2011年11月5日更新(2011年11月13日ページ移動。2015年2月11日一部写真削除)

──2011年10月第6週〜11月第1週のニュース──

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11月5日(土) 旅先でMacBook Proが充電できなくなってしまった!!

  慰労会でずいぶん飲まされた昨晩、ホテルに戻ってパソコンを立ち上げると...あれ? ACアダプターを繋いだのですが、電源が供給されていることを示す緑色のLEDが点灯しません。

 ご存知のように、MacBook Proの電源コネクタは電気ポット式に磁石でくっつくようになっています。

 以前のまっすぐに接続するタイプのアダプタではあまり問題が起きないのですが、新しい棒状のアダプタは、きちんと接続したつもりでもうまく繋がっていないことがあります。
 先日はアパートで、コードが外れていることに気づかないまま長時間使用し、バッテリーを消耗させてしまいました。

 今回も接続不良だと思ってガチャガチャ触ったのですが......繋がらない。机上のコンセントにアダプタを繋いだのですが、もしかするとここが原因かもしれません。
 このような場合、どこかにスイッチがあって、それを入れないと電力が供給されないことがあるのです。

 そこでMacBook Proを持ち運び、冷蔵庫やら掃除用のコンセントなどに繋いで見たのですが......やはり充電できません。
 困った。

 残された可能性は二つ。

 ACアダプターが故障したとすれば、明後日の日曜日に自宅を経由して金沢に戻るまで充電できません。
 仕事の連絡などをしないといけないので、電池の消耗を最低限に抑える必要があります。

 しかもこの場合、(アダプターは故障しているので)金沢から予備を運ばない限り、自宅で長時間使用することはできません。
 まぁ、まだ買ったばかりで保証書もあるので、時間をかければ修理してもらえるのですが。

 そしてもう一つ。こちらは最悪のケース。

 アダプタには問題がなく、本体の電源部に故障が発生している可能性があります。昨日の日中、リクルート社内で打ち合わせをした際、珍しくWindows側から正常に終了できない事態が続いたのです。

 この場合は、バッテリーの消耗に気をつけるだけでなく、バッテリー内に電力が残されているうちに、データを予備機に移行、退避させた後、修理(保証期間内)に出す必要があります。
 MacBook(White)なら予備のバッテリーと交換すればしばらく動かすことができるのですが、MacBook Proのバッテリーは内蔵型で、交換はできないのです。

 データ移行も、Mac同士ならFireWire接続であっという間に完了するのですが、Windows環境だとネットワークなりUSBメモリなどを使って作業する必要があります。
 しかもこの作業、予備機のある金沢で行う必要があります。果たしてそれまでバッテリーが持つだろうか。

 というわけで昨晩は、かなりハラハラする状況の中でこのサイトを更新したのです。

 一夜明けて「昨晩の充電不能がが夢だったら...」と思いながら改めてアダプタをコンセントに繋ぎ、接続部分をガチャガチャ触っていると......LEDがオレンジ色に光り始めました。
 充電を開始したのです。

 というわけで結局、何事もなかったかのようにPowerBook Proは動作しているのですが......あれは何だったんだろう。



11月4日(金) 西村センセイ、リクルート本社ビルで働く

 センセイは今、ヘビーな仕事を終えて仕事先が手配した銀座のホテルに滞在しています。

 今日は大手予備校と教育関係の会社が主催したシンポジウムが銀座のリクルート本社で開かれ、パネリストの一人として金沢工大の事例をご紹介したのです。

 本来ならばセンセイの専門分野とは言えない内容なのですが、これまで続けてきた他の仕事の関係で、事実上、先方からのご指名。お断りするのはなかなか難しい。
 そしてもう一つ。

 先日もちょっと触れたように、会場がリクルート本社(GINZA 8)だということが、センセイの肩を最後に、後ろから「ポン」と押した面があります。
 西村センセイ、リクルート社とはかなり長く、しかも深く、学生募集関係の仕事をしていたのです。

