2019年1月12日更新(2019年1月22日ページ移動)

──2019年1月第2週のニュース──

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1月12日(土) 西村センセイ、数年ぶりに参加した鏡開きで反省する

 今日は土曜日。というわけでセンセイは現在、新潟の自宅にいます。でも金沢出発前に、ある行事に参加しました。学友会体育部会の合同鏡開きです。

 実はセンセイ、少林寺拳法部の顧問。ただし西村センセイ、この時期は立場上の仕事で非常に忙しい。今回はたまたま業務がなく、しかも昨晩金沢に留まったため、久しぶりに参加させていただきました。
 不義理を重ねて、まず、ゴメンなさい。

 届いた案内によると11時までに集合し、鏡開き開始後は新年の挨拶をせよとのこと。でも5分前に会場前に到着すると、存在するのは顧問や部長、コーチなどの教職員。
 どうやら学生には、別な集合時刻が伝えられたらしい...オイオイ。

 約30分遅れで会は開始。礼に続いてまずセンセイらが挨拶します。つづいて各部長から今年の抱負が述べられました。写真はその時の様子。
 お気づきでしょうか。

 学生諸君の姿勢が非常に良い。そして後ろ姿が、凛々(りり)しい。

 センセイには真似できません。こんな彼ら彼女らに対してだったら、センセイの挨拶はもうちょっと考えるべきだったな、と、今日2回目の反省。
 お開きの後は会場をセッティングし直し、皆で鏡餅の入ったお汁粉やオードブルを頂きました。

 学会などで「シンポジウム」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。これは「一緒にお酒を飲む」(sympineinsymposion〔宴会〕)という意味のギリシア語に由来します。要するに「同じ釜の飯を食べる」ということ。
 もちろんセンセイも一緒に頂きました。

 お汁粉を食べるのは何十年ぶりだろう。もちろん甘いのですが個人的には、いくつもの反省が否定し難く味に表れてしまった今日のお汁粉なのでした。



1月11日(金) “In vino est veritas.” ──アメリカ人ジャーナリストを金沢にお招きして、研究会を開催しました──

 今日はタイトル通り、そして見たままのお話。

 お伝えしたようにセンセイは昨日、北陸新幹線で都内へ出張し、他団体との共催シンポジウムを開催しました。センセイ自身は所用があるため、昨日のうちに金沢へ移動。お客様と一部関係者はそのまま都内に留まりました。
 でもせっかくの機会なので、アメリカ人ジャーナリストにお願いして、今日金沢へお越し頂き、事業関連の研究会を開催しました。

 開始時に撮影したのが写真。今回は関係者対象の会合です。ただしその分、内容は濃密。

 単なるレクチャーではなく、アメリカ式に、説明の途中に質問や議論を挟み込んで行うやり方。センセイは昨日の、発表に続く解説や質疑応答の様子も報告して、議論を深めます。
 講師は日本滞在が長い方で日本語は堪能。日本語と英語が同じくらいの割合で飛び交います。

 言語はもちろん、議論の内容はとても興味深いもの。話し足りないので、終了後は金沢市中心部へ移動し、アルコール入りで議論を続けました。
 これが実に、スリリング。

 ラテン語で“In vino est veritas”という格言(?)があります。「酒(ワイン)の中に真実あり」という意味。

 決して、飲まなければ真実を語ることはできないというわけではないのですが、ジャーナリストの方も同意していたように、アルコールが入ると人々の間の敷居が、少なくとも部分的には低くなる。
 というわけで昨日と今日は、非常に濃密な時間を経験することができました。

 ちなみに、夜の部はすべて参加者の私費によるものであり、公費は一切支出されていません。念のため。



1月10日(木) やっぱり笑顔は必要だ(反省) ――西村センセイ、今年初めての北陸新幹線で出張する――

 というわけでセンセイは今日、今年初めての北陸新幹線で都内に出張しました。現在は帰りの車中。

 今回は、文部科学省に採択された事業の一環として、学外の機関と共催でシンポジウムを開いたのです。写真はその一コマ。プログラム最後のパネル・ディスカッションの様子です。
 珍しくセンセイが写っています。同行した事務の方にお願いして、事業の記録用に撮影してもらいました。

