2016年7月16日更新(2016年7月24日ページ移動。2018年5月27日写真削除)
■7月16日(土) ファ、ファイルを消去してしまった!! ──Window 10への更新作業、とてもとても順調とは... ──
というわけで、いよいよ夏のオープンキャンパス初日。
センセイのことですからもちろん、ちゃんと保護者の方々の前で働きました。ただし当然、反省点もあります。今後も説明会は続くので、明日はもっと改善したいと思っています。
そちらの報告は明日以降に。で、センセイの頭を悩ませているのは、そちらではなく期間限定で完了させなければならないMacシステムの更新。
これがもう、ホントに大変。そもそも数年間使用してきたMacBook Pro(13")は残念ながらBootCamp環境下ではWindows 10に対応しません。
両環境の違いを吸収する基本ソフトがAppleから提供されないためです。キーボードも異なり、その差異を吸収するソフトの提供が難しいため、今までのようなBootCamp環境下でのMac/Windowsのシームレスな連繋は期待できません。
そこで浮上したのが、Mac上でWindows環境を実現する“Fusion”というソフト。バージョンアップをしていなかったので、新しいものをダウンロードしインストールすると、何の苦もなく新しいWindows環境へ。上の写真はその一部。
全体はMacの広い画面で、左上にWindows 10が走っています。右はというと、“Fusion”上で実現しているWindows環境で、上からWindows 10(左の画面)、8.1、7(SP1)、XP、そして2000。これらOSは現在も現役稼働中です。
ただしやっぱり新しいOSの方が使いやすいので、センセイはこれまでBootCampをメインとして使ってきました。でも、これからはそう行かないかも、というわけで新しい“Fusion”の活用に挑戦します。
こちらはキーボードの差異を吸収するソフトがそのまま利用できるのです。多少モタモタするものの、キーの違いを意識する必要はありません。ただしファイルの管理は別。
異なったマシンの間でファイルをやりとりするので、かなり気をつけなければいけないのです。
“Fusion”には両環境でファイルを交換する仕組みが遭ったのですが、最新版には新しい試みが。何とMacとWindowsの、例えばデスクトップを両OSで共有できる仕組み「ミラーフォルダ」が用意されているのです。
右がその一例。写真左は今や化石と化したWindows XP。センセイの仮想マシン上では現役なので、ひとまずWordのファイルを作成。
それをMac側から見たのが右側。正確に言うと、Windows側に戻ってから左の写真を撮影したのでMac側の、通常は見えない不可視ファイルが見えています。普通は気にするる必要はありません。
面白くなってMac/Windowsを行き来してたら、何故かいくつものファイルが表れました。知っているような、何だったか忘れてしまったような......。
それらのファイルを消去すべくマウスをクリックしたその瞬間に、ファイルがMac側で管理していた重要なファイルだったということを思い出したのです。
共有するってことは、変更はもちろんファイルの消去まで可能だということなんですね。もはや手遅れなのですが。
■7月15日(金) 西村センセイは“Ver2.”なのかぁ... ──明日は、オープンキャンパス・デビュー
──
例によってセンセイは今日も大学一番乗り。やらなければならない仕事が溜まっているからです。
特に明日と明後日に開かれるKIT夏のオープンキャンパスの中で、センセイは保護者を対象として、金沢工大の教育に関する説明をすることになっています。
その最終的な確認をしなければなりません。配布する資料の原稿は数日前に提出してあるのです。でも何と、学内ではなく業者に印刷、製本していただけるとのこと。ありがたや、ありがたや。
でも、それだけの内容になっていただろうか。配布資料と、保護者に提示する資料は一部異なるので、提示資料にかなり手を入れます。
朝から何も口にしていなかったので、今日のお昼は外で食べることにします。正午前に概ね完成。
ずっと降っていた雨も、一時的に止んでいます。朝から教職員と学生とで明日の準備をしており、概ね終わっていたので、構内に人の姿はあまり見られません。
会場の入口を通り過ぎようとして、立て看板が設置されていることに気づきました。保護者説明会とキャンパスツアー、そして入試説明会の開催時間が記されています。最初の一つがセンセイの担当。
