2021年8月14日更新(2021年8月22日ページ移動)

──2021年8月第2週のニュース──

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8月14日(土) 参加条件は、ワクチン接種 ──変則的ながら、今年は墓参ができました──

 昨日はこのページを更新できませんでした。お察しの通り、飲んだくれていたからです。

 お盆本番の昨日はまず、県内に住む姪が一人で実家へ。保育士なのですでにワクチン接種済であるとのこと。残念ながら、センセイとはちょうど行き違いのような格好になり、会うことはできませんでした。
 続いてセンセイがお昼過ぎに実家到着。

 受け入れ態勢を確認し、飲み物を冷やしてから、母親を乗せて仕出し屋へ行き、注文しておいたオードブルとお刺身を引き取ります。

 昨日の当地は終日雨。それでも土地は九州や広島のような降り方──被害が心配です──ではないので夕方、弱くなる頃合いを見計らって、両親と3人で墓参
 中央の黒っぽい3基の墓が実家および本家、分家の墓。

 蝋燭の火を仏壇に移し、先にお風呂を頂いて準備をしていると、県内に住むすぐ下の弟が到着。彼は医療従事者なので非常に早い時期にワクチンを接種済です。
 外が暗くなり、4人で夕食を始めたところで、新潟市内に住む下の弟夫婦が到着。婿入り先の墓参を済ませてからの移動ですが、割と早かったなぁ。

 兄弟が全員揃うのは本当に久しぶり。当然、いろいろな話になります。母親は今年姉を亡くしているので、「みんなが揃うのは今年が最後かも...」を連発。
 91歳と85歳、正直なところいつ何が起きてもおかしくないのですが。

 センセイは持ち込んだサッポロビールが切れたので、途中で買ってきた紙パック入りの安ワインに。アサヒのスーパードライはたくさんあるのですが、規定量以上のビールを飲むと痛風が発症する可能性が高いからです。
 普段は飲まないので、どうも適量がわからない。

 というわけでサイトを更新し損ねました。まぁ、要するに酒飲みの自己弁護なのですが。

 トホホ...。



8月12日(木) 当地は臨戦態勢。ただしコロナ感染対策ではなく、お盆を迎える準備でですが...

 今にも降り出しそうな空を見ながら、今日もお昼前に徒歩で外出。

 目的地は写真の最寄りスーパー。夜の晩酌のおつまみを買おうというのです。お酒を飲む時は、同時に良質なタンパク質を摂ることが重要なので。平日だというのに、広い駐車場はほぼ満車。
 理由は簡単。明日が旧暦のお盆だから。
(写真左奥は地域のシンボル「米(よね)山」(993m))

 当地を含めて、田舎の人間にとって「盆と正月」は絶対的な存在なのです。ただし去年のお盆と今年の正月だけは別。大半の人が政府や自治体の要請に従い、自粛しました。
 でもさすがに、2年続けては無理。

 国際的な運動会を開催し、それをお茶の間に伝えながら同時に、「ただし国民は自粛しろ」というのは通じません。ちなみに、センセイはオリンピック中継をまったく見ていません。
 センセイの関心事は、客層と買い求める商品。

 例年ならお盆の準備とともに、関東方面から大型の車でやってきた若い家族連れが、海へ繰り出すための食材や飲み物を調達すべく、カートに山積みにし。
 でも今日はほぼまったく目にすることはありませんでした。

 主たるお客さんは主婦と、高齢の夫婦。後者はまず間違いなく仏壇に供えるお花を籠に入れています。その他には、お供え用の菓子など。
 絵に描いたようなお盆の準備というわけです。

 「旅の人」──当地では、進学や就職で他地域に出ていった人をこう呼ぶ──の実際の帰省がどうなるにせよ、そしてご先祖様のためにも、受け入れ態勢だけは例年通りきちんと整えようという意志が読みとれます。
 もちろん例外なしに、きちんとマスク着用。

 されど、敢(あ)えて穿(うが)った見方をすると、自分達はすでにワクチン接種を終えているので、もう感染しないだろうという慢心(まんしん)に似た表情も。実際にはワクチン接種を終えていても感染する可能性が。
 そして何より、自分は感染、発症(/発症しても無自覚)しなくても、保菌者として未接種の人に感染させてしまう可能性があるのに。

 隣近所の様子を見ていると今回、他県からの帰省はやはり相当自粛。ただし県内なら、まぁ、OKという感じ。先月引っ越しを手伝った娘が今月から働き始めたのですが、会社として今日、明日は通常営業。
 しかしほとんどの人が有給休暇を取得するため、娘は留守番状態とのこと。

