2018年5月19日更新(2018年5月27日ページ移動)
■5月19日(土) BMW、営農車になる ──西村センセイ、土曜日は家族サービスの日──
というわけで、朝、新潟の自宅に向けて出発しました。
年寄りは朝が早い。夜中に何度か目覚めたのでそのまま出発することもできたのですが、夜間は視界が悪いので、明るくなってから出発。今日は雨だったので、いつも以上に前方や周囲を注意します。
最初は車も少なく順調だったのですが、富山県東部で出勤ラッシュと重なり始めました。結局、いつもよりやや短い所要時間で自宅到着。雨で路面状況が悪かったために燃費は通常よりやや低下し、20.1km/Lに留まりました。一般道のみ約240kmを走行してですから、良い数値であることに間違いありませんが。
センセイはこれから約1ヶ月間、毎週末に学校行事や出張が入ります。不規則ながらもこの間、1週間に1回くらい自宅に戻るのですが、まとまった時間を取ることが難しい。というわけで、今週末は集中して家族サービス。
その一つが、ビニールハウス(?)の支柱を購入して実家へ運ぶこと。80歳を越えてもなお農作業に励む、母親からの依頼です。
ことの始まりは先月末。年中行事となりつつある野菜の苗の購入につき合ったのですが、帰ろうという段になってガーデニングコーナーの隅へ。支柱の品定めを始めたのです。彼女が選んだのは高さ210cmのもの。
彼女はもちろん、センセイよりも背が高い。これをセンセイの車で運ぶことができるだろうかと言うのです。車に収まらなかったら、お店が無料で貸し出す軽トラックで運んでもらいたいらしい。
その日はメジャーを持っておらず、収納できるかわからなかったので、ひとまず彼女と苗を送り届けました。後日寸法を測ってみると、後部座席を倒すと車体後部に収まるようです。ただし一部は助手席および運転席脇に。それを伝えると、「やっぱり、欲しい」。
というわけで、最低限の所用を済ませてからお店へ。車体内部と支柱の長さ大きさを再度測定して、レジで代金を支払います。重さはたいしたことないのです。問題はこれが、ちゃんと収まるかどうか。予想に反して、鉄製の支柱はかなり硬く、思ったようには曲がらない。
でも写真のように、ひとまず車内へ収めることができました。後部ガラス越しに支柱の先端部分が見えていますが、助手席を挟むように外側はドア付近に。そして内側の先端はギヤシフトレバー付近へ。ハンドル捌きそのものには影響はないのです。ただしギヤを変えようとすると、左脇腹に支柱を挟んで動かすような格好に。
これが結構、大変。でも、まぁ、何とかなることがわかったので、無事に実家へ送り届けました。
というわけで、今日のBMW 320i M Sportは営農車。母親によると、今晩は県北部に住む弟夫婦が泊まりに来るとのこと。せっかくの機会ですが、センセイは明朝、金沢へ移動しなければなりません。
う〜ん、残念。でも、まぁ、親孝行できただけでも良しとしましょう。
■5月18日(金) 強いスープには負けてしまうかも... ──大学食堂で久しぶりに「特麺」を頂きました──
会議漬けの1週間も、勤務は今日が最終日。
今日も夕方に大きな会議──というより説明会──があるのですが、基本的にはお客さん。ただしセンセイは特別クラスを担当しているので、実際にはここに至るまで、事務方とかなり調整したのです。
それでも、気分は楽な方。雨粒が当たり始めてきたので、お昼は久しぶりに大学食堂へ。大学食堂ではこのところ、380円の定食を頂くことが多いのです。ただし肉類や油っぽいものは苦手なので、センセイは決まってアジフライ定食をお願いするのですが......今日はお休み。
アジフライ定食、最近は週替り扱いなのです。お弁当屋へ行くことすら考え始めた時に目に飛び込んできたのが「特麺」。今週からご当地ラーメン特集で、最初は「北海道海老味噌ラーメン」(380円)。
普通のものより少し高いのですが特麺は、麺が違います。しかも能書きには、「みそ 味噌ラーメンをベースにエビの風味を引き出したラーメン♪ 香り立つ海老油をご賞味ください」とのこと。
う〜ん、表記が「みそ」と「味噌」、そして「エビ」と「海老」で不統一。それはともかく、ここからセンセイがイメージするのは「金澤味噌らぁめん秀」の「濃厚海老味噌らぁめん」と、そのつけ麺版「冷製 濃厚海老味噌つけめん」。今日はもう、これしかない。
キンエン生活はどこへ行った?というわけで、「北海道海老味噌ラーメン」。本来ならば葱がトッピングされているのですが、センセイはちょっと苦手なので、外していただきました。チャーシューの右上に隠れているのは、蒲鉾です。最初の印象は、赤。
唐辛子の赤色か、と思ったほどです。これまでの乏しい経験から、という限定付であることをご容赦いただければ、海老味噌料理のポイントはその甘さをどう管理するか。「秀」の「つけめん」は塩に頼っていたほど。で、スープを一口頂くと多少甘いものの、過度の塩分はない。
