2018年6月2日更新(2018年6月10日ページ移動)

──2018年5月第5週〜6月第1週のニュース──

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6月2日(土) 西村センセイ、学会に参加するため、約4年ぶりに桜美林大学を訪れる

 今日はタイトル通りの話題。

 センセイは今日と明日、都内西部の町田市にある桜美林大学を会場として開かれる日本高等教育学会の年次大会に参加しています。写真は夕方撮影したもの。
 現在は初日のプログラムを終えて、ホテルに戻ったところ。

 複数の学会の関係で、佐藤理事長をはじめとして桜美林大学には複数の知り合いがおり、センセイはこの地を良く訪れていました。でも良く考えてみると、今回は約4年ぶり
 この間、厚生棟を中心として、施設がかなり整備されていました。キャンパス周囲の様子も飲食店などを中心に、かなり変わっています。

 でも、最も重要なのは中身。今回は学会の、ですが。最寄り淵野辺駅前で大学までの直通バスを待っていたら、背後から「(西村)先生!!」。振り向くと兵庫県西宮市にある大学の学長。
 だからバスの中は情報交換会。

 大学に到着するとあちこちに知った顔。高等教育学会はセンセイのメインではないのですが、関係する人が多いので、「じゃぁ、その件は来週末に、直接会って相談しましょう」。関連学会の打ち合わせの場と化しています。
 来週末、関係者ほぼ全員が参加する別な学会が開かれるのです。

 それはともかく、学会の内容は考えさせられるものでした。特に若手の伸びを感じます。センセイは追いつかれ、そして追い越される立場ですが、それは喜ぶべきこと。

 ところで、東京都あるいは神奈川県西部で開かれている学会、ということは、経路を考えると......。



6月1日(金) センセイは再び鉄分補給の旅へ ──JR川越線に初めて乗車しました──

 今日は6月1日。金沢工業大学学園の創立記念日です。

 学園はこの種の節目そもののと、関連行事を重視します。そこで今日は、講義等はあらかじめすべて予定されておらず、創立記念行事のみが行われました。もちろんセンセイも記念行事に参加(というかセンセイの場合、前の方に席を指定されている)。
 重要な行事だったのですが、内容は学園関係者向けなので、ここでは省略。

 で、西村センセイ、以前お伝えしたように5月から6月までの毎週末、学会等に参加するため、県外へ出張することになっています。今日も、記念行事を終えてから、身を車中に置きました。
 現在はすでに、宿所に到着しています。

 ご存知のようにセンセイは、出張の機会を利用して不足気味の鉄分を補給することが多い。もちろん本来の業務はちゃんとこなしていますし、超過した費用は自腹です。実は、先日の創価大学出張の際にも鉄分補給。
 未乗だった川越線に初めて乗車したのです。

 創価大学は八王子市内にあります。同大学のように、金沢から都内西部あるいは神奈川県西部へ出張する際は通常、いったん東京へ出てから、中央線等で目的地へ移動します。もちろん時間的にはそれしかない。
 急ぐのなら新横浜まで新幹線を乗り継ぎ、そこから横浜線を利用するという方法もあります。

 ただしいずれも、動線が美しくない。

 前回は自宅からの移動。最短は何らかの方法で高崎まで出て、そこから八高線で八王子へ出るという経路。高崎までの区間も在来線だけなら、計画は完璧。
 ただし水上始発の定期特急列車が廃止されているので、この方法は実現不能。

 そこで今回は、この地域で唯一未乗だった川越線乗車を優先して大宮まで上越新幹線を利用し、そこから川越線と八高線を乗り継いで八王子へ至るという経路を選択しました。
 大宮駅に到着した西村センセイ、表示に従って移動すると、何と地下ホーム。初めて利用しました。

 到着したE233系に乗車すると、かなり長い間、複線のまま地下トンネルを走行。鉄道博物館を過ぎたと思われる場所で地上に出ました。すぐに東北本線と別れます。
 この辺は在来線や新幹線から見ることができます。

 未乗区間に入る時は、やはり緊張(?)します。どうなるんだろうと思っていたら、次の駅で複線区間はあっさり終了。風景が急に変わります。成田エクスプレスも留まる車両基地を過ぎて、長い編成の列車は川越駅到着。
 反対側のホームに到着したのは、八王子からの4両編成209系。折り返して、八王子へ向かいます。

 川越線は本来、大宮と高麗川(こまがわ)を結ぶ路線。しかし現在は、川越以東は埼京線および東京臨海高速鉄道りんかい線の一部として運用されています。西側はというと、こちらは電化された高麗川以南の八高線と一体運用。
 川越線だけでなく事実上、八高線も分断されているのです。

