2010年8月7日更新(2010年8月15日ページ移動。2014年5月25日一部写真削除)
■8月7日(土) 砂漠はどこかに井戸を隠している。Macはシステムにアイコンを隠している!?
今日は受け売りのお話ですので悪しからず。ご紹介することに意義があると思いますので。
右の写真は今日の夜、センセイの自宅Macintoshシステムを撮影したもの。(原寸)
左側はMac miniから、ネットで繋がっているPowerMacintosh G4 Cubeを見たもの。
右側はそのG4 CubeからMacBook(ただしWindows XPで起動)を見ているものです。この他にもスキャナに繋がったPowerMac 8100が現役ですが、センセイのMac(およびWindows)はこのように、G4 Cubeを中心としてすべてのマシンがネットで繋がっています。
でもこのように複数のマシンが起動していると、一般的には何が何だかわからなくなってしまいがち。そこでセンセイは、ご覧いただいたように各マシンに固有のアイコンを貼り付けています。
直感的に理解できるので間違いもなく、とても便利です。これらのアイコンは雑誌の付録CDやネット上で見つけたもの──いずれも著作権フリー──ですが、マシンはどんどん世代交代するので、チャンスを逃すと大変なことになります。
でも『Mac Fan』誌の最新号(9月号)p.210で知ったのですが、最近のMacは、そのシステムフォルダ内に歴代Mac(+α)のアイコンを持っているというのです!!
センセイのMacBook(White)はネットワークの関係でわざとMac OS 10.5のままなのですが、果たしてどうなのか、探してみました。まずMacを開いて→システム→ライブラリ→CoreServices→と進みます。
同フォルダ内の“CoreTypes.bundle”を選択し、右クリックで「パッケージの内容を表示」(写真)します。さらにContents→Resourcesと進むと、おぉ、ご覧のように多数のアイコンが!!
ネットワークで用いるものなど、必ずしもマシンのアイコンだけではないのですが、ご覧のようにeMac(右上)以降の歴代Macのアイコンがずらり。
残念ながらセンセイのG4 Cubeや初代iMacのアイコンはありませんが、ごく最近のマシンや「あれ?」と思うようなデバイスまでフォローされています。
センセイのシステムには入っていませんでしたが、最新版にはiPadのアイコンも入っているそうです。最後の写真はカバーフローモードに切り替え、写真をめくるような感じで表示したもの。
白いMacBookだけでなく、T先生ご愛用のブラックモデルもちゃんと用意されています。もちろんこれはユーザーへのサービスではなく、Macが接続先のMacやiPadなどのデバイスを認識した時に表示するためのものなのでしょう。
でも正規ユーザーとしてこれを利用しない理由はありません。ね、お伝えするだけの価値があったでしょ?
■8月6日(金) 「最高のみそラーメン」って、どんな味? ──「コモタウン柏崎」に入ってみました──
西村センセイ、今日は所用で休暇を貰い、新潟の自宅にいます。この機会に、先日オープンした「コモタウン柏崎」に初めて入ってみました。
「初めて」というのはやや条件付き。スーパー「ウオロク」には2回利用しました──県北部の他店舗と同じだった──し、先週末には回転寿司「かっぱ寿司」にも家族で行ってみました。
でも他の、「ホームセンタームサシ」と「ケーズデンキ」、そしてこの地域初進出となる「おおぎやラーメン」はまだだったのです。お昼も近かったので、最初はおおぎやラーメン。オープン当初は猛烈に混雑したようですが、平日ということもあってか客はまばら。
まだ慣れない店員に案内されて席へ。厨房には店長と思しき初老の人物と20歳くらいの気の弱そうな男性。フロア係は2名。メニューの一面はすべて味噌ラーメンだったので、定番と思われる「最高のみそラーメン」(600円)を注文します。
メニューの反対側には醤油味や塩味など一通り並んでいるのですが、やはりメインは味噌ラーメンのようです。注文を取ってから説明があったのですが、セルフサービスのコーナーがあって、ご飯とキャベツの千切りは自由に取ることができるんだそうです。
でも後者はどう使うんだろう。程なく「最高の・・・」が完成したのですが、フロア係が受け取り、トレイに乗せる前に粗挽き胡椒を一降り。
う〜ん、今どきやるかなぁ。まず記念写真。胡椒がおわかりになりますでしょうか。スープはかなり濃く、そしてしょっぱい。太麺は可もなく不可もなく。
特徴的だったのがニンニクで、かなりの量が入っています。これから誰かに会うのなら、ちょっと......という量です。結局、15年くらい前に国道沿いのチェーン店でよくあった、そしていつの間にかすっかり見なくなったあのラーメンです。
ただしちょうど富山の「ブラックラーメン」のように、お腹を空かせた人がご飯のおかず感覚で食べるにはいいと思います。
自宅から最も近いラーメン屋さんなので他のメニューにも挑戦してみようとは思いますが、あまり来ることはないんじゃないかなぁー、などと考えながら向かいの「ケーズデンキ」へ。
実は来週、ずっと新潟県北部の新発田市に滞在するのですが、そこのお店と同規模、似た内容です。とにかく広く、大きい。
でも内容が特に充実しているというわけではありません。ぐるっと回って「ムサシ」へ。「ケーズデンキ」も「ムサシ」も市内の別な場所にお店があったのですが、それが移転してきたもの。「ムサシ」は倍くらい広くなったので、今までなかったペットコーナーができていたりしますが、基本的には今までのものと同じ感じ。
両店ともお客はまばらでした。結局、立地の良さ──脇を幹線国道が走っている──から一定のお客は確保できると思いますが、それ以上の相乗効果が出てくるような感じではありません。
「ウオロク」のライバルとなる近くのスーパーも、条件の悪い店を除くと、あまり影響はないようです。このままゼロサムゲームの消耗戦がズルズルと続くのでしょうか。
■8月5日(木) おや、先生。こんな庶民的な場所で...。 ──金沢での最後の昼食は松屋の牛めし!!
