2016年2月20日更新(2016年2月28日ページ移動。2018年5月27日写真削除)

──2016年2月第3週のニュース──

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2月20日(土) それでもどっこい、生きている ──683系リニューアル車両に初めて乗車しました──

 今日は土曜日。

 いつもなら新潟の自宅へ早めに戻っているのですが、今日は5時過ぎまで大学にいました。オーストラリアから講師を二人お招きして、学内で研修会が開かれているのです。
 それから金沢を発ったので、自宅に着いたのは9時前。

 全国的に今日は大荒れの天気。北陸地方も例外ではなく、雨と風で視界が悪い中をやっとで帰宅しました。今日の燃費は条件が悪かったためか、18.3km/Lに留まりました。(それでも凄いけど)
 経路の大半を高速道路にしたことも関係していると思います。

 ここ2週間ほど、車の購入やイベントなどが続いたため、お伝えできなかった話題があります。
 先日京都府立大学を訪れた際、683系「サンダーバード」のリニューアル車両に初めて乗車したのです。

 北陸新幹線の開業に伴って、北陸と大阪を結ぶ「サンダーバード」および、名古屋への「しらさぎ」はすべて、富山ではなく金沢始発となりました。
 西村センセイ、いずれも乗車する機会がすっかり減ってしまいました。

 金沢駅のホームで待っていると、が乙丸車両基地から入線してきたのは、写真の「サンダーバード」。リニューアル車両です。
 乗るのはもちろん、見るのも初めて。

 従来との大きな違いは車両前面および側面の青帯。従来の薄い色から、かなり存在感を主張する色に変わっています。
 683系「しらさぎ」用車両と比較すると、かなり印象が違います。

 外見の違いはもう一つ。右の写真のように「サンダーバード」が、車両側面の連結部分をまたいで描かれています。

 ちなみに「サンダーバード」という名称は、アメリカ先住民族の神話に由来するもの。
 同区間で以前運行されていた「雷鳥」の英訳ではありません。

 事前の情報では、内装、特に座席が更新されているとのことだったのですが、センセイには違いがわかりませんでした。
 センセイが乗車した車両固有だったのかもしれませんが。

 「サンダーバード」は定刻に発車したのですが、おぉ、隣のホームに停車している「しらさぎ」は683系8000番台
 かつて北越急行に所属し、現在はJR西日本に譲渡されたの唯一の683系です。

 車両側面の帯の色は、クリムゾンレッドの北越急行から、JR西および東海を表す2色のしらさぎ塗装に変更されています。
 それでもどっこい、683系8000番台はしっかり生きている。

 センセイらの研修会は来週半ばまで続きます。やっと「英語の頭」になってきました。
 せっかくの機会なので、できるだけ勉強したいと思います。



2月19日(金) 友達の葬式の帰りに作った歌、の場所 ──千鳥橋は、今日も渋滞していました──

 一昨日、福岡入りした時のこと。

 福岡空港に到着した一行はまず、天神にあるホテルへタクシーで移動しました。空港は博多駅の東側、天神は西側ですから、駅を迂回するような格好になります。
 ルートは運転手さん任せ。

 川沿いの道を走っていると、県の施設に「千鳥橋」と表示されていることに気づきました。タクシーは大きな交差点を左折して那の津通りへ。おぉ、ここはまさに千鳥橋。
 西村センセイ、その存在を知ってから実に42年後にこの橋を訪れることができました。

 誰でも似たような経験をお持ちでしょうが、センセイも高校生の頃、自分で選んで音楽を聴くようになりました。
 センセイらのお気に入りは、ここ博多出身のグループ。

 彼らのデビューアルバムに、この千鳥橋を題材にした曲があるのです。森高千里にとっての「渡瀬橋」のようなもの。
 ......ますますわかんないか。

 彼ら、特に作詞作曲をした二人にとってはとても重要な曲で、代表作と理解していた節すらあります。
 実際にはまったくヒットせず、シングルカットされることもなかったのですが。

