2016年6月25日更新(2016年7月3日ページ移動。2018年5月27日一部写真削除)

──2016年6月第4週のニュース──

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6月25日(土) 初めて訪れた追手門学院。学生、生徒諸君が、きちんと挨拶してくれます

 昨晩も結局飲んだくれてしまったので、今朝の時点で発表用スライドは未完成。

 金沢にいる時と同じ時刻に目が覚めたので、手を入れます。文言を推敲(すいこう)し、新しいスライドを作成し、そして聴衆が理解しやすいように一部を入れ替える。
 思ったより早く、最終版が完成。

 受付開始時刻にはまだ時間があるのですが、そのままホテルを発ちます。今回は特別なDVDを使う可能性があったため、会場で正常に動作するか確認したかったのです。
 路線バスに乗り、予定より1時間も前に会場の追手門学院大学到着。

 大学内外のスタッフが集まり始めていたところだったので、控室で少し待たせていただきました。

 発表スライドをチェックしていると追手門学院の職員が近づき、特別に受付をしてくださるとのこと。
 深謝、深謝。

 会場へ移動すると、会場担当の学生――経営学部3回生とのこと――が到着したところだったので、機器類の確認をさせていただきました。
 その甲斐あってか、発表は無事終了。残念ながら、DVDの出番はありませんでした。

 ところで、今日は土曜日。大学にもよると思いますが、教職科目などを除き、一般の科目は設定されないのが普通。
 実際、学生諸君の姿はほとんど、ない。

 校門を入ったばかりのところで、後ろから走ってきた学生に挨拶されました。ふだんから挨拶に慣れているのは確実。見事な体躯(たいく)だったから、彼が運動部所属なのは間違いない。
 だから彼は特別、と思ったら、別な学生も。こちらは体育系かどうか......微妙。

 もちろん学会を手伝ってくださる学生スタッフも挨拶してくれます。でもこちらはアルバイトだし、実際、センセイは「・・・後は、笑顔と挨拶ね」という職員による指導場面も目撃しています。
 でも、きちんとした挨拶って、付け焼刃でできるものではありません。

 追手門学院はこのキャンパスに中学校と高等学校を開設しています。帰り道、雨の中を歩いていると高校生にしっかりと挨拶されました。男子も女子もです。
 こちらもたぶん、部活動。

 今日はちゃんとした格好をしていたので、学外の人間だということがすぐにわかったからかも知れないのですが、いずれにせ、追手門の教育の、強い面を感じます。
 この件、続きがあるかどうかはわかりません。



6月24日(金) 何と、今月3回目。金沢駅の人型ロボット「ペッパー」に見送られて茨木を訪れています

 センセイは今日から明後日まで出張します。4週連続でのご出張。

 しかも訪れるのは今月3回目(1回目2回目)の大阪府茨木市。市内にある追手門学院大学で開かれる学会に参加し、発表するのです。間を置かず、これほどの頻度で同じ場所を訪れるのは、さすがに初めて。
 お察しの通り、発表の準備は全然進んでいません。

 そこで前回同様、早朝に出勤して資料を作成します。集中して取り組んだので、9時過ぎには基本的な部分は完成。主要な部分を抜き出して、配布資料を印刷します。
 やればできるじゃん。(

 細かい部分はまだ未完成ですが、これは明朝までに作業します。時計を見ながら身支度を整え、行政棟(本部棟)へ。1時間ちょっとで、こちらも割と綺麗に片付きました。
 やればできるじゃん。(再々)

 ひとまずアパートへ戻り、荷物をまとめて路線バスで金沢駅へ。午後の早い時間帯なので、バスの中も道路もガラガラ。順調に金沢駅に到着しました。
 時間があったので、自動券売機へ向かいます。

 実は来週末も、その次の週も出張(!!)することになっており、その乗車券・特急券の一部をJR西日本に予約してあるのです。
 乗車券類を受け取り、在来線のホームへ向かっていると、あれっ?!

 最初に気づいたのは、妙な声。周囲は騒がしかったのですが、人工のガイド音声が、耳に入ったのです。
 その方向に向くと、おぉ、人型ロボット「ペッパー」(法人モデル)。

 少年が、ポカンとした表情で見入っています。そういえば先日のNHKニュースで、金沢駅のこのロボットが紹介されていたっけ......。
 後で調べたら地元紙で報道されただけなく、JR西日本からもプレスリリースが出されていました。

 ところで、「彼」の声を最初に聞いたときに気付いたことがあります。このペッパー、金沢弁で話すのですね。

 ......おっと、提示資料を完成させねば。



6月23日(木) 雨が降る前に撮った写真 ──駐輪場新築関係の工事は最終段階に──

 ご存じのように西日本では局地的に大雨となっています。被害が少なければいいのですが......。

 当地金沢も金沢は昨日から雨が降り始めました。天気は安定せず、強い風が吹いたり、時々猛烈な雨に襲われたりします。センセイも今日は自動車で出勤しました。
 写真は一昨日、昼食のために外へ出た時に歩道から撮影したもの。

