2021年4月10日更新(2021年4月18日ページ移動)
■4月10日(土) 入ってみようと思っていた飲食店「くらよし」が、コロナ禍で閉店してしまった
以前はかなり入れ込んでいた「柏崎は、難しい」シリーズ。
自宅のある柏崎市内で、高タンパク、低塩分(+低脂肪)の飲食店を探すというもの。「延長戦」を最後に、それ以降は途切れているはずですが、それもそのはず。市内のお店には、半年くらい入っていないので。
実はもう1店、候補があったのです。それは食料確保のために、ほぼ毎週85歳の母親(+時々91歳の父親)を連れて行くスーパーの近くにあるお店。それが写真の「くらよし」。
地元の方および近くで働く方のためのお店です。kの「くらよし」、実は評判が良い。実際、いつお店の前を通っても駐車場は商用車で一杯。ただし個人的にはやや入りづらい雰囲気。今日まで訪れる機会を逸していました。
でも、最近...何だか変。ここ1ヶ月ほどお店の雰囲気が安定しないのです。たぶん一時的なものだと思っていた──思いたかった、とすべきか──のです。でも今週、報道でその閉店を知りました。
正確に言うと、経営会社の破産したのです。お店は刈羽(かりわ)村にあるのですが、会社は柏崎市内とのこと。詳細は記事をお読みいただきたいのですが、先行投資の負担を抱えている中で競争が激化。
そして最後は、コロナ禍がとどめを刺したとのこと。実は先週から貼り紙が。近づいて良く見ると、ビニール袋に包まれています。そしてそこには「休業します」。閉店という表現じゃないのね。破産宣告は3月30日付だったんだけど。
せっかくのチャンスを、また逃してしまった。
■4月9日(金) 近くの公園に、LED照明と電波時計が設置されていた ──祝 (ほぼ)脱稿──
疲れていたからか、二度寝してから見た夢のためか、今日はいつもより15分ほど遅く目覚めました。
障子戸を開けて、外の様子を確かめまると、意外にも晴れています。今日はお昼前を中心に雨が降るかもしれないとの予報だったのです。いつもより少し遅いので自転車にしようかと思ったのですが、やはり徒歩にします。
身支度を整え、外へ出ると、あれっ?!わずかな時間しか経過していないのに雲が出ているし、ちょっと不安定な雲行き。それでも大学までなら20分弱なので出発することにします。何とか持つだろう...が、残念ながら途中で雨が当たり始めました。
すでに行程の1/3くらい歩いているので、傘を取りに戻るのも悔しい。たいした降りではなかったので、冬用コートを若干濡らした程度で大学到着。コートはエアコンで乾かします。
気を取り直して、まず原稿の推敲。先週ほとんど書いたつもりなのですが、今週は忙しかったし、しばらく放っておいた方が良いものになる──熟成のようなイメージ──ので、しばらく触れていなかったのです。
できるだけ客観的な立場で読んでみると、意外に良く書けている。本文および註で約11.000字、つまり400字詰原稿用紙で30枚近い分量なのですが、リズムが良いので比較的スラスラ読めます。シェープアップの甲斐がありました。体重は減らず、むしろ逆だけど。
問題があるとすれば、論理的に一部、トートロジー(同義反復)があること。う〜ん。でも実は、今回のペーパーは「江戸の敵を長崎で討つ」ためのもの。江戸の敵を江戸市中で討つと忠臣蔵のように血が流れてしますのです。
というわけで、ここは敢えて無視。僅かに重複する部分や論理を整理すべき点があったのでそれを直し、おぉ、めでたくほぼ脱稿。ただし今日の午後は、最後のオリエンテーションと個人面談。
本当は今日中に提出したかったのですが日曜まで待って、さらに加筆することにします。この業界では常識なのですが、週末は受け取る側がお休みなので、金曜夜の投稿も日曜日──正確には月曜日の出勤前──も同じなのです。学生さんには内緒ですが。
かなり疲れていますが頭を切り替えて、オリエンテーションの準備と実施。そこから戻ると個人面談。面と向かって話すのは初めてだし、一人ひとり事情が違うので、かなり気を遣います。学生さんはたぶん気づいていないだろうけれど。それを終えると、あちこちにメール。返信も来るので、さらに対応を強制されます。
かなり疲れた。区切りをつけて帰宅することにします。惣菜を買ってアパートに接近すると...何だか変。斜向かいの児童公園って、こんなに明るかったっけなぁ。
よく見ると、見慣れぬ時計も。公園に入り、近づいてみると煌々(こうこう)と灯るLED照明と電波時計。かなり暗かったので照明の方は良くわかりませんが、時計の方はピカピカ。ごく最近設置されたものであることは確実。
年度末に予算を使い切るために設置したのか、もともと新年度の予算で実施するつもりだったのか...。こんなことしか考えないセンセイはやっぱり、ヘソ曲がりなんだろうなぁ...。
