2020年9月19日更新(2020年9月27日ページ移動)

──2020年9月第3週のニュース──

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9月19日(土) 「蓬莱」で納豆は苦手だと伝えると... ──柏崎は、難しい(1)──

 週末なので新潟の自宅へ戻りました。

 ...というより世の中は4連休。歯科医院での治療を終えてから実家へ往復したのですが、明らかに普段より交通量が多く、まるで自粛気味だった今年のお盆のような混み方。大型トラックの台数が減ったように感じらる──実際にはさほどかわらない──ほど。
 しかもこの地の運転に慣れていない他県ナンバーの車が多い。

 皆さんの地域はどうだったのでしょうか。

 副題の「難しい」は、誤解を招きかねないタイトル。決して自宅のある柏崎市が財政危機に瀕しているとか、お付き合いの難しい人が多いなどという意味ではありません。センセイの当地でのお昼の確保が難しい、という個人的な意味です。
 少々解説を。

 センセイら大学教員は一般的に、定職に就くのが遅く、例えばセンセイは30歳で常勤教員になりました。その代わり、というわけではないのですが、定年は遅いことが多い。(60歳〜70歳程度。多くは65歳)
 センセイは60歳で定年を迎えていますが、希望すれば70歳までの7年半、雇用を延長できます。

 ただし知力、体力の低下、常識外れの通勤距離、高齢の両親の面倒等を考えると、正直なところ現役引退はそう遠くないんじゃないかと考えています。実際、引退を念頭に置いて、諸事を進めています。
 この春、任期満了に合わせて一切の管理職から退いたのもその一環(いくつか別な理由もありますが...)。

 もし引退すると基本的には無職の年金生活者となり、自宅を拠点にして複数の大学の非常勤講師を務めることになります。要するにアルバイト。ただしそれは今日の本題ではありません。「難しい」のは、ずっと自宅にいることになった時の昼食。
 お昼(+夜のツマミ)くらいは自分の好きにしたい。

 生まれ育った地域なのでどこにどんなお店があるか、基本的な情報はインプットされているはず...だったのですが、柏崎高校時代からセンセイは、塩分が多いラーメン(+旧「そばよし」の焼きそば)派。
 これまでを振り返ってみると、それ以外のお店の情報は意外と少ない。

 そりゃ、高齢になってから血圧が上がるわけだ。最近、センセイが市内の飲食店を探検している理由です。求めているのは、前提条件として低塩分量。
 その上で、良質のタンパク質と食物繊維。

 そしてできる限り美味しくて、できれば毎日のように通うことができるお店。これはとても重要で、最後は身体がYes/Noを決めてしまいます。価格は二の次。
 されど現役時代はともかく、年金生活者になると重要なポイントになるかも。

 もう一つ条件を加えるとすれば、雨が降っていない日は徒歩ないしは自転車で訪れることができる区域にあること。高齢者には運動も大切なのです。
 金沢も柏崎も、センセイは自転車で移動しています。

 8月に肉野菜炒め定食、そして焼き肉定食を頂いた「蓬莱」は有力候補の一つ。野菜炒めは今イチでしたが、肉料理は得意のようです。
 定食類はもうすぐ主要メニューを制覇できる見込み。

 ただしこのお店の特徴は、定食に納豆がついてくること。お伝えしたように西村センセイ、食べられないわけではないものの、納豆は得意ではありません。そこで先日、「とんかつ定食」(800円)をお願いした際、奥様に「納豆は食べられないので...」。
 すると即座に、「それじゃ、お豆腐にしますね」。

 対応に慣れていらっしゃいます。程なく届いたのが写真。漬け物以外は薄味で、基本的には美味しくいただきました。ただしとんかつは何故か薄くて硬め。決して肉の厚さを求めているわけではない──センセイはあまり肉を好まない──のですが、何だかちょっとイマイチ。
 焼き肉定食は本当に美味しかったのですが。

 「行」はまだ悟りに至っていませんが、修行(?)を通じて、見落としていた当地の食事事情について気づいたことがあります。たぶん、後日...。



9月18日(金) 旧「眼鏡市場」裏にあった眼科クリニックは何と、新店舗と一体で開業していました

 本当は昨日お伝えするつもりだった話題。時差ボケ感が漂いますが、悪しからず。

 一昨日のお昼、近くのスーパーへ行くために、久しぶりにキャンパス東側にある門を出ました。門を出たばかりのところで「ほっともっと」が営業していた時は毎日のように通っていましたが、同店の突然の閉店とともに、利用する機会がパタッと止まりました。
 ...あれ?!

