2013年12月21日更新(2013年12月29日ページ移動。2016年11月27日写真削除)
■12月21日(土) 「まんざら捨てたもんじゃないな」 ──西村センセイ、年内最後の出張から戻る──
今日もまた、見たままのお話。
センセイは夕方まで東北大学でのセミナーに出席して新幹線を乗り継、日付が替わる少し前に新潟の自宅へ戻りました。乗車した新幹線で金沢まで移動しても良かったのです。
でも明日明後日は連休だし、金沢に到着するのは午前0時を過ぎてしまうので。今回のセミナーは関係者だけのこぢんまりとした集まり。
でも、講師陣は錚々(そうそう)たるメンバーだし、参加者は「その気」になって出席している人ばかり。(センセイを除く)
自ずと会は熱くなります。午前中は『教育小六法』──久しぶりに購入した──を参照しながらの講義だったのですが、午後はワークショップ。
要するに、全員での「作業」です。写真は会の最後に、グループ別での活動成果を発表しているところ。
細かい内容は専門的なので省略させていただきますが、ちょっと声をかけるだけでこれだけの人が集まり、そして熱心に議論できる。
世の中、暗く、内向きの話題が続きます。でも今回のような歴史的場面(?)に立ち会うことができると、まんざら捨てたもんじゃないな、と思えてくるのです。
本当に、熱い皆様のおかげです。
■12月20日(金) 金沢では雪が積もりました ──センセイは年内最後の出張へ──
今日は見たままのお話を手短に。
今朝、外が少し明るくなってきたので起床しようとしたら、外が騒がしい。人間が音を立てているのではありません。霰(あられ)が降って、屋根や壁、窓に当たっているのです。
昨日の天気予報では午前中は曇りとのことだったのに。雪が降る時は音を立てません(暴風雪を除く)。積もった雪が音を吸収するので、周囲が異常に静かになります。
出勤して研究室で仕事をしていると、学生諸君が登校する頃になって天気が急に悪くなってきました。強い風とともに、横殴りの雪が吹き付けてきます。研究室の窓から見ていると、外は真っ白に。
学生諸君も「今日の雪やばない?」などと感想を述べるほど。センセイが駐車場に318iを止めた時はまだ雪は降っていませんでした。だからワイパーはそのままにしてきた(写真)ことを思い出しました。
雪が積もる時は他の車がそうであるように、ワイパーを立てておく必要があるのです。午前中の会議を終えて写真右奥の厚生棟へ食事へ行った機会に撮影したのが写真。
かなり積もっています。ご覧のように晴れ間を見つけて撮影したですが、今日は雪が降っているか、良くてそれが止み曇っているか。
いずれにせよ日が当たっていないので薄暗い。本格的な冬の始まりです。午後の講義を終えるとアパートに戻り、最低限の片づけをして318iで金沢を離れます。
意外にも、今日、雪が降ったのは石川県内と、富山県西部だけ。東部や新潟県は冷え込んでいますが、無雪です。自宅へ立ち寄り、センセイは年内最後の出張先へ向けて移動しています。
■12月19日(木) MacOS 9の時代が終焉しようとしているのかも ──PowerBook
G4 Titanにトラブル発生──
トラブルそのものは深刻。
ただし現在のところ、問題が発生しているのはちょうど11年前に購入したPowerBook G4(Titan)本体ではなく、付属のアダプター(写真)らしいのですが。
異変に気づいたのは先週。アパートに戻ってMacのネットワークシステム、つまりMacBook ProとPowerBook G4を起動しようとして......あれ?