全体としては午前中に大学事務局長による概説があり、大学食堂での昼食の前後に、担当課長の入試説明。
その後にセンセイがお話しして、保護者はキャンパスツアーへ、という流れ。もちろんそのような説明は受けていたのですが、う〜ん、センセイが話すのは“Ver2.”なのか......。
バージョンなら、後の方──つまり今回はセンセイ──が加筆修正されていることになるし、表記も、“Version”を短縮していることを示しているので“Ver. 2”なんだし。
それにそもそも......ま、いっかー。
■7月14日(木) 痒いところに手が届く、というわけには... ──Windows
10のインストールを開始しました──
ここ数日は仕事がピーク。「気絶しそうな」を通り越してもはや、絶望しそうな忙しさ。
一昨日はイタリアから来た若手研究者をお招きして研究会が開かれました(すべて若手の先生方のご手配)。とても面白い内容で、続きを近くの居酒屋で......ということになったのですが、センセイだけドタキャン。
研究室に戻り、アパートに移動して、ひたすら仕事。それでも今日のお昼過ぎには書類を提出。一区切りがつきました。金沢工大では今週の土日にオープンキャンパスが開かれます。センセイも保護者の前で1回ずつ、お話しさせていただく予定。
オープンキャンパス準備の関係で、明日の金曜日は授業が行われません。たまたまセンセイは今日も講義がないので、これから数日間、まとまった時間を取ることができます。
そこでこの機会に、本来の業務をこなしながらMacをアップデートすることにしました。正確に言うと、Macのアップデートというより、その上に載っているWindowsを10に更新する作業。
大した仕事ではないのですが、とにかく時間がかかるのです。アパートに置いてあるMac mini(HDD)を大学に運びます。公私混同は好ましくないのですが、仕事に使っているマシン。
それにそもそも、業務に必要なものを私費で用意しているのですから、ここは大目に見ていただきましょう。まずMac OSを購入時の10.8.5から一挙に10.11.5“El Capitan”へ更新。Windows 10を活用するためには、Mac側のOSも最新のものに揃える必要があるのです。
いくつのバージョンを飛ばしたことになるのだろう。作業そのものは順調だったのですが、意外にも、更新ファイルは6.2GBという巨大なもの。
さすがにダウンロードに時間がかかりました。OSインストール後も約1Gのファイルをアップデートしました。ひとまず正常に動作していることを確認した後に、Windows側から再起動。
Windowsを7から10へ更新......できない!!(写真)研究室に置いてあるMac mini(SSD)では更新可能と通知されているのですが、HDDモデルは不可とのこと。ハードウェアは同一なので、これは予想外。
更新ファイルをインストールしても状況は変わりません。アパートでは滅多にネットに接続しないので、最新の情報に更新されておらず、対応不可との古い情報のままのようです。
そこでWindows 10アップデートのページにアクセスし、強引にアップデートすることに。やれやれ、思ったのが甘かった。何と今度は、HDDが容量不足!!
少々解説が必要かもしれません。センセイは基本的に、仕事のデータはすべてMacBook Pro(13")のWindowsボリューム上に置いています。(バックアップデータを除く)
移動時を含めて、そこにアクセスすれば最新データを得られるからです。逆に、大学の研究室、金沢のアパート、そして新潟の自宅に置いてあるMac miniのWindowsボリュームには僅かな容量しか割り当てていません。
ほぼOSとアプリケーションのみ。そこで特殊なソフトを用いてボリューム容量の割り当てを変更しようとしたのですが、バージョンが古いようで異常終了。
他のマシンを外部から起動してソフトを用いようとしたのですが上手く行かず、断念しました。結局、データを一時的に外部に待避させてインストールを実行することができました。現時点では致命的な問題は発見されていないため、作業を続行するつもりです。
(マシンや)OSには寿命があるので、今回の決定は止むを得ないと考えています。ただしWindows 10になったからといって、便利になるわけではありません。しかもセンセイの場合、まだ細かいユーティリティーソフトをしていないので、全体的な使い勝手は相当悪い。
なかなか「痒いところに手が届く」ようにはならないのが実情です。
■7月13日(水) ヤマト運輸の、いかにも実在していそうなアドレスから電子メールが届いたのですが...
