2022年3月12日更新(2022年3月20日ページ移動)

──2022年3月第2週のニュース──

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3月12日(土) 予想外だったことが二つ ──新潟地区の115系が昨11日で運用を終了──

 今朝、配達されてきた地方紙のページをめくって、びっくり。

 今日のJRグループダイヤ改正に合わせて、JR東日本管内では唯一、新潟地区だけに残っていた国鉄型115系電車が定期運用を終了したというのです。今回は事前の予告なしという異例の事態。
 まぁ、数日前から一部鉄道ファンの間で()情報が流れていたようですが。

 お伝えしたように新潟でも後継となるE129系への置き換えが進んでおり、引退はもはや時間の問題。されど類似形式を含めれば全国を走行し、親しまれた国鉄型なので、115系の引退は鉄道ファンの関心を一身に集めていました。
 ただしこのところ、列車の引退ではトラブルが起きがち。

 全国から列車を撮影しようとする俄鉄道ファン──通称「葬式鉄」──が沿線に押し掛け、場合によっては運行に影響が出るほど。特に駅構内は極めて危険。一部情報によると今回、JRは混乱を防ぐために引退を告知しなかった可能性があるそうです。
 ただし報道その他によると、昨日の各駅では構内放送および電光掲示で「卒業」することが告知しています。

 運行に関与する鉄道マンにもグッと来るものがあったんでしょうねぇ。個人的には、1週間前に柏崎駅構内に停車している姿を見たのが最後となりました。同じ日、本来ならば115系の運用の一部をE129系が代走。
 ダイヤ改正に先立ち、その運用だけE129系に変更したのかと思っていたのですが...。

 さて、何度もお伝えしているように、センセイの土曜日は家族サービスの日。でもその前に、洗車と車体にこびり付いた鉄粉の除去を行いました。理由は簡単。午前中は曇りで、午後から徐々に晴れてくるとの予報だったから。
 しかも風は弱い。

 鉄粉除去作業には最適の条件です。

 こちらもすでにお伝えしたように、鉄粉の付着が目立つ車体後部と左右側面(および前面)は鉄粉を除去。しかしそこで薬剤が切れてしまいました。
 そのため薬剤を追加購入して、ルーフおよびボンネットの鉄粉を除去しようと考えたのです。

 検索していただくとわかりますが、ボンネットは鉄粉が最も付着しやすい場所とされているのです。ただしセンセイ自身の印象はちょっと違う。
 正直なところ、そんなに付いているとは思えない。

 とにかくまずざっと水洗いした後、鉄粉を除去した車体後部に薬剤を噴霧します。ある程度覚悟していたのですが、やはり車体はすぐに紫色に変色。
 さすがに前回ほどではありませんでしたが。

 「一度では落としきれない」と聞いていたのです。で、前回処理済の車体側面(一部)にも掛けてみたのですが、フェンダー内のタイヤハウスを除けば変色なし。
 ちょっと意外でした。

 さて肝心のボンネット、そしてやはり鉄粉付着が目立った車体前部に薬剤(写真右奥)を噴霧し、数分後に撮影したのが写真。縮小しているので良くわかりませんが、前面下部にはやはりかなり鉄粉が付着していました。
 で、ボンネットはというと、ほぼ付着なし。

 伝えられている情報からすると予想外であると同時に、実感している通り。なぜこれほど差異があるのかはわかりません。ただし他と違って、ボンネット後部(座席に近い部分)は少し変色がしていました。
 直後にフロントガラスがあり、ここで空気の流れが渦を作るからだろうと思います。

 前回同様、「これでもか」というほどの水を流し、ブラッシングして一区切り。されど、しばらくしてから再度確認すると、車体前面の嵌め込み式エンブレム部分の下部に紫色の液体が溜まっていました。
 ドアノブおよびサイドミラー内部同様、やはり内部にかなりの量の鉄粉が入り込んでいるようです。

 もちろん当該部分を集中的に洗った後、全体を再度洗車して今日の作業は終了。作業している間に、空がゆっくりと明るくなってきました。北陸地方は来週末、再び降雪のの可能性があるとのこと。

 でも季節の流れと、それを迎えるこちら側は、歩調を合わせるかのように前へ進んでいきます。



3月11日(金) 「15の春」 ──たまたま高等学校を訪問した際に目にした光景──

 ちょうど今ごろのこと。

 卒業した高校に用があり、徒歩で訪問することに。本町通りの角を曲がると奥に高校が見えてくるのですが、曲がろうとしたその時、女子生徒と母親と思われる人物が。暗い表情ではないのですが、何だか微妙。
 何があった?