■4月8日(木) 隊列は雄弁に物語る ──小学生の集団登校に出くわしました──
今日は予定を変更してお伝えします。ある意味、昨日の続き。
今日は午後に個人面談を組んでいるので、出勤後はあまり歩くことがないはず。そこで今日も徒歩で出勤することにしました。福祉施設に近づいたその時、突然、耳慣れない大きな警報音が。
どうやら、非常時に児童が作動させる防犯ブザーの音らしい。施設を過ぎたところで、その子供たちの姿が見えてきました。おぉ、隊列を組んで集団登校しています。当地で見るのは初めて。いつもはバラバラに登校するのです。
先頭を歩く児童の脇には高齢ボランティアの男性。何と、後ろ向きに歩きながら、列の後方を確認しています。しかも列の中頃と、最後尾に計4名の保護者。身長でわかるように、黄色い帽子を着用した1年生が一番前。
2年生まではしっかりと列を組み、脇目も振らずに前の人についていきます。でも中学年は何だかマイペース。間隔も開いています。最後尾はもちろん高学年。身長がグッと伸び、オトナっぽい歩き方。やっぱり、違うなぁ。
おっと、そのさらに後ろから青い回転灯を装備した民間警備会社の車が姿を現しました。ここまでするんだ...。
お昼が近づいたので、近くのスーパーで食べ物を買うべく、キャンパスの外へ出ようとして...おぉ。1年生がグループで帰宅するところ。まだ給食が始まっていないんですね。
こちらも前後に保護者。入学式は終わったのに、児童の多くは着飾っています。この子たちは程なくマイペースとなり、身長はやがて...。
残念ながら、センセイが成長したその姿を金沢で見ることはないでしょうが。
■4月7日(水) 表情が、実にさまざまだ... ──今日は新入生と保護者のための入学式──
健康維持のため、今日は徒歩でご出勤。
アパートを出たばかりのところで、近くの家からドアを開ける音が。されど、何だか様子がおかしい。センセイが現在立っている場所から玄関を直接見ることはできません。通常なら通勤通学、あるいはゴミ出しなどのために人が道路へ出てくるのに...。
程なく玄関が視野に入り、状況を理解しました。ドアの前に立っていらっしゃったのです。それも一人ではなく3人。そしてその手前、つまり道路側には三脚の上にカメラをセットしている男性。
お察しの通り、記念撮影の準備中。玄関の前には、真新しい制服を着てランドセルを背負った女子児童。左手にお母さん。右側には私服姿の妹さん。幼稚園か保育園に通っているのでしょう。
もちろんカメラをセットしているのは、背広姿のお父さん。金沢では、今日が入学式だったんですね。「撮影しましょうか」と声を掛けようかと思ったのですがここは、頑張るお父さんの顔を立てる必要があります。
園児を除いて、皆が本当に晴れやかな表情。今日のお昼は、2番目に近いスーパーで惣菜を買うことにしました。そのお店の名物に挑戦しようと思っていたのでそれを買い求め、キャンパスに戻る途中、あれっ?!
歩道の上、向こうからお母さんと入学式帰りの男子児童が歩いてきます。途中のT字路で二人は左折。そしてセンセイは大学へ向かうため、その後を追いかけるような格好で右折します。入学式の緊張から開放されたから、ということもあるのでしょうが、男の子はあっちへ行ったり、こっちに寄ったり。
まぁ、昨日までは幼稚園/保育園児ですからねぇ。大学へ戻ると、オトナの相談に続いて、学生十数名と面談。とても有意義だったのですが、ずっと座っているにもかかわらず、酷く体力を消耗してしまいました。いつもより早めに退勤し、最寄りスーパーを経由して帰宅することに。
...あれっ、まぁ。お店に入ろうとして、真新しい制服に身を包んだ女子生徒がやや駆け足で出てきました。中学校の入学式も今日だったらしい。しかも店内には別な新入生と、彼女の姉、そして母親と思しき人物。
おぉ、先ほどの生徒も戻ってきました。たまたまレジで一緒になったのですが、今度はおばあちゃんまで参加。全員がとても嬉しそう。歓びを素直に共有しています。通路を塞いでいることに気づかないほど...。
今日は入学式。ハレの日、節目の日です。
本人はもちろん、お父さんお母さん、そして関係者を含めて、入学おめでとうございます。
■4月6日(火) こちらも、わかりません ──古書店「金沢20世紀書房」が営業再開──
日付は、「ステージア」よりさらに遡り、先週金曜日。
お伝えしたようにこの日は、お昼をスーパーで買う途中、大学脇を流れる高橋川沿いにちょっと遠回りしました。桜の撮影ポイントは自ずと決まってきます。そこを目指して歩いていると...え"っ!?
まず目に飛び込んできたのは赤い旗。ご覧のように、そこには「営業中」。ナシテ?!
