2020年11月14日更新(2020年11月22日ページ移動)

──2020年11月第2週のニュース──

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11月14日(土) 大型トラックやオバちゃんの車の次は... ──猿は我が子を谷に落とす?! ──

 正確には、無理な追い越しをする大型トラックとオバさんが運転するオレンジ色の車、そして同じく、オバさんが運転する黒い車に続いて、ですね。

 今回、直前を横切ったのは自動車ではなく、小猿。写真はその時のドライブレコーダーの映像(原寸)。こちらの接近に驚いてやや減速し、こちらを振り向いた瞬間。お互いの目と目はしっかりと合っています。
 ここは糸魚川市外波
(となみ)

 富山県から新潟県に入り、天下の険として有名な親不知(おやしらず)および親不知観光ホテルがある市振(いちぶり)過ぎたところ。急カーブが連続します。
 特にここは、道路が“U”字型に180°カーブする親不知最大の難所。

 そもそもこの地は、フォッサマグナ──“fossa magna”(ラテン語で「大きな割れ目」の意)──のど真ん中。ここは山がそのまま日本海へ沈む場所の隣にある谷です。
  古い国道8号線は、もう少し先まで進んでから“V”字型のカーブで渡っていました。現在も当時の橋が残されています。ちなみに旧道の奥にある北陸自動車道も、この場所はやはり、谷を橋で渡っています。

 たまたま旧道を知る人に直接話をお聞きする機会があったのですが、番号1桁の幹線国道にもかかわらず、大型車はすれ違いができなかったそうな。
 現在は手前に少し長い橋を架けて、カーブを緩めていますが、それでも、特に大型車には厳しいヘアピンカーブ。

 素人考えでは、“U”字型になった道路の付け根部分を橋で結べば良いような感じを持ちます。実際、最初はセンセイもそう考えたのです。でも現地を訪れるとわかりますが、実はかなりの高低差があります。
 そのため、そのまま繋ぐと相当な急傾斜に。

 普段はともかく冬場、特に凍結時は非常に危険。上り坂では登坂できず、下り坂はブレーキが効かなくなってスリップ。要するにまったく制御できなくなるため、カーブを緩めつつもそのままにしているようです。
 で、前後を大型トラックに挟まれた西村センセイ、エンジンブレーキだけで坂を下っていたのです。

 谷に架かる橋に差し掛かろうとしたその時、道路脇の構造物の陰から突然、やや小型の何か──最初は人間の子供かと思った──が飛び出しました。その直後の様子が右の写真。
 彼(?)は相当焦っています。人間なら小学校高学年か、中学生くらい。

 さすがに想定外の事態なので急ブレーキを踏むと、その音の影響か、猿はこちらを振り向きました(最初の写真)。続く「彼」の行動は予想外。
 顔を正面上方に向け、誰かの判断を仰ぐかのような表情を見せたのです。

 意外と人間らしい仕草、というのがセンセイの印象。生物学的に考えれば、しっかり遺伝子情報は繋がっている、というとなのでしょう。
 「彼」と衝突しないことはわかったので、やや安堵。

 「彼」の視線の先を追うと、おぉ、何と、ガードレール代わりのコンクリート壁の上に、もう少し大きな体躯(たいく)の別な猿(円内)が静かに佇(たたず)んでいます。(円内右側および橋の左側にある似たような形状の物体は橋の構造物)
 どうやら、家族──母親(?)──らしい。

 少なくとも現場で視認した限り、「彼女」は微動だにしませんでした。表情すら変えていないと思う。しかも、後から映像を確認したところ、何と、左側にはさらい大きな猿が悠々と歩いています。
 この猿を父親と推測することに異論を唱える人は、あまり多くないのではないかと思います。

 獅子だけでなく、「猿も我が子を谷に落とす」ということなのでしょうか。



11月13日(金) 見ている方が、ヒヤヒヤしてくる... ──デザインを過度に優先すると、後が大変──

 今日は見たままのお話。

 来週の講義で約170名の学生全員に、A3両面印刷の資料を2枚ずつ配布する必要があります。2ページの右隣が7ページという具合に、一見するとデタラメなページ順。実際、ある学生が苦情を言ってきたことがあります。
 お察しの言い方は既に気づいているはず。

