2022年2月5日更新(2022年2月13日ページ移動)
■2月5日(土) もしこれが、初めての道だったら... ──ホワイト・アウト再び──
朝4時に目覚めて外を確認した時は異常なし。
されど二度寝して6時前に暖房を入れようとした時、外が異様なまでに静まりかえっていることに気づきました。焦ってカーテンの隙間から外の様子を見ると、一面真っ白。この2時間弱の間に雪が降ったのです。
積雪は10cm程度。ズンドコ降る雪はあっと言う間に積もるので怖い。でもこのように静かに降る雪も油断できません。血圧を測定し、身支度を整えて自動車に積もった雪を取り除きます。こういうこともあろうかと、除雪器具は昨晩のうちに玄関に取り込んでおいたのです。
寒いし、平日はまったく運転しないので、バッテリーの警告が表示。...1年前に新品にしたばかりなのに。まぁ、エンジンは問題なく始動したし、走行中はバッテリーに充電するので、そのまま。土曜日で、しかも非常に寒いからでしょう。大型トラックを含めて、行き交う車は少ない。
新型コロナウイルス感染拡大も影響しているかも。ただし交通量が少ないことと安全運転は別。雪が積もっていて路面状況が非常に良くないのです。特に標高が少し高くなるだけで、雪の量も雪質もガラッと変わります。速度を相当控えて県境を越えます。
上り坂も気を遣うけど、中山峠の下りはさらに注意が必要。ギヤを通常より1段下げ、エンジンブレーキだけで下ります。速度は通常の半分くらい。それでもハンドルの角度と車の走行方向が微妙にずれる時も。
山間部を抜ければ...と考えたのが甘かった。気温は-0.5℃〜-2.5℃を継続し、非常に滑りやすい。車は車列となってノロノロと行列。でも、まぁ、ここはしかたない。安全を最優先します。
想定よりも状況が悪かったので、北陸自動車道に乗ろうかと思ったのですが、そこは高速道路嫌いの西村センセイ、結局最後まで一般道を走行しました。
富山県東部はかなりの積雪。しかもどうやら昨晩降ったようで、除雪が十分には進んでいません。悪いことは重なるもので、雪が急に降ってきました。しかも激しく。
写真は黒部市内で記録したドライブレコーダーの映像。記録された動画の一部を切り出して、肉眼で前方を見た時の様子に近づけています。まず真っ白。もちろん道路の左側を走行していることはわかるのですが、全体が白一色なので様子が良くわかりません。
いわゆる「ホワイト・アウト」寸前の状況。去年の大雪の際は、自動車が雪の壁に接触した際に飛び散った雪で前方が見えなくなりましたが、今回は単に雪が降っているだけ。でも積雪があり除雪されていないと、かように何が何だかわからなくなるのです。
中央奥には小さな発電所の建物と送電設備──微かに見えている──があり、道路は右側にカーブした後、今度は左側に曲がります。センセイはこの道を何百回──たぶん約500回──も走っているので、どこに何があるのかはほぼ把握しています。だから注意して走行すればあまり大きな問題にはなりません。でも、もしこれが、初めての道だったら...。
う〜ん。富山県内の運転は本当に大変だったのですが、東端の朝日町海岸部に出ると何と、今までの苦労が嘘だったかのように道路はほぼ無雪。新潟県内も上越市および柏崎市の一部を除きけば同様で、スイスイ走行できました。
もちろん無事自宅に到着したのですが、通常よりも1時間半(!!)余計にかかりました。う〜ん、こんな生活、センセイの年齢と体力を考えると、長くは続けられないなぁ。
■2月4日(金) 突然、カーポートが出現していた ──北陸地方は今晩から平野部でも大雪か──
結果的に、昨日に引き続いて見たままのお話。
センセイは今日もいつものようにご出勤。退勤時刻も同じようなもの。でも今日までの仕事はいつもと違い、とにかく気を遣わないといけない内容。歩数こそ多い──毎日11,000歩以上──ものの、身体はあまり使わないのに。