 高麗川以北の八高線は非電化のまま残されて、キハ110系2両で運用されています。乗車率はそれほど高くありません。

 センセイを乗せた列車は青梅線拝島駅到着。センセイは大学院生の時に、3ヶ月間ですがこの駅に通い、近くにある小中学校で産休を取られた教諭の代理として教鞭を取りました。その時のことを今でも良く覚えています。
 多摩川左岸を走り、予定通りに八王子到着。

 「乗り潰し」と呼ばれる未乗区間の旅でしたが、センセイにとってはそれ以上に、センセイのこれまでと、残された時間を考える旅になりました。はい。



5月31日(木) 建設中の国際交流施設が、その美しい外観を見せ始めました

 激しい雨の音で目が覚めました。外はまだ真っ暗。

 スイッチを押して時計の表示を見ると、まだ朝の2時半。当地の天気は不安定で、昨晩から時折、長続きはしないものの強い雨が降っています。何度か寝直して、結局、いつもの時刻に起床。また雨が強くなりました。
 身支度を整えて外へ出た時は、細い雨が降っているだけ。

 いつもなら雨の日は自動車を使うのですが、今日は徒歩でのご出勤。最短距離の経路を選ぶので、通勤ルートは車あるいは自転車のそれと微妙に違います。
 キャンパス直前では、高橋川に架かる御所橋の袂
(たもと)に立ちます。

 あれっ?!

 ご覧のように対岸、昨秋から建設工事が始まった国際交流施設の工事用足場が部分的に取り外され、建物の外観が姿を見せ始めています。
 白を基調とした、ずいぶんお洒落な建物。

 1週間くらい前、自転車で帰宅するために近くを通りかかった時、対岸にある建物の室内に、工事用の照明が灯っていたことを思い出しました。だから工事が進んでいることは知っていたのです。
 近くの駐車場は工事関係者と共用。

 しかも写真を撮影した場所のすぐそばに工事事務所があり、それらに出入りする業者は、作業の進行に伴って顔ぶれが変わります。その変化にも気づいていました。
 されど足場の撤去はやや不意打ち。

 冷静に考えると建設工事は、概ね予定通りに進んでいます。いろいろな意味で、「その日」が楽しみです。



5月30日(水) 先代の厚生棟には、床屋さんが入っていたような気がする... ──「ラーメン 一鶴」脇でセンセイが気づいたこと──

 今日は水曜日。つまりセンセイが一番忙しい日。

 日本列島の西半分が梅雨入りし、金沢も今日はお昼前後に雨との予報。ただし朝のうちは晴れていたので、自転車で出勤しました。夕方には上がるとのことだったのです。しかし大学に到着してしばらくすると、雨の音が。
 日中はそれなりに降りました。

 仕事に追われた西村センセイ、今日は帰宅時まで一歩もキャンパスの外に出ていません。というわけで先日、雨が止んだ時に撮影した写真。
 大学の近くにある「ラーメン 一鶴」(写真左)付近を歩いていた時です。

 一鶴の右隣は、理容院だったんですね。もちろん金沢工大の学生が主なお客さんなのでしょう。でもその時は、高齢の店主が一人でぼんやりとしていらっしゃいました。
 それで思い出したことが。

 金沢工大の旧厚生棟です。学食ヴァルカンがメイン。その上には部室や学友会事務室などが入っていました。建物の1階には診療所。
 そして記憶に間違いがなければ、建物の奥に床屋さんが入っていたような気がするのです。センセイは一度も利用しませんでしたが。

 自宅兼用と推測される3階建ての建物はちゃんとメンテナンスされています。でも、それが建設されたのはその旧厚生棟と同じ頃じゃないだろうか。
 つまり金沢工大と一緒に──「金沢工大の学生と一緒に」の方が、より適切な表現かも──歴史を刻んできた......。

 ふと、「ラーメン 一鶴」に、少なくとも数ヶ月、下手をすると半年くらいご無沙汰していることを思い出しました。



5月29日(火) このたびだけは、パス... ──今週の「特麺」は、富山ブラックラーメン!! ──

 仕事が溜まってしまっているので、今朝も大学一番乗り...のはずが、あれぇーっ?!

 いつもなら8時半前に出勤してくる男女の職員が数人、黒いスーツ姿で玄関付近を慌ただしく出入りしてます。玄関前には大学のマイクロバスが停車中。西村センセイ、ここでやっと事情を悟りました。
 この4月、大学に併設された金沢工業高等専門学校──歴史的には大学の方が併設校──が、国際高等専門学校に生まれ変わりました。

 大学や高専のあるキャンパスからかなり離れた場所にある「白山麓キャンパス」で今日の桙ゥらgオープニングセレモニーが開かれるのです。(報道の一例
 関係者が出発するその直前だったのです。

 で、センセイはというと、大学の入試部長なので、お呼びは掛かっていません。早く出勤した本来の目的である仕事に入ります。でも、これが難渋......。
 良く考えると今日は1回を除いて、校舎あるいはキャンパスの外へ出ることはありませんでした。トホホ。