 もっとも、センセイの一緒に働いた部局は新橋駅近くにあるこのGINZA 8ではなく、有楽町方向のGINZA 7ビルの中にあったのですが。
 西村センセイ、一度だけこのGINZA 8に入ったことがあります。

 その時は、創業者の江副(えぞえ)浩正社長が融資元の銀行と交渉する際に使用した部屋で、先方といろいろ話し合いました。
 こちらは仕事を発注する側なのですが、一緒に働いた同社の社員はとても有能でした。

 彼らは企画提案力に特に秀でており、センセイはたくさんのことを学ばせていただきました。
 センセイが今も仕事を続けていられるのも、そのかなりの部分はこの時の経験に支えられていると思います。

 このような個人的な想いもあって、今回の発表はかなり気合を入れました。ただし個人的な思い入れとお客様の満足はまったく別。

 来場された200名を超える皆様は果たして、どうお感じになられらのでしょう。



11月3日(木:祝日) iPod touchとのデータ交換のために、“iExplorer”を使ってみました

 今日は終日、新潟の自宅に滞在。この機会を利用して、MacBook Proにあるソフトをインストールしました。“iExplorer”(旧名称は“iPhone Explorer”)がそれ。
 iPhoneやiPod、iPadと、MacおよびPCを結ぶソフトです。

 「それなら“iTunes”があるじゃない」と訝(いぶか)る皆様、それはその通り。ちゃんと繋がれば他のソフトの出番はあまりないのです。

 でもお伝えしたように、少なくともセンセイの場合、Windows側からではMacBook Pro上のOutlookと、iPod touchとの連携が取れていません
 写真についてもMacBook Pro→iPod touchについては、iPhotoおよびiTunesを介してデータを転送できますが、逆方向は不可。

 iPod touchで写真を撮ってもiPhoto、つまりMacBook Proには転送できないのです。

 それにそもそも最近のiPodおよびiOSは、昔のiPodなら可能だった外部データストレージとしての使用方法を許可していません。
 まぁこちらについては、外部記憶媒体の価格が劇的に下がっているので、その必要性はあまりなくなってきているのですが。

 というわけで前述のサイトにアクセスしてファイルをダウンロード。解凍したアプリケーションをドラッグ&ドロップして作業完了。
 ホント、Macは簡単だ。

 さっそくiPod touchを接続──あっさりと認識しました──してiExplorerを起動したのが右上の写真。
 いくつかあるフォルダの中で、“DCIM”(下線部)が目的のフォルダ。

 その下にもう一つフォルダがあって、3個の画像ファイルが格納されています。

 最初の“.PNG”ファイルは、iPod touchの「マップ」でセンセイらの研究室付近を撮影(?)したスクリーンショットです。(右の写真)
 オリジナルは縦960ドット×横640ドットのとても綺麗な映像です。

 iPodのホームボタンと右上の電源ボタンを同時に押すとこのスクリーンショットを撮影し、写真として保存できます。
 でもセンセイの環境ではこれまで、これをMacBook Proに転送することができなかったのです。

 最近のアップルのソフトは、かつてのマイクロソフトに似て、自前のソフトで全てを囲い込もうとします。

 もちろんビジネスとしては良くわかるのですが、悪いけどこのやり方、センセイの趣味ではありません。
 世の中のほとんどの人は良いところも弱点も持ちながら、助け合って生きています。

 かつてのAppleは“For the Rest of Us”の標語の下、そのような等身大の人々が持つ、本人はあまり意識できていない「良さ」を引き出そうとしていたように思えます。
 最近のアップルにそれを感じることはありません。

 センセイがスティーブ・ジョブに距離を置くのはそのためじゃないかと思っています。

 でも、どうやらセンセイは一人きりではないらしい。センセイと同じように、現在の環境下でも、相変わらず“For the Rest of Us”を志向している人がいるように思えるのです。
 “iExplorer”を開発した人も、その一人じゃないんだろうか。

