはWindows上の日本語変換。
センセイの“Windows”MacBook(White)のOSはXP Professional。標準ではIME2002がインストールされています。
Mac上では一貫してATOKを使い続けているセンセイですが、IME2002は優秀──Mac標準の「ことえり」よりずっと賢い──なので、そのまま愛用していました。ところが必要があってOffice 2003をインストールしたところ、こちらは全然頼んでもいないのに、IMEも2003に更新されてしまいました。
性能がよければ別にかまわないのですが、このIME2003、ホントにオツムが弱い。例えば「○月○日」と入力する時、センセイは「日」を「ひ」と入力するのですが、何度変換しても最初に出るのは「費」。
同じ行内なら次回だけは「日」と正しく変換されるのですが、行が変わった途端、再び「費」!!2003の学習機能はどうなっているんでしょう。
以前からとてもイライラさせられていたのですが、面接しながらセンセイのオツムのどこかが、微かですがプツンと音を立ててしまいました。(学生さんに対してではありませんので念のため。)
えーいこの際、IME2003を外してしまえ!!
どうやってアンインストールしようかと考えたのですが、サル化した──猿の皆様、失礼な表現でごめんなさい──オツムのセンセイ、「Office 2003と一緒にインストールされたのだから、それを外してしまえば良いはず」という、一見すると極めて合理的な結論に至りました。
MacBookには上位のOffice 2007をインストール済なので、2003はなくても問題ないのです。コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を開き、IME2003だけのアンインストールができない――項目がない――ことを確かめてからOffice 2003を削除。
数分で作業が完了したので再起動すると、おぉ、ちゃんとIME2002に戻っています!!試しにちょっと入力してみても、やはり格段に快適。2003のあのトロさは何だったんでしょう。
もちろん登録済の辞書も健在です。さてこれで気分良く仕事をと、仕事が山のように溜まってしまい、冗談抜きでヤバイことになっているメールソフト“Outlook 2003”を立ち上げ......あれ?!
「OUTLOOK.EXE[実行ファイルのこと]を探しています。」何、これ?!
一瞬の後にセンセイのオツムが少しだけ人間側に戻りました。
OutlookはOffice 2003の一つとしてインストールされたもの。今回のアンインストールで一緒に削除されてしまったのです。
しかも数GBの貴重なデータを抱えたまま!!そもそもはXP標準の“OutLook Express 6”が壊れてしまい、擦った揉んだの末にインストールしたOutlook 2003。
やはり、どうもセンセイとはご縁がなかったようです。その後、大学院生に教えていただき──Sさん、深謝、深謝──“Becky! Internet Mail”を併用し始めているのですが、各メールソフトのデータが継続しているわけではありません。
それでもMac側の2つのメールソフトの受信データと組み合わせて、何とかデータの連続性を回復させました。
所要時間は数時間。仕事の山を前にしながらでしたし、そもそもデータを回復できなければ仕事どころではなかったところでした。
酔った勢いで貴重なiPodを解体し、結果的に破壊した時以来の大失態です。やはり、酔ったり、あるいはサル化した状態で何かすべきではないですねぇ。ちなみに、後から調べてみると、IME2003を削除しなくても、コントロールパネルから入力環境を設定し直すだけで2002に切り替えることができたようです。
その時のセンセイは、そこまで考えが及ばないほどの状態だった、というわけです。情けない......。
■2月8日(月) ポメラがやってきた!!(最終回) ──こういう使い方もできます──
そろそろ飽きてきた方もいらっしゃると思うので、ポメラの件は今回で一区切り。今日は3つの話題を手短に。
1.携帯電話との連携
若い方が電子的にメモを取る必要に迫られたら、ほとんどの方が携帯電話を使うのではないでしょうか。手軽に入力できるだけでなく、確認も容易なので、とても便利だと思います。
でも、センセイらのような高齢者(?)にとって、あの小さな画面上で、しかも特殊なキー入力でそれなり量のデータを入力するのはとても無理。
センセイは金沢で路線バスをよく利用するのですが、アパート近くには複数のバス停があります。
どこを使うか迷うことがあるため、バス停の時刻表をデジカメで撮影してあるのですが、急いでいる時にデジカメを再生して......なんてできませんよね。データを携帯電話のメモに転送したいと思っていたのですが、これまでは良い方法がありませんでした。
そこでポメラの登場。
ポメラには、本体やパソコンで作成したデータをQRコードに変換する機能が備わっているのです。
メニュー画面から命令を実行すると...
...こんな感じ。さらにこの画面を携帯電話で撮影すると、ご覧のように、あっと言う間に時刻表の完成!!
便利だ。2.果たして、鞄の中に収まるのか?!
ポメラを購入する際に、一番心配だったのが本体の厚さ。
センセイは現在、持ち運びに便利なように、あまる厚みのない鞄を使っています。
その中はMacBook(White)やデジカメ等がすでに大半を占領済。果たしてここに33mmもの厚さがある物体を新たに収納することができるんだろうか......。
届いたポメラ、鞄にどう収納しようかと考えていると、今までUSBケーブルを入れていた場所(枠内)のポケットがちょうど良い。
まるで以前から指定席であったかのように居座っています。めでたし、めでたし。
3.購入した16GBのメモリの具合は...