 迎え撃つ(?)お店の側も準備万端です。このお店は完全にお盆モードで適当なお刺身がなかったため、隣の店に回ったのですが、通用口側には臨時にテントを張り、西瓜など厳密な温度管理を要しない商品をプールしていました。
 田舎はかように、完全に臨戦態勢。

 帰宅してから明日の予定を確認すべく実家に電話すると、母親が興奮しまくっています。帰省する者がいるということです。

 さて、どうなる...。



8月11日(水) いよいよ秋本番。当地では、極早稲品種「葉月みのり」の収穫が始まりました

 今日は予定を変更して、見たままのお話。

 昨日は全国的に大荒れの天気。もちろん当地も例外ではありません。未明に非常に強い風が吹き、雨も激しく降りました。その代わり昨日の最高気温は29.7℃で、それまで続いていた猛暑日や真夏日から開放されました。
 今日も午前中はその名残が。

 あまり暑くなかった──今日の最高気温は27.0℃──ため窓を開けていたのですが、時々強い風とともに驟雨(しゅうう)が。書斎の窓を閉めると今度は、暑い...。今朝はこの繰り返し。それでもお昼が近くなる頃には、西の空が明るくなってきました。
 雨雲レーダーで確認すると、何とか1時間位は天気が持ちそうだったので、徒歩で外出。

 最終的な目的地は、近くのスーパー。でもちょっと用があったので今日は少し遠回り。JR信越本線(写真奥)近くの角を曲がると、あ"っ...。

 ここは非常に広い田圃。地元の、知り合いの方──拙宅の宅地もこの方から購入した──のもの。その奥に、大型のコンバインが2台見えました。
 稲刈りが始まったのです。

 ただしこの時は休憩時間だったようで、コンバインは停止。関係者10名ほどが脇の、そしてセンセイがまさに歩いている道路の上で休憩中。
 作業のリーダー格の方が、ICレコーダーを手にした地元紙女性記者の取材を受けていました。

 非常に広い田圃の対角線上の位置に着いたころ、刈り取り再開。写真は望遠レンズで撮影しています。中央奥の2棟の建物──実際には繋がっている──は、お菓子メーカー「ブルボン」本社。
 ご覧のように二人がかりで刈り取っているのですが、コンバインは驚くほど高速。初めて見ました。

 左側の畦(あぜ)には何本もの旗が。すべてを読みとれたわけではないのですが、中央には「葉月みのり」と書かれています。早稲(わせ)品種「こしいぶき」と別な品種を人工交配させた極早稲良食味品種です。
 「こしいぶき」は収穫したことがあります──ただし実際に育てたのは母親──が、収穫は9月に入ってから。

 今年は季節の移り方が早めで、しかも猛暑が続いたという事情もあるのでしょう。しかしいくら極早稲とはいえ、お盆前に収穫が始まるとは...。でも客観的に考えれば、実際の季節変化に近いとされている旧暦では先週土曜日が立秋。
 つまり現在、暦の上では秋。

 「暑中見舞い」ではなく、「残暑見舞い」。そして天高く馬肥ゆる...というわけですがセンセイの場合、腰痛の悪化を避けるため、体重増加は厳禁。秋の実りが楽しみなような、ちょっと切ないような。

 ...(昨日に引き続き)トホホ。



8月10日(火) フライパンか、それ以外か... ──西村センセイ、ホームセンターで悩む──

 引っ越しの後片づけなどもあって、今週は地元のホームセンターやニトリなどを訪れました。

 この機会を利用して、金沢で使ってきたフライパンの代替品に関する情報をこの目で確かめます。きっかけは写真の鯛。例によって、フライパンで焼いています。学期末ということもあり、先週はかなりの忙しさ。
 野菜は母親から貰った美味しいものがあるのです。

 でも「高タンパク、低塩分(+低脂肪)」の食材ないしは総菜がなかなか見つかりません。食塩を多く含む醤油を多用するため、金沢ではお刺身をほとんど食べなくなっています。メーカー製あるいはスーパーが調理した総菜も塩分が多め。
 先週は結果的に、ほぼ毎晩のように処理済の鯛を買ってきて焼きました。

 大きくはありませんが、ミニサイズでもありません。これで1尾200円程度。タイミングによってはさらに、その半額に。

 鯛に拘っているわけではないのです。でも例えば好みのカマスなどはこの時期非常に大きく、細長い口の部分を切除してあっても、フライパンに収まらない。
 もちろんたまたま売り場に残っていたというのが最大の理由。