 もともと和菓子店「和音」があり、その後「ほっともっと」となった場所は現在、近くから移転してきた「眼鏡市場」の新店舗として用いられています。
 問題はその左側。

 旧店舗の奥、目立たない場所には「野々市アイクリニック」がありました。営業時間などからして「眼鏡市場」と深い関係があることは明らか。
 センセイの見立ては正直なところ、眼鏡店の付置眼科医院。(外れていたらゴメンなさい)

 新店舗完成時や、建設中の時はわからなかったのですが、ご覧のように建物の左側(道路から見ると奥)にはちゃんと「野々市アイクリニック」。一昨日は休診日でした。(旧店も同様だった)
 もしかしたら建設時の早い時期から看板が掲げられていたのに、センセイが見落としていたのかも。

 今になって良く見ると、「眼鏡市場」の薄いグレーと、割と深い緑に白抜き文字に対して、クリニックはやや薄い茶色と、濃い空色のバックに白抜き文字。相違を意識させています。
 でも、誰がどう見たって、これは両者で1セット。

 ま、いいんですけど。老眼鏡でお世話になっているお店だし。



9月17日(木) 何だろう、この行列は... ──気づかぬところで新学期が始まっていました──

 ...いや、まだ始まっていませんが。

 金沢工大では連休明けから年度後半(「後学期」)が始まります。正確に言うと、23日(水)は各種オリエンテーションで、講義は翌24日(木)から開始。連日の打合せは新学期に備えたもの。
 その意味で、教員側はすでに新学期。

 今日も午前中に1時間半ほど新学期の説明会。お昼が迫ってきたのでお弁当を求めて校舎の外へ出たのですが、何だか軽い違和感。最初は原因が分からなかったのですが、正門を出たところで事態を理解しました。
 僅かではあるものの、キャンパスにで入りする学生が増えているのです。

 金沢工大生の大半は県外などからの入学しており、自宅通学生は少数派。帰省していた学生には新型コロナウイルス感染拡大防止のため、講義開始2週間前に金沢へ戻るよう指導しています。
 だからかなりの学生がアパートに戻っているのです。

 それだけではありません。キャンパス内を歩いていると、マスク姿の学生がそれなりに集まり、行列になっている場所があることに気づきました。
 ここは図書館棟の前。

 こちらも最初はなぜだかわからなかったのですが、館内に設置された教科書販売コーナーへの入場を待つ学生だと気づきました。「三つの密」を避けるべく、入場制限をしているのです。
 ただし館外ではソーシャル・ディスタンスが実現されているとはいかないようですが。

 角を曲がると、別方向から来た男子学生2名と出くわす格好に。二人ともソフトケースに収められたエレキ・ギターを背負っています。右側の学生の手にはレジ袋入りの教科書。
 軽音楽部所属の学生が、練習の帰りに教科書を買ったんでしょうね。

 つまり、学生側もすでに新学期。ま、必ずしも全員ではないでしょうが。

 この二人と、列に並んでいる学生に共通しているのは、いかにも真面目そうだということ。ネジが外れ気味のセンセイは、彼ら彼女らのように計画的に行動することができません。

 嫌味抜きで、偉いなぁ。



9月16日(水) 新築移転した「吉野家」元店舗で、改装工事が行われていました。さらに...

 今日は午後から打合せと会議。

 その前にお昼を食べなければならないのですが、空腹度は微妙。ちゃんとしたお弁当を頂くほどではありません。いろいろ考えた末、近くのスーパーで軽い食べ物を買い求めることにしました。途中、ちょっと寄り道を。
 そうでもしないと、通らない場所なのです。

 ここは大学の「夢考房41」の斜向かい。「金沢三馬(みんま)」開店に伴って閉店した「金沢久安店」跡です。駐車場が狭いので解体かな、と思っていたのです。
 当たり前ですが、吉野家の看板は塗りつぶされています。

 でも予想に相違して、建物は改築工事中。外側には「パネル」などと書かれた大きな廃棄材入れが置かれ、駐車場には関係者の車が数台。かなり大がかりな工事。
 次の入居者が決まっているような印象を受けました。