というわけで、毎日ヘロヘロ。尋常な疲れ方ではありませんが、それでも無事に仕事を終えました。問題は天気。多少雪や霙(みぞれ)が降りましたが、それでも昨日までは何とかなったのです。でも昨晩から見るからに怪しい天気。
上空に寒気が入り始めているのです。良く考えればすぐにわかりますが、寒気は(低温なので)密度が高い。つまり重い。それが上空に存在するのですから、すぐに低い場所の空気と入れ替わろうとします。
その際に、雨や雪がドカンと降ります。今日の日中はまだ序の口。北陸地方は今晩から6日(日)頃まで、平野部でも大雪になる可能性が高くなっています。今晩も雨雲の様子を見ながらのご帰宅。
...あれっ?!アパートの近所、大規模増改築中のお宅で新たな動きが。先日お伝えした工事箇所に、出勤時には存在していなかった構造物が出現していました。2台用のカーポートです。
接近して、暗闇の中で撮影したのが写真。今日はカーポートのアルミ部分を組み立てただけのようで、シートで覆われた部分を含めて一気にコンクリートを打設するようです。
カーポート部分は予想通り、採石の上にワイヤーメッシュを配置。気がかりなのは、これからの天気。センセイは土木工事の知識をほとんど持ち合わせませんが、お伝えしたような悪い天気の中で工事できるんだろうか...。
果たして、どうなる。
■2月3日(木) 節分なので豆を転がしたら、鬼は出ず、福も入ってこなかったけれど...
今日は節分。
太陽太陰暦の旧暦で四季を区切る節目の日。だから節分は年に4回存在するのですが、江戸時代以降、主に立春の前日をのものを指すようになっています。つまり暦の上では明日から春。
節分といえば、豆まき。節分に「鬼門」(北東)から入ってこようとする邪気(≒鬼)を追い払おうとする行事ですが、センセイも今日は豆をいくつか転がしました。白状すると最近の「マイブーム」は、植物性タンパク質と繊維質が豊富な落花生を頂くこと。
意図せず、それを転がしてしまっただけなのですが。動機と行為が不純なので福は入ってきませんでした──鬼も見ていない──が、非常に消耗する業務の3日目を無事に終えて帰途へ。
写真はその途中で撮影したもの。先週ご紹介したばかりのアパートです。残骸と表現する方が適切かも。2階部分は存在しておらず、1階鉄骨の一部が残されているだけ。それ以外は完全に解体されていました。
なお基礎部分は当然、手つかずです。誤解を招かないように申し添えると、この状態になるまでご紹介しなかったわけではありません。ここはスーパーで食材を購入する時だけ利用するルート。
ここ数日は実家からもらった白菜と他のお店で買ったものを使っていたため、この場所を通らなかったのです。個人的には心の準備ができていませんでした。
...でも、今日1日を良く考えてみると、福を頂いたかも。あるお客さんとのちょっとしたやりとりと、彼女の表情です。
そう。福は目立たないだけで、意外とあちこちに転がっているのかも。
■2月2日(水) 「朋友荘」跡、大家さんの選択は... ──賃貸マンションの工事は最終段階に──
もっと早く気づくべきでした。ポイントは、その時期。
写真は先週撮影したもの。大学近くの「ゲンキー」から戻る際、途中にあるこの建物の変化に気づき、ちょっとだけ回り道をして現場を訪れてみました。新築中の「賃貸マンション工事」が、最終段階に近づいています。
まだ工事用のシートで覆われ、中の様子を見ることができませんが、「ゲンキー」側からだと工事が相当進んでいることがわかります。あと1ヶ月半くらいで入居可能になるだろうと思います。
大学すぐそばのこの場所にはもともと、50年くらい前に建設された「朋友荘」が、そしてその右隣には「中山寮」が存在しました。当時としてはモダンな、しかし現在では...という造り。もちろん金沢工大の学生向け。
