2018年7月28日更新(2018年8月5日ページ移動)
■7月28日(土) 見慣れた、いつもの景色ではない... ──颱風の接近で、空気が異常に緊張する中を帰宅しました──
週末なので、午後、新潟の自宅へ戻りました。
普通なら金曜日の夕方に金沢を離れるのですが、昨日の午後に行事(近日中に紹介予定)があったのと、今日は来年度初めての入学試験(公開されている事実)が実施されたため、センセイは金沢に留まりました。
ちなみに、入試の「来年度」は間違いではありません。入学試験は、実施する年度ではなく、対象学生が入学する年度を基準に表現するのです。今日は朝から、ちょっとおかしかった。センセイではなく、天気です。もちろん日本列島太平洋岸を通過中の颱風12号の影響。新潟への移動の関係で、今朝は今週初めて自動車で出勤したのですが、晴れているのにポツポツと雨粒。...はっきりとした雨雲があるわけではないのに。
とにかく天気が不安定。それでも午前中からお昼までは曇りながらそれなりに暑く、時々、陽射しも差し込んだのです。午後1時半に入学試験が無事終了したことを確認して、大学を離れます。ここまでの気温は30℃を越える程度。
当初の予定より1時間弱遅れているので、その旨を家人に伝えます。その上で、富山県東部は北陸自動車道を利用します。加齢で視力が低下しているため、暗くなる前に到着したい。でも最近は100.0km/hだとちょっと疲れるので、80.0km/hで走行。この区間の燃費は24.9km/Lでした。
県境の朝日I.C.で一般道に降りたのですが、この頃から徐々に、様子が変わってきました。空気が緊張しているのです。「空気」といっても精神的な雰囲気のようなものではなく、物理的な存在としての空気。大気のことです。
阪神淡路大震災後の長田町で、そして先月、関西で地震が発生する直前に感じた、歪んだ緊張感を覚えます。運転しながらその原因を探していて、まず気づいたのが風。新潟県内に入ってから向かい風が強くなっています。写真は有間川駅付近から見た谷浜海水浴場(写真右奥)および上越市直江津地区(左奥)付近。
富山県内は凪だったのですが、ここは波が高い。南東からの強い風、つまり颱風12号の外側を回る湿った風がこの波を引き起こしています。夏休み期間中の週末なのに、海水浴客は皆無。当然ですね。海岸付近は濁っていますから。
もう一つ気づいたことが。距離感がおかしい。普通なら遠くの山々は霞んでよく見えないのです。写真に入っていないものが多いのですが、今日は西方から、能登半島、佐渡島、弥彦・角田山、そして米山(写真左奥)などが迫ってきます。
圧巻は八海山。新潟県中越魚沼地区にある名山です。実は条件さえ揃えば、この上越地方からも見ることができます。といっても西村センセイ、この場所ではまだ1回しか確認していません。写真ではわかりづらいのですが、写真中央奥に見える山と、左側の米山の間、八海山を微かに望むことができます。
貴重な光景を確認できたと喜んでいると、車外気温計の異変に気づきました。金沢からここまで同じような気温だったのですが、それが急上昇しています。上越市東部では34.0℃に至りました。これは完全な予想外。颱風の外側を回る湿った空気が、そのままでは新潟・群馬・福島県境の山岳地帯を越えることができずに、局地的にフェーン現象が起きたに違いありません。
帰宅後に、アメダスのデータを確認してみました。自宅のある柏崎市では午後4時前に最高気温35.6度を、隣の長岡市では13時半頃に36.8℃を記録していました。下越地方、そして富山県や石川県はそれほどでもありません。やはりフェーン現象です。颱風はやはり、強い。
颱風本体は間もなく三重県上陸が予測されています。大雨の被災地を含めて、被害ができるだけ少なくなることを願っています。
■7月27日(金) ...やっぱり、スパムだった ──佐川急便から配達時不在のメールが届きました──
申し訳ありませんが、今日も予定を変更させてください。一昨日からの疑問が氷解したので。
センセイは基本的に、冴えない大学教員ですが同時に学者でもある(忘れてたけど)。さらに現在は、いろいろな肩書き──白状すると、全貌を把握していない──のついた管理職という立場もあります。訳あって、ここ数日は行政職としてのヘビーな仕事に従事していました。
教員としての仕事は、うまく行く時もそうでない時も、ホントに楽しいんだけどなぁー。一昨日は、悲惨。管理職の仕事でひどく消耗しているところに、問題を抱えている学生との面談が入りました。精神的には、当該学生よりもむしろ、彼の潜在的な才能のおかげで、センセイの方が救われたと思う。でもセンセイの身体は、明らかに限界を超えています。