 それでもライブステージでは、ある時期まで必ず取り上げられていましたし、ずっと後になってから、再結成したメンバーで録音し直しています。

 ギター担当が作詞を担当したのですが、実はこの歌、彼の友人の葬式の帰りに作ったもの。
 残念ながら事故か、あるいはもっと悲しい理由か。

 歌詞ではそのことに一切触れておらず、細身の主人公が雨の中、千鳥橋付近を歩く様子を淡々と描写しています。渋い歌です。でも良く聴くと、何かがあった後だ、ということに気づきます。
 残念ながら、作詞をした人は一昨年、64歳で亡くなられました。

 もう彼の生のギターを聴くことはできないし、もう数年したらセンセイもその年齢に追いつきます。

 博多には何回か来ているので、もっと早く訪れるべきだったと反省しています。



2月18日(木) 博多の中洲に、なぜ、ばいきんまん?! ──福岡出張から戻りました──

 正確に言うと、ばいきんまんがいたのは中洲ではなく、対岸の下川端町なのですが。

 お伝えしたように、昨日からの出張は団体行動。仕事に関する部分はタクシーで移動します。何を言いたいのかというと、初日はお土産を買いそびれてしまった。
 で昨日の業務を終えてホテルに戻り、「気づいた場所」を探索した後、博多っぽいお土産を探してみました。

 中洲川端の手前で、博多リバレインモールなる施設が。モールなんだから専門店なんだろうと思って入ってみると、田舎者のセンセイにはお洒落すぎ。
 すごすごと退散しようとして、子供の鳴き声とそれをなだめる中国語に気づきました。

 その鳴き声の先に、あんぱんぱんとばきんまんの像が。小学校低学年くらいの身長です。ナシテここに?!
 実は西村センセイ、ばいきんまんがお気に入り(こちらこちら)。

 お気づきかと思いますが、川に沿った歩道の手すりに、案内の表示が掲げられています。
 博多リバレインの中に「福岡アンパンマンこどもミュージアム in モール」があるんだそうです。

 時間がなかったので入ることはしなかったのですが、あんぱんまんとばいきんまんを冠するミュージアム、こんな場所にもあるんですねぇ。

 センセイがその存在を知っていた──ただし訪れてはいない──のは、香美市立やなせたかし記念館
 こちらは「アンパンマンミュージアム」と「詩とメルヘン絵本館」からなるようです。

 で、気になったので調べてみると、彼らのミュージアムって、意外とあちこちにあるらしい。

 ま、いいんですけど。



2月17日(水) なぜか、長浜ラーメン ――西村センセイ、「最後の仕事」で福岡へ赴く――

 「最後」は事実ですが、センセイが金沢工大を辞するなどということではありませんので、誤解なきよう。

 西村センセイ、新年度から学内の立場が変わり、この時期の大学行事において、各現場での業務に参加することができなくなりました。本部に詰めてそれを統括する立場になったのです。
 正直なところ、気苦労ばかりで報われない仕事。しかし誰かがやらなければならない。

 で、今年度はこの業務から外していただいていたのですが、昨日の午後、別な仕事の打ち合わせをしていたら、学内の関係者が困った顔で「申し訳ないんだけど......」。もちろん快諾します
 いつもお世話になっている方だし。

 というわけでセンセイはなぜか、同僚とともに福岡県福岡市に来ています。もちろん公務出張。バレバレではありますが、仕事の内容については一切触れることができません。悪しからず。
 昨日のセンセイはカーディガン姿だったのですが、今朝は背広にネクタイ姿でご出勤。

 石川学長の激励を受けた後、タクシーで小松空港へ移動します。ボンバルディアのCRJ700 NextGen――“ NextGen”は初めて搭乗――で、1時間半で福岡空港へ。
 タクシーで明日の仕事場所へ向かい、挨拶や準備を済ませます。

 宿所に戻り、今日の業務は完了。チームは解散します。さて、どうしよう。

 せっかく博多へ来ることができたのですから、この機会を最大限(?)活用することにします。まず移動のタクシーの車中で気づいた場所まで歩きます。状況を確認した後、ホテルへ。
 でもその途中、博多ラーメンを食べることにしました。