 1-8、2-7、6-3、4-5ページの順で印刷しており、2枚を重ねて二つ折りにするとA4で8ページの小冊子ができるという「割り付け印刷」。“Adobe PageMaker”のような業務用ソフトだとあっという間に作業できるのです。
 でも今回は、“Adobe Acrobat Pro”を使っての手作業。

 愚痴はそれくらいにして、原版が出来上がりました。それを持って、3階にある印刷室で人数分を印刷します。人数、つまり枚数が多く、しかも両面印刷。かなり時間をかけて作業終了。
 まぁ、ここは頭を使わない単純作業なのですが。

 印刷室を出ると、目の前には2階ロビーが広がります。吹き抜けの開けた空間なので気持ちもゆったり...ではなく、冗談抜きで肝が縮みました。
 写真の光景が目に飛び込んできたからです。

 2階に移動して撮影したのが写真。長い梯子を使って天井の蛍光灯を交換しています。左側の階段状の部分はまさに、階段教室。3階から4階を使った教室の床の部分です。
 確かに空間の利用方法としては効率的。また(狭義の)デザイン的にも優れているということになるのでしょう。

 でも使い勝手やメンテナンス、つまり安全性やコストなど要素を含めた広い意味での「デザイン」という観点からだと評価は一変すると思う。
 一般論ですが、建築家は利用者が開放感を味わうことができる吹き抜け構造を好むそうです。

 でも維持する側からすると冷暖房の効率やコスト、高所での作業などが大変。前者を解決するために、外気をシャットアウトする回転ドアを設置する例も。しかも外国製のそれと違って、回転ドアはどんどん重くなり...。
 つまり非常時にも、簡単には止まらない。

 2004年に「六本木ヒルズ」で発生し、男子児童が死亡した回転ドア事故の原因です。

 それより何より、見ている方がヒヤヒヤしてくる。



11月12日(木) 続く開店ラッシュ ──「ラーメン横町 スター軒」が本日、「二代目つけ蔵 TSUKEZO」跡にオープンしました──

 ある意味、昨日の続き。写真は昨晩、帰宅時に撮影したものです。

 昨日は仕事が片づかず、いつもより遅めの帰宅。残念ながらスーパーからめぼしい食材が切れていたほど。ちょっとだけ寄り道します。ここにはかつて、石川県と富山県に店舗を展開し、地域では一番有名なレコード店「ヤマチク」本部だった建物。
 目立たない、倉庫のような建物でした。

 売り場の店員さんたちは音楽を愛していて、センセイも何度か本当にお世話になったのですが、その「ヤマチク」、ファイル配信やネット販売など時代の波に取り残され、2009年に廃業。本部跡は空き家に。
 翌年、かなり改装した後、ここは「豚骨らーめん 二代目つけ蔵 TSUKEZO」としてオープンしました。

 すぐ近くにある有名なラーメン店グループに属し、その「つけ麺専門部門」という位置づけだったようです。センセイも数年前まで、数回入ったことがあります。
 現在はキンエン生活中なので、麺類を一切食しませんが。

 「味の調整」と称して何度か短期間の休業はあったのですが、固定客も多く、それなりに繁盛していました。順風満帆かと思われたのですが昨年、突然、看板が変わってしまいました。
 新しいお店は「
二郎系つけ麺 凪(なぎ)」。

 店名に、グループのお店が必ず持つ「蔵」の文字が含まれていません。グループとの関係悪化が予想されます。しかも、伝え聞くところによると、元のグループがつけ麺を取り扱い始めたとのこと。
 その影響もあってか「凪」は今夏、予告なしの休業後に閉店してしまいました。

 カウンターの上に割り箸や醤油、取り皿などがそのまま残されていました。正直なところ、夜逃げ状態。いろいろな意味で、恰幅のいいご主人は相当厳しい状況に追い込まれていたようです。
 先月、少しだけ変化が。