 歩きながら、ふと、あることに気づきました。高校へ急ぎ、御影石の校門をくぐると、それまでの光景が一変。お察しの通り、母校の合格発表の日だったのです。
 まったくの偶然です。

 発表開始からかなり時間が経過していたようで、報道で良く目にする異様な興奮状態ではありませんでした。されどその場にいる全員が嬉しそう。
 2カ所に分散された──たぶんコロナウイルス対策──の前で記念撮影をしていたりします。

 約半世紀前、センセイもこの場所で自分の受験番号を目にしました。ただし当時は写真右側に屋根のある駐輪場があり、315名の番号はその屋根から吊されました。
 卒業アルバムにはその時の写真が掲載されており、後ろ姿のセンセイを確認することができます。

 北陸地方は今日、南から暖かい風が吹き込み気温が上昇しました。季節は確実に進んでいますが、彼女たちにとっても「15の春」。
 4月からは、ぜひ頑張っていただきたいものです。

 ちなみに、「彼女たち」と書いたのは、この場所にいた全員が女性だったから。男子生徒はいったい、どこへ消えたのでしょう?



3月10日(木) こんなことも、あるんだ... ──迷惑メールを開いてみたら、どうなった? ──

 予定を変更して、今日起きたことを。迷惑メールを開いてみたのです。

 センセイは27年前から電子メールを使用しています。それ以前はパソコン通信でやりとりしていたのですが、もう何の話かわからない人が多いと思うので、そちらはパス。これが私用のメールアドレス。
 この他に大学のアドレスも。

 正確に言うと、私用アドレスについては途中でプロバイダが吸収合併されたため、アドレスが少しだけ変わっています。つまり現在は、大学のアドレスと私用を二つ、合計三つのアドレスを使い分けていることになります。
 なお、センセイに宛てて送信する場合は私用のどちらを使っても届くので、皆さんが細かい違いを意識する必要はありません。

 で、古い私用アドレスが悪徳業者のリストに載り、しかもそれが流通しているようで、毎日20通くらいの迷惑(スパム)メールが届きます。
 出勤後にまず取り組むのはこの除去。

 ただしセンセイは複数のMacでメールを管理していますし、必要なメールはちゃんと残す必要があります。普通のソフトだとこの作業が難しい。
 そこで、あるWindows用のソフトを起動。

 メールをちゃんと受信する前にサーバー上のメールボックスを覗き、不要なものを片っ端から除去します。実に便利なソフトです。受講生に教えていただきました。
 その後、本来のソフトと2本でメールをダウンロード。

 今日の午後、(サーバー上の)メールボックスを覗いたら、Amazonと称する発信者からカード決済に問題があるとのメールが届きました。皆さんもよく目にするメールだと思います。
 問題はここから。

 いつもは内容をまったく読まずに迷惑メールを一気に削除するのです。でも今日は1通だけだったので、迷惑メールを削除すべく選択しました(写真の状態)。その内容が下段に表示されます。
 クリックすると悪意のあるサイトに誘導されるので、本文中のURLには絶対に触りません。

 本文最初はセンセイの私用メールアドレス(旧)。つまりセンセイの名前その他がわからない状態で送信しています。ところが続く内容にちょっとびっくり。何とセンセイが利用するJR東日本の「えきねっと」を騙ったメールなのです。
 つまりタイトルと内容が完全に相違しています。

 迷惑メールの中には拙いあるいは誤った日本語のものも多く見られますが、正しい日本語です。それもそのはず、これは「えきねっと」が注意を喚起している「自動退会について事前にお知らせするメール」そのもの。
 ネット上でも「本物かと思った」と話題になっています。

 センセイのところにはこれまでに、30通くらいのこのメールが届いています。ただし(たぶん)いずれもタイトルと内容は一致していたはず。発信者が十分に管理できていないということなんでしょうか。
 ちなみに、「えきねっと」のサイトをご覧いただくとわかりますが、「えきねっと」は現在このメールを配信していません。多くの相談や情が寄せられたのでしょう。

 発信者が使っていないカード会社になっているなど、一目で迷惑メールとわかるものが多いのですが、先日はセンセイが現在契約しているプロバイダからのメールが届きました。さすがにこちらは、今回の手順でひとまず内容を確認する必要があります。
 もちろん完全な偽メールでした。

