2014年9月13日更新(2014年9月21日ページ移動。2017年7月15日写真削除)
センセイだけでなく、今日は世の中も休日。しかも敬老の日までの3連休です。もっともセンセイは、原稿書き──もちろん仕事──に追われているのですが。
というわけで今日は、見たままのお話を手短に。夕方、所用のために車で外出しました。ふだん通らない道、角を曲がろうとして、あ"......。
黄色の警戒色の車体と、白い帯に書かれた「柏崎市」の文字が目に飛び込んできたのです。数台並んでいたので、かなりの迫力。
柏崎市が所有する道路除雪車です。ここは信越線線路脇の大きな陸橋の下。ふだんは空き地になっているのですが、そこに除雪車が移動させられているのですね。
もちろん出番に備えてです。すぐに出動というわけではありませんが、イザという時に整備不良で動かなくては困りますから、これから準備を進めるんだと思います。
考えてみると当地では、2ヶ月後には霙(みぞれ)が降っても不思議ではありません。カメラを構えていたら、金沢発新潟行きの下り特急「北越」が通り過ぎていきました。当たり前だったこの姿を見ることができるのも、来年3月まで。
いろいろな意味で、季節は激しく移り変わっていきます。ちなみに報道にある通り、当地はここ数日、非常に不安定な天気が続いています。
■9月12日(金) ホントに久しぶりの休日なので、柏崎市中心部へ出かけてみました
もちろん、世の中は平日。ただしセンセイは、自宅近くの病院へ行く必要もあって休暇を頂戴しました。先月、休暇期間中に開かれた講習会の代休です。
考えてみると、ちゃんと自宅に、そして柏崎にとどまるのはホントに久しぶり。病院の用を済ませてから、こちらも久しぶりに市の中心部へ。「中心部」と言ってもご覧のように人通りはありませんが。
信号待ちをしている白い車の奥の建物は薬局だった場所。過去形を使ったのは、解体工事中だからです。写真右隣にも建物があったのですが、すでに更地になっています。
写左奥、通り沿いの鉄骨ビルディングも重機を使って解体中。この辺りは柏崎市の商業の中心地でした。写真中央部から入ったところに、地域住民の心のよりどころ、閻魔堂があります。
そしてここは7年前の新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた場所なのです。柏崎市の旧市街地は、海岸沿いの砂丘のに位置しています。写真の道路は海岸線に並行しており、道路の右側は砂丘の上。
左側はその斜面。地震の被害は斜面側(写真左側)に集中し、大きなビルを含めてほとんどの建物が全壊しました。しかし被害が甚大だったこともあってか、斜面側は現在、こちらのように復興しています。
もちろん砂丘側の建物も大きな被害を受けたのです。しかし、写真の道路を拡幅し、この地域全体を再開発するという計画の策定に手間取ったため、それぞれの建物はこれまで、応急修理に留まってきました。
ふだん柏崎を離れているので細かいことまで確認していませんが、再開発計画が最終実行段階に入ったようです。
■9月11日(木) 仙台の「そばの神田東一屋」、お店によって味が少し違うような気がする
お伝えしたように仙台を訪問した昨日は、仙台駅から東北大学片平キャンパスまで歩いてみました。路線バスを利用するには微妙な距離だったし、途中、寄ってみたい場所があったのです。
それがこの「そばの神田」。前回仙台を訪問した際、路線バスに乗っていて、仙台駅(写真左奥)前の通りに、別なお店を見つけたのです。これもう、行くしかない。
お店の前に立つと、いつもの「そばの神田 東一屋 名掛丁(なかけちょう)店」とは雰囲気がずいぶん違います。間口は相当狭い。
お店の外に券売機が見当たらなかったので、とにかく中に入ります。入口のわかりにくい場所にある券売機でイカげそかき揚げうどん(370円)の食券を購入。
改めて店内を見渡します。間口の割に店舗は奥がやや深い。名掛丁店と違うのはかなりの数の椅子があること。
あちらはとても狭いし、いつも混雑しているので、当たり前なのですが。昼食には少し早い時間帯ですがそれを考慮しても、椅子の数の割に、お客は少な目。イカげそかき揚げうどんが届きます。
合掌してからまず出汁をいただきます。最初の印象は、「う〜ん、ちょっと名掛丁店と違う感じ」。差異を表現するのは難しいのですが、なんだか締まりがない。うどんを一口頂いた瞬間、今度ははっきりした違いが。
柔らかいのです。麺が。讃岐うどんなんかと違い、こちらのうどんはもともと柔らかいのですが、それにしてもコシが砕けた感じ。ちょっと茹ですぎじゃないかしら。
新潟の自宅に戻ってから確かめてみるとこの「そばの神田東一屋」、東京で修行した方がこちらでお店を開き、順次仙台市内に店舗を拡大したようです。
今度来る時は、「本店」に入ってみようかな。
■9月10日(水) センセイって、学者だったのね ──西村センセイ、東北大学の正門をくぐる──
今回の「東日本」の出張先は東北大学。今日の午後、専門家を対象とした研究会が開かれたのです。皆さんの予想は当たっていましたでしょうか。
もちろん外れてもどうってことないんですけどね。年に何回かは来る東北大学。直近では隣接する施設を7月末に、キャンパスそのものも昨年末に訪れています。でもこれまでセンセイが入ったのは、青葉山近辺の施設だけ。