 どんなお店になるんだろう、と妄想を逞(たくま)しくしていたら、びっくりする情報に出くわしました。

 Googleマップでここを見ると、建物には薄く「吉野家金沢久安店」と記されています。でも、上書きされたマークには何と、“Domino's Pizza”!!
 ただし現在のところ、詳細な情報は一切掲載されていません。また同社のサイトにも、この店舗に関する情報はありません。

 少なくとも開店、閉店情報に関するGoogleマップの情報更新はかなり迅速。だから事前に確実な情報を得ている──もしかするとドミノ・ピザ社側が情報を提供しているのかも──のかもしれません。
 でもそれだったら、看板類を白いままにするだろうか...。

 いずれにせよ、近日中に結果をご報告できるだろうと思います。



9月15日(火) 何の取材だろうと思ったら... ──魚津市内の交番に熊が出没しました──

 今日も予定を変更してお伝えします。「謎」が解けたのです。

 昨日、新潟の自宅から金沢へ移動する途中、見慣れない光景に出くわしました。場所は魚津市大海寺新。小高い丘の頂上近くです。カーブを曲がるとこの場所が見えてくるのですが、道路の左側に若い男性が2名。
 高校生以外の若者の姿は、ここでは極めて珍しい。

 注意しながら接近すると、左側のグレーのシャツを着た男性が、右肩から背負っていた黒く四角い物体を降ろしました。業務用の大型ビデオカメラです。
 右側の男性が抑えているのは業務用の三脚。

 つまり何かを撮影中。ありそうなのは交通事故など。でもカメラが向いている方向だけでなく周囲を見渡しても、それと思(おぼ)しき形跡はありません。
 この辺りは果樹栽培が盛んな場所。

 写真左側にネットが見えますが、これはりんご園の防風網。その向こうに濃い色の建物が見えます──中央奥ではない──が、これは桃山公園前交番。
 割と大きな交番で、ふだんから数人が詰めています。

 何か事件事故があったのなら当然、交番には動きがあるはず。でも道路から見える室内は無人で、まるで何ごともなかったかのよう。
 少々モヤモヤした気分のまま、現場を通過しました。

 で、今日になってから報道(NHK民放)で知ったのですが、何と昨朝、交番の敷地内に小熊が出没し、室内に警官の姿を認めると玄関のガラス戸にぶつかってきたとのこと。幸い、ガラス戸は割れず、男性警官に怪我等はなかったそうです。
 それにしてもここは、熊が出没するような場所ではありません。

 しかも、小熊がいるということは当然、近くに親熊がいると考えなければなりません。

 人口減少や耕作放棄で各地で里山が荒れ、動物が活動する領域と人間の居住する区域の区別がつきにくくなっています。しかも今年は熊の餌となる木の実が例年より少ない。そのため特に富山県では、熊による被害や目撃情報が続いています。

 大きな事故に繋がらなければいいのですが...。



9月14日(月) 柏崎が鯛とアジなら、北陸で絶対に欠かせないのは... ──カマスの刺身を初めて頂きました──

 昨日に引き続き、予定を変更してお伝えします。やはり、とても美味しかったので。

 お伝えしたように、今日は午前中に自宅近くにある同級生の医院で胃カメラの検査を受けました。機器がまた一新されていて、血圧と心電図とを横目で見ながら、みんなで液晶画面を覗き込み、検査は無事に終了。
 幸い問題はなく、同級生としばし近況を語り合った後に無罪放免。

 問題は、これから。明日から通常営業の予定なので、今日中に金沢へ移動する必要があります。所要時間は5時間少々。受診のために朝から何も食べていないこともあり、どこかで昼食を取らなければなりません。
 でもセンセイはこの間、ずっと車を運転。

 一般的に、空腹状態で食事をすると、血液の流れが消化器系に傾き、脳の血流が不足気味となると聞いています。要するに、眠くなる。医学、医療関係者ではないので、自分で確かめたわけではありませんが。
 されど、個人的にはしばしば経験する現象。

 自動車の運転には非常に危険です。柏崎で何かを食べてから自宅で休息するという方法もあるのですが、検査のために胃の活動を一時的に抑える薬を注射したりしているので、しばらく食事は不可。
 しかも出発を遅らせると、金沢市内で暗い時間帯に帰宅ラッシュにぶつかります。