 繁華街中洲の近く、中洲川端に博多ラーメンのお店が2軒並んでいて、一方はびっくりするほど安く、高校生などのお客さんが入って混雑しています。
 ちなみに、夕食にはまだ早い時間。これが博多の常識なのかしら。

 隣はというと、それなりの価格で、それに見合う数のお客さんが入っています。繰り返しになりますが、まだ夕食の時間じゃないのです。
 こちらへ入ってみます。

 ラーメンを注文すると、何か返された聞き取れません。確認したのですが、やはり何を言っているのか分からない。
 もう一度質
(ただ)してやっと、「(麺の)硬さはどうしますか」と尋ねられていることを理解しました。普通の硬さでお願いして届いたのが写真。

 この間、隣の方は、ごく普通の替玉を頼んでいらっしゃいました。ずいぶん久しぶりの博多豚骨ラーメン。
 たまたま入ったこの「風び」というお店、後で知ったのですが、野田元総理も立ち寄った有名店だそうです。

 ただしネイティブの方にとって、このお店は「博多ラーメン」ではなく「長浜ラーメン」なんだそうです。両者の間には微妙な、しかし関係者にっては見過ごすことができない差異があるらしい。
 肝心のお味はというと、まずしっかりと管理されています。BMWに似て、ブレた感じがない。

 ただし、センセイ個人にとってはやはり、ほぼ異国の食べ物。もちろんちゃんと食べられるし、美味しいのです。でも、センセイのDNAは、これを毎日食べ続けるのは無理だと告げています。
 隣のお店の高校生にとっては事情が違うらしい。これが「母親の味」になるようです。

 美味しかったことに間違いはありませんので、念のため。



2月16日(火) う〜ん、これって問題じゃぁ... ──ドライブレコーダーの動画を確かめてみました──

 明日からの行動が急遽変更になってので、予定を変更してお伝えします。2日連続で自動車の話題ですが、悪しからず。

 今回のBMW 320i購入に際して、ディーラオプションでドライブレコーダーを取り付けていただきました。正面衝突(させられ)未遂事件が直接の原因。
 しかしそれ以外にも、老人が運転する軽自動車に突っ込まれそうになるなど、結構ひやっとする場面があったからです。

 製品に拘りはないので、ディーラーが進めるユピテル製のものを購入しました。価格は約4万円。
 ずいぶん価格が下がっています。

 装着しているメモリは8G。フルHD(1920×1080ピクセル)解像度で、約60分撮影できます(その後は上書き)。
 衝突事故などで衝撃を感知した場合は、その前からの映像を自動で残します。

 これまでは車の安全運転で精一杯だったのですが、少し余裕が出てきたので今日、機器を確認、設定しました。
 右の写真は、日曜日に金沢へ移動した際に撮影したもの。

 フルハイビジョン動画から静止画を切り出していますが、左下に撮影日時がはっきりとわかります。
 場所は富山─石川県境の内山峠を越えて、金沢市桐山町に入ったところ。

 厳しいカーブが連続するのですが、映像だとそれほどには感じません。地図で確かめてもそんなにきつくない。
 でも運転している時の印象は全然違います。

 右の写真は今朝、出勤時に撮影した大学の正門。左手奥にLC(ライブラリーセンター)がうっすらと写っています。
 地面は雪が積もって真っ白になっており、降雪、また窓ガラスへの着雪もあります。

 いずれもかなり明瞭に記録されており、万一の時──それがないことを願っていますが──には十分役立つものと思われます。
 ただし、お気づきのように明らかな問題も。

 右下に大きな邪魔物が入り込んでいます。車検のシールです。

 画像を取り出してわかったのですが、一番古い映像はこのレコーダーを取り付ける時のものでした。メモリーが装着され、電源が入った状態で作業したので、加速度センサーが作動して、自動で記録していたのです。
 その時にはまだ、視界はきっちりと確保されていました。その後、このシールが貼付されたことになります。