MacBook Proは起動したのに、PowerBook G4はそのまま。起動ボタンを押し損ねたのかなぁーと思って再度タッチ──起動ボタンはタッチ式──したのですが、動作している気配はない。
何度か繰り返しても変化がなかったので本体を引き出すと何と、PowerBook G4はスリープ中!!調べてみると本体に正常に電力が供給されていないためらしいということが判明しました。
ACアダプターと本体の接続を確かめても問題ありません。コンセントとの接触部分を抜き差しすると、おぉ、無事に起動しました。やれやれ。
一抹の不安を残したまま数日使用したのですが、気づくとPowerBook G4が勝手にスリープに入っています。先日と同じ状況。そこでまず、たまたまアパートに置いてあった古いPowerBook 2400用のACアダプターを用意。
しかし接続部分の形状が違い、そのままでは繋ぐことができないので変換アダプター──そんなものまで持っていた──を介してPowerBook G4に繋ぎます。
やや電力が不足気味。しかしそれから約1週間が経過した現在も、正常に動作しています。ということはアダプターの側に問題があったのでしょうか。
アダプターで別なPowerBook G4(アルミ12")に接続してみた(写真)のですが、今のところトラブルは発生していません。充電中であることを示すオレンジ色のLEDが点灯しています。
正直なところ、問題の本質も確認できていません。単なる一時的な接触不良かもしれないのです。PowerBook G4(Titan)購入から11年、その前のG4 Cube──今だに現役──からだと13年半が経過。『Mac Fan』誌が「Macやめますか、それともOS 9やめますか?」と恫喝(?)してから、7年経っています。
この間、センセイは1日も欠かさずMacOS 9を使ってきました。たとえ出張時などWindowsマシンしか持っていなくても、MacOS 9のエミュレータで作業するという拘りぶり。しかし残念ながら先日、ソフト面でのトラブルが発生してます。
ハード面についても、電力を管理している「電解コンデンサー」という部品がいつ寿命を迎えてもおかしくない状況。「その日」が近づいていることを覚悟しなくてはいけないようです。
■12月18日(水) 個人的には消費税増税より格段に厳しい ──高速道路料金の割引が大幅縮減へ──
昨晩のこのサイト更新後に、JR信越本線の路盤陥没に関するニュースが入ってきました。
午前8時過ぎ、「下り線の線路から約3.5mの場所に、直径約8m、約5mの陥没」があるのをJR社員が発見したとのこと。それって、下り線が少し陥没していた(!!)ということじゃないですか。
普通に考えたら。「(新潟)支社は、線路付近の土が波で削られ、地中に空洞ができたのが原因とみている」とのことですが、お伝えしたように、あの場所だったら不思議じゃないなぁ。
個人的にはかなり影響があるので、帰りに現場の様子を確かめようと思っています。さて本題。先週知ったのですが高速道路各社は揃って、ETCシステムを装着した利用者への料金割引を大幅に縮減することを予定であることを発表(NEXCO 中日本)しました。
写真はそれを伝えるNHKニュースです。((c)NHK)理由は簡単。財源がなくなったからです。もちろんこれまでは景気回復のための施策。それはそれでわかります。
HPには新たな料金割引に関する考え方(東日本)が公開されています。こちらも、それなりにわかる。
しかし利用客にとって重要なのは縮減幅。ニュースは見出しで「(割引)一部維持・拡大も」と伝えていますが、これは言葉のあや。実際には大幅な縮減です。
特に個人利用者にとっては非常に痛い内容となっています。以下は個人的な問題なのですが、約1年後に迫った北陸新幹線全通に伴って、在来線は第三セクターに移管されます。
西村センセイ経費削減のためにこれまで、自宅−金沢間の移動の半分は各駅停車を利用してきました。
運行形態が変わることもあって、正直なところ、センセイはほぼまったく利用できなくなると思われます。新幹線はというと、JR東日本と第三セクターと新幹線を乗り継ぐことになるので、所要時間はほとんど変わらない見込み。
料金は確実に高くなります。だから自動車の利用増加を覚悟していたのです。318iのサスペンション整備もその一環。
これまでは朝夕の通勤割引をりようして走行距離を稼いだり、日中の割引を使って交通量が多く事故のリスクが高い富山市内の一般道を迂回するなど、割引システムを活用していました。
けれども高速道路料金がこれだけ上がるとなると......困った。センセイはこれから老化する一方。視力や体力、そして判断力が低下し、動作も鈍くなります(実際、残念ながら急激にそうなりつつある)。誰のためにも、安全運転が最優先。
少しお金がかかっても「誰にも害を与えない」ことが重要になります。(すでにそうだけど)しかし試算してみると、この高速道路料金割引縮減の件、個人的には消費税増税よりはるかに厳しいものとなりそうなのです。
■12月17日(火) 自宅近くのJR信越本線で線路脇が陥没し、日中の列車がすべて運休に
今日はお伝えしようと思っていた内容を変更して、臨時ニュース(?)を。
週末に年内最後の出張に出かけるのですが、手順やダイヤを確認していたところ、センセイが毎週自宅−金沢の移動で利用するJR東日本信越本線でトラブルが発生していることに気づきました。