お察しの通り、ウィルス添付メールが届いたものと思われます。
先日、午前中の講義を終えて研究室に戻り、コンピュータを立ち上げました。メールを確認するためです。早朝に見ているので、届いているのは講義中に配信されたもの。
いきなりメインとしている“Outlook”を使うのではなく、まず“Becky!”というメーラーを起動します。数年前に当時の大学院生に教えていただき、購入したのですが、このソフトはなかなかの優れもの。
皆さんの実在する郵便受けには、本来の手紙だけでなく広告などが入っていることがあると思います。
皆さんはそれらの内容を一瞥(いちべつ)して、不要なものを捨てているのではないでしょうか。“Becky!”はそれに似ていて、受信前にメールボックスを覗き、スパムメールなどをサーバーから削除することができるのです。その上で、本来受け取るべきメールを受信。
で、“Becky!”で私用アドレスを確認すると、メールが2通。1通は旧友からの飲み会に関するものだったですが、なぜかヤマト運輸(クロネコヤマト)からもメールが。思い当たる配送物はありません。
発信元のアドレスを見ると、ヤマト運輸の実在していそうなアドレス。綴りを何回も確かめました。品名と依頼主は不明。伝票番号をヤマト運輸のサイトで確認すると、該当物なしとの返事。思いっきり怪しい......。
何てったって、圧縮ファイルが添付されています。たぶん半年前に届いたウィルス添付メールと同種類のメールなんだと思います。記念写真(?)を撮影した後、サーバー上から削除しました。
かつてこの種のメールの文面は変な日本語だったので、すぐに区別がついたのです。でも今回は正しく適切な言葉遣い。その上で実在してもおかしくないメールアドレスを使用されると、センセイを含めた一般人がウィルスをファイルを開封してしまい、ウィルスに感染する確率はかなり高いと思います。
困ったものだ。
■7月12日(火) 改築工事を続けていたジャンカレー、入口を増設した理由は...
今日は予定を変更してお伝えします。食べ物ネタが続いてしまいますが、悪しからず。
このところの怠惰が祟って、立場上の、しかも締切のある仕事が迫っています。未明から出勤し、神経を使っての作業。学生諸君が登校する頃にはもうヘトヘトです。
ほんの少し休憩してから仕事を再開。午後は講義があり、こちらは別な意味で体力を使います。11時になったので久しぶりにほっかほっか亭まで歩いていると......あれっ?!
工事が続いてたジャンカレーの様子が変わっています。状況を理解するのに少し時間がかかった──よほど疲れていたらしい──のですが、何と、お店の内部を分割して、片方をパン屋さんにしてしまったのです。
そのための階段新設工事だったんですね。入口上には「こっぺぱん専門店」、写真では良くわかりませんが、ドアに「ののいちコッペ」と書かれています。へぇー。
若い女性が中で働いている様子も見えます。改めてよく見ると、店舗の外観にもかなり変化が。古い写真(下の方)と比較するとわかるのですが、左右の道路に面した側が深い緑色に塗装されています。
違うお店だということを強調したいのでしょう。はっきりと記憶しているわけではないのですが、自転車に乗った若者の上部にある看板は、違う位置から移設され、しかも角を切り取られているような。
調べてみると金沢市内にはすでに「金澤こっぺ」──こちらはひらがな──というお店があるようです。両者に関係はあるのでしょうか。そして「ジャンカレ」と「ののいちコッペ」の運命はいかに。
■7月11日(月) 「彩美食 絆」のお弁当はとても美味しいけど、炎天下で待たされるのだけは...
お伝えしたように一昨日の土曜日、センセイは大学からちょうど100km離れた能登へ出張しました。
能登までの道路はずいぶん改良されているのですが、高速道路ではありません。大学に戻ったのは6時頃になったので、土曜日はそのまま金沢に留まりました。
昨日の午前中に新潟の自宅へ戻り、今日、金沢へ移動。講義はないのですが、午後に関係者との打合せがあります。それに合わせて自宅を出発したのですが、さて、お昼をどうしよう。
金沢の市街地に入ったところで昼食を取るつもりだったのですが、予定より少し早く金沢入り。お店は開いていなかったので、そのままアパートへ向かいます。
荷物をまとめ直して、自転車でアパートを発ったのですが、近くに入ってみたいというお店はない。コンビニの脇を通過しようとした時、道路の反対側からからお弁当販売の声が聞こえてきました。
主婦の方なのですが、まったく慣れていない話し方なので、余計気になってしまうのです。ここはかつて讃岐うどん「こう泉」(写真右手の黒っぽい部分)があったところ。去年の夏に「彩美食 絆」としてオープンしました。
