2011年10月15日更新(2011年10月23日ページ移動。2015年2月11日写真削除)

──2011年10月第3週のニュース──

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10月15日(土) 全角スペースを入力できない!! ──新“iOS 5”を一言で表現すれば...──

 ご存じのようにアップルは先日、モバイル機器用OSの最新バージョン“iOS 5”を公開しました。

 事前に雑誌などを通じていろいろ情報は提供されていたのですが、忙しくて読んでいる暇はなかったし、機器更新の関係もあって西村センセイは、即、更新。
 従来とたいした違いないだろうと思っていたのですが、これがまったく甘かった。

 最近の機器は、ソフトウェア次第でどんどん別な機器に変化するんですね。実は昨日(14日)、情報科学系の1年生諸君に、得意げにその話をしたところなのです。
 でもセンセイのように、頭の中でハードウェアが座標軸の原点になっている人間には、ただただ、驚かされるばかり。

 う〜ん、講義内容より現実が先行してしまっている。(反省)

 iOS 5の詳細についてはあちこちで論じられていますので、ここはセンセイ個人の印象と、理不便だけを。

 新OSをインストールして一通り作業した後に感じたのは、その独立志向。でもこれだけでは何のことかわかりませんね。iOS 4までは母艦となるMac/PCを前提としていました。
 そこに全てのデータを残し、その携帯端末として働く、という感じ。

 もちろん新iOS 5でもそのような使い方は可能──センセイはこの方法に留まる──ですが、目指すのは端末だけでの「自立」。例えば基本となるOSのアップデートですらもはや、単体で実現可能なのです。
 もちろん現状では環境はそこまで整備されていないことも多いでしょう。

 そのために同じ母艦を借りるにしても、従来のケーブル接続だけでなくワイヤレスでの接続(上の写真)だけでなく、同環境でiTunesの同期すら可能になっています。(下の写真)

 センセイとしては、このような対応はおそらく、過渡的なものなのだろうと推測します。
 その先にあるもの、つまりアップルが誘導しているのは間違いなく“iCloud”。

 クラウドどどうつき合うか。これは個々人でかなり異なると思います。

 ところで、いろいろ環境を整備していて気づいたことがあります。iPod上のメモを整備している時です。
 たとえばデフォルトの日本語環境iOSでは全角のスペース──要するに「 」──を入力することができません。

 iOS 4までは外部からデータを供給した上でコピー&ペーストで辞書に登録することが可能でした。
 しかしiOS 5では、スペースだけの登録は拒否されてしまいます。

 HTMLなど、タブとインデントを十分に活用できない環境では、たとえ一時しのぎであっても必要な機能だったのですが......。

 というわけで西村センセイ、iPod touch上の半角のスペースを含む環境でテキストを作成し、それをMac OS側で起動したMacBook Proで受け取り、BootCampで起動したWindows 7で編集、アップロードしています。

 どう考えたってこれって、非効率的ですよね。



10月14日(金) 気がつくとローソンの看板に「野菜」「くだもの」の表示が... ──確実に変化するコンビニの顧客──

 何度かお伝えしているようにセンセイは、平日の朝はアパート近くのローソンか大学前のパン屋さんでサンドウィッチを購入し、研究室でコーヒーを入れて簡単な朝食を済ませます。
 職場で朝食を取るというのはやや公私混同気味ですが、関係者の皆様、ま、ここは大目に。

 ところが最近、朝早めにそのローソンへ行くと商品棚に何も並んでいないことがしばしば。商品がまだ入荷していないのです。もちろん何も買わずに出勤します。
 そんなこともあって西村センセイ、ちょっと足が遠のき気味だったのです。

 久しぶりにお店を訪れると、あれ?!

 入口上の青い看板に、絵入りで「野菜」「くだもの」という表示が。改めて周囲をよく見渡すと、ご覧のように旗も掲げられています。
 センセイら──学生諸君にとっては父母の世代──にとってコンビニは、忙しいサラリーマンや時間が惜しい若者達のためのお店、というイメージ。

 しかし、あちこちで指摘されているように近年、中高年、具体的には団塊の世代やそのちょっと上の初老世代が顧客の一つの核を形成しています。
 特に日中はそれを思い知らされます。

 免許がないので車を使えないとか、足腰がちょっと弱ったという人々にとって、コンビニはなくてはならない──まさに「コンビニエント」──な存在に変わりつつあるんですね。
 「野菜」や「くだもの」もその一環、というわけです。

