2020年1月18日更新(2020年1月26日ページ移動)
■1月18日(土) 西村センセイ、眠っていたMacを起こす。それも2台...
国民的行事初日。例によって、そちらへのコメントはありません。
お伝えしたように、Windows 7のサポート終了と学内ネットワーク接続禁止令に合わせて、大学で使用する可能性のあるMacBook Proを交替させました。これまでは8年半前に購入したMacBook Pro(2011)を、ストレージを1TBのSSDに換装して使用。
HDDの時はやや不安定な症状を示すこともあったのですが、換装後は絶好調でした。SSDの容量は十分だし、Windows ──7だけでなく、エミュレーターによる古いWindowsを含む──もMac OSも、そして旧Mac OSすら実用。要するに、これ1台で何でも可能。
現在も、その動作にまったく問題ない(一部例外を除く)のですが、大学のネットワークに繋ぐことができないのなら、仕事になりません。私物で仕事をするのが適切かという問題はあるのですが...。
もちろんこの日が来ることは知っていました。だからこそ、私費で薄型MacBook Pro(Retina)を購入したのです。でも残念ながら、これが見事にハズレ。今まで買い求めたMacの中で、最もダメなマシンでした。高かったのに...。
というわけで急遽、旧型MacBook Proを買い求めました。こちらにはすでにWindows 10はインストール済。今回、再度OSのバージョンアップなど再整備して、最低限の仕事ができるようにしました。今のところ順調に動作しています。
しかし残された課題が。11年前に購入したMacBook (White)です。主力機として2年半活躍しましたが、HDDのトラブルをきっかけに、主力機の座をMacBook Proに譲りました。
しかしMacBook(White)も、SSD換装後はまったく問題を起こしませんでした。そこで、十分な性能とそのタフなボディを生かして、ここ数年間、授業で使用するマシンとして活躍してきました。本当にタフ、というのが印象。
MacBook(White)は、必ずしも大学のネットワークに接続する必要はありません。USBメモリその他メディアを使えば、ファイルのコピーは可能。それにそもそも、マシン同志をEthernetで繋げば、ファイル共有できるはずなのです。
実機で確認したわけではありませんが。でもこの機会に、昨年購入したMacBook Pro(2018)(SSD、2TB!!)を取り出し、OSだけでなくアプリケーションも整備しました。写真は学内ネットワークでOutlook 2016を使用しているところ。確かに高性能。
そして軽い。されどインターフェースと、キーボードの使い勝手の問題が残されています。常に「ハブ」と呼ばれるアダプターを持ち運ぶ必要があり、主力機の座は難しいと思う。でもこれで、センセイの講義の様子が、かなり変わると思う。
ちなみに、センセイの研究室では、もう1台のMacが冬眠中です。それは、G4 Cube!!
ただしこちらは、もう少し氷漬けにしておきます。超貴重品なので。
■1月17日(金) ちょっと久しぶりに自転車で出勤したら、何と、駐輪場に閉鎖予告の看板が...
今日は見たままのお話。
天気予報が良い方へ変わり、今日は1日中曇りとのこと。ビールは昨晩購入したので、今日は自転車で出勤します。先週も1日だけ自転車にしたのですが、このところ雨続きで自動車ばかり運転していたため、自転車は「ちょっと久しぶり」という感じ。
経路の関係で、裏門からキャンパスに入ります。センター試験前日で授業はないため、大学近辺そして構内は閑散としています...あれっ?!