 ふだんあまり通らない場所ですが、奥の茶色い建物は基礎実技棟(24号館)。その左に新講義棟(23号館)。
 それらの手前、奥の銀色の建物は新築された駐輪場。

 基礎工事の写真の奥、完成間近の写真の右奥を、ほぼ反対側から見ています。ここで新たな工事が始まっていたのです。
 この日は伐採した木々の根を除去し、更地にする(?)工事が行われていました。

 ここを何の用途に使うんだったけな。説明を受けた覚えはあるのですが、正確なことは思い出せません。
 働き過ぎで記憶が飽和してしまっています。

 いずれにせよ、この付近の工事が最終段階を迎えていることは確か。唯一の疑問は、左手奥に見える巨石群の運命。
 いったい、どうなるんだろう。



6月22日(水) MacBook Pro、いよいよ世代交代か?! ──13"(非Retina Display)モデル販売終息へ──

 予定を変更して、今日は臨時ニュース(?)を。

 今日の報道で知ったのですが、Appleは唯一販売を継続していたMacBook Pro(非Retina Displayモデル)の販売を終息させつつあるようです。
 光学ディスクドライブを搭載した旧型モデルです。

 一部のApple Storeではすでに販売を終了しているとのことですが、実は西村センセイ、一昨日このモデルをAppleのWebサイトで見たばかり。
 Storeの最下段に、ちょこんと残っていたのです。

 ......まだ販売していたんだぁ、というのが旧型モデルを見つけた時のセンセイの正直な感想。Apple Storeを真剣に見ていた理由については、お察しの通り
 念のために先ほど日本のサイトを確認したところ、今日現在ではまだ、販売を継続してていました(写真)。
((c)Apple)

 最近あちこちで、広い意味でのMacBookシリーズのニュース──例えばこちら──を目にすることが多くなりました。
 どうやら年内に、シリーズの構成が一新されるようです。

 シリーズの一部モデルについてはモデルチェンジの時期を過ぎているにもかかわらず、更新が見送られたまま。
 ラインナップ一新という情報には説得力があります。

 でもセンセイとしては仕事に、そしてそれ以外に必要だからMacBookPro)を計7年間使い続けてきました。
 センセイにとっては現在の環境で最も使いやすいノート機。

 ただしWindows 10への対応もあり、センセイのMac環境もいよいよ刷新されることになりそうです。



6月21日(火) グランド・デザインの欠落 ──リゾート列車「雪月花」を初めて間近で見ました──

 お伝えしていませんでしたが、日曜日の金沢への移動は鉄道を利用しました。車を金沢に置いていたからです。

 新幹線に乗っても良かったのですが、自宅─金沢間を移動する際はどうもその気にならないので、今回も在来線だけで移動することにしました。富山県(ほぼ)東端の泊駅から金沢駅まで乗り換えなしに直行する便です。
 まるでセンセイのために用意していただいたかのような列車。

 乗換駅の直江津に近づいた時、車掌さんが妙なアナウンスを始めました。センセイが乗るはずの列車の一つ前に、もう1本列車があるというのです。
 「・・・なお・・・(聴き取れなかった)・・・のご乗車には、指定券が必要です」。

 間違いありません。

 えちごトキめき鉄道が新製投入した2両編成のリゾート列車「雪月花」です。センセイは直江津駅で何回か見たことがあります。本来の列車までには30分時間があったので、発車ホームへ移動。
 初めてご覧になる方は狭義のデザインに、強い印象を受けるのではないでしょうか。

 デザインを統括された方のホームページに、内外装を含めた解説があるので、詳細はそちらをお読みいただければと思います。
 センセイの個人的な感想は......う〜ん。

 車両価格は1両あたり数億円と推測されます。先日初めて利用したイベント列車兼用型と違って、通常の運行に使用することはできません。
 そんなことをしたら、高いお金を払って乗車したお客が怒ります。

 運行区間については現在のところ、妙高高原─上越妙高─直江津─糸魚川間のみ。しかも週末にしか運行しません。
 長野方面については、その先の旧信越本線を運営する「しなの鉄道」との相互乗り入れが検討されているようですが。

 旧北陸本線を実際に乗車した方は良くご存じだと思いますが、当該区間は昭和30年代後半に新線が敷設され、その大半は長大なトンネル。
 この「雪月花」、糸魚川の先にある風光明媚な親不知付近は運行されません。