 センセイは通常、日曜の夜に金沢へ移動するセンセイは総菜を柏崎で購入します。
 でも現在ではもう、価格や鮮度を問題にしなければ、必ずしもこの方法に拘泥
(こうでい)する必要はなくなってしまいました。

 ですら、この近くの近くのコンビニでマグロの刺身を見たことがあるほどです(実話)。もっとも、さすがに手に負えなかったようで、短期間で消えてしましましたが。
 受講生は良くご存じのように、センセイは新入生から大学院生までの講義の初回の講義でコンビニを例に挙げていろいろ考察します。

 しかしコンビニはもはや、センセイの期待を裏切って(?)現代社会、その中でも特に消費に関する状況をこれでもかという程、我々に突きつけているように思われます。



10月13日(木) 早稲品種「こしいぶき」の新米を炊きました!!

 今日は見たままのお話。

 小分けして冷凍しておいたご飯がなくなったので、初めて新米の封を切って炊いてみました。コシヒカリの系統を引き継いだ早稲品種「こしいぶき」です。

 本当は、味が実家のお米に一番近い地元産コシヒカリが欲しかったのですが、前回、車で移動した時にはまだ店頭に並んでいなかったのです。
 そこで新潟県産──たぶん平場のお米──のものを購入して金沢へ運びました。

 早めに帰宅してお米を研ぎ、水の量と浸す時間に注意して炊きます。(スイッチを入れるだけですが)
 炊き上がりまで時間があるので、スーパーで能登産の鯛のお刺身を購入。

 十分に蒸らしてから茶碗に盛り、合掌してから初の新米を頂きました。

 でも期待が強すぎたのか、今まで食べていた魚沼産のコシヒカリ(古米)が美味しかったからか、ちょっと印象が薄い。
 美味しくなくはないし、見た目は新米独特の白くプリプリ輝く感じなのですけど。

 そう言えば、釜の蓋を開けた時の香りもイマイチだったような......。

 でも、もしかするとお米のせいじゃなくて、ちょっと疲れすぎていてこちらの感覚がおかしくなっているのかもしれません。

 いずれにせよ、来週は車で来るつもりなので、コシヒカリの新米を運ぼうと思っています。



10月12日(水) iPhone 4S、どうやらセンセイ個人にはご縁がなさそうですが、その代わり...

 ちょっと前に、auがiPhone 5販売に参入しそうだということ、家族の携帯電話およびセンセイの無線ネットワーク更新時期と重なっているため、センセイや娘がiPhoneを購入することになるかもしれない、とお伝えしました。
 ご存じのようにその後、au(KDDI)はiPhone──5ではなく4Sでしたが──今月14日から販売すると発表しました。
((c)KDDI)

 娘はともかく、センセイ個人としては外出時や金沢のアパートなどで、低速となってしまったPHSではなく高速無線回線を使いたいし、できれば「テザリング」も活用したい。
 テザリング機能があれば携帯端末を無線LANを無線ルーターとして介して、iPodやパソコンなどをインターネットに接続できます。

 パソコンを立ち上げなくても、そしてケーブルを繋がなくても、センセイのiPod touch上でブラウザを使ったりメールを送受信したり、現在位置を確認できたりするのですから、とても便利そうです。

 いろいろ調べてみるとiPhone、実はそのテザリング機能を内蔵しているもpのの、国内では使用できないように設定されているとのこと。
 データ通信量が膨大になるためのようです。

 もちろん通信料金も、定額制でなければびっくりするほどの金額になるはず。
 単なる携帯電話としてiPhone 4Sを購入する可能性は残るものの、データ端末としての導入は無理なようです。

 実はもう一つ、無線環境を改善したい理由があります。それはMacとWindowsの「時差」。

 お伝えしたようにセンセイの場合、MacBook Pro導入に際してWindows側でメモやスケジュールを同期させることができず、Mac側で管理することになりました。
 ところがこの両者、時間のはかり方が違うため、OSを切り替えて起動すると9時間の時間差が発生するのです。

 両OSとも、ネットが使えればすぐに時差を修正するのですが、センセイのPHSは最新のMacOSに対応しておらず、インターネットに接続できません。
 このままでは時系列が乱れるため、書類の誤消去などが懸念されます。

 というわけで西村センセイ、データ端末としてのiPhoneは諦めて、他社の無線端末を調べています。どうやらPHSよりちょっと高いだけの料金で実現できそう。

 もしかすると早い時期に、テザリング機能を有する新しい無線端末を導入することになるかもしれません。



10月11日(火) まるで、軍艦の後ろ姿のよう ──柏崎市では新市民会館の建設工事が進んでいます──

 昨日の続き。

 金沢へ電車で移動する時は通常、各駅停車を乗り継ぐので、アパート到着は夜になります。近くのスーパーの総菜は売り切れている時間帯です。
 そこで西村センセイ、電車に乗る前に途中のスーパーで総菜を買い、氷とともに保冷バックに入れて駅へ向かいます。