裏門から校舎脇まで写真奥のような駐輪場が設置されています。かなりの広さ。当たり前ですが、センセイは研究室のある建物の出入口に一番近い設備を利用します。構内に入ったら、駐輪場のあちこちに写真の看板が。
まず目に飛び込んできたのが朱書された「閉鎖のお知らせ」。
閉鎖なんて、物騒。それに、駐輪場を廃止されると困る...。自転車を片づけてから撮影したのが写真。説明によると駐輪場を廃止するのではなく、3月のみ閉鎖するというのです。
少々解説を。駐輪場の主たる利用者は学生。多くは高校時代に乗っていた自転車──各校のカラフルなシールが貼られている──を持ち込み、4年間利用します。
もちろん入学後に購入する学生もいますが。問題は、彼ら彼女らが卒業する時。自転車を実家や赴任先へ持ち込むには手間とお金がかかります。高校からだと7年間乗っているので、かなり古びているし。
で、残念ながら、卒業記念(?)に自転車を大学の駐輪場に残す者が少なくないのです。そこで毎年3月に、使われていない自転車を撤去する旨を予告し、駐輪場内の一角にそれらを一定期間集めます。何らかの理由で一時的に使われていないのなら、その区画から持ち出せば良いのです。
ざっと1ヶ月経過してから、明らかに放棄された自転車のみ処分します。どうやら、今年から使用/不使用の自転車を明確に区別し、「疑わしい物は全て撤去する」こととしたらしい。もちろん、わからないではない。でも今回のこの措置は明らかに、学生が対象です。
センセイら自転車を利用している一部教職員のことは念頭にないらしい。う〜ん、どうしよう。
■1月16日(木) ついには、こんな学生まで... ──北陸地方の平地は無雪状態が続いています──
学生が何か問題行動を起こした...などというわけではありませんので、ご安心を。
天気予報によると、今日の金沢の降水確率は10〜20%。起床してカーテンの隙間から外を確かめると、雲一つありません。さて、どうしよう...。
自転車で出勤するか、自動車にするか。夕方には雨が降り出すとのこと──実際、その通りになった──だったのと、ビールの空き瓶が1ケース分溜まったので、今日は自動車にしました。
前回、強い雨の中でビールのケースを出し入れし、酷い目に遭ったからです。今日は午前中に授業。期末試験です。無事に試験を終え、たまたま窓の外を見る予想外の光景が。中庭の一角で、男子学生が寝ころんでいるのです。
暖冬とはいえ、戸外はまだかなり寒いのに...。今週末はセンター試験。その翌日、20日(月)は旧暦の「大寒」。1年で最も寒いとされる時期です。ただし今年は、日本付近では偏西風が北へ移動しているため、記録的な暖冬。
一昨年の大雪(たとえばこちら)が嘘のようです。ただし、その代わり寒気は北米大陸を覆っているので、カナダやアメリカは相当冷えているはず。
どうやら、この状態がもうしばらく続きそうです。
■1月15日(水) 大雪が降り損(そこ)ねた日 ──「矢印」はここから始まっていた──
アパートの壁に打ちつける雨の音で目覚めました。未明から強い降りになっているのです。
「ドカ雪」とまではいかないかもしれませんが、いつものこの季節なら間違いなく大雪となる降り方。ただし今季は例年より3℃くらい気温が高い状態が続いているので雪ではなく、雨。ほんの僅かの差なんだけど、その違いは大きい。
小降りになった頃合いを見て、ご出勤。
午前中、雨は小康状態だったのですが、所用で別棟に行こうとすると、雨。傘が必要な降り方だったので、遠回りになりますが、建物と連絡橋を使って移動します。
...あれっ?!長い渡り廊下を歩いていた時、建物の屋根に数個の「矢印」を見つけました。そういうことだったのね...。
雨が降っていると良くわからないので午後の講義が始まる直前、雨が止んでいる時に撮影したのが写真。中央から右にかけての建物は旧「夢考房26」。
一部二階建てで、現在「チャレンジ・ラボ」として用いられています。写真右側に2階の引き戸があり、そこからまず左側へ、そして奥へ矢印が引かれています。状況が良くなかったのですが、少なくとも円内2カ所に矢印が存在します。
そしてオレンジ色の帯が引かれた箱には、「避難はしご」。お察しの通り、矢印の先には以前ご紹介した「避難はしご設置場所」。
「チャレンジ・ラボ」2階へ続く階段は建物中央部に一カ所あるだけ。つまり、火災発生等の非常時には、階段を使っての避難が難しくなる可能性があります。だから万一の際に2階に居合わせた者は、ドアから屋根づたいに待避。
ただし避難はしごを忘れずに、というわけです。「夢考房26」だった時は、建物内に電気や動力を使う機械、そして油や木材など可燃物が多数存在しました。正直なところ、その時の名残(なごり)だと思うのですが、万一の際への備えが重要であることは変わらない。
こういうところが工科系大学の強みなんだろうなぁーと思います。ただし何回も避難訓練を経験していますが、避難はしごを使った訓練は未体験です。
■1月14日(火) 滑り込み、セーフ... ──Windows 7のサポート終了に、かろうじて間に合いました──
今日は予定を変更してお伝えします。タイトル通り、そして見たままのお話。
今朝は早めにご出勤。職員の執務時刻になったので、パソコンやネットワークの管理をしている部署に電話を掛けます。もちろん、昨日お伝えしたメールソフトの不具合。最初の対応は正直なところ、「文系の先生はパソコンのことをおわかりで...」という感じ。