 「雪月花」の主たるターゲットは北陸新幹線ブームで首都圏からやって来た観光客のようです。そのまま金沢へ流れてしまう上客を、何とか新潟に留め、そして佐渡観光に繋げたい。
 実際の乗客もそのような方々でした。

 意図はります。でも、それは他力本願。

 センセイが一番懸念するのは仕事の進め方です。意図はわかる。しかしそれをどうやって具体化するかという智慧が新潟県にはない。じゃぁ、どうしよう。そこで注目したのがリゾート列車。
 実際、各地でブームなのです。

 でも──完全な繰り返しですが──どう具体化すれば良いのかわからない。で、関係者が選択したのはたぶん「丸投げ」。この価格で、この期間で、あとは好きにして......。
 実際、そのような記述がデザイン統括のホームページにあります。(それ以降の関係者の努力は、涙なくして読めません。)

 若い方はご存じないと思いますが、これは少し前に、採算が合わない自治体事業を第三セクター化した時の論理です。それだけで赤字が改善されるわけはありません。
 そんな簡単な問題だったら、とうの昔に解決しているはずなのです。

 もう一つ、気がかりなことが。

 乗務員の動きを見ていたのですが、JRから出向/転籍──どちらかはセンセイにはわからない──されたと思われる方はともかく、明らかにトキ鉄に新採用された若手職員の中には、懸念される働きぶりも。
 明らかな問題行動という程ではないのですが、国鉄やJR時代にはなかった「緩み」があります。

 センセイもそうですが、誰だって常に気を張っているわけにはいきません。それは認めますが、かなり気がかりなのも事実。これがやがてJR北海道のように、安全運行を脅かすことがならなければと願っているのですが。
 ......これらが新潟県の現状、そして限界。

 関係者の皆様、どうでしょう。



6月20日(月) ジャンカレーのお店が、何と、営業を続けながら改築中

 今日は見たままのお話。

 木曜の午後に金沢を離れたので、ずいぶん久しぶりに出勤するような感覚がします。午後に関係者との打合せがあるので、少し早めに昼食を取ります。もちろんお弁当。
 しかも塩分が少ない焼肉弁当

 ほっかほっか亭に向けて歩いていると、斜向かいにある通称「ジャンカレ」(こちらの下の店舗。上は閉店)ことジャンカレー店舗前で動きがあることに気づきました。

 最初は道路工事あるいはガスなどの工事だと思ったのです。

 でもよく見ると、ジャンカレの店舗そのものをが工事の対象。右奥の仮設の型枠の中に、鉄筋が見えました。
 型枠の形状からして、ここにコンクリートを流し込んで階段を設置し、出入口を現在の場所(写真中央)から移設するようです。

 11時を過ぎていたのですが、入口奥から見える券売機が作動していました。つまり営業中。確かに工事を行っているのは建物の外ですが......。
 そしてもう一つ。

 もし工事が出入口の位置変更だけ──未確定──だとしたら、それでお客さんの流れが変わるだろうか。
 センセイは10年近く前に1度だけこのお店に入ったことがあります。

 大学前の2号店は3年前に普通のカレーを食べて以来ご無沙汰。というか、2年くらい前から営業していないんじゃないかしら。

 う〜ん。



6月19日(日) おぉ、こんな所にたくさんの屋台船が... ──神田川に架かる浅草橋を初めて歩いてみました──

 もう1日だけ今回の出張に関する話題を。

 お伝えしたように、金曜日の夜は都内に宿泊しました。具体的にはJR総武線浅草橋の近く。総武線に平行して南側を神田川が流れているのですが、川を渡った先。
 初めて訪れます。

 だいたいの位置関係はわかっていたし、その日はとても暑かったので、地図や表示などを見ずに進みます。すぐに神田川。
 ......おぉ。

 まったく想定していなかったのですが、神田川を埋めるように屋台船が係留されています。都内にはこのような場所が何ヵ所かあります。
 ここもそうだったんですね。

 橋を渡り切ってから、ふと、「浅草橋」と掘られていることに気づきました。浅草橋はここだったんだぁ。
 浅草橋駅脇にあるのですから、ずいぶん頓馬
(とんま)な話。

 夜になり、食料とビールを買うためもうに一度浅草橋を通ると、屋形船の数艘はいなくなっていました。もちろんお仕事中。
 その時も写真を撮ったのですが、風情はあるものの船の数が少ない。

 写真は翌朝撮影したものです。中央のやや小振りな船には次々とお客さんが乗り込んでいます。どこかへ出かけるんですね。

 何度か行き来するうちに、左岸(北詰)に「浅草見附」の石碑があることに気づきました。この場合の「見附/見付」は、江戸城を守るための大きな門。
 それがここに置かれていたのです。

 知っているようで、知らないことばかりだ。

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