ポメラを外付けのメモリとしても使えることがわかったので、上限である16GBのmicroSDHCメモリを4,500円弱(!!)で購入しました。
もちろん問題なく使用できるのですが、残念ながら、メモリを増設するとWindows/Macintoshともに、ポメラを認識するまで1分くらいかかるようになります。
内蔵メモリだけだとほぼ瞬時なのですが......。やはり、これではあまり実用的ではないので、ふだんテキストデータをやり取りする内蔵メモリだけにしておき、パソコンの各種データをバックアップする時に増設メモリを使用する、という感じだろうと思います。
■2月7日(日) ポメラがやって来た!!(4) ──もしかすると、設計者の中に...──
昨日の地吹雪現場の空撮映像が今日のニュースで放送されました。やはり農道などの脇道に逃れた人が雪に埋もれてしまったようです。
事故現場は地吹雪に遭遇すると、短時間(5分くらい?)で車全体が雪に埋もれてしまい、まったく動けなくなる場所です。
実はセンセイも一度遭遇したことがあります。目の前の車が動けなくなったかと思ったら、あっという間──少なくとも感覚的には──に白い雪の山に変わっていきました。
ちょっと信じてもらえないでしょうが、きっと北海道もこうなんだろうなぁ。インタビューに答えていた方によると、朝の7時半に車が動かなくなった後は、夜までひたすら救助を待つしかなかったそうな。寒いのでエンジンをかけ続けていたはずですが、アイドリングはガソリンを大量に消費するので、燃料が尽きた後は......悲惨だ。
エンジンルームに雪が大量に入り込んでいた車も映っていましたが、こちらは廃車だろうなぁ。午後、その雪の中を電車で金沢へ移動。
今日の電車はほぼ定時での運行です。車窓から見ていると、新潟−富山県境は例年にない豪雪でしたが、それ以外の地域はそれほどでもなく、またかなり融けています。今日の陽射しのせいでしょう。
さて、ポメラの続きを、もう少しだけ。
実は西村センセイ、ポメラの企画・設計スタッフの中に、Macユーザー──少なくても「かつて」のユーザー──がいるんじゃないかと睨んでいます。
しかも、彼/彼女が愛用していたのは、PowerBook 2400cではないかと。歴代のノート型Mac機の中で、最初のPowerBook 100(ソニー製)と2400c(日本IBM製)だけが国産です。両機はAppleのソフトと日本製メカの秀逸さとにより、名機として知られています。
その2400cには、あまり知られていない機能がありました。メインメモリ内に「RAMディスク」を作成してそこに最小限のシステムをインストールすると、HDDを一切使わずに、システムがそのRAMディスクからから起動可能になるというのです!!
今のSSDを15年くらい前に先取りしていたわけですが、これがとても良い。システム(OS)およびアプリケーションが半導体メモリ上にあるので起動は瞬時だし、HDDを使わずに日本語変換しているので、全くの無音、無振動でテキストを入力できます。
西村センセイ、アイディアを錬る時や、帰りの電車の中で学生諸君の反応を入力する場面で、よくこの機能を使っていました。でもMac/Windowsを問わず、その後のパソコンはシステムが急速に巨大化。
かつての2400cのように、「いつでもどこでも、そしてどんな場面でも気軽に...」というわけにはいかなくなっていました。もうお気づきだと思いますが、高機能化したはずの最近のパソコンが失ったものが、このポメラで実現しています。
というわけでポメラ、自宅に置いてあるPowerBook 2400cとご対面。
最初の写真は横に並べたものですが、面積はちょうど1/4。
最近のMacBookはもっと大きくなっていますから、ポメラの小ささはさらに際立つはず。ポメラ、キーボードを開いている時はかっこいいのですが、収納した時は意外に、ずんぐむっくり。
ポメラはキーボードを2段重ねで折り畳むため、どうしても厚さが増してしまい、このモデルの場合、33mmほどになるのです。でもそのポメラ、PowerBook 2400cと比べてみるとご覧のように、実はずっと薄い。
見かけの印象と違って2400c、ずいぶん厚くて45mmほどもあるのですね。
副社長でもあるジョナサン・アイブの卓越したデザイン力で厚みを感じさせないデザインになっていますが。センセイが一番「そっくりだなぁー」と感じるのがキーボードです。
2400cを開いてパームレストの上にポメラを置くとご覧のように、まるでそのまま移植したかのよう!!
ただしポメラのキーボードに刻印されているフォントについては「もうちょっとエレガントに...」と思ってしまいますが。両機のキーボードは標準キーボードより少し狭いのですが、慣れてしまえばどうってことはありません。
少なくともノート機の場合、日本人には2400cやポメラのキーボードの方が左右の移動量が少なくてむしろ便利という感じを持ちます。
もっともこれらのキーボード、手の大きいアメリカ人には使いにくいはず。
日本国内ではあれだけ有名だったPowerBook 2400cが、アメリカなどではさっぱりだった、というのもわかります。いずれにせよ、これらの写真を見るとやっぱり、ポメラの企画・設計者の誰かが、(かつて)PowerBook 2400cを溺愛......と思えてきません?