まぁ、しかたない。でも公開されているインストールマニュアルに基づき、大学のアカウントを使用するために必要な詳細設定画面が表示されないことを伝えると、雰囲気が一変。別棟ではあるものの、距離的に近い場所。
もちろん即座に、実機を持ち込むことに。
立ち上げている──Windows 10はすぐに起動する──間、事務室内の様子を見せていただくと、あちこちと電話で連絡しています。どうやらセンセイの同類は多いらしい。
もちろん今回のメールソフトの問題ではないのでしょうが。右の写真は問題のOutlook 2016で、新しいアカウントを追加する場面。ボタンをクリックすると最低限の情報を入力するだけで次の画面へ移行します。
ただしその際、「詳細オプション」で手動設定を選択します。然るに、どうしても詳細設定の画面が表示されません。関係者も初めて見る現象だそうで、事務室内はちょっとした騒ぎに。大学で包括契約しているソフトなら問題ないようですが、今回のMacBook Proは私物。
インストールしたのはOffice 2016の最新版です。さらに詳しい方が出てくださって、いろいろ確かめます。やはり細かくバージョンアップしているらしく、インターフェースもかなり変更されているそうです。
別な画面から詳細設定を表示するようにしても、肝心の画面に至らない。
ついにメールソフトのみ所有するOffice 2013をインストールしようかと考え始めた時、その詳しい方が手作業でコマンドを入力しました(その方法は省略)。
至ったのは、スタートボタンから「すべてのアプリ」→「Windows システムツール」内の「コントロールパネル」。ここに“Mail(Microsoft Outlook 2016) ”というコントロールパネルがあります。それを開いて「電子メールアカウント...」を開くと、先ほど見たの画面。
でもここからだと、何度も失敗した詳細設定画面を開くことができるのです。後はわかるので、お礼を述べて退室し、研究室内で詳細を設定します。もちろん問題なく使用可能になりました。やれやれ。
良かれと思って改良するのはわかるけどWindows 10、少なくとも使い勝手は悪くなる一方。10も初期のバージョンはスタートボタンから右クリックですぐにコントロールパネルを選択できたのです。
でも現在は、すぐにはたどり着けない。2枚目の写真の右端、茶色っぽい色が見えると思いますが、これはデスクトップ。センセイはすべてのパソコンをグレーにして、機器による色の差異を最小限に抑えています。でもこのMacBook Proはは安い液晶画面を使っているようで、全体的にかなり青緑色。
また場所によって色がかなり異なります。そこで「色の管理」からできるだけグレーに見えるように調整しているのですが、逆に、コンピュータ上のデスクトップはこんな色になってしまうのです。で、「色の調整」もコントロールパネルの一つ。
これも、知らないと調整できない...。でもまぁ今回は、プロの適切な助言を得ることができた──深謝──こと、そしてぎりぎりながら、サポート終了までに間に合ったことを言祝(ことほ)ぐことにしましょう。
う〜ん、センセイの人生は、この繰り返しだ...。
■1月13日(月:祝日) 鞄が、重い... ──アプリケーション整備に深刻なトラブル発生!!
──
気分が沈んでそう感じるのではなく、実際に鞄が重いのです。
お伝えしたように、Windows 7からWindows 10へのデータ移行は順調に完了。続いてアプリケーションの整備に入ったのですが、なぜか一部ソフトで不具合が発生したのと、一部のディスクを大学に置き忘れていたため、こちらは未完成。
今朝はこの状態で自宅を出発。天気は不安定で、時々霙も混じりました。また場所によって雨が激しく降り、道路上の水たまりで軽く後輪がスリップ。あらかじめ予想して減速していたため、事故に繋がるようなことはなかったのですが。
これから雪が降ると、もっとずっと注意する必要があります。途中、少し寄り道をしたこともあり、いつもより20分ほど余計にかけて金沢到着。少しだけ休んでから大学へご出勤。アプリケーションの整備を再開します。ソフトウェアの大半は、これまで使用していたものの再インストール。
初期設定ファイルが残っている場合は楽勝だし、そうでなくでもこれまでのマシンに設定の記録が残っています。実際、このサイトは今日から、新しいWindows 10マシンから更新しています。
されど問題が二つ。一つはあらかじめわかっていたことで、整理済のファイルは移行できても、メールに添付されたままのファイルは移行できていません。だからしばらく、ACアダプターとともに、2台のMacBook Proを鞄に詰めて持ち運ぶ必要があります。
だから、鞄が重い。もう一つは予想外。自宅でOffice 2016を整備していたのですが、どうしてもメールソフトを設定できないのです。個人的なアカウントは簡単に設定を終えたのですが、大学のアカウントがどうしても繋がらない...。
学外から仮想環境を使って学内イントラ網に入った状況下でも、です。仮想環境だからと自分に言い聞かせてその時は諦め、大学で設定を再開したのですが...できない!!