しかも海老味噌独特の、まとわりつくような甘さもありません。じゃぁ、この赤色は何なんだろう......。
もう一つ気づいたことが。スープはそれなりに味が強い。その影響か、麺の特徴が良くわからないのです。「マーボー麺」の時にも感じたのですが、どうやら特麺の麺、繊細なその特徴が裏目に出る時もあるようです。
スープなど何か強いものがあると、その影響をモロに受けて、麺の特徴を生かせない。関係者の皆様、どうでしょう。
■5月17日(木) 図書館棟ホール正面に掲げられているのは... ──西村センセイの会議な1日──
今学期のセンセイは、講義を1週間に5コマ担当しています。その他に、会議が平均二つくらい。
でも今週は、特別講義を実施したため、自分で行う講義は2コマだけ。だから本当は楽チンなはずなのですが、そこは金沢工大、そうは問屋が卸(おろ)しません。
講義の代わりに、会議、会議、会議。そして打合せ。...トホホ。さすがに、講義と会議が多数重なった昨日は特別ですが、今日も午後から大半の職員が参加する大きな会議。写真は開始前に撮影した会場の様子です。場所はライブラリーセンター(図書館棟)3階。
国際会議などを開くための「酒井メモリアルホール」です。誰でも気になるのが、正面上部の「絵」。実はこれ、絵ではなく織物なのです。金沢工大に移籍した当初から不思議に思っていました。
半年くらい前に何かの席で、これが金沢市内に存在していた「劇場」から譲り受けたものだと耳にしました。正直なところ、ちょっとイメージが湧かない。
気になって調べてみると「市民が見つける金沢再発見」の中に、紹介記事(拡大写真)が。どうやらこれは、金沢市内の「北国第一劇場」で用いていた緞帳(どんちょう)、つまり客席とステージを隔てていた幕らしい。「劇場」といっても、実際は映画館だったようですが。
しかも記事によると、これは加賀友禅らしい。知らなかった...。
■5月16日(水) 「センセイの一番長い日」の昼食は、なぜかBMW談義!?
センセイの一番長い日が終わりました。
日中は雲は出るものの雨は降らず、夕方から夜にかけての降水確率は30%。というわけでセンセイは「マイ・カー」こと、自転車でご出勤。もちろん大学には一番乗りです。お伝えしたように、午後に講義が二つ。
まずその準備に取りかかります。配布教材を印刷したのですが、昨日準備した原稿にミスが見つかり、何度か出力し直しました。う〜ん、加齢とともに詰めが甘くなっている。
事務担当者と打合せを済ませてから、午前中の大きな会議へ。意外にもこれが早く終わったので、ひとまず研究室へ戻り、講義の段取りを再確認します。続くお昼の会議は、立場上、センセイが主役。実際には事務方が取り仕切るのですが。
正午からだったので、その5分前に到着すると、え"...。みんなお弁当を食べています。関係者が忙しくて日程を調整できないため、お昼休みに会議を持つことになっていたのです。昼食が提供されることも通知済。ただしみんな早めにお越しになっていました。
う〜ん、要領が悪かったのは、センセイだけらしい。そこに講義を終えたばかりの偉い先生が到着し、センセイの隣に着席されました。お弁当を食べ始めた彼が口にしたのは、「日曜日、駐車場に止めてあったBMW、先生のでしょ? 新潟ナンバーだったし」。
これはまったく予想外。正確には、センセイの車は新潟県中・上越地方の「長岡」ナンバーですが。
日曜日は放送大学の面接授業があり、かつ、雨の中、貴重な教材を運ぶ必要があったため、校舎正面の駐車場、それも定位置に駐車していたのです。
しっかりチェックしていらっしゃったのね。ただしセンセイの車がMT(マニュアル・トランスミッション)だということはご存じなかった。というわけで、それから参加者が揃うまで、熱いBMW談義。先生は機械系所属なのです。
もちろんその後は、ちゃんとお仕事。写真は先日、雨の日にいつもの駐車場で撮影したもの。帰宅しようとして、センセイの車の右隣に、ほぼ同じような顔をしたBMWが駐車していることに気づきました。同じ3シリーズ320i(F30)、それも“M Sport”という稀少タイプです。
違うのは、相手がセダンではなく“Touring”であることと、当然ですがAT車だということ。この駐車場で340i M Sport(F30、AT)と一緒になったことはありますが、320iのMは初めてです。工科系大学あって、車好きの人が多いんだろうなぁー。というわけで、気を取り直して会議を乗り切り、その勢いのまま午後の連続講義と会議を終えた今日のセンセイなのでした。
ちなみに「センセイの一番長い日」には、元ネタがあります。興味のある方は、調べてね。
■5月15日(火) 自発的な拍手がすべてを物語る ──クラス合同の特別講義が実施されました──
あっという間に、翌日。