 メインのゲストは右から二人目のアメリカ人ジャーナリストと、中央の日本の報道関係機関の方。これに司会者と主催者関係2名が加わってのディスカッションです。
 詳細な内容は省略させていただきますが、ゲストお二人は本当にプロフェッショナルで、いろいろ学ばせていただきました。

 でもセンセイはというとこのようなお役目はあまり得意ではない。センセイのデジカメで撮影した写真をチェックしてみると、いつも渋い顔をしています。
 う〜ん、「恋するフォーチュンクッキー」じゃないけど、良い結果を招くためには笑顔が必要、と、深く反省。

 ちなみに今日は木曜日。午前と午後に講義があるのですが、今回は別な先生に代わっていただきました。優秀な方々なので、講義そのものはまったく心配していません。
 というか、優れた授業に驚いて、もうセンセイの授業なんて...などと思われないかが心配。

 受講生の皆様、来週はちゃんとお目にかかることができます。ちなみに、学部は最終試験です。



1月9日(水) 西村センセイ、「システムの保護」に助けられる ──“Windows Update”を適用したら、ネットワークが...──

 今日は予定を変更してお伝えします。

 今日は水曜日。つまりセンセイが週の中で一番忙しい日。血圧対策のためにゆっくり休みましたが、それなりの時刻に起床してからご出勤。Macを3台起動して、仕事を始めます。

 最初はMac mini(Windows 10)からMacBook Pro(Windows 7)にアクセスして書類を作成。仕事をしながらMacBook Proをチラリと見ると、いつものようにタスクバーに“Windows Update”に更新プログラムの通知が。
 指示に従ってMacBook Proの更新作業を進めることにしました。こちらもいつも通り。

 今日は珍しく3個のファイル、しかも大きめのファイルが届いていました。本来の仕事をしつつ、ファイルを更新すると、作業が完了したようで再起動の指示が出ました。
 もちろん再起動。

 まだファイルをG4 Cubeと同期させていないことに気づいたので、DAVEを介してMacBook Proに接続しようとすると...繋がらない。MacBook Proを認識しているのですが、「共有フォルダが見えない」とのこと。
 Windows 7側の共有設定を点検しましたが、問題はありません。

 G4 Cube側の問題かと思い、Mac mini(Windows 10)から接続を試みますが、不可。Windowsネットワークが使えなくなってしまいました。
 困った。

 全てのデータはMacBook Pro(Windows 7)の中に格納されているというのに...。

 お察しの通り、症状からして今朝の“Windows Update”が原因だと推測されます。今日の午前中は立場上の長い会議だったので、その場での復旧は断念します。
 午後の講義を終えてから、まず、Windowsの「システムの保護」を使って、昨晩の状態に戻します。

 ちょっとハラハラしましたが、無事に復元成功。同時に、ネットワークも復旧しました。となると、やはり問題は、今朝インストールした3個のファイルのどれか。
 安全そうな順に、個別にインストールしながら、ネットワークの状態を確認します。

 一つ目は問題なかったので2個目、“2019-01 x86ベースシステム用Windows 7向けセキュリティマンスリー品質ロールアップ(KB4480970)”(146.8MB)に進むと、見事にドッカーン!!
 朝と同じ状態に陥りました。もちろん復元します。

 後から確かめてみると、ネット上にはすでに同じ症状のトラブルが報告されていました。今朝、日本中のあちこちで、「ナシテ?!」という声が響いていたんだろうなぁ...。

 個人的にはまぁ、元通りに使えるようになったから、いいんだけど。



1月8日(火) 長生きしたかったら、早めに退職した方が良いかも?! ──センセイの高血圧の原因は...──

 一昨日お伝えするつもりだったネタです。悪しからず。

 センセイは2年半前、高血圧であることを自覚しました。

 それ以降、「キンエン生活」を続けており、状況は改善されたように感じているのですが、それでも毎春の検診で問題を指摘されていました。同級生のかかりつけ医と相談した結果は、「しばらく様子を見ましょう」。
 好意的に考えれば、さほど重症ではないのです。