大学のメール環境はやや特殊な部分があって、基本設定を終えた後に詳細を調整する必要があります。でもセンセイが購入したOutlook 2016(正規品)では詳細設定画面が表示されないのです。
困った...。メールは溜まる一方なので、明日の朝イチに関係部署に対応策を教えていただくことにします。それでも解決しなかったらOutlookのみ、未使用のちょっと古いバージョン──なぜかそんなものも持っている──を使用するつもり。
Windows 7のサポート終了が終了する明日中に何とかしなければ。
で、今日の写真は「かけそば つかだ」で撮影した、「天玉中か」(320円)。
念のための確認になりますが、「かけ中か」──ただし券売機の表記は「中華」──に玉葱だけの天ぷらと生卵が入ったものです。
今朝、金沢へ移動する途中で、早い昼食を取るつもりで立ち寄ったのです。9時過ぎに到着したのですが、駐車場には多くの車。しかも次々と入れ替わります。直江津のソウル・フードだということが良くわかります。
すでに「天玉うどん」と「カレーライス」を頂いているので、これで蕎麦とおにぎり以外のメニューをひとまず試したことになります。今日改めて確認したことと、初めて気づいたことが。まず普通盛りであるにもかかわらず、かなりのボリューム。一杯頂いただけで、かなりの満足感があります。
そして天ぷらが入ると、出汁の甘みが際立ちます。これは「かけ中か」では目立たなかったこと。「つかだ」はやはり、「天ぷら中か」ないしは「天玉中か」が人気。そして一番美味しい。
ただし気をつけなくてはならないことも。いくら出汁を甘く感じても、かなりの塩分が含まれていることは事実。もちろん味見をする時以外は出汁は飲まず、可能な限り残しているのです。
とても美味しいのですが...。問題はここからで、麺を頂いていると、麺に出汁がどんどん染み込んでいくのがわかります。つまり塩分がどんどん麺に吸い込まれていく...。この影響か、ソフトの設定が上手くいかなかったストレスのためか、今夕の血圧は久しぶりに少し高め。
う〜ん。これで主要メニューを一巡したこともあり、やはりキンエン生活を続けるために、塩分(Na+)については、できるだけ節制しようと反省しているセンセイなのでした。
■1月12日(日) データの移行は、大変だ... ──Windows 7サポート終了が目前に──
Windows 7のサポート終了が目前に迫っています。
お伝えしたように同日以降、金沢工大ではWindows 7マシンの学内ネットワークへの接続が禁止されます。つまりセンセイは、少なくとも大学では主力マシンを変更し、あわせて、各種データを移行する必要があります。
これが本当に大変な作業。パソコンの整備も大変ですが、加えてデータの移行は一気に行う必要があります。少しずつだと、確実に混乱し、データが行方不明になります。もともとは冬休みを利用して作業するつもりだったのです。
でもお伝えしたように、昨年末から年始は風邪をひいてしまったので、作業はまったく捗りませんでした。そこで今回の個人的4連休──ただし、実際は昨日と今日だけがお休み──を利用して、データの移行作業を最優先課題として、作業を一気に進めることにしました。アプリケーションの整備は後回し。
しばらくは入学試験が続き、出張など特別な環境に置かれることがありません。
出張時などはMacBook Pro(Windows 7)だけで新旧Mac OSを駆使しながら仕事(や、このサイトの更新)をするのですが、当面はメールやOfficeが使えれば何とかなる。
バックアップの機材も揃っているし。というわけで、実家から戻った昨日午後、データの移行作業を開始しました。
MacとWindowsではファイルやフォルダの日付管理が異なっており、間違いを防ぐためと、センセイはWindows上でMacのファイル──ファイル構造が異なる──を管理しているため、ネットワーク環境下でデータを移行する方法がベスト。
もちろんすでに、相互に接続できるようにシステムを設定済です。最初はG4 Cubeでサイトを更新しながら、CPUの能力に余力のあるWindows 7側から10へデータを送信。その時の転送速度は5MB/s程度。個人的には、まぁ、こんなものかな、という感じ。
コピー作業は続いていましたが、サイトの更新を終えたので、Windows 10から7へファイルを送信するように求めます。つまり双方向でデータのやり取り。写真はその時のものなのですが、この時の転送速度は約10MB/s。逆方向の倍くらいです。理由は良くわかりませんが、以前も同じ体験をしたことがあります。
興味深かったのは、Windows 7側からのリクエストでファイルのコピーが続いていたにもかかわらず、そちらの転送速度はまったく影響を受けなかったこと。つまりネットワークそのものが持つデータ送受信の能力にはもっと余力があるのです。
う〜ん、効率を考えて行動しなければ。当初は就寝時刻には間に合わず、勝手に夜通しコピー作業を...と思っていたのですが、実際の作業は順調に進み、約65GBのデータ以降作業を数時間で終えることができました。Mac側には1桁大きいデータが搭載されています。
でもこちらは、マシンをFireWireで直結させることで、短時間で移行可能。西村センセイ、明日は金沢へ戻り、今日なかなか上手くいかなかった一部アプリケーションの整備に取り組みます。
何しろWindows 7のサポートは、来週火曜日の14日に終了してしまうので。