 内部がある程度片づけられたのです。先週から動きは加速。営業再開は近いんだろうなぁと予想されました。先日、「ラーメン横町 スター軒」と書かれた新しい看板が掲げられました。そして昨晩、開店準備は佳境に。
 営業を始めたのかと思ったのですが、小さな立て看板には「11月12日(木)オープン」...って、まさに今日。

 道路の反対側、通行の邪魔にならない場所に自転車を止め、カメラを構えたその時、ご主人と思(おぼ)しき男性が店から出てきました。つまり「凪」の経営者ではありません。ご主人は玄関ドアや掲示類を布で掃除しています。
 彼の覚悟と気持ちの高ぶりが、ひしひしと伝わってきます。

 この業界は薄利多売。どのようにお客を確保し売り上げを上げるかと同時に、支出をいかに抑えるかがポイントです。今回、ご主人は「凪」の店舗跡をほぼそのまま使う「居抜き」で初期投資を抑えたんだろうと思います。
 現在のところ、ネット上に「スター軒開店」の情報が載り始めています。

 当たり前ですが、センセイはサラリーマンなので、今日はずっと大学で講義その他をしていました。昼のお店の様子は見ていません。気になって勤務を終えてからお店の前を通ると、“L”字型のカウンター席はすべて埋まっていました。
 ただし、店内およびお店の外で順番を待っているお客さんはいませんでした。

 キンエン生活中のセンセイが「スター軒」に入ることはないと思いますが、お店の様子には注意を払いたいと思います。

 というわけで金沢工大近辺は、新型コロナウイルス禍の中でも新規出店ラッシュ。実は今日、新しい動きがあったのですが...続きは近日中に。



11月11日(水) 大学脇の「ソレスト」・「ヒトタス」跡が、「日建学院 KIT前教室」として用いられるようです

 今日は見たまま、そしてタイトル通りの金沢工大近辺ネタです。

 一昨日と今日、お弁当を買い求めて「ほっかほっか亭」を訪れたのですが、高橋川を越えたところにあるビルで変化がありました。1階の、理容院と台湾料理の「鬚張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)」に挟まれた場所です。 
 センセイが金沢工大へ移籍した時、ここは携帯電話の販売店だったのです。

 それが「びっくりラーメン 工大店」になったのですが数年後、運営していた吉野家の事業整理により閉店し、空室状態が数年間続きました。その後「ゼロカフェ」、そして系列の「ソレスト」・「ヒトタス」として利用されてきたのですが、こちらも今年7月に撤退
 正直なところ、どうもお店が続かない。

 どうなるんだろう。と、弁当を買うたびに注意していたのですが、1ヶ月ほど前、数台の車が止まっていました。何をしているんだろうと思ったら、室内では採寸の真っ最中。
 何かのお店になるらしい。

 事態が大きく動いたのは今週月曜日。数台の工事用車両が止まり、中で電気工事をしていました。つまりそれまでに、かなりの工事を終えていた、ということです。
 でも看板は白いままだったのです。

 写真は今日撮影したもの。工事はさらに進んでおり、看板には「日建学院」と大きく書かれています。株式会社建築資料研究社が運営する学校です。
 ここは「金沢校 KIT前教室」とのこと。店内にもその表記がありました。

 建築資料研究社は建築、建設関係を中心に事業を展開しています。金沢工大には関係する建築学部建築学科、工学部土木工学科があります。
 いずれも、関係各種資格の取得が求められる分野。

 今までは、かなり離れた場所まで通学する必要があったようです。その意味で、金沢工大生には朗報。

 しばらくは教室の様子を見たいと思います。冷やかしのつもりではありませんので、誤解なきよう。



11月10日(火) あるけど、ない ──ニトリ柏崎店を初めて訪れました──

 週末のお話。

 自宅に戻ると、社会人の娘が約1年ぶりに一時帰省していました。最初に頼まれたのは、「ニトリへ連れてって」。ナシテ?!