キャンパスマップで初めて知ったのですが東北大学って、主要なキャンパスに限ってみても、仙台市内に広く分散しているんですね。もちろんこの他に、小さな研究施設もあるはず。調べてみるとセンセイが訪れたのは、川内および青葉山キャンパスだけ。ところが今回の研究会は片平キャンパス。
実はこここそ、東北大学の本体。少し早めに仙台に到着。せっかくの機会なので、路線バスは利用せず、自分の足で距離感を確かめてみました。
約20分で片平キャンパスに到着。まだ時間の余裕があったので、キャンパス南西の正門(写真)まで行ってみました。広瀬川がすぐそこに。
でも人通りはあまり多くない。学生および教職員、そして東京大学に似て、近隣住民の大半は通行に便利な東門その他から出入りしているようでした。
本務に戻りましょう。会場に到着すると、あちこちに知った顔。
今日の会合の内容は専門的なものだったのですが、センセイがここ数年いろいろ考え、研究発表している内容が的はずれではないことを確認できました。
センセイって、学者だったのね。......半分、忘れてたけど。
■9月9日(火) 季節の移り変わりは、ススキの穂と雲の形に ──センセイは再び出張へ──
センセイは明日から再び出張することになっています。
先々週、先週と西日本への出張が続いたのですが、今度は東日本。そこで今日のうちに新潟の自宅へ戻ることにしました。
移動するのに都合が良いので。仕事に区切りをつけ、事務室の女性にご挨拶──しばらく大学には戻らない──して、金沢駅から夕方の特急に乗車。
平日なので、乗客は多くありません。やはり疲れていたようで、いつの間にかうとうと。気づいたらもう、富山−新潟の県境付近。慌ててデジカメを取り出して撮影したのが、写真。
おわかりでしょうか......。それはそれで綺麗だと思いますが、ポイントは夕日ではありません。雲、特に高層の雲(左上)です。
昨日、「らーめん 虎」を撮影すべくカメラを構えた時にも気づいたのですが、雲がすでに、秋のそれなのです。日曜日に柏崎駅へ歩いている途中、使われなくなった線路脇にススキの穂を見つけました。日中、戸外で身体を動かすと暑いけど、日陰に入った瞬間、涼しさを覚えます。
季節は替わりつつあります。確実に。
■9月8日(月) 福祉施設に併設された「らーめん 虎」、オープンは10月1日だそうです
今日は見たままのお話。
先週の日曜日から数えて、約1週間ぶりのご出勤。溜まっていた書類の束に片端からハンコを押します。スタンプ式の印鑑の陰影がどんどん薄くなっていくのがわかります。(実話)
この他にも、早朝からいくつかの業務を順番にこなしたのですが、今日は午後に2時間の講義が控えています。夏休みの集中講義を実施しているのですが、それを担当するのです。
何か食べなくてはなりません。時間がなかったので、最寄りのほっかほか亭へ行くことにしました。定番のお弁当ならすぐに出てくるはず。
そのついでに(?)、先日発見した「らーめん 虎」へ寄ってみました。もしかすると、もうオープンしているかも、と思ったのです。写真は今日の建物の様子。施設の全体を写しています。
もちろん未完成。今日は何の工事もしていませんでした。一瞥した限りでは、建物の工事は概ね完了し、周囲も写真右側の駐車場(?)の工事を残す程度。
お伝えしたように、建物全体が福祉施設になっていて、ラーメン店は道路に面した入口部分。というわけで、まだ営業は始まっていませんでしたが、開店の情報はしっかりと掲示されていました。
左端、工事用の柵に、「らーめん 虎 10月1日オープン!」の幕。いろいろな意味で、楽しみです。
■9月7日(日) 「山形へ行こう!」の文字を目で追っていたら、リンゴのマークが飛び込んできた
正確に言うと、最初に気づいたのはアップルのロゴではなく、同社製品用の白いACアダプターなのですが。
久しぶりの自宅なので、例によって朝は伯母の家や実家で用を済ませます。続いて柏崎駅へ。今週と来週、出張が続くのです。本来ならばもっと早くに購入するところ。
センセイのことですから、指定券類は1ヶ月前にちゃんと予約したのです。でも購入の時期はお盆の前後。窓口が混雑していたため、購入を見送っていたのです。
予約済なので指定券の発券は簡単。でも、例によってかなりマニアックな乗車券をお願いしているので、発券まで少し時間がかかります。
ちなみに係員の方の名誉のために言うと、最近赴任した女性の駅員さんはとても優秀。
発券については彼女に任せておけば間違いありません。だから視線を発券機の上にぼんやりと上げると、「山形へ行こう!」の旗。JR東日本の「山形デスティネーションキャンペーン」です。
「山形はいい所だよなぁ......。」ふとその下に、アップル製品用の白いACアダプター。「ふ〜ん、誰かがiPhoneを充電しているんだぁ......。」
我に返りました。ここは駅の事務室です。そんな公私混同をするはずはありません。改めて周囲を確認します。
右にはアップルマーク、そしてその上にはiPad mini。最近の販売店では、タブレット端末で商品の説明をする機会が増えているように思います。大学脇の、全国チェーンの弁当店にも置いてあります。
実際に使っている場面はまだ見ていませんが。黒いWindowsノート機の存在を踏まえると、JR東日本もこれらを組み合わせて商品説明か、運休や遅延状況の説明なんかに使おうとしているんじゃないでしょうか。
どうでしょう。