 センセイは試していませんが、このソフトを使えばiPod touchを外部メモリとして使うことも可能です。この“iExplorer”、センセイはまだインストールしていませんがWindows版も提供されています。

 試してみるだけの価値はあると思います。



11月2日(水) 西村センセイ、「UFOのまち羽咋(はくい)号」に乗って古巣へ向かう

 ......と言っても、今日は電車に乗って新潟の自宅へ戻るだけなのですが。

 今日も早起きをして、研究室で講義の準備と後述する仕事の準備。大学院の講義を終えてからその仕事を再開したところ、何と、大きなミスが判明。
 あちこちにメールや電話で連絡し、何とか被害が最小に留まるように対処します。ふぅ。

 まだまだしなければならないことがあるのですが、それは明日の祝日に作業することにして、大学教員として最優先しなければならない講義をこなし、夕方は重い会議──それも二つ!! ──に出席します。
 オフィシャルな会議なので、とにかく「忍」の一字。

 それが終わる頃には、外は真っ暗。大急ぎで研究室へ戻り、身支度を整えます。今日はアパートへは立ち寄らず、大学から電車を乗り継いで新潟の自宅へ戻るのです。

 最寄りの私鉄駅から3駅目。JR西金沢駅で金沢駅へ向かう電車を待っていると.......え"!?
 奇妙な電車が入線してきます。

 七尾線線用の、ごく普通の415系なのですが、車体はUFOだらけ。中央の車両には「UFOのまち羽咋(はくい)号」の大きな文字。
 ラッピング電車です。

 帰宅後に調べてみるとこれら──他にも和倉温泉と七尾の電車がある──は、七尾線(津幡−和倉温泉間)の電化20周年を記念した電車なんですね。
 時々見かけてはいたのですが、近くで見るとものすごい迫力です。

 沿線の羽咋市はUFOの目撃情報が多いとされている地域。UFOで地域起こしを図っているんですね。

 このラッピング電車、車内にも大きなUFOや宇宙人と思(おぼ)しきシールが貼られています。でも、それだけではありません。

 ご覧のように、UFOに乗った宇宙人が市内のウォーキングコースを紹介(?)しています。

 都内などでは電車を借り上げてのCMはよくあることですが、石川県内では初めてなんじゃないでしょうか。
 その徹底ぶりに恐れ入るばかりです。

 さて、このところ特に忙しかったのには理由があります。

 明後日の金曜日、「古巣」で開かれる講演会(シンポジウム)でお話をすることになっているのです。
 古巣、と言っても前任校や最初の勤務先ではありません。

 この話が舞い込んだ時、正直なところ、最初はお断りしようと思ったのですが、会場が「古巣」だったことに運命を感じました。

 そこがどこなのか、続きはまた次回。(たぶん) 



11月1日(火) 少子高齢化の時代でも、老人福祉施設の経営はそう簡単ではないらしい

 写真は、いつもよりちょっとゆっくり起床した今朝、出勤途中に撮影したアパート近くの建物です。

 色を補正していないので、昇ったばかりの朝日で赤みがかっていますが、この建物、2年くらい前、近所のもう一棟とともに建築された民間の老人福祉施設──たぶん──です。

 開所後は職員募集の表示が出ていたのですが、それに加えて半年くらい前から「入居者募集中」。この種の施設は入居希望者が順番を待っているはずというイメージが強いのですが......。
 それが、1ヶ月くらい前から入居者がいることを示す室内灯が消え、ついには「テナント募集 病院・福祉施設に最適!」の表示。

 良く考えるとこの施設、建設時から「どうかなぁー」という場面が多かったのです。
 もちろん、建物の建設そのものは順調だったのです。

 でも、完成後は入居を待っていた人で各室はいっぱいになり、短期入所者や送迎の車両で駐車場はいつも車が行き交い......という感じではない。
 看板はとても立派だし、時々は福祉車両も出入りしていたのですが、写真の建物ではついに、全室の照明が灯ることはありませんでした。