──
「金沢最後」といっても別に金沢工大からどこかへ移籍したりするわけではありませんので、ご安心を。
前学期の成績を報告した西村センセイは今日の午後に離れて、お盆休みを挟んでいくつかの出張をこなすのです。金沢に戻るのは約3週間後の予定という、長いツアーです。
最後の晩餐ならぬ、お昼をどこにしようかと思ったのですが、学食関係への礼は尽くしてある(?)ので、今日は外へ。
でも石川県内(七尾市、小松市)でも猛暑日を記録する暑さなので、とても遠くへは行けません。
ふと思いついたのが大学近くの松屋。「牛めし」こと牛丼が期間限定で値引きされているのを思い出したのです。センセイは大学近くの松屋を月に1、2度くらいの割合で利用します。ご飯が美味しいことに気づいたからです。
でも牛めしはほとんど食べることはなく、センセイは朝昼兼用の「朝定食」か、結構美味しいカレーなど。
もう一度焼きそばを、と思ったこともあるのですが残念ながら、いつの間にかメニューから消えていました。ビルの日陰の中を歩きながらお店に到着。確かに今日まで牛めしの並盛りが250円。これで採算が取れるんだろうか。
ちょっと早い時間だったので店内はまだ混んではいませんでしたが、店員は万全の態勢。これから書き入れ時に入ると凄いことになるんだろうなぁー。めったに食べないので少し緊張していると、すぐにみそ汁付きの「牛めし・並」が目の前に届けられました。
合掌してから頂くと、もちろんそれなりに美味しい。肉汁の量とご飯の美味しさを考えながら食べていると、入ってきた若いサラリーマンは慣れた口調で「つゆだく」。
あ、そういう風に頼むのね。でもそれじゃぁ、ほとんど「ねこまんま」。でも、まぁ、好みの問題だからと思いながら店を出ようとすると、おぉ、N先生!! 奇遇ですなぁ。
大学から近いので金沢工大の学生諸君の利用も多いし、忙しくて時間が惜しい職員の方とご一緒することもあります。でも中年のセンセイとは対照的にダンディで、理論派で知られる先生と、この庶民的な場所でお目にかかれるというのは、予想外。
でも、ま、いっかー。
ちょっと気になっていたことがあります。大学脇──というか新厚生棟の真向かい──のタクシー会社です。
大学からだともちろん一番近いのですが、事務所の様子を見ていると、何となく利用しようという気が失せていきます。
その「十二交通」本社、去年あたりから何だか活気がなくなっていくような感じがしたのです。
2ヶ月くらい前から変化がはっきりしてきて、本社裏のタクシー駐車場から肝心のタクシーが姿を消しただけでなく、何かの工事も始めました。最初は拡張工事かな、と思ったのですが、すぐにそうでないことがわかりました。そして今日、ご覧の看板が。
少なくともこの場所からは撤退するようです。調べてみると、もともとこの地域はタクシーの営業台数が過剰な「特定地域」に指定された激戦区。確かに金沢市内は空車のタクシーがたくさん走っています。
新規参入が規制されているため、営業規模を拡大して生き残るためには他社を買収するしかないとのこと。ちょうど十二交通の社長が体調を崩したこともあもあって、平和タクシーに買収されたんだそうです。新聞記事ではそれ以上の情報はわかりませんが、そうなればこの施設は不要になるのでしょう。
ところでこのニュースは新年度最初の週末に報道されています。新潟の自宅に戻っていたセンセイだけが知らなかったのかもしれません。
読んだ通り、今日、8月3日で金沢工業大学の前学期(いわゆる「前期」)の講義が終了しました。
写真は今日、朝イチの大学院の講義を終え、「残っている採点のためにはとにかく体力をつけなくちゃ」と感じたセンセイが、早めのお昼を取るために訪れた学食「プラッツ」。
学生諸君は実にくつろいだ顔をしています。最後のテストを1週間前に終えてからは、評価──いわゆる「成績」──を確認する授業だけなんですから。
もっとも、金沢工大はとても厳しい大学なので、この間も遊んでいるわけではなく、「ポートフォリオ」という自分で自分を評価するレポートを作成しているのですが。センセイらは、というと、テスト類の採点でヘロヘロ状態。受講人数が多いことに加えて、評価すべき課題も多数に渡るからです。