 前回はさらに小型だったのですが、一度に3尾焼いた──残った分は冷蔵して翌晩頂く──ため、大きな魚焼き専用フライパン(?)を使いました。
 鉄板の厚さが極端に違うので、特定の場所だけが黒こげに。

 今回は何とか収まりそうだったので、壊れていない方(26cm)で焼いてみました。結果は前回と大違い。上下1/4くらいの所、横方向に焦げたような帯が見えます。
 これは本体ではなく、漏れた汁が焦げたもので味には無関係。

 焼きむらはありません。上出来です。美味しくいただきました。アルミホイル上なので、フライパンの後片づけも簡単。

 問題はやはりフライパンのサイズ。写真だと余裕があるように見えますが、実際はぎりぎり。少しでも大きいとこのフライパンでは無理。お店で調べてみると28cmあるいは30cmのものが3,000円以内。
 32cmのものも見つけました。

 ここは思案のしどころ。本質的には、お金の問題ではありません。

 ところでセンセイが使っている2口のガスコンロ。実は、中央に焼き物用のグリルを装備しているのです。面倒な油汚れの処理が頭にあって、まだ一度も使っていません。本当は、ここまで立ち戻って見直すべきなんだけど。
 う〜ん。

 ...(一昨日に引き続き)トホホ。



8月9日(月:祝日) 足繁く通った書店は... ──西村センセイ、四半世紀ぶりに大堀幹線を走る──

 今日は夏休み中の祝日。

 せっかくのこの機会を利用して、遅れているお返事を書くか依頼原稿の執筆を集中的に進める、あるいは逆に、ゆっくりと休みたいところ。でも、まず、残念ながら腰痛が悪化しています。後日ご報告することになると思いますが、身体の状況は血圧変化としてはっきりと表れています。
 横になっていても痛いので夜も休めず、朝の血圧が高い。

 そしてもう一つ。実は今日も家族サービス。お伝えしたように約1ヶ月前、娘の引っ越しを手伝いました。後から考えると、それが今回の腰痛のきっかけだったのですが。それはともかく、この連休を利用してその後片づけ。
 朝、娘と荷物とともに自宅出発。途中、実家に立ち寄ります。

 コロナ禍で、孫に直接会うのは2年ぶりのはず。降り始めた雨と競争するような格好で国道を北上します。新潟市内野地区に入って、さて、どうしよう。勝手知ったる地域なので、いろんなルートが考えられます。
 そこで今日は、ずっと利用していなかった「大堀幹線」を走ることに。

 そもそも新潟大学があるこの地域は、海岸線に沿って砂丘が走り、その内側は信濃川によって形成された海抜0mあるいはそれ以下の湿地帯。この基本的な構造は、信濃川河口まで続きます。
 河口部を除き、集落および道路はまず、砂丘と湿地帯の境目に形成されました。

 湿地帯の僅かに高い部分──増水すればすぐに浸水する──にも集落。貴重な記録映画を観たことがありますが、湿地帯では胸まで水に浸かり、小舟を使いながら稲作が行われていました。
 湿地帯に掘られた堀の一つが、この「大堀幹線」。農業用水の供給と排水を兼ねていました。

 湿地帯では戦後、電力で常に排水を行うようになり、陸地に。50年くらい前に砂丘部分が徐々に住宅化され、続いてこの地域も宅地化。
 大堀幹線も埋められて、現在はご覧のような広い道路に。

 これは新潟市中心部も同様で、旧県庁近くの旧国道116号線や東堀、西堀などの堀を埋めて道路化。新潟市中心部はかつて、堀の脇に植えられた柳から「柳都(りゅうと)」と呼ばれたとのこと。
 広い道路を行き交う車を見ていると、かつての姿を想像するのは難しい。

 それはともかく「堀」だったのですから、標高は付近で最も低い。実際、センセイがこの地から離れた翌々年(1998年)に大雨が降り、排水機の故障が重なってこの地域は大規模に浸水しました。
 被災直後の様子を覚えています。

 もちろんその後も時々この地域を訪れているのです。

 でも、この「大堀幹線」をちゃんと走るのはたぶん、25年ぶり。沿道は覚悟していたほどには変わっていませんでしたが、まず奥まった場所にあったラブホテルが地元資本のスーパーに。
 高品質が売り物だったコーヒー店を確認することはできませんでした。