 理由を知らされないまま、ゲームセンター跡地に今夏オープンした「ニトリ柏崎店」を訪れました。日没前後だったので、周囲はかなり暗くなっています。柏崎店はもちろん、センセイがニトリに入るのは初めて。
 あちこちで店舗を見かけますが。

 低価格ながらそれなりの品質のものを取り扱う家具店...くらいの知識しか持ちあわせません。家人と娘は布団コーナーへ。どうやらこたつ布団が欲しいらしい。
 まぁ、確かに急に寒くなったので。

 その間を利用してセンセイは店内を探索。2階もあるのですが、買い物がすぐに終わりそうだったので1階だけをぐるっと一周しました。もちろんベッドその他の家具がある。
 近いうちに高齢の父親のためにお世話になるかも、と思いながら通り過ぎます。

 一瞥した限りでは一般家庭用のベッドばかりで、介護用のものを確認することはできませんでした(あるのかもしれないけど)。

 ちょっと予想外だったのが、食器や調理器具など家具以外のものも豊富なこと。壊してしまって買おうかどうか迷っている──この状態で2年くらい経過した──フライパンは、何十種類もぶら下がっています。
 食器もたくさん並んでいるのですが、品揃えに共通する点が。

 いずれもデザインがシンプルなのです。ちゃんとよく見たわけではないのですが、使い勝手もそれなりのようです。店内の、そして品揃えの雰囲気、どこかで経験したことがあるような...。
 思い出したのは、まずユニクロ。そして無印良品。お店のコンセプトも似ている。

 西村センセイ実は、卓上の電波時計を探しているのです。もちろんたくさん売っていますが、小型でカレンダーを表示できるものが欲しい。日付や曜日だけを表示するのではなく、表形式(?)のものです。
 20年くらい使っていたものが壊れてしまったのです。

 で、壁掛け時計も卓上のものも並んでいました。ブランドのないものばかりですが、基本的にはシンプルなデザインで好感が持てます。価格も手ごろ。でもセンセイが求めているようなものはありませんでした。
 点数をつけるなら70点、80点のものはたくさんあるのです。

 でも、心をギュッと鷲掴みにされたり、逆に嫌悪感の中に独特の存在感を示すような個性豊かなものはない。というか、明らかに排除されています。もちろん、それはそれでわかるつもり。商売なので。
 良く考えてみると、これがこの国の今の状態なんだろうなぁ。

 でも、アメリカやヨーロッパは違いますよ。ホントに。



11月9日(月) 西村センセイ、信号を無視して突っ込んできた車に進路を阻まれる

 というわけで、昨日の続き。実は一時、非常に危険な状況に陥ったのです。

 国道359号線で富山市から砺波市に入り、事故現場を通過した西村センセイ、このまま進むと砺波市中心部に入ります。砺波は小さな街ですが、市街地はそれなりに交通量が多い。しかも車線の数がかなり頻繁に変わります。
 要するに、市街地には入りたくない。

 そこで中心部の南側をぐるっと迂回するというのがセンセイのルート。東野尻駅脇の更新された踏切を渡り、県道20号線(砺波福光線:写真手前)を越えて、すぐ奥にある国道(写真奥の道路案内が示す道路)を左折するつもり。
 奥の国道は1車線ですが、手前の県道は中央分離帯付の立派な2車線。こちらの方が交通量は多いのです。

 踏切付近からは県道と国道の信号が良く見えます。両者は連携していません。手前県道の、こちらから見て赤信号の交差点を車が数台左から右に急いで走り抜けました。信号が替わるところらしい。
 実際、交差点に接近すると目の前の信号が、ご覧のように赤から青に替わりました。

 信号に注意しながら交差点に進入したその瞬間、何と、左から写真の車が突っ込んできました。赤信号を強引に右折しようというのです。即座に身体が反応してブレーキを踏み込み、BMWは前のめりに。
 センセイは左手をギヤレバーの上に置いていたので、その瞬間にクラクションを鳴らす等の警告行為はできませんでした。
(プライバシー保護のため一部加工)