ヘロヘロになってアパートにたどり着き、荷物を解(ほど)いていると、あれっ?!iPhone 5にメールが届いていました。
画面を最初に見たのは夜、しかもあまり明るくない状況。センセイは高齢で視力が低下しているため、その時点でちゃんと把握できたのは、画面中央部分の情報だけ。
下部の情報は折り畳まれており、「佐川急便・・・」しか見えませんでした。...不在のアパートに配達があったんだ、というのが最初の認識。でも、私用で佐川急便にお世話になるの極めて異例。そもそも、何も配達をお願いしていないし。
ただしい新潟の自宅などだと、事前連絡なしの荷物を頂くことがないわけではない。そこで指示通りに「下記」をタップしたのですが、ブラウザ“Safari”が起動し、「佐川急便」──後に、偽サイトであることが判明──のサイトへ移動しました。「アプリ」、つまりソフトウェアのインストールを求められます。
...どこか、おかしい。i OSつまり、iPhoneシリーズの場合はAppleのサイトから、審査をパスしたソフトウェアのみをインストールするはず。もしかすると、システムが変更になっている可能性もありますが。
個人的に引っかかったのは、インストールを求められたソフトの拡張子。......iPhone用のものではない。
一昨日は心身ともにあまりに疲れ過ぎていたので、とにかく休息。昨日、そして今日の午前中も管理職としての仕事を強要されたので、この件の記憶が遠ざかっていた今日、報道を目にしました。センセイは知らなかったのですが、以前から発生していたらしい。
やっぱり、ねぇ。ふだんは偉そうなことを言っていても、もう少しでフィッシング詐欺に引っかかるところでした。唯一の救いは、今回インストールを求められたのがアンドロイド用のものだったということだけ。
ホントに、情けない。
■7月26日(木) おにぎり2個半だ... ──大学食堂と松屋、朝定食の最低価格が逆転しました──
今日も予定を変更。結果的に3日続けて飲食に関する話題となりますが、悪しからず。
月末、そして学期末が近づいています。颱風も変な方向から近づいていますけど。
金沢工大は期末テストの真っ最中ですが、学生諸君の表情は今週前半が最悪。今日はかなり明るい表情の学生が多い。理由は簡単で、テストは明日が最終日。成績や提出物を確認する来週の講義を終えれば、彼ら彼女らは夏休み!!
対照的に、センセイらは膨大な量の採点の真っ最中......。そんなセンセイも一部、夏休みモード──正確には夏休み準備モードというべきか──に入っています。遊びの計画を立てているのではなく、8月に金沢を2週間ちょっと離れる準備をしているのです。
その一つが、お米。研究室の窓の向こうで今日、油蝉に混じって蜩(ひぐらし)が鳴き始めました。今シーズン初めてです。
暦の上での秋、つまり立秋(8月7日)だけでなく、本物の秋もそう遠くありません。されど、もうしばらく暑さは続きます。その厳しい環境のアパートに、お米を置きたくない。
手持ちの分はすべて炊飯、冷凍してあるのですが、日数と個数を調整して、お盆明け後に精米したばかりのお米を新潟から持ってきたい。やはり味が違うので。もう一つ。加齢に伴って食が細くなっているので、昨日のようにお昼に重いものを食べると、その晩はご飯を食べられないことがあります。
夕食そのものを抜くのではなく、野菜や魚だけ頂くのです。すると不思議なことに、翌日は朝からご飯を食べたくなります。でもセンセイは現在、アパートで朝食は頂いていません。で、そういう時は、松屋の朝食セット。
通常は1、2ヶ月に1回程度ですが。いつも頂くのは400円の「ソーセージエッグ定食」。定番の商品です。先日、久しぶりに松屋に入ったのですが、見慣れないポスターが目に飛び込んできました。「選べる小鉢の玉子かけごはん」(290円)。安い。
しかも小皿を一つ選択できるとのこと。センセイは自分から進んで納豆を食べることはない──食べられないわけではない──ので、写真の牛皿にしました。手のかかる商品ではないので、すぐに提供されました。
大学食堂の現在の「朝食セット」(食堂HP内に紹介あり)が、もうちょっと充実した内容で300円であることを考えると、290円という価格設定が相当なものであるということを思い知らされます。コンビニおにぎり2個半の値段に留めているのですから。
決して内容に不満があるわけではありません。でも個人的には、これが最初で最後だろうなぁ。
■7月25日(水) 「かつや」の斜向かい、元コンビニ跡に入るのは、な、何と「かつや」系列の唐揚げ店らしい...