 ただしぼんやりと「見る」だけでは説得力がないし、原因もわからないままなので、昨年6月下旬(左端)から朝晩、きちんと血圧を測定し続けています。それが下のグラフ。もちろん横軸は時間軸で、去年7月から今年1月までの月初めに目盛りをつけました。
 縦軸は血圧(リニアですが、原点は0mmHgではありません)。それが一人歩きして誤解や心配を招くことは避けたいので、数値は省略してあります。

 2群4本の線が見えますが、上は収縮期血圧(夜:青色、朝:赤色)、下が拡張期血圧(夜:緑色、朝:紫色)。

 測定し忘れたのは1回だけ。定期的に現れる空白は、帰宅や出張などの際、血圧計を持参しなかった場合──例えば9月上旬は北海道出張──です。
 さて、ここから何を読み取ることができるのでしょう。

 6月に受診した際、かかりつけ医からは「(血圧は、暑い)今は低いけど、(寒い)冬になると高くなるからね」と言われていたのです。グラフは左から夏、秋、そして冬と概ね三等分されます。
 全体としては確かに、左側より右側の方が高め。

 でもその差は、予想していたほどではありませんでした。下段の拡張期血圧(いわゆる「下」あるいは「最低血圧」)よりも、上段の拡張期血圧(「上」/「最高血圧」)の方が変動しています。
 また上下ともに、朝よりも夜の変動が大きい。

 ちなみに、10月中旬(16日)の夜に非常に低い値を記録していますが、これは研究会に続いてアルコール入りの情報交換会を持ったためです。同様に、シャワー後のデータがごく僅か含まれていますが、これも低めに出ます。
 これ以外はほぼ同一の条件で測定しています。

 ここから先は、グラフに書かれていないことを含めてになりますが、軽い高血圧の主原因はたぶん加齢、つまり老化。血管その他がくたびれてきいているので、血圧を少し高くする必要があるのです。
 詳細はご紹介しませんが、昔流布されていた年齢と正常な最高血圧の関係を当てはめると問題ないレベルです。

 塩分の過剰摂取については、測定を始めた段階ですでに「キンエン生活」を続けていたので、影響は不明です。それ以外に収縮期血圧変動の理由を考えると、思い浮かぶのは二つ。まずはストレスあるいは緊張。
 キンエン生活開始3か月後、かかりつけの病院で測定したところ、血圧は低く、しかも安定していました。

 その時は塩分削減の効果だと思ったのですが今考えると、単純な理由ではなく、慣れ親しんだ環境でストレスがなかったからなのかもしれません。でも社会人が働いていれば、ストレスはいくらでもあります。
 記憶とグラフ、特に夜の収縮期血圧を重ね合わせると、見事なまでに一致します。

 お気づきかどうか、空白期間後の収縮期血圧はかなり高いにもかかわらず、拡張期血圧は低い傾向があります。これはたいてい、自宅から金沢へ車で移動した時。自分ではあまり意識していないのですが、片道240kmの運転はやはり、かなり緊張を強いられているらしい。
 BMWだから続けられている遠距離通勤ですが...。

 8月下旬および12月下旬は自宅に滞在しました。もちろんいろいろな仕事をしていたのですが、それでも大学での執務とは異なります。この期間、特に12月の血圧の低下ぶりは見事なものです。う〜ん、これって、仕事をしなければ血圧は下がるってことかぁ?
 そしてもう一つ。これは血圧計を持ち出して始めて気づいたこと。

 8月上旬は収縮期・拡張期血圧ともにかなり高く、ここだけ凸のような格好になっています。この時期は前任校で集中講義を行っていました。慣れ親しんだ大学だし、教える内容はセンセイ本来の専門。だから緊張とは無縁に思えるのですが...。
 考えられる原因は、睡眠の質と量。

 宿泊したホテルは今風の、しかも良く知っている定宿ですが、残念ながら十分に休息できなかったようです。

 そこで睡眠に注目すると、妙に納得してしまう日があります。12月中旬(14日)の朝の最高血圧が突出しているのです。その日は未明に2階に住む女性の物音で起こされました。ふだんは静かな方なのですが。
 眠れなかったので、血圧を測ったところ、非常に高い最高血圧が記録されました。

 同じように、変な夢を見てそのまま起きた時は、前の晩よりも高い値を記録してしまいます。やっぱり睡眠は大切なんだぁ...と意識してちゃんと眠るようにすると、面白いように血圧が下がりました。
 これも12月下旬の、他とは異なるカーブ。

 ......早く退職して、新進気鋭の後進に道を譲れ、ということなんでしょうか。



1月7日(月) 1年の始まりは、北陸新幹線!!(まだ今年は乗ってないけど...)