 さて...と思っていた場所に出ると、少々複雑な気持ちに。ホンネは「やっぱり」。でもそれを認めたくない部分があります。それは写真左側の、割と大きな建物。ここは割と大きな本屋さんだったのです。
 個人的には特に、Macの雑誌が充実。

 当時、Macの雑誌が多数出版されていたという背景があるのですが、センセイは足繁(しげ)く通い、たぶん毎月3冊購入していたはず...。それが現在は100円ショップ。これも時代の流れということなのでしょう。
 向かいの「ひらせい」という地元資本のホームセンターは、そのまま。

 ちなみに「ひらせいホームセンター」は目立たない存在ですが、新潟を中心にしっかりと根付いた存在です。また先日ご紹介した株式会社トップカルチャーは、この「ひらせい」の専務取締役が設立した会社。
 同店の最初の店舗兼本社はこの近く、センセイが借りていたお宅のすぐそばにありました。(現在は少し離れた場所へ移転)

 ...などとノスタルジーに浸りながら運転を続けながらも、無事に目的地到着。重い荷物を出し入れしていると...こ、腰が痛い。

 帰路、11時2分を迎えました。



8月8日(日) こんな小さな商圏でやっていけるんだろうか... ──当地は新店ラッシュ──

 今日は夏休みの日曜日。

 というわけで珍しく、家族サービスの日。我が家で自動車を運転するのはセンセイだけなのです。

 市内のお店の開店時刻に合わせて自宅出発。幹線国道沿いの、量販店が並ぶ地区が目的の場所。センセイは「アッシー君」──完全な死語だ──なので、女性陣が品定めをしている間は周囲を探検。
 この地区に最近、新しいお店が2店進出してきたのです。

 1枚目の写真は、南北に走る国道の西側に先週木曜日オープンした「ダイレックス」(柳田店)。ダイレックス株式会社の根拠地は何と、佐賀県。現在はドラッグストアチェーン「サンドラッグ」の傘下。
 西日本を中心にディスカウントストアを展開中です。

 センセイは知らなかったのですが県内には既に、柳田店を含めて7店舗を展開。長野や北関東などにも進出していますが、富山、石川、福井などは未展開。
 だから店名に馴染みがなかったようです。

 ここはもともと、パチンコ屋があった場所。だから敷地は広い。そこにお店を新築しました。オープンしたばかりですから当然、駐車場は満杯。
 誘導員を配置して対応しています。

 センセイの関心事は、果たして人口約8万人のこの小さな商圏でやっていけるのかどうか、ということ。実は同じ幹線国道沿いに先日、「ツルハドラッグ」の別なお店がオープン。
 県内資本だけでなく、ツルハ(北海道)、アオキ(石川)そしてこのダイレックスが入り乱れて、もはや、「仁義なき闘い」状態。

 斜向かいに県内資本の割と大きなお店があります。品揃えや価格そのものはそんなに悪くありません。でもPOPが色褪せていたり、レジ近く、お客が通る場所に返品のパッケージが山積みされていたり...。
 これなら決められたマニュアル通りに行動する(だけの)新しいお店に勝てないんじゃないだろうか。

 で、センセイは、ダイレックスの向かいにある2枚目のお店へ。100円ショップ「セリア」です。器具の下につけるスポンジ製の薄い「脚」が欲しかったのです。ここは紳士服「はるやま」だった建物。
 同店撤退後、5年間空き店舗になっていました。

 セリアを見るのも、入るのも初めて。春から改装を始めて、6月にオープンしました。ただし県内にはすでに、大小含めて50店舗近く展開しているそうです。入店前のセンセイの認識は「普通の100円ショップ」。
 ただし他店の「安かろう、悪かろう」とは一線を画します。

 もちろん価格相応なのです。されどかなり厳しく選択された品々が並んでいることもまた、確か。個人的にはちょっとびっくりしました。でもそれと商売は、また別。ドラッグストア同様、この狭い地域に多くのお店が進出しています。
 で、求めていた接着シールのついたスポンジ製の「脚」。

 店内には見当たらなかったので、今回は何も買わずに戻りました。お店の方には申し訳ないのですが、何だか冷房を求めて入ったような格好。夜になってから各種部品を収納してある棚を確認したところ、未使用の「脚」が数個。
 西村センセイ、こういう細かい部品は割と丁寧に整理、管理しているのです。

 最大の問題は、それを覚えていることができない、ということなのです。

 トホホ。

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