 私用アドレスを完全に変更するしかないのでしょうか。



3月9日(水) 皮剥きって、こんなに簡単だったのね... ──初めて皮引器を使ってみました──

 写真は日曜日の夜に撮影したもの。

 例によって実家から母親が育てた野菜をたくさん貰ってきました。残念ながら今は越冬用のものしかありませんが、ずっと雪に覆われていたため、甘みは強い。母親によると、野菜は雪が積もると自身を凍結から守るため、甘みを増すんだそうです。
 お昼に作った料理が多めだったため、夜になってもあまり空腹という感じにはないのですが、何も食べないないというわけにはいきません。

 できれば淡泊な野菜類。肉類や魚はパス(実際、買っていない)。

 どうしようかと思ったのですが、写真の雪下大根を使った煮物を作ることにしました。みりんの使い方を覚えたので、調理はさほど難しくありません。
 要するに下茹でしてから水を取り替え、再度煮込むだけ。

 でもその前に、皮剥きをしなければなりません。センセイは根菜の皮を包丁で剥きます。昔からずっとそうしてきたので苦ではありません。
 ところが先日、調理器具を整理していたら、奥から新品の皮引器(皮剥き器/ピーラー)が出てきました。

 最初はなぜ存在するのかわからなかったのですが、20年前に金沢に引っ越した直後に購入したようです。柄は木製で、両端にタイプの異なる歯が付いています。
 まったく未使用か、せいぜい一度使ったことがある程度。

 そこで大根を洗ってから皮引器を使ってみました。これが本当に便利。シーズンも最後に近づき、身が柔らかくなっていることもあるのでしょうが、軽く引くだけで皮が剥けます。
 新品なので刃が鋭いということもあるのでしょう。

 う〜ん、何故今まで使わなかったんだろう、というのがホンネ。ただし振り返ってみると葉物野菜は毎日調理するけれど、根菜類はあまり使ってきませんでした。人参はよく使うのですが、こちらは包丁で簡単に皮剥き可能。
 ただし気をつけなければいけない点も。

 包丁だと形状に合わせて丁寧に皮を剥くことができます。例えばジャガイモならば、単に皮を剥くだけでなく芽の部分を深く彫ることができます。でも皮引器では無理。

 やはり対象に合わせて選択した方が良いようです。



3月8日(火) せめて雰囲気は、春本番 ──大学の近くで春の農作業が始まりました──

 ...つまり、残念ながらまだ本番ではないのです。朝は0℃くらいまで冷え込みます。

 写真は今日のお昼、食事のために外出した際に撮影したもの。空には雲一つないし、気温も10℃くらいまで上昇して気分だけは春本番という感じ。
 ふと、高齢の農夫が農作業をしていることに気づきました。

 どうやら次の作物に備えて冬に使った農機具を片づけていらっしゃるようです。でも、いずれにせよ今年に入ってからこのような作業を目にするのは初めて。

 以前、暗闇の中でこの方の作業を拝見させていただいたことがあるのですが、非常に手際が良い。まぁ、この道何十年のプロですから、当たり前といえばそうなのですが。
 ずぼらなセンセイには、無理。

 同一かどうかはわかりませんが往復ともに、上空の高い所で鳶(とび)が「ピーロー」と鳴きながらゆっくり舞っています。こちらも冬とは違います。
 そういえば草木の色も若葉色が増してきたような。

 あるお宅の駐車場では、男性の方が夏用タイヤへの交換作業をしていらっしゃいました。正直なところ、まだ早過ぎると思いますが、確かに道路上の雪は消えているので通勤用など近距離なら、まぁ、何とかなるかも。
 ただしセンセイのような長距離、かつ、かなり高度のある場所──高さ200m以上──を走行する人間には危険すぎますが。

 この冬もいろいろありましたが、北陸地方の本格的な春は間近です。



3月7日(月) 駅裏の元パチンコ店の近くにあったラーメン店が、自宅の近所に移転していました

 昨日の続きをもう1日だけ。

 パチンコ店跡の様子を確かめたら、あとは基本的に帰宅するだけ。ただしせっかくの機会なので、できるだけ初めての道や久しく歩いていない場所を選びます。駅近くの不動産屋がなくなっていたりして、やはり変化があります。
 しかし当たり前ですが、自宅に近づくにつれて選択の余地はほとんどなくなってきます。

 それでも、と思ってあまり通らない道路を歩いていると、あれっ?!