 お察しの通り、その唯一の例外は昼食。午後イチに気力と体力を使う講義があるので、早めにお昼を頂く必要があります。まずは今週初めての大学食堂へ。
 でもお気に入りのアジフライ定食、今日はお休み。日替わりメニューなのです。

 どうしようかと思案していたセンセイの目に入ったのが、「特麺」。

 今週は富山のブラックラーメンです。う〜ん、申し訳ないのですが、今回はパス。富山ブラックラーメンはその名の通り、富山市の名物。
 ただし割と最近の、ですが。

 もともとは、肉体を使う仕事に従事する人がお昼、ご飯をメインにそのおかずのように頂いていたラーメンと聞いています。何故黒くて、「ブラック」と呼ばれるようになったのかは知りません。
 特徴は、その塩分濃度。

 肉体労働で汗を流すと塩分もかなり失われます。だから富山ブラックラーメンは塩分が相当高いのです。過去に数回頂いたことがありますが、当時のセンセイにもきつい。ましてや、現在のセンセイはキンエン生活中。
 今回の特麺、本当は学生の健康を考えて塩分は控え目なのかもしれません。

 でもセンセイとしては申し訳ないけど、今回だけはパス。

 関係者の皆様、諸事情に鑑(かんが)みて、お許しを。



5月28日(月) 徒歩で出勤した日に、センセイが見たもの ──新築工事が中断していたお宅が、ほぼ完成したようです──

 ご存じのようにセンセイは通常、自転車で通勤しています。

 できるだけ交通事故を避けたいのと、自身の健康維持のためです。ただし雨の日や。荷物を運ぶ日は車。一昨日のように、夜、アルコールを飲むことになっている時は徒歩でご出勤。
 出発地と目的地が同じであっても、自動車、自転車そして徒歩ではそれぞれ経路が微妙に違います。

 いずれも最短距離が基本ですが、自動車なら信号機や交通規制(一方通行)の関係、あるいは見通しの良さなどが重視されます。
 自転車の時は、できる限り坂道を避けたい。

 で、センセイが徒歩の時だけ利用する道の途中にあるのがこのお宅。昨年後半から新築工事が始まったものの、途中で工事が中断していたのです。
 それにもかかわらず、この冬の大雪の頃からご家族の居住が始まっていました。

 あれから半年近くが経過。ふと気づくと、ご覧のように外壁工事は完了していました。残っているのは駐車場の左官工事などだけ。
 ちなみに、写真中央部分は細い桟
(さん)になっているため、写真を縮小した際にモアレによる縞模様が発生しています。

 建設会社の管理が甘く、必要な分の資材を確保できなかったというのが実情でしょうが、見方を変えると、施主(せしゅ)さんはそれだけ思い入れがあったということ。いろいろな部分に気を使っていることがわかります。

 それにしても冗談抜きで、あの大雪の中をずっと、寒さに耐えていらっしゃったんだろうなぁ。



5月27日(日) 無理だぁ... ──西村センセイ、研究会の発表を全く聞いていないのに、会を総括する──

 バス停で「西村先生!!」と呼び掛けられた西村センセイ。

 全く想定外だったので、その瞬間は声の主が誰か、まったくわかりませんでした。後ろを振り返ると女性の同僚。その瞬間、すべてを悟りました。同じ目的地に向かっていることと、お互い、ここまで保護者会の仕事に従事していたことを。
 「後ろの席に座っていたのですが、(保護者会に参加した)保護者の方がたくさん乗っていらしたので、『先生』と声を掛けるのを躊躇
(ためら)ったんです」。確かに。

 実は車中、背中に視線“perspectiva”を感じていたのですが西村センセイ、敵意を認識しなかったので、後ろを振り返るようなことはしませんでした。
 二人が向かったのは「石川県政記念しいのき迎賓館」。

 センセイらが関係する学会の、割と大きな研究会(昨年の様子)が開かれているのです。といってもセンセイらは、大幅な遅刻。何しろ、プログラムの最後の最後に入室するのですから。写真は会場到着直後に撮影したもの。
 全体討議が終わろうとしているところです。

 でもセンセイにも仕事が。何と、発表や議論をほぼまったく聞いていないにもかかわらず、全体を統括して欲しいと依頼されてるのです。どう考えたって、無理。
 それでも委員長の依頼なので、事前に頂戴した不完全な資料を読み込んで、「こういう議論が行われたんだろうなぁ」と考えながら発表資料を作成しました。

 でも、センセイらが聴いた、議論の最後の部分はセンセイの予想とは違う。「この内容なら別なスライドを用意したのに」と思いながら、聴衆の顔を見ながら、10分ほどお話しします。
 ただしセンセイのメッセージ、今日の研究会では触れられていなかったようで、それなりに受けていました。

 続いて会場を移して、情報交換会──要するに、飲み会──へ突入。これが本当の目的かも。

 ちょっと飲み過ぎてしまったセンセイなのです。

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