 他方、残り少ない人生なので、単にお腹を膨らませればよいわけでもない。いろいろ考えた末に結局、金沢からの帰路にいつも立ち寄る「サンレパス ルート8」で定食を頂きました。金沢への移動途中で食事のために立ち寄るのは初めて。
 今日も本当に美味しかったです。

 で、眠くなるかとハラハラドキドキ。その際は無条件でどこかに車を止め、休息するつもり。

 でもなぜか、今日はそのようなことにはなりませんでした。基本的には順調に走行し、ラッシュに入る直前でアパートに到着することができました。全区間、いつもとは違う時間帯の走行。太陽光線の向きが相違するだけでなく、客層が違います。
 高齢者が運転する自動車が多いのです。

 朝に自宅を出発すれば、少し休んでから仕事ができるのですが、今日は無理。そして無事故の到着を最優先した結果、美味しいものがたくさんある富山市内のスーパーに立ち寄っていません。
 トランクには、母親からもらった秋茄子とキュウリ。

 「サンレパス ルート8」でタンパク質と食物繊維をたっぷり頂いているのでどうしようか考えたのですが、結局、帰宅後にアパート近くのスーパーで、タンパク質の惣菜を1点だけ購入することにしました。
 片付けを終えてから、自転車で出かけます。周囲はすでに、かなり暗い。

 店内は混雑しています。焼き魚や煮魚を見てみたのですが、適当なものが見当たりません。奥にある刺身コーナーでいくつか候補を見つけたのですが...腕が伸びない。
 その時に目に飛び込んできたのが、「カマス」
梭魚/梭子魚)。約400円。

 細身で、口が細く尖った白身魚です。金沢でその存在を知った、美味しいお魚です。基本的には焼き魚で頂きます。自分で焼くことも、焼いてあるものを購入する時もあります。決して悪い意味ではないのですが、肉質は淡泊。
 刺身を見るのは、初めて。

 さっそく頂いたのですが、基本的には焼いた時と同じ印象を受けます。ただし焼くと脂が目立つのに対して、お刺身だと甘さを感じます。いずれにせよ上品な美味さがあります。こんな頂き方もあったんだ...。
 北陸地方には、美味しいものがたくさんあります。

 海産物に限定しても、ホタルイカに白エビ、ズワイガニ(香箱を含む)、タラ、そして能登の牡蠣など(思い出せなかったものがたくさんあると思います。悪しからず)。でも、このカマスも、絶対に欠かせない存在です。
 はい。



9月13日(日) 柏崎ではこの時季、鯛だけでなくアジも美味しい

 今日は予定を変更して、タイトル通りの話題を。何しろ、美味しかったので...。

 今日は日曜日。いつもなら朝のうちに金沢に向けて出発するところですが、今日は自宅に留まっています。明日、休暇を頂戴して、午前中に内視鏡(胃カメラ)検査を受診することになっているのです。
 定期検診ですので、誤解なきよう。

 今日の北陸地方は不安定な天気。お昼頃から降雨が予測されていたので、晴れていた午前中にいくつかの用を片付けます。ただし、お昼ご飯を朝のうちに食べるわけにはいかない。
 雨雲が迫っている中、市内の新しいお店に挑戦しました。

 結果は可もなく不可もなくという感じだったのですが、お店を出る時には雨がしっかりと降っていました。最後の任務、晩酌のツマミを買わなければなりません。
 いつも行く、お魚が美味しいスーパーへ。

 解凍ものはともかく、生のお刺身はお店によって美味しさが違うのです。

 先週までは地元で水揚げされた──活き作りは1回だけ──を選んでいたのですが、今週はそれが見当たりません。そこで昨日に引き続き、アジのお刺身を。
 ずいぶん立派で量も多い。これで400円弱。

 柏崎市笠島地区の沖には鯛の産卵場所があるそうで、地元産の新鮮な鯛は本当に美味しい。アジは回遊魚だと思うの同条件ではありませんが、新鮮なものをいただけるためか、やはり美味。
 特に先月頂いたものは脂がのっていて、とても甘かったです。

 で、パックを買って会計を済ませると、外は猛烈な雨。しかも西の空を見ると、しばらく改善の見込みはなさそう。仕方ないので車までびしょぬれになりながら走ったのですが、1kmも離れていない自宅に到着する頃には止んでしまいました。
 トホホ。

 でも、アジの美味しさに影響はありませんでしたので、ご安心を。

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