 突然、目の前に新しいお店が出現しました。飲食店らしく、すでに駐車場はほぼ満車。目の前で車が駐車場に入り、家族連れが降りてきました。
 玄関脇の看板には「まろみ」。

 覚えがあります。「麺や まろみ」(Facebook)です。

 このお店、以前は駅裏にあったのです。具体的には、昨日の写真の中央にあるビルの向かい。つまり柏崎駅の南北地下通路を出たばかりのところ。
 まだラーメンを食べていた時に、一度だけ入ったことがあります。

 丁寧に作られており、しかも上品な味だったのですが、個人的にはあまり惹きつけられるものがありませんでした。加えてちょうどその頃から、センセイはキンエン生活に。
 そこでご縁が切れてしまいました。

 申し訳ありませんが、その頃はあまり繁盛している感じではなかったのです。お店のせいなのか、お伝えしたように駅裏が地盤沈下したためかはわかりません。隣にあったラーメン店は閉店。
 スーパーは解体後、更地を経て、最近、葬祭式場になりました。

 数年前に「まろみ」が移転したことは知っていたのです。ただし自宅近くだとは考えてもいませんでした。ネット上の情報を見ると、当時より種類が増えたし、しかもそのいずれも実に美味しそうです。お客さんの評判も上々。
 久々に食欲を覚えました。

 でも、やはりキンエン生活が最優先。個人的なご縁が復活することはなさそうですが、これからもぜひ頑張っていただきたいものです。



3月6日(日) この空き地は何? ──パチンコ業界は完全な斜陽産業なのかも──

 写真は昨日撮影したもの。

 もともとお昼過ぎに寒冷前線が通過することはわかっていたのです。問題はその前の天気。低気圧の南側、温暖前線の後で寒冷前線の前ですから南から暖かい風が吹き込みます。ポイントは晴れるかどうか。
 予報は曇りだったのですが、実際には雲も多少かかっているものの、ほぼ青空。

 近所の方が「今日は暖かくて良い天気ですねぇ」などと言葉を交わしています。たとえ午後から汚れることがわかっていても、こんな日は絶好の洗車日和。
 正確には、鉄粉除去作業向きの天気。

 お昼頃から降り出すとの予報だったのですが、天気はもうちょっと持ちそうです。そこで洗車を終えてから買い物ついでにあちこち歩いてみました。
 晩酌用の刺身を買って、ふだんとは違う道を歩いていると、あれっ?!

 初めての道だったのですが、柏崎駅(写真左端奥)の南側に差しかかった時、広い空き地に出くわしました。こんな場所、あったっけ。あ"...。
 当地は「比角
(ひすみ)の庄」として『吾妻鑑(あずまかがみ)』に登場するなど長い歴史を持っています。旧市街地は海沿いの砂丘の上。

 1897(明治30)年に当時の北越鉄道の駅として柏崎駅が開業したのですが、当然、市の中心部に乗り入れることはできず、中心部から南側に少し離れた湿地帯に建設されました。
 駅舎は北向きで、こちら側は駅裏。

 ただし現在は地下通路があり、歩行者および自転車は自由に行き来できます。つまり本来ならば商業地あるいは住宅地としては一等地なのです。しかも幹線国道が地域の真ん中を走っているし。
 実際、写真の道路の反対側には地元資本のスーパーがありました。

 そしてここに存在したのはパチンコ「東亜会館 柏崎店」。こちらも地元資本のお店です。それなりにお客が入っていたように思います。お伝えしたように、センセイはパチンコの類をしないので、詳細はわかりませんが。
 お店はちょうど5年前に閉店。

 建物はそのまま存在していたのですが、最近、解体撤去されたことになります。ちなみに、反対側のスーパーも10年以上前に撤退。そもそも商業に関しては、北側の駅前を含む旧市街地全体が地盤沈下し、人々の流れは郊外の大規模店へ移っています。
 良く考えてみると、市内で閉店したパチンコ店も4店どころじゃないなぁ。

 ...などと考えながら、実家の用を終えてハンドルを握っていたらポツポツと雨が当たり始め、そして急に強風が吹きつける大荒れの天気となりました。

 13:50ころ、つまり予報より2時間ほど遅れての、寒冷前線通過です。

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