 自宅に戻る時はそんなことはしないので、行きと帰りで経路が異なり、全体として円を描くような格好になります。
 柏崎駅近く、その円の中央で新築工事が進んでいるのが新市民会館。

 写真は柏崎駅のホームから撮影したもので、こちらこちらとは真逆の方向から見ていることになります。
 写真右側が入口で、左側が舞台だと思われます。吊り物などの設備があるので、高くなっていますから。

 柏崎に帰る時は舞台側(左側)を通るのですが、そのたびにどんどん高さを増していますし、コンクリートが注入されるので「逞(たくま)しく」なっていくような印象を受けます。
 柏崎駅側から見るとちょっと印象が違って、軍艦を斜め後ろから見ている感じ。

 あるいは、これに翼をつけたら「未来少年コナン」に登場する「ギガント」......と思ってしまうのはセンセイだけでしょうか。



10月10日(月:祝日) 一度にまとめて作業してしまえば......というわけには、いかないらしい

 西村センセイ、金沢へ電車で移動すべく午後、荷物をまとめて自宅を出発。でも、すぐに写真の工事現場に行き当たります。

 工事の基本的な部分はもう完了しているようです。ちょっと前まではかなりややこしい工事をしていて、歩行者や自転車利用客は鉄塔の右手を迂回する必要があったのです。
 ここでは去年の後半、長い時間をかけて橋の掛け替え工事──新しい橋は写真奥──をしていました。

 手前左手から奥へ用水路が流れており、その脇を走る道路は写真奥の行き止まり部分で、用水路を跨いで左折します。
 道路を管理する柏崎市としてはどうやら、この道路を拡幅したいらしい。

 もちろん、住民にとってはありがたいことです。

 ところが道路の片側には用水路が迫っていますし、反対側にはJR信越本線のへ電力を供給している鉄塔が迫っています。
 そこで、一部については用水路を暗渠
(あんきょ)化し、その上を道路にすることにしたようです。

 だから全体としては緩いS字形カーブを描くことになると予想されるのですが......。
 そんなことするんだったら、この場所全体を暗渠化すればいいのに。

 用水路と道路が接しているのは、このわずかな区間だけなのですから。

 そしてもう一つ。奥の橋を架け替え、手前を一部暗渠化するのなら、その間、車両が通行できないなど、住民は不便を強いられることになります。
 それだったら、一度にまとめて工事をしてしまえば......。

 と書きかけてやっと、橋の架け替えは昨年度、暗渠化工事は今年度ということに気づいたセンセイなのでした。

 きっと、オトナの事情があるのでしょう。



10月9日(日) 赤 → 青。柏崎市内、ジョーシンだった店舗はスポーツ用品店に!!

 今日は見たままのお話。自宅のある柏崎市内を車で走っていると、あれ?!

 かつて市内最大の売り場面積を誇っていた家電量販店「ケーズデンキ」(だった店舗)の看板の色が、トレードマークの赤色から、青色に変わっていたのです。

 ケーズデンキは柏崎進出後、結果的に地元資本の電気店を廃業に追い込むなど、地元経済に大きな影響を与えました。
 しかし、さらにその後の全国チェーンの新店舗展開もあって、ここにあった店舗を捨てて、市の中心部に近い複合施設内に移転

 その旧店舗を継いだのは、岐阜県に根拠地のあるスポーツ店「ヒマラヤ」(東証二部上場)。
 開店のための準備作業は、最終段階に入っているようでした。

 全国的な知名度はイマイチかもしれませんが、中部を中心に店舗を拡大しているお店です。
 センセイも長岡市にあるお店で、娘とセンセイのスキーセットやウェアなど、ずいぶんお世話になりました。

 一口に「空き店舗」と言っても、基本的な広さや立地、そして見逃せないバックヤードの造りなどはかなり異なるのだろうと思います。
 その点、家電量販店とスポーツ用品量販店は近い位置にあるように思えます。

 けれども最大の問題は、地域人口約10万人、しかも近隣の長岡、上越にヒマラヤを含めて競合店が建ち並ぶこの地で果たして、この規模のお店がやっていけるのかどうかだと思います。
 もちろん本社の経営陣はゴーサインを出したわけですが......。

 この結果、果たしてどうなる?!

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