近づくと確かに入口ドアを開いて営業中。それだけではありません、写真左側、庭にはテーブルと椅子が設置されて、2名の女性がコーヒーを飲みながら歓談中。
ここは「金澤20世紀書房」。古本とコーヒーのお店。当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、少なくともセンセイにとってこれはまったく予想外。
だって、2012年にオープンした(らしい)このお店、2018年に閉店してしまったので、センセイは閉店時の様子しか知りません。
それが、どうやら営業を再開されたようです。ここに至るまでどのような事情があったのか、そして今後の見通しなどは一切不明です。昨日に引き続き、わからないものはわからないとお伝えするしかありません。
ちなみに、かつて存在したお店のサイトにはアクセスできません。でも古いデータながら、その頃のブログは現在も存在しています。こちらについても、理由は良くわかりません。
あまり通らない場所なのですが、それでもちょっと注意したいと思っています。
■4月5日(月) 気がつかなかった理由 ──県境の日産「ステージア」に動きが──
今日は見たままのお話。
文字通り新鮮なうちにお伝えしたかったので、昨日はホウレン草とアブラナに席を譲りました。お伝えするのは1日遡って、土曜日に帰宅する時に出くわしたもの。場所は富山県最東部、つまり新潟県との境にある朝日町。
この時季の朝日町は、「春の四重(しじゅう)奏」が有名。ハンドルを握っていても、今が盛りの桜をあちらこちらで愛(め)でることができます。国道8号線に出てから、珍しく県境から5番目の信号で停止しました。
1年に1回あるかないかです...あれ?!以前お伝えした日産「ステージア」が見えます(写真は一部加工)。この場所を20年近く行き来しているのですが、この車をちゃんと見るのは3回目。
今回は、その周囲に動きが。ご覧のように、周囲の竹藪が切り倒されているのです。おかげで辺りの状況がよくわかるようになりました。伐採の目的は不明です。
また、昨日の移動時もこの状況のままでした。道路脇に存在するのに、なぜかこの車に気づくことができない。ずっと不思議だったのですが、今年に入ってからその謎が解けました。理由は予想外。
運転中だったら、視認はまず無理。答になっていませんねぇ。
実はふだん、ステージアの前に淡い色の別な車が止められているのです。狭い意味での謎は解けたのですが、当然、次なる疑問が。なぜ、このようにしていらっしゃるんだろう。そしてステージアはこの後、どうなるのか。
意外に、ずっとこのままかも...。わからないことはわからない、としかお伝えできません。
■4月4日(日) 春は甘くて、苦い... ──今週は、毎日が野菜曜日──
「青春はほろ苦い...」などとおセンチなことを言っているのではなく、実際に甘くて、苦い。
入学式その他を終えたセンセイが自宅に着いたのは夜。一晩だけ滞在し、現在はすでに金沢へ移動しています。基本的にはいつも通りなのですが、一つだけ違う点が。今朝、実家に立ち寄ったのです。
一昨日、昨日と県内に住む弟が実家に滞在し、買い出しその他の用を済ませています。今日は、母親が育てた野菜を貰いに行ったのです。
「穫っているから」とのことだったので、今度こそ実家近くの畑へ。2週間前には葉物が育ち始めていたのです。その後どうなったんだろうと思っていたら、おぉ、巨大なホウレン草と、こちらも逞しく立派なアブラナ(菜の花)。
それも、とんでもない量。端境期は、わずか2週間だったのね。
都合で今日は、自宅に立ち寄らずに金沢へ移動します。ややこしいので、そのことを85歳の母親には伝えていませんでした。結局、そのまま全量を頂きます。
ただしコゴメとキャベツは実家で食べるようにお願いします。大きさと量からBMWのトランク凹み部分には収まらなかったので、今回はそのまま運びます。
今日はお昼を食べずに移動したので、アパート到着後、アブラナを洗って茎と葉に分けて皿に盛り、電子レンジに掛けます。金沢には大きな鍋がないのです。
それに電子レンジの方が、風味と栄養素を残しやすい。排出される湯気の様子を見ながら加熱を止めます。ホウレン草だと葉の加熱時間は僅か。茎は長め。でもアブラナは結局、両方とも同じくらいの時間でした。
途中で買った「肉は薬だ」の惣菜とともに、アツアツを頂きます。鰹節があったら掛けだろうけど、切れていたので、醤油を含めて何も使わずに頂きます。まずは茎。これが本当に甘い。もちろんオトナの甘さです。他方、葉の部分はほろ苦い(けれど美味しい)。
春だなぁ...。晩はホウレン草を頂きました。センセイの悪い癖が出たのと、アブラナがなかなか茹で上がらなかったため、ちょっと茹で過ぎ。野菜の風味が失われて、薄っぺらい苦さだけになってしましました。
貴重な野菜なので、明日は気をつけて加熱することにします。今週は毎日が野菜曜日。それは問題ないのですが、一人で食べるには多過ぎます。さて、どうしよう。
一休みしてから研究室へ向かいました。右手には鞄、左手にはホウレン草とアブラナ。向かいの先生は日曜日の午後に滞在されることが多いのです。お裾分けを狙ったのですが、残念ながら今日は不在。
明日のオリエンテーションの準備を終えたらしい。明日、お願いして貰っていただくつもりですが...やっぱり春は、苦い。
あ"、こちらはおセンチな方か。