 金沢工大は今日から授業と一般業務を再開。

 でも2週間弱の冬休みが終わったばかりだし、年初はいろいろなことをリセットしなければならないので、昨日のセンセイに似て、みんな動きがちょっとイマイチ。
 そういうセンセイ自身も偉そうなことは言えないのですが。

 片づけものをしていて、書棚に吊しておいたカレンダーの表紙を剥がしていないことに気づきました。それが写真。JR東日本が制作した非売品です。
 家人が関係者から譲り受けたもの。

 表紙は復元されて立派になった東京駅の様子なのですが、それを捲(めく/まく)った1月はご覧のように北陸新幹線。列車はJR西日本との共同運行ですが、写真は東日本区間、安中榛名─軽井沢間で撮影されています。
 日出との組み合わせといい、確かに上手な写真だ。

 この調子で、月毎(ごと)に綺麗な映像が続くのですが、登場するのは新幹線や「TRAIN SUITE 四季島」など、JR東日本を代表する列車ばかり。
 そりゃ、そうでしょう。

 個人的にはもっと渋い列車や、ローカル線の美しさを再発見できるような写真だと嬉しいんだけれど...。(それなら絶対購入すると思う)。

 ちなみにセンセイは明々後日、日帰り出張で北陸新幹線に乗車します。



1月6日(日) 久しぶりに歩いてみたら、大学近辺の様子が少し変わっていた

 予定を変更してお伝えします。

 今日は日曜日。昨日のうちに自宅へ戻ることも可能ではあるのですが、お伝えしたように車がない。というわけで今日は金沢に留まりました。でも、お察しの通り最大の理由は、仕事が溜まっているから。というわけで、午前中に「ご出勤」。
 正確に言うと、出勤ではないのですが。

 天気は曇りで、時々雪が舞う程度。だから自転車を使っても良かったのですが、今日の気分は徒歩。しかも身体を動かすにはちょうど良い気温です。
 歩くこと、そのものが楽しい。

 学生諸君にとってはまだ冬休み中なので大学食堂は営業していません。お昼前、お弁当を求めて外出したのですが、ついでに大学の西側を少し歩いてみることにしました。
 これが結構、予想外。

 学生街に“Pocha”という名の韓国居酒屋のお店がオープンしていたかと思えば、向かいのそれなりに知られていた(らしい)洋風居酒屋が閉店していたり。
 ふ〜ん、と思いながら、写真右端の「ほっかほっか亭」到着。

 まだ早い時間だったので、お客はセンセイ一人だけ。ちょっと迷ったのですが、「アジのり弁当」がイマイチだったので、同価格の「のり弁当」にします。
 お店を出て、大学に向かって歩き始めると...あれっ?!

 隣の、一度だけ入ったことがある「厨彩Yumeji つばき店」の前に、開店を祝う花環が掲げられていました。つい先日まで営業していたのですが、お店が替わったようです。
 真新しい看板には「ほろよい こうちゃん」。

 「2019年1月2日(水)OPEN」とあります。先週の水曜日ですが、なぜこの日なんだろう。お正月で漁師さんも魚市場もお休みなのに。お店の人はまだ出勤していないようです。
 入口の前には魚介類と野菜の箱が置いてありました。

 このお店にご縁があるのかなぁーと考えながら歩いていたセンセイ、目に入ったのは行列。「チャンカレ」こと「カレーのチャンピオン」の店頭です。時刻を確かめると11時の開店直前。
 金沢の人にとって、「チャンカレ」は欠かせないごちそうなんだろうなぁ。

 研究室に戻って仕事を再開したのですが、残念ながらこちらは、予定していたようには進みませんでした。先が、思いやられます。
 トホホ。

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