今日は予定を変更してお伝えします。つまり、それだけショックだったということ。
水曜日の今日は、何度もお伝えしているようにセンセイにとっては週の中で最もヘビーな日。複数の会議と講義が続きます。でも現在は学期末。テスト週間に入っていることもあり、事実上、講義はない。
代わりに長い時間をかけて個人面談を実施することになりましたが。でも会議や打合せは、省略できるわけではありません。今朝も早くに出勤して資料を作成。職員が出勤してくるのに合わせて先方を訪問し、時間をかけて特別な打ち合わせ。
幸いにも、続く大きな会議は短めに終了しました。午後は別な意味で神経を集中させる仕事が待っています。夏に出版される本の原稿の再校を、何としてでも戻さなければならないのです。
午前中で磨り減らしてしまった気力と体力を回復させるために、月に一度の「かつや」へ。老人だからこそ、意識して動物性のタンパク質を摂取する必要があるのです。このところ頑張ってくれた自分の身体へのご褒美の意味も込めて、「今日は何でもいいよ」と言い聞かせます。
でも落ち着いたのは、いつもの、一番小さな卵とじかつ丼。オーダーしてから冷たいお茶を一口飲み、周囲を確認すると......あれっ?!
交差点を挟んだ斜(はす)向かい、「サンクス金沢久安店」跡に大きな看板が。建物の方も改装工事が進み、「8月10日オープン アルバイト募集」の表示が見えます。看板には「からあげ 極ダレ からやま」。
文字通り、唐揚げのお店なのでしょう。でも、初めて目にする看板なのに、どこか懐かし......あ"っ。「かつや」の看板そのものだ。
帰宅してから確認してみると、まさにその通り。新潟県内に本拠地を置き、全国に「ホームセンタームサシ」を展開するアークランドサカモトのグループ企業が経営します。そもそも「かつや」もこのグループ。
つまり、取り扱う商品はカツと唐揚げで異なりますが、兄弟店がオープンするということなのです。新しい物好きのセンセイだから、たぶん、1回は入ってみるんだだろうなぁ。
■7月24日(火) りんごのような香りがする... ──よく働いた日のご褒美は、地場産「倉田さんのなす」のお刺身──
...茹でているので正確には、お刺身ではないのです。でも、まぁ、お許しを。
しっかり休もうと早めに就寝したのですが、夜中に目覚めます。老人特有の症状なので、仕方ない。
夜明けがどんどん遅くなっています。夏至から1ヶ月以上経過しているので当然なのですが、3時半頃には外が明るくなるというような状況ではありません。守衛さんが正面玄関に移動する時刻に合わせて、センセイもご出勤。
今日という日がヘビーになることはわかっているので、仕事に専念します。気合の入れすぎか、後にその時のケアレスミスが明らかになるのですが。午前中はセンセイが主宰する会議。昼休みの時間帯ですが、連絡調整の仕事があります。意識も薄れかかってきたところで、13時が迫ってきました。講義、というか今日は期末試験。大急ぎで研究室へ戻り、答案用紙を抱えて教室へ移動します。お昼を食べ損ねてしまった。
......というか、実は、朝から何も食べていない。今日のクラスの学生は優秀だし信頼がおけるので、試験は彼ら彼女らにに任せて昼食──朝ご飯というべきか──を取るという選択もあったのです。でも、さすがにそうもいきません。というわけで、午後の講義を終えてから大学食堂へ急ぎます。
閉店(?)寸前だったので、とにかく確実に提供されるであろうカレーライスを注文。カレーを頂くのは1年ぶりくらいじゃないだろうか。SA(スチューデント・アシスタント)の学生が整理の応援に来てくれることになっており、時間がありません。カレーを胃袋の中に流し込みます。それやこれや、そして予想外の延長戦を終えてから帰途に。