しかも単なる遅れではなく、運転見合わせ。写真はお昼休みに撮影したもの。図の黒色の部分がそれですが、現在は更新されており直接見ることはできません。((c)JR東日本新潟支社)
センセイが現在把握している限りでは、地元メディアでも報道していないようです。また現在はJR東日本の運行情報からも削除されており、西日本にかろうじてその記録が残っています。
情報によると何と、柿崎〜米山駅[=東隣]間で「線路脇の陥没」が発生したのこと。日中はずっと運転見合わせが続いていたのですが、夕方の5時になって運転を再開したようです。
情報がないので陥没が発生した詳細な場所は不明です。しかしこの辺は海岸のすぐ脇を線路が走っています。冬は日本海から吹き付ける強い北風ですぐに列車が止まる場所。
しかも砂浜なので、しっかりとした護岸を整備するのが難しい。過去にも米山駅構内で護岸が波によって破壊され、1年近く工事が続いたことがありました。
JR東日本も手をこまねいていたわけではなく、半年くらい前から本格的な護岸工事(?)の準備に取りかかっていました。まさにその最中の出来事。
あの時のように工事が続き、また徐行運転で列車が遅れることになるんだろうなぁ。
■12月16日(月) 三菱電機が個人向け液晶ディスプレイ事業から撤退へ
このところ出張などでバタバタしていたため、お伝えし損ねているニュースがいくつかあります。いずれも個人的には気になったり、影響を受けるものばかり。
その一つが、三菱電機が個人向け液晶ディスプレイ事業から撤退するというもの。((c)Impress Watch Corp.)報道の時点では「広報への取材で明らかになった」状態でしたが、現在は三菱電機のHP上でも正式に発表されています。
センセイ個人は、ブラウン管モニタ時代(現在も研究室で一部現役)はナナオかソニー製を使用していました。
いずれもブラウン管そのものはソニー製。液晶も、個人で購入したものはナナオかアップル(後者は現役)製だったので、三菱と直接のご縁はありませんでした。
しかしアパートのAV機器の世代交替が進むと、ナナオのモニタでは対応できなくなり、後継機種を探すことになりました。
いろいろ調べたところ、三菱のものが良さそうだったので、3年前に購入。細かいことを言えば難点はありますが、3万円ちょっとという値段の割にはIPS方式の画質が良く、基本的には満足していました。
これが壊れたら、あるいは自宅書斎のブラウン管式モニタの寿命が来たら──実際、寿命が尽きつつある──三菱のものにしようと考えていたのです。だから個人的にはショック。
もちろんモニタの需要はずっと存在するので、ちゃんと探せば良いものがあるのでしょうが。AV機器にせよ、コンピュータおよび周辺機器にせよ、売れ筋のものは白物家電化してしまって、利益が出ない状況にあるんでしょうね。
■12月15日(日) Windows Updateで、自宅のMac miniが起動しなくなってしまった!!
正確には「起動しない」ではなく、「起動しているらしいが画面が映らず真っ暗」になってしまったのです。かつ、現在は無事に復旧していますのでご安心ください。
ご存じのように先週11日にWindows Updateが配信されました。センセイは仕事でWindowsを使っているので、アップデートには慎重にならざるを得ません。
これまでに何度も起動しないとかExcelファイルが開けなくなるなど、酷い目に遭っているからです。11日は、早朝にアップデートの配信を確認したのですが、その日の講義や会議で保存されているファイルを使う必要があるため、すべての仕事を終えた夜中に更新しました。
それも1台ずつインストールし、正常に動作することを確認しながらです。自宅のMac miniについてはファイル配信前に自宅を離れたので、当然未更新。金沢のマシンで大きなトラブルがなかったので、昨晩の帰宅直後に自動でアップデートするように設定し、お風呂と食事へ。
書斎に戻ったら再起動するだけ......のはずが、まだインストールの途中。変だなぁ。よぉーく見てみると、フリーズしているようです。いろいろ試してもダメだったので、最終手段として強制再起動。
インストールを再開しました。やれやれと思ったのもつかの間、今度はある場面から画面が真っ暗になってしまいます。
シャットダウンではなく、起動しているのに映像が正常に出力されていないらしい。何度か繰り返してもダメなので、セーフモードで起動を繰り返し、何とかアップデート前の状態に戻しました。(写真)
気になるアップデートファイルがあったので、それを除外して再インストール。今度は無事に起動しました。“CHKDSK”コマンドでHDDを念入りに点検した上で、問題のファイルをインストールすると、ドッカーン!!
やはりこれが犯人でした。インストール前の状態に戻し、原因となったファイルを一切使用しない設定にしてこの件は無事に終了。しかしここへ至るまでに数時間を要しました。トホホ。
問題のファイル、実は金沢でもは少し気になっていたのです。グラフィックチップをコントロールするソフトが入っていたのですが、扱いはオプション。前述したようにバックアップを確保してからインストールしたのですが、こちらは問題なし。
ただし自宅のMac miniは金沢のものと僅かですが世代が少し違います。チップセットも異なるはず。というわけで、結果的には事なきを得たのですが、やっぱりOSのアップデートは、怖い。