 衝突は避けられないかもしれない。客観的には死亡事故にならないでしょうが、お互いの負傷と車両の損傷は不可避。本当に面倒なことになるし、こちらには代わりとなる車がない...
 ごく僅かな間の後、相手ドライバーがこちらを視認。つまりその瞬間まで、こちらには気づいていなかった...。

 運転手は女性。年齢は60歳代。白い顎マスクをして、大きな花柄の服を着ていました。

 車を止めるか...と思ったのですが、少し減速し、やや左ハンドルを切った後、センセイの目の前をヨボヨボと通り過ぎました。この間、彼女の表情は変わらず。
 もちろん謝るような表情は一切ありませんでした。たぶん、一種の放心状態だったんだろうと思います。

 客観的には、僥倖(ぎょうこう)と言うしかない。

 もしセンセイが減速せずに衝突していたら、彼女の車の側面に衝突します。それだけを見たら、まるでこちらに非があるかのよう。
 ドライブレコーダーを確認するとわかりますが、客観的には数台の車が信号で停車──赤信号なので当たり前──しており、目撃者が証言してくださるでしょうが。

 ただしこの状況でも、お互いの過失は100%対0%にはなりません。

 録画を確認すると、センセイが気づく前に相手は交差点に進入しています(もちろん相手方は完全な赤信号)。センセイは目の前の青信号を注視しているので、左から迫る彼女の車に気づくのが遅れています。
 それで責められるのなら、あまりに理不尽ですが。

 残念ながら、彼女は運転が上手ではありません。お気づきかと思いますが、右折の際に車が交差点内側に寄っています。運転する者としてその気持ちはわかるのですが、これは彼女の運転技術が劣ることを示しています。
 少なくとも自動車の運転に関する限り、一事が万事、この調子なのでしょう。

 冗談抜きで、勘弁してほしい。



11月8日(日) 重大事故多発道路にて ──移動式オービスはやはり、無人運用が可能です──

 いつも通り、金沢へ移動しました。

 無事に到着していますが、実は今日、途中でヒヤッとさせられたのです。ただし、それをお伝えする前に関連するお話を。

 数日前、富山県砺波市内の国道359号線でスポーツカーと軽自動車の正面衝突事故が発生しました。前者は衝撃で炎上し、残念ながら運転手は死亡。軽自動車の運転手も骨折の大怪我を負いました。
 西村センセイ、事故が起きた場所に覚えが。

 というより良く知っている場所です。何故なら、今日を含めて毎週通っている場所なので。国道国道359号線は富山市(婦中町)と砺波(となみ)市を結ぶ道路。
 山間部を切り開いた新しい道路──かつての様子は知らない──で、とても走りやすい。

 片側1車線なのですが市の境界付近にある峠まで、それぞれ非常に長い登坂車線が設けられています。上り坂に関しては、片側2車線のようなもの。
 だから中にはかなり飛ばす人もいます。今日も白いベンツに追いかけられました。

 この国道359号線、速度違反取締り重点路線なのですが、実際の検挙は難しい。古い道路ならちょっとした物陰に速度探知機を置き、警官がその背後に確保されたスペースへ違反車両を引き込むのです。
 でも新しい道路はそのような余地がありません。だから従来の方法では取締りが難しいのです。

 こういう時こそ移動式オービスの出番。帰宅時、同じ場所で再びシステムを見かけたのですが、何と、周囲には警察車両はなく、人影すら見当たりません。
 測定装置の脇には、本体他(バッテリー?)と推測される箱状のものが置かれているだけ。

 聞いていた通り、移動式オービスは無人運用が可能だったんですね。これなら目立たない。

 富山方向(写真奥)からだと見落としたり、案内板の下に設置されている何かの機器の箱と見間違えてしまう可能性が高いと思います。実際、今日もかなり接近するまで何が置かれているのか良くわかりませんでした。
 もちろん違反はもちろん、何ら問題を起こしていないのですが。

 やれやれ、と思って砺波市中心部に近づいた時...。(続く)

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