さて、今晩はどうしよう。もちろん夕食です。母親は半年ぶりに会った曾孫に夢中だったので、先週末は実家を訪れていません。つまり、手持ちの夏野菜はない。砺波市内の贔屓にしているスーパーで、富山県内産のトマトと胡瓜、茄子を購入。
しかしそれも今日は、トマト1個を残すだけ。というわけで、いつものスーパーへ。でも、関係者には大変申し訳ないのですが西村センセイ、このお店で野菜と海産物に関してはあまり積極的に買う気になれない。ポイントは鮮度。
野菜の場合、どうしても寝ぼけた感じの物が多い。実際に食べてみても同じ印象。今日は茄子に絞って探したのですが、まず目に入ったのが群馬県産5個入りの袋。ひとまず買い物籠に入れたのですが、石川県産の大きな茄子2個(198円)と入れ換えます。
他に適当な物がなかったら...と考えていると、目に飛び込んだのが「倉田さんのなす」...って、何?地産地消コーナーで、地元産の茄子4個入りを248円(税別)で販売していたのです。色や形、そして値段も適当。そして何より、惹かれるものがある。帰宅後に皮を剥き始めると、何と、りんごのような香りがします。美味しさを確信する瞬間。
電子レンジで「チン」したのですが、今回はちょっと茹で過ぎ。誰かに食べてもらうわけではないし、ステンレス包丁の切れ味が鈍っていることもあって、かなり手抜きで皮を剥きます。写真から、あら探しをするのは簡単。茄子に醤油をかけるのではなく、別に刺身醤油(右)を用意します...甘い。
猛烈な甘さです。もちろん砂糖のようなしつこさはない。(マザコンを抜きしても)センセイの母親はお米や野菜を育てることに長けていますが、少なくとも甘さに関しては、明らかに「倉田さん」の方が秀でています。渋さを含めての、野菜本来の味で勝負するのなら、判断は別でしょうが。
北陸地方、今年の梅雨明けは例年になく早かったのですが、それからちょうど2週間が経過。平年なら「梅雨明け10日」後は、秋の気配が忍び寄るはず。今年はさすがに、そう簡単ではないでしょうが、大きく見ると、程なく季節の変わり目を迎えるはずです。
■7月23日(月) 西村センセイ、寒暖の差のあまりの大きさに、体調を一時的に崩してしまう
「寒」といっても、外気温が低下したのではありません。人工的な冷たい空気、つまりエアコンの風によるものです。
昨日金沢へ移動した西村センセイ、本当は今日に備えて早めに就寝するつもりだったのです。でもこのページを更新する段階になってMacに深刻な障害が発生。結論からすると、Adobe “Go Live”の初期設定ファイルが破損したらしい。
でも、被害は深刻。酔っぱらっていたこともあって、昨晩中のファイル復旧とサイト更新を断念。それらこれやで疲れたまま、深く眠れない状態でいると、自転車と子供の声で起こされます。程なく、向かいの公園で朝のラジオ体操が始まりました。
.....世の中、夏休みに入ったのね。子供たちが居なくなった公園を脇に見ながら、自転車でご出勤。この頃はまださほど暑くはなかったのです。もちろん直射日光に当たる場所は別ですが。
気を使う出張と、ずっと続く暑さでセンセイはリズムを崩し気味。つまり、未処理のままの仕事は溜まる一方。それでも早朝は比較的順調に作業が進んだのです。でも途中で、徒歩で外に出なければならないことに。10時、つまり太陽のある方向は南東ですが、夏なので高度が高い。
歩いているセンセイに、逃げ場はない。もちろん、出かける前にエアコンを低めに設定しておきました。もちろん研究室に戻った時は予想通りの状況(というか、誰でも予想できる)。しかしここからは予想外。
食欲がないので、帰りにコンビニで「茹でてある」冷やし中華を今シーズン初めて買ってきたのですが、あまり美味しくない。商品のせいかもしれませんが、どうやらこちらの感覚にも問題が生じているらしい。そのうち、エアコンの設定温度と卓上の気温計が示す室温の数値が乖離(かいり)し始めていることに気づきました。(実話)