 購入後1ヶ月点検の時に説明して、設置位置を調整してもらおうと思っています。



2月15日(月) これも、春の雪 ──牡蠣鍋を作ろうとして、味噌を使い切ったことに気づいたのだけど...──

 今日は予定を変更してお伝えします。結果的に自動車ネタになってしまいますが、悪しからず。

 予報によると、当地は朝のうち雨でお昼前後から雪に変わるとのこと。晴れか曇りなら自転車で出勤するつもりだったのですが、車で出かけることにします。
 クリーニングに出すものも運ばなければいけないし。

 ところがアパートのドアを開けると、降っていたのは雪。予測よりも寒気が強かったようです。未明でまだ気温が低いことによる一時的なものかと思ったのですが、明るくなっても雪。しかもそれなりにしっかりした降り方。
 駐車場へ降りて、ワイパーを立てます

 今日のセンセイは、背広にネクタイ姿。

 朝イチから立場上の気を使う、そして学生諸君にとってとても重要な仕事があるからです。そちらはお昼前に無事終了。でも、かなり疲れてしまいました。
 午後はあまり仕事にならなかったので、今日は早め──と言ってもほぼ職員の退勤時刻──に帰ることにします。

 写真はその時に撮影したもの。実際にはかなり暗くなっています。車の上にうっすらと雪が......と感じられるかもしれません。
 でも実際に積もっている雪は約10cm。かなりの深さです。

 対照的に、地面はほぼ無雪。もしかしたら融雪装置を一時的に稼働させたのかもしれませんが。
 これが、春の雪。

 自動車は金属製なので、すぐに暖まったり冷えたりしますが、地面の温度はあまり変わらない。
 しかも大地はすでに、かなり暖められているのです。

 どうも疲れているようなので、そのまま帰宅。少し休んでから晩ご飯を作り始めます。冷凍庫の牡蠣を使った牡蠣鍋に......あ"。
 牡蠣の場合、センセイは味噌味にするのですが、数日前、その味噌を使い切ってしまった。

 徒歩か車でスーパーへ行くのは構わないのです。

 心配なのは今晩の雪。ずっと降り続いているのです。カーテンをずらして外を確かめると、車の上はもちろん、道路も田圃も真っ白になっています。
 あれは、春の雪。

 しかしこれも、春の雪。



2月14日(日) 西村センセイ、暴風雨の中を移動して金沢での研究会に参加する

 今朝は新潟の自宅で少し早起きをしました。

 午後から金沢市中心部で研究会が開かれ、それに参加することにしているのです。もちろん車で移動するのですが、今日は大荒れの天気になるとの予想。
 自宅脇を走る信越本線は、すでに運休が発表されています。

 高速道路も速度規制が予想され、場合によっては通行止めになる可能性もあります。ただし一般道が閉鎖されるのは稀。
 そこで、いつもより時間がかかっても良いように、早めに移動を開始することにしたのです。

 自宅を出た時は大したことなかったのですが、新潟県西部から富山県内は暴風雨。時々、車の前がほとんど見えなくなるほどです。
 それでも今日は気温が高く、先日のように凍結することはなかったので助かりました。

 強い向かい風だし、何より水たまりにパワーを奪われてしまうので、今日の燃費は18.5km/Lに留まりました。それでも無事にアパートへ到着。
 横殴りの雨が降る中、路線バスで会場の「石川県政記念しいのき迎賓館」へ移動します。

 会場へ入ってみると、関西および中京からの特急が運転を見合わせているなど、この風雨で交通が混乱しており、せっかくの機会なのに、一部の方は参加することができませんでした。
 研究会は所定の時刻に開始。

 これ以降は仕事の話なので内容は省略させていただきますが、西村センセイ、4時間半の研究会で、すっかりお腹が減ってしまいました。もちろんちゃんとお昼を食べたのです。
 久しぶりに、それだけ頭を使った、というわけです。

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