昼と夜の営業なのですが、西村センセイ、昼はこの辺にはいない。夜はアパートで夕食を取るので、まだお店に入ったことはありません。その「絆」が、隣の大きな倉庫のような場所でお弁当の販売を開始。先日も同じ女性から声を掛けられました。
アパートの郵便受けにメニューが投函されていましたのですが、何と1個でも無料で配達する(!!)とのこと。一度はその場を通り過ぎたのですが、これを逃すと二度とご縁がなくなるような気がしてUターンしました。
「倉庫」の中に保冷庫か何かがあるのかと思ったら、ここは会計だけ。メニューを見てミックスフライ弁当(480円)をお願いすると、女性が右手の「絆」の方へ歩いていきました。
そこの厨房で作っているらしい。もう一人の女性が厨房から出入りしていたし、待っている間に別な配達の女性も戻りました。
その3人の動きが、いかにも素人っぽい。写真の男性、最初は何だかわからなかったのですが、ずっと待たされているお客だということがわかりました。正直なところだんだん心配に。
15分ほど待って提供されたのが写真のお弁当。3種類の魚のフライと、イカゲソ揚げ、そしてクリームコロッケ。タルタルソースとコロッケ用のソース、紙おしぼり付です。
キャンペーン中とのことで、500mlのお茶も頂きました。大学に到着してお弁当を開くと、予想外にしっかりと、そして丁寧に作られてることに気づきました。ご飯は美味しいし、フライ類の素材は良いものを使っています。
お店を運営している会社はどうやら、自社農園で露地栽培、低農薬で育てた野菜類を販売しているらしい。「絆」はその食材と、輪島の朝市から運んだ海産物を中心にして、お料理を提供しているらしい。店舗内部も「こう泉」時代から相当改築、改装されているようです。
俄然興味が湧いてきました。ただしその「絆」は現在、夜の営業は予約客のみです。理由は何と、人手不足。料理を作っていらっしゃる方は明らかにかなりの技量をお持ちの方。
ただしそれを支えるスタッフが不足しているようです。「絆」のお弁当、とても美味しいのだけれど、炎天下で待たされるのだけは勘弁してほしい。気象庁のアメダスによると、金沢の今日の最高気温は29.3℃とのこと。センセイがお弁当を待っていた時に記録しました。
30℃を越えたら、直射日光下で15分待つのは......無理。
■7月10日(日) MacBook(White)にWindows 10を入れてみました ──Macシステムを一部更新中です──
Windows 7/8.1からWindows 10への無料アップデートが今月末に迫っています。
そもそもこの件に関しては、以前お伝えした(こちらやこちら)ように約3年半後の2020年1月14日のWindows 7の延長サポート終了を考慮する必要があります。
センセイにとっては、今後数年間運用するコンピュータシステムをどう構築するかという切実な問題なのです。白状すると西村センセイ、先月末からかなり動いています。ところが、先を読んだつもりが予想外の失敗も。その顛末については近日中に少しずつお伝えできると思います。
いろいろあったのですが苦労している中でふと、MacBook(White)にWindows 10をインストールしたらどうなるだろうと考えました。Windows 10も更新に伴って対応機種が広がっているようで、どうやらMacの“BootCamp”マシンもその対象に含まれたらしい。
以前は「ディスプレイが対応していない」と表示されたのに、それが表示されなくなりました。そこで昨日、能登へ出発する前に2時間ほどかけてインストールしてみました。その結果が写真。
何と、7年前のマシンにもかかわらず、ちゃんとインストール可能!!すべての機能を確かめたわけではないのですが、以前の設定──例えば写真の旧“Mac”アイコン──もちゃんとそのままです。
ちょっと古くなった機種やOSをどんどん切り捨てるアップルとは大違い。でもこれを実際に使用するかどうかは別問題。今回も、MacとWindowsキーボードの差異を吸収するソフトが使用できませんでした。
古すぎて対応していないのです。そこでWindows 7に戻すことにしてたところで時間切れ。復元設定をして半日後に戻ってくると何と、真っ白い画面(!!)のままで、ファンはフル回転。もちろん強制終了します。
再フォーマットと全データの回復という最悪の場合を覚悟しながら再起動するとおぉ、まるで何事もなかったかのように、Windows 7。実際にはキーボードソフトと大学から提供されたウィルス対策ソフトの再インストールや“MacDrive”(現在はver.10が最新)の再設定などで大変だったのですが。
システム再構築はこれからが本番。メインマシンとして数年間酷使され続けたMacBook Pro(13")はもちろん、果たして研究室(SSD)やアパート(HDD)に置いてあるMac miniの運命はいかに。