もちろんエアコンの設定温度を相当上げたのですが、この頃になると身体のリズムの崩れが顕著に。突如、強い吐き気がセンセイを襲いました。苦い記憶が蘇ります。
実は先週月曜、つまり休日に自宅から金沢へ移動する時も同じような状況に陥ったのです。その日のセンセイは、富山市内で車外気温計が36.5℃を指す状況下を、石川県に向けて車を走らせていました。
午前中に実家での用があったので、いつもより遅い出発。西に向かって走行しているので、窓越しに直射日光が入ってきます。もちろんエアコンはフル稼働状態(そもそもドイツ車にとって、夏の日本は慣れない熱帯の気候)。車内の気温そのものは相当低かったはず。
でも日光が照らす部分はどうしても熱く──誤字にあらず──なるので、冷気の吹き出し口を少しだけその部分に当てます。もちろん量も調節しながら、です。しかし不意に、気持ちが悪くなってきました。どうやら体躯(たいく)や内蔵を冷やしすぎて自律神経がうまく機能しなくなってしまったらしい。その時は吐き気だけで済んだのですが、今日は、悲惨だ......。
というわけで、明日の重要な会議の準備は放り出し、帰宅することにしました。関係者にはメールではなく、電話でお詫びします。今回の件は、温度および湿度の変化を上手く感知できず、また対応もできなくなった老人特有の症状を示しているのでしょう。
改めて関係者の皆様、ゴメンなさい。
■7月22日(日) 西村センセイ、25分間に3回も交通違反取り締まりに出くわす
今日のセンセイは金沢への移動日。
昨晩実家に連絡を入れると、電話に出た母親は興奮気味。お昼に弟夫婦と姪2人、そして両親にとっては初の曾孫(ひまご)となる姪の子供が実家を訪れたとのこと。どうやら安否確認の必要はないようです。
東京へ行く前に洗車してあるので、今日は朝早くに自宅を発ちます。日曜日の朝なので通勤客は少ない。その代わりに目立つのが、家族連れの県外ナンバー。特に長野県と群馬県の車が多い。海水浴が目的のようです。順調に走行して富山県との県境に差し掛かると、あ"っ。
反対車線で速度違反の取締りを行っています。正確には、作業を開始する直前らしい。ふ〜んと思いながら富山県内に入り、いつもの「スーパー農道」を走ります。その20分後、入善町に入ったところで今度はセンセイが走る車線で取締り。
もちろん制限速度内だったので、何の問題もありません。取締りの警官としっかり目が合いました。今日は何かあったのかなぁと思いながら黒部川を越えると、前を行く数台の車の走行がおかしい。何かを警戒しているような感じで、制限速度を10km/hほど下回るスピードで走行。
変だなぁーと思っていると、何と、4kmくらいしか離れていない黒部市内で、再び写真の取締り。西村センセイ、ここでやっと、新潟県内を走行中、電光掲示板に「夏の交通安全・・・運動・・・」のような表示があったことを思い出しました。見慣れない内容だったため、記憶に残っていたのです。
後で調べてみると新潟県は「夏の交通事故防止運動」、富山県は「夏の交通安全県民運動」と、微妙に差異があるようですが。入善の方は営農車と地元の方と思われる車が停車させられていましたが、こちらはご覧のように皆無。前者は入善警察署、ここは黒部署の管轄で、どうやら事前に調整していないらしい。
もちろん新潟県警との連携もありません。富山、石川両県は頻繁に取締りを行っているので、いつも以上に注意して運転したのですが......意外にもその後は取締り現場には出くわしませんでした。
一つの理由は気温じゃないかしら。3回の取締りは10時前後の25分間の出来事。その後、11時過ぎに富山市を走行していると車外気温計が36.0℃を表示しました。(アメダスの記録は36.4℃)
炎天下での長時間の取締りは、熱中症になる可能性があるからです。