でも良く考えると「人間が人間を評価する」という、実現可能なのか良くわからない問題に、そしてそもそも「センセイにそんな権利があるのかぁー」という難題に文句を言わず取り組まなくてはならない。
実は物理的、生理的な問題というより、むしろ哲学的な問題なんですね。だから真面目に考えれば考えるほど、ウンウンうなってしまう。
それでも、提出物の整理を手伝ってくれる学生助手(SA:Student Assistant)のおかげもあって、明日中には仕事の山場を越えることができそうです。
メールの返事をお待ちの皆様、明日か、明後日には、ぜひ。
■8月2日(月) チャンカレの「Lカツ」がテレビの旅番組で紹介されました
先日、金沢工大脇に本拠地を置くチャンカレの新メニューをご紹介しました。
その際、確認のために同社のホームページを読んでいると、金沢カレーを代表する「Lカツ」ことLカツカレーがテレビで紹介されるとのこと。もちろん観てみました。
もっとも、放送時間帯にセンセイは新潟の自宅にいるので留守録でですが。タレントの森下千里さんとフリーアナウンサーの古瀬絵理さんが初夏の金沢や加賀温泉街を旅する、「おんな二人の夏めぐり 〜白山・金沢・加賀〜」という番組。
制作会社を考えると中京圏で放送されたんだと思います。((c))テレビ愛知金沢市中心部の近江町市場を訪れた二人は、それぞれ金沢の「食」に挑戦します。
森下さんはとてもカレー好きの方のようで、そのためかどうか、チャンカレ近江町店──センセイはまだ近江町市場に入ったことがない──を訪れて、Lカツカレーに挑戦。
美味しそうに食べていらっしゃいましたが、できれば「美味しい」以外の表現があるともっと嬉しかったんだけどなぁー。
でも確かにカレーには詳しそうで、金沢カレー特有のキャベツの千切りを「カレーと絡めると美味しい」などと発言していらっしゃいました。左手の人物はおそらく社長。旧チャンカレ本店および隣接する工場で何度かお目にかかったことがあります。
それにしても、金沢工大OBがこのページを目にしたら絶対「チャンカレ!!」とか「Lジャン!!」と叫ぶんだろうなぁー。う〜ん、暑い夏を乗り切るためにはパワーが必要。
センセイが新メニュー「和豚もちぶたカツカレー」に挑戦する日は、意外と近いかも。
西村センセイは約24時間だけ自宅に滞在して、再び金沢へ移動。こういう生活を続けていると、いつかダウンしてしまうんじゃないだろうか。
いつものように柏崎駅から快速「くびき野」(写真右側)に乗ったのですが、車内には結構お客さんがいらっしゃいます。普通はガラガラなのに。
乗換駅の直江津もふだんと雰囲気が違っていて、東京方面行きの特急「はくたか」を待っているお客さんは予想外に、まばら。
前回ここを通った時は、直江津到着の時点でたくさんのお客さんが立っていたのに。センセイが乗った北陸本線の各駅停車も、いつもの倍くらいの乗車率。しかもあまり見ないようなお客さんが多い。
登山客だとか鉄道少年だとか、帰省客だとか。西村センセイ、ここでやっと気づいたのですが、世間は夏休みなんだ......。
富山県内に入ると、浴衣姿の若い女性が乗車してきます。
すぐに降りるんだろうと思っていると......なかなか下車しないどころか、どんどん乗車してきます。孫二人を連れたおばあさんがセンセイの隣に座ったので事情を尋ねると、「富山で花火があるんです。三千発の」とのこと。
確かに世の中は夏休みの真っ最中なんですね。センセイはというと、お盆の前の日まで仕事だし。お盆休みは締切を過ぎた原稿を書かなければならないし、その後は学会発表。ま、いっかー。
ちなみに写真は何かというと、今日、柏崎駅から東の方を撮影したものです。左方向へ新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた越後線が分岐し、写真中央奥からこちらに向けて信越本線が走っています。
越後線の運行本数は少ないので、両線の車両を一度に捉えることができるのは、この瞬間だけ。しかも実際は運行が微妙にずれるので、二つの列車を一枚の写真の中に収めるのは、とても難しい。西村センセイ、初めて撮影に成功しました。