最初の頃は人気物件だったんだろうと思います。何度もお伝えしているように、その後学生および保護者の気質や、地域を含めた環境が激変。「寮」と呼ばれる学生向けアパートのオーナーも世代交代が進行中。
アパート経営のあり方が問われています。2棟の建て替え工事が始まった時、センセイは学生向けのものを新築するんだろうと予想しました。でも「中山寮」跡のものは見事に、外れ。まったくの社会人向けでした。
こちらの供用開始は秋。それなら「朋友荘」もか...と考えたのですが、こちらは情報不足。シートで覆われているので、右隣の社会人向けのものと共通なのかどうかすらわかりません。
でもこの日、すべてがはっきりしました。写真左端に、完成予想図と建物のアピールポイントが明示されているのです。そこには「金沢工業大学でのひとり暮らしがスタート!」。本学学生、特に新入生向けの物件だったのです。
だから3月中旬までに完成させる必要があったんですね。アピールポイントは「毎日の学生生活を気兼ねなく楽しめる、優れた遮音・耐震・断熱性能を実現」。気になる家賃はというと、月5.5万円(および共益費3千円)とのこと。
センセイの予想は二度目の外れ。大家さんは学生/社会人どちらかに賭けるのではなく、バランスを重視されたようです。
■2月1日(火) 雪にも負けズ... ──1日の総歩数平均の記録を更新しました──
新年を迎えたばかり...と思ったら、もう2月。
今日から4日間、仕事の関係で季節性の薄いネタが続くと思います。バレバレの業務ですが、例によってそちらへのコメントはありません。
で、写真は昨晩撮影したもの。iPhone SEが記録した1日の歩数の平均(月単位)です。画面が縦長ではみ出してしまうため、2画面を横方向に合成していいます。
健康のためできるだけ歩くようにしているので、基本的には右肩上がり。明らかに落ち込んだのは、暑すぎた去年8月と、2カ月前の予想通り、雪が早めに降った12月。特に年末、自宅にいた時は雪が多く、あまり出歩くことができませんでした。
翌1月もこんな調子だろうなぁーと覚悟していたのですが、あっさりと過去最高を記録。1日11,000歩以上歩きました。もちろん1月も雪は降ったのですが、歩行に大きく支障をきたすほどではなかったのです。だから、今日のメインタイトルはちょっと正確さを欠くかも。
正しくは「年末の大雪には負けたけど、ちょっとの雪なら...」とすべきでしょう。いずれにせよ、かなり歩くようになってから体調は良くなっていると思います。どうやらセンセイは省エネ型の、そしてやや歩き方をしているらしい。昨年夏の腰痛は、これが原因の一つだったようです。
歩き方を意識するようになってから、腰の具合はかなり良くなりました。ただしすでにお伝えしたように、当初の目的だった1日の総歩数と血圧は関係が薄いようです。それでも体調全体を考えれば、やっぱり歩いた方が良い。もう一つ気づいたこと、そして自分でも実践していることがあります。
それは数字として残すこと。お手軽ダイエットの方法として、「毎日体重計に乗るだけ」というものがあります。金沢に体重計はないのですが、自宅では毎晩、入浴前に測定しています。不思議なもので、数字だけでいろいろ考えてしまいます。
全体の変化や、その日の食事、運動など。ずっとお伝えしている血圧、そしてこの歩数も同様。慣れてくると数字の変化と行動の関係に気づくことがあり、それが励みになる場合も。で、今日の歩数は11,188歩。通勤と、仕事で歩いただけなのですが...。
う〜ん。これは、あまり動機づけにはならないですねぇ。
■1月31日(月) 「冬の新定番! あったか坦々」。ただしラーメンではなく、うどんですが...