何度かお伝えしているようにセンセイらは、開会中の「働き方改革」国会で話題になっている「裁量労働制」という勤務形態。自分で勤務状況を管理して、ちゃんと成果(研究と教育)を上げれば、基本的にはどこで何をしていようと構わない、という特殊な働き方。
今日は夕方に会議と後述する特別講義があるので、極端なことを言えばそれに間に合いさえすればいいのです。でも世の中には程度と、常識というものが存在します。
センセイは、朝のうちに自宅を出発して、お昼にはご出勤。さすがに今日は、途中まで高速道路を利用しました。新潟県内を走行している時は15℃〜16℃だったのですが、富山県、特にその西部で気温が急上昇して、車外気温計は26.5℃を記録。
石川県内に入ると2℃ほど低下しましたが。高速道路は好きではないし、昨日の事故が気がかりだったので、富山市西部からは一般道に入りました。現場は、意外と言うべきか当たり前と考えるべきか、事故の痕跡はほぼまったくありませんでした。
残っていたのは、ブレーキ痕──オイル漏れの跡かも──だけ。破損部品が路上に存在していると、パンク等の二次、三次災害が発生する可能性があるため、ちゃんと片づけたんだろうと思います。ちなみにエアコンをかなり使ったにもかかわらず、今日の燃費は22.0km/L。
やはり高速道路は燃費が良い。火曜日は午後イチに講義があるのですが、今日のみ休講。その代わりに夕方、クラス合同の特別講義が階段教室で実施されます。ただしセンセイは同じ時間帯に立場上の会議。ダブルブッキングです。
ご講演の先生に事前に挨拶して、ひとまず会場を離れます。幸いにも会議が割と早めに終わったので、再び講演会場へ。今日は2人の講師をお招きして、企業の社会的責任(CSR)とその取り組みの一環としての身障児支援についてお話ししていただきました。
センセイが聴講したのは講演の後半。壇上、中央やや左側に見えるのは下肢が不自由な児童のためのチェアスキー。上部の、ヘルメットをひっくり返したような部分が座席で、その下に椅子に相当する鉄パイプがあります。
その手前にはスキー。会場内、脇の席から学生諸君の様子を見ていたのですが、終了時には拍手が。お客様をお招きする時は、司会が音頭を取り、拍手で感謝の意を表すのです。ただし今日は、まったく自発的な拍手。
その分、「割れるような」とはいきませんでしたが。明日は水曜日。そもそも水曜日のセンセイは忙しいのですが、明日は格別。朝イチに重要な臨時の会議があり、続いて大きな会議。そして何と、お昼休みにも会議。午後は講義が連続し、その後も会議。さすがにお昼の会議はお弁当を出していただけるそうですが。
嵐のような1日。......ちゃんと、生き延びられるだろうか。
■5月14日(月) 冗談抜きで、気をつけよう... ──発生したばかりの、交通事故現場に出くわしました──
今日は月曜日。1週間が始まる日。
センセイも午後に講義を持っているのですが実は、本日のみ休講。他クラスと共同で特別講義を実施するためです。自宅や実家での所用もあるので、今日は休暇を頂戴して新潟の自宅へ戻りました。
実質的には昨日の代休のようなもの。センセイの場合、入試業務などの関係で金曜の夕方まで仕事が入る時があります。アパートに戻って荷物を積み込んで高速道路で帰宅してもいいのですが、金沢市内の道路は帰宅ラッシュ。高速道路に入っても夜間なので周りは見えず、単調な運転を強いられ、居眠り運転してしまう可能性があります。
加えて、家人は早く就寝。というわけで、そのような場合はたいてい、土曜の朝に金沢を発ちます。日中の運転の方が安全なので。
今回も基本的にはこのパターン。ただし異なる点は、今日が平日だということ。土曜の朝に金沢を離れる時も朝は早いのですが、今日は月曜日なので出勤時間帯と重なります。そこで昨晩は早めに就寝して、今朝5時半にアパートを出発しました。
金沢市内はもちろん、一般道を利用しても7時前、つまり混雑が始まる前に富山市を通過することができます。早朝は軽自動車や商用車で暴走気味に運転する人がいるものの、全体としては走行する車両も少ない。無事に金沢市内を抜けることができました。順調に富山市内へ。
砺波市から富山市へかけての国道359線は一部工事中ながら、全体としては信号機も少なく走りやすい路線。基本的には1車線ですが、富山市内に入る場所は左側に登坂車線が設置されています。
要するに、こちら側は片側2車線。反対側は1車線なのですが、きついカーブの見にくい場所に車線を塞ぐかのように大型トラックがハザードランプを点滅させて停車していまいた。何かあったようです。
近づくとその後ろに乗用車が停車しており、何か話し合ってます。接触事故か何かを起こしたらしい。ただし肉眼では損傷を確認できなかったので、そのまま迂回して通過すると、今度はこちら側、登坂車線の変な場所に停止した車両を視認。もちろん右に迂回しますが......え"っ?!