 少子高齢化の現在、入居したいと思っている方は相当多いはずなのです。
 もう亡くなってしまいましたが、義理の伯母も施設の世話になりました。

 でもこの施設、採算性など、どうも組織全体の設計や運営に問題があったんじゃないでしょうか。
 手に負えなくなったオーナーは結局、この福祉事業から撤収してしまった......のかも。

 一番の被害者はこの施設を利用したいと願っていた方々だと思うのですが、そういう人々はなかなか声を上げることができないので、残念ながらその実態は良くわかりません。

 あまり遠くない将来、この種の施設とご縁が深くなるはずのセンセイとしては、この福祉施設の件、決して他人事とは思えないのです。



10月31日(月) 新23号館講義棟の建設工事が進んでいます

 今週は木曜日が祝日(文化の日)で、その後は東京へ出張することになっています。それまでに片づけておかなければならない仕事がいくつかあるので、西村センセイ、今朝も早くからご出勤。
 まぁ、歳を取ると単に早起きになるだけだ、という噂もあるのですが。

 別な建物への所用のついでに、意識して講義棟(8号館)の最上階まで行ってみました。状況を確かめたいことがあったのです。それは8号館に隣接する建設工事の様子。
 解体、撤去された旧厚生棟跡地に現在、新23号館講義棟を新築中なのです。

 新厚生棟建設の時は、そもそも現場がセンセイらの研究室の近くだったし、学内を移動する時もその脇を良く通りました。
 けれども今回は、授業を行う教室の関係もあって、なかなか近くに行く機会がありません。

 それに工事用のフェンスに囲まれていて、なかなか内部の様子を見ることができない......。
 解体中の様子も、別な建物(写真奥の24号館)から見たことがあるだけ。

 他の場所(7号館)からだとよく見えるらしいのですが、センセイの普段の行動半径の中ではここが一番様子がわかるかな、と考えたのです。

 時々この場所から見ていたのですが、左側(西側)の基礎部分の工事は一区切りついて、右側の工事に入っています。
 こちらはかなり深く掘り下げています。

 新講義棟の供用は来年の7月を予定しています。これがオープンすると普通教室に加えて1階には「チームラーニングスタジオ」(仮称)も新設されます。
 きっと便利になるんだろうなぁー。

 それに何より、雨の日に濡れなくて済むし。



10月30日(日) 自宅脇の住宅展示場で美味しい鯛飯をいただきました

 所用で外出し、待合室で名前を呼ばれるまでぼんやりとテレビを観ていたら、「・・・柏崎市○○町」。キャスターがセンセイ宅に接した町内の名前を呼び上げました。
 何だろう。

 住宅関係の番組なのですが、その広告部分で先日ご紹介した分譲地の情報を流していたのです。モデルハウスが完成したので、この週末、見学会を開くとのこと。

 オマケに出し物もあるとのことなので、自宅に戻ったセンセイ、ちょっと覗いてみました。
 もちろん徒歩で、です。

 モデルハウスの近くにはテントが張られ、お汁粉などの飲み物がサービスされていました。
 何故か隣(写真中央)には朝獲れ野菜のコーナーも。

 今日の柏崎は雨がちだったので、本来のお客さんの出足はイマイチだったようですが、小さな子供を連れた若夫婦が何か話しながらモデルハウスの中に入ってきます。

 ちなみに、今回のモデルハウスのキーワードは「女性目線」なんだそうです。女性社員が企画段階から主婦の使いやすさを考え抜いたとのこと。

 モデルハウスの反対側にはクレープの移動販売車も駆けつけていて、周囲は独特の甘い匂いに包まれていました。でもセンセイはテントの中で販売していた「鯛飯」(500円)を購入。
 柏崎は鯛が特産品なのです。

 自宅で美味しい鯛飯──ただし、味がちょっと濃かった──を食べながらぼんやりと、こうやって次の世代が育っていくんだろうなぁー、と感じていたセンセイなのでした。

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