「午後からは雪」(きっぱり)との予報だったのですが、ご覧のように今日の金沢は割と良い天気。ただし、冷えていましたが。
所用で外出した際、帰路はちょっとだけルートを変えてみました。何ヶ月かぶりに「はなまるうどん」の前を通ると、写真の幟旗が。
「期間限定 冬の新定番! あったか坦々 フェア」。ラーメンならわかるけど、まさか「はなまるうどん」がラーメンを...と思って、中央奥、建物の窓に垂れ幕を確認してみました。やっぱりうどんです。(当たり前)
「ピリ辛坦々うどん」と「ごま坦々うどん」が、いずれも590円(小)。昼食の時間帯ではなかったので、店内にお客さんはいらっしゃいませんでした。
試してみたい気もするけれど、いざとなるとちょっと微妙。もちろん最大の理由はセンセイがキンエン生活中であること。(ただし例外あり)
「ラーメンじゃないのぉ?」という偏見もあると思う。でも正直なところ、なかなか「食べたいっ!!」という気持ちになれそうにない。今回に限っていうと、原因の一つは、アピール時の色使いの問題じゃないだろうかと思えてきました。
サイト、垂れ幕、そして幟旗の地はいずれも黄色かがったピンクのような色。枠はそれをもっと濃くしたオレンジに近い色で、いずれも暖色系。冬なので商品の物理的・感覚的な暖かさを強調したいんだろうと思います。
坦々麺のスープの色も意識しているはず。でも暖色系ばかりなので、逆に、色が団子になってしまっています。何を伝えたいのか、よくわからなくなる感じ。甘いスイートを作る時、隠し味としてごく少量の塩を振りかける方法が割と知られています。
センセイだったら、うどんを意識して地は白に。オレンジ色はもっと濃くすると思う。ちょっと暑苦しいか...。具体的にどうするかは別──専門家じゃないので──として、お客さんへの訴求の仕方はもっといろいろあるんじゃないかしら。
なお、お店の営業妨害等を意図しているわけではありませんので、誤解なきよう。
あ"、夜は細く冷たい雨になってきた。
■1月30日(日) スーパー空白地帯だった小矢部市津沢地区に、ドラッグストア「Vドラッグ」オープン
富山県内を車で走っていると突然、前方に真っ赤な看板が。そうだったのか...。
ここは小矢部市南東部にある津沢(つざわ)地区。1954(昭和29)年までは津沢町だった場所。毎年6月第1金、土曜日に行われる「津沢夜高あんどん祭」が有名です。もっともセンセイは昼間にここを通過。
お祭りはまだ見たことはありません。かつてはこの地域の中心で、北陸本線石動(いするぎ)駅と庄川(しょうがわ)町(現在は合併して砺波市)の庄川町駅を結ぶ加越能鉄道の加越線津沢駅が設置されていました。駅跡地は現在、津沢駅児童公園になっています。
以前ご紹介した「おばた食堂」は、かつての「駅前」。ただしモータリゼーションの進行で加越線は1972年に廃止。しかも砺波市および南砺(なんと)市と接しており、実は、小矢部市中心部より砺波市の方が近い。
地域の方は食料品や日用品を「スーパーセンターシマヤ」(砺波店)などで買いそろえます。国道359号線の立地条件の良い場所で、昨年10月からかなり大きな土木工事が始まりました。年が替わる頃からは建物の建設工事も。
規模や工法から、商業施設であることは確実。でも何のお店になるのか、イマイチ自信がありませんでした。ここに進出するのは中部薬品が運営する「Vドラッグ」。大学斜向かいにもあります。
気になったので調べたところ、地元紙の報道を発見。それによると、当地にはここは2002(平成14)年まで地元のスーパーが存在したものの、閉店。その後はセンセイがずっと目にしていたように、砺波市や南砺市へ出かけざるを得なかったそうです。
ここにオープンするのは「Vドラッグ津沢店」。ドラッグストアも以前ご紹介したように、最近はその性格を大きく変えています。「ゲンキー」ほどではありませんが、「Vドラッグ」もの生鮮食料品(ただし鮮魚類を除く)を多く取り扱っています。
残念ながら「ゲンキー」は、富山県進出のタイミングを逃したと思う。地域の方にとって「Vドラッグ」の開店は、高齢者など社会的弱者を中心に、基本的に歓迎できることだと思います。負の影響を受けるとしたら、真向かいおよび並びにあるコンビニ2店。周囲にはかなり工場があり、また交通量も多い。
センセイはどちらにも1回ずつ入ったことがあります。両店の影響は免れないだろうなぁー。