帰宅してから確認したのが写真。ドライブレコーダーの映像です。車体前部が壊れた車から、運転手と思われる若い男性がこちら側に歩いています。足取りはしっかりしており、救助を求めている様子はありません。同乗者も視認できません。
その時は、先ほどの2台に関係して、例えば逆方向(富山→砺波)からの追い抜きの際などに接触事故が起きたのかと思ったのです。帰宅してからドライブレコーダーの映像を確認すると、まず、写真のスバル(?)は車体前部だけでなく、後輪を含めて左側面全体を大きく損傷しています。前後輪はあらぬ方向を向いています。接触したかぶつかったのか、良くわかりませんが。
そしてもう一つ。出くわしたその時は、対向車線から走っていたこの車がこちら側に飛ばされてきた、と思ったのです。でも実はこの車両、手前から奥方向(富山方面)へ向かっていたのです。写真でも一部が入り込んで今っすが、この手前、100mくらいの間に部品(?)が散乱しています。
停止する際に車がほぼ180°回転したようです。そしてその始まりの場所の先にはまさに、先ほどの2台。
これだけの材料では全体像を推測しづらいのですが、自損事故の可能性ものこりますが、やはり、3台が何らかの形で関係する事故が発生したようです。写真の青年は、他の2名と話し合うために歩き始めたところ。事故が発生して2、3分というところでしょうか。
様子から、警察および消防署への第一報は通報済と推測されます。このような場合、事故に直接関係していなくても、その場に居合わせた人、つまりセンセイらには救護義務があります。気がかりではあるのですが基本的には、センセイがどうこうするようなレベルではない物損事故が起きたということだろうと思います。
仮にその評価が適切だったとしても事実は、やはり重い。約10分後に警察と消防が到着して状況、特に怪我の有無を確認し、現場検証のため、出勤ラッシュの時間帯にもかかわらず車線を規制し.....。凄いことになったんだろうなぁ。冗談抜きで、気をつけよう。
特に、センセイのような老人は。
■5月13日(日) ドラッグ・ストアの役目って何なんだろう... ──西村センセイ、減塩食品の購入で考える──
放送大学での面接授業は2日目。というか、今日が最終日。
学生さんの熱意に助けられて、8コマ約12時間の講義を終えることができました。話す方も大変なのですが、これだけの時間、意識を集中させて聴く側はもっと大変。一瞬ウトウト、という方もいらっしゃいましたが、それはごく稀。
本当に偉いなぁーと思います。講義は午前から夕方まで。他県からのからもいらっしゃいますので、お昼を食べる必要があります。学習センターも案内を用意しているのですが、センセイからも情報を提供します。その一つが、すぐ近くのドラッグ・ストア。
このお店、ドラッグ・ストアなのに、割とお弁当、あるいは食品類が充実しているのです。全体としてはスーパーにはかないませんが、お菓子の類はそれ以上じゃないかしら。でも逆に、よくわからないことも。センセイは2年前に高血圧を指摘されました。
その後は「キンエン生活」に努めており、食事にもかなり気を使っています。その一つがみそ汁。タニタがマルコメ味噌とタイアップしたインスタント減塩味噌汁を、このお店で購入してきたのです。
1食あたりの塩分を1gに抑える優れもの。ところが先日、お店を訪れると...ない。棚から撤去されていました。ドラッグ・ストアの役目って、何なんだろう...。
インスタント味噌汁は2〜3週間に1回くらいしか使わないのです。でもやはり、ないと困る時も。仕方がないので別なお店で購入したのが写真。こちらは塩分を1.5g含みます。
問題がもう一つ。ただしこちらは。ドラッグ・ストアではなく、センセイのですが。指摘されて以来、時々ルールを破ることはあっても、基本的にはキンエン生活を守ってきました。薄味にも慣れたし、食材の味の違いも良くわかるようになりました。
で、最近、集団検診を受けました。体重は去年に比べて約2kg減少。鬼門の血圧測定はというと残念ながら、最悪時ほどではないものの、割と良い値が続いていた時に比べると悪化していました。これだけ努力して、ですよ。
かつて塩分を多く摂取しがちだったということは認めます。でもセンセイの高血圧、それが本当の理由だったんだろうか...。