2021年12月11日更新(2021年12月19日ページ移動)
■12月11日(土) おっと、これは予想外。1日の総歩数と夜の血圧は、ほとんど関係ないらしい...
きっかけは昨日の夕方の出来事。
夕方に都合があり、徒歩で急いで帰宅しました。いつも通り、すぐに血圧を測定したのですが、こういう日は「最高血圧」(「収縮期血圧」)は高めになりがち。部屋も冷えていたし。「まぁ、最初は仕方ないかぁ」と割り切ります。
お伝えしたように、初回は高めになりがちなのです。手首型血圧計は測定時間でおおよその血圧がわかりま...え"っ?!
意外にもすぐに測定を終了。最初は測定ミス──異常を感知すると測定を中止する──かと思ったほど。表示を見ると数値が表示されてます。何と、非常に低い。さすがに先日ほどではありませんが。
しかも測れば測るほど数値は低下。結局、個別の「最高」の最低は104mmHg(2回)、移動平均の最低は105mmHgでした。このところずっと低めなのですが、今回はとりわけ低い。
ナシテ?!食事を含めて、特に変わったことはしていません。というか、センセイの行動は哲学者のカントのそれに似て、決まったパターンの繰り返し。
その方が微妙な違いに気づきやすいからなのですが。唯一いつもと違っていた点があるとすれば、夕方の急ぎ足の継続。1日の総歩数そのものは8,578歩なので、最近ではむしろ少ない方。
急ぎ足を継続すると当然、心拍数は上昇します。測定時の心拍数は113回(/分)。通常は65〜75回くらいなので、非常に高い。そこでこの機会に、脈拍数および1日の総歩数と血圧(夜の収縮期血圧)の関係をグラフ化してみました。
まず上のグラフが脈拍数(横軸:右ほど多い)と、収縮期血圧の関係。歩数を意識するようになった最近1年間のデータに限定していますが、ご覧のように近似曲線は見事に右肩下がり。つまり心拍数が多ければ多いほど血圧は下がる傾向に。
考えてみれば、これは当たり前。もし他の条件(ストレス)が同一なら、多くの血液を行き渡らせるためには、ポンプである心臓の運動を高めるべく働く回数を増やすか、何らかの方法で血圧を高めるしかありません。
人生の最後にはしばしば、前者の現象が見られます。それならばと思い、総歩数と血圧の関係(下のグラフ)を見てみると、ドッカーン!!
実感ではよく歩いた日ほど夜の血圧が低いという印象を持っているのですが、実際にグラフ化するとほぼ真っ平ら。わずかに右肩下がりですが、一般的には歩数が多ければ心拍数も上昇します。
その点を考慮すれば、ほぼ無関係という結論に。もちろん歩かないよりは歩いた方が良いのですが、どうやらポイントは総歩数ではなく、歩き方とそれを継続した時間らしい。つまり内容を含めた実質的な運動量。
急いでいたため昨日はたまたま、やや負荷をかけながら、身体全体を使って歩いていたようです。それならば、と思い、今日は雨が止んだ時間を使って早足。総歩数は10,000歩を越えています。
昨日ほどではないにしろ...と思って血圧を測定すると、今日の公式記録は132mmHg。残念ながら、約半月ぶりの130mmHg超えです。う〜ん、血圧は良くわからない。
■12月10日(金) センセイらが行かなくなったからでは... ──地元のラーメン店に異変が──
今日は地元のお話。金沢との移動のために車を走らせていると、え"っ!?
柏崎市内の国道沿いのラーメン店のドアに、見慣れぬ貼り紙が掲出されていることに気づきました。お店の照明は完全に落ちています。まさか...。
ここはJR柏崎駅のすぐそば。つまり、一般的には良い立地のはずなのです。でも、ごく最近、近くでインターネットカフェと「すき家」が撤退しています。
さらにはカラオケ店やパチンコ店も。この「ラーメン 中華 一龍 柏崎店」は、約25年前にオープン。今ではありふれたお店の一つかもしれませんが、当時は、今までなかったタイプ。
特に、当地に初めて豚骨ラーメンを紹介したお店です。西村センセイ、その頃はラーメン大好き人間だったので、割と訪れていました。娘が成長してからは、センセイが自宅にいる日曜日のお昼はたいていここ。
されど娘は当地を去り、センセイはラーメンを一切口にしなくなっています。(例外規定あり)気になったので、後からお店を訪れてみました。写真全体が赤っぽいのは夕方に撮影したため、屋根の上および道路脇の看板にはまだ夕陽が当たっています。
で、少し傾いた手前にある看板の奥、貼り紙を読むと、「店舗全面改装のため...」。閉店じゃなかったのね。良かった。もちろんセンセイと娘が行かなくなった──数年前、帰省した彼女と2度くらい訪れた──からだなどと自惚(うぬぼ)れてはいませんが。
新店舗は「春にオープン」だそうです。
■12月9日(木) 大学裏のコインパーキングに、学生の意識の現状が顕れています
今日は見たまま、タイトル通りのお話。
授業のコメントに、「きょうは晴れているけど、あさ虹を見かけてうれしかったです」というものが。確かに今日は、ここ数日とは打って変わり終日良い天気だったのです。でも朝、虹を目撃したってことは西の空に水滴が浮かんでいたことになります。
雨が降ったんだろうか。朝イチの講義を終えてから、お昼を確保するためキャンパスの外へ。目的を果たして構内に入ろうとした時、大学裏の道路に面したコインパーキングに目が止まりました。
ご覧のように、満車。ここは大学裏、住宅街の真ん中に突然出現した駐車場に続き、大学に隣接して新設されたコインパーキング。その後、続々と建設されたものの、いわばその嚆矢(こうし)。
利用者は主に、本学の学生。金沢工大では一定の条件を満たした上級生には自動車通学を許可し、駐車場も用意しています。でもそれ以外の学生は不許可。されど運転を禁じることはできません。
そこで、ある程度余裕のある学生が、大学周囲にある一般の有料駐車場を利用しているのです。どれもそれなりに利用されていますから、需要は高いようです。ところが昨年からのコロナ禍で状況は一変。パーキングはいつもガラガラとなりました。授業がほぼ全面的に遠隔になったためです。
採算も合わなかったはず。でも昨年度後半から徐々に変化が。部分的にではあるものの、対面授業が実施されるようになったため、1/4程度利用されるようになったのです。特に今学期に入ってからは、ご覧のような状況。
実は今学期も遠隔授業を継続中。これは同時にキャンパスに滞留する人数を減らすための措置。具体的には、昨年度後半から学生を学部で概ね二分し、隔週で交互に対面授業を実施。これで人数を半分程度に減らすことができます。
されど感染状況が落ち着いたので今学期から、重要な科目については遠隔講義の週であっても対面で実施するように。その結果どうなるかというと、ある学生にとっては遠隔授業の週なのに、1限と3限が対面で、間に挟まれた2限のみが遠隔という日が続出。もちろん実際にはキャンパスに留まるしかありません。
受け持ちの学生の場合、完全な遠隔の日は金曜日だけ。だからキャンパスには平常時の80%くらいの学生が滞在しています。写真の状況はそれと見事に対応。
う〜ん、これでいいのかなぁ。
■12月8日(水) こちらは現在、開発進行中 ──ダイコンの煮物作りに挑戦しました──
...いつも上手くいくわけではないのです。むしろ、反省点ばかり。
今朝の講義もそう。かなり優秀で、しかも特徴のあるクラスなので、センセイはとても楽しみにしています。学生諸君も開始時刻のかなり前からニコニコしながら教室へ。まぁ、遅刻が2名ほどいましたが。
学生諸君は絶好調。されど問題は今日のセンセイの方。どうも冴えがイマイチ。ごく簡単なクイズを出す場面で、何と、自分から正解を喋ってしまったり。う〜ん、学生との面談で昨晩の帰宅が遅くなり、寝不足気味だったためかなぁ。
ゴメンなさい。毎晩の料理も同様。毎週母親から美味しい野菜を山のように貰うのですが、金沢でのセンセイは1人暮らし。しかも調理するのは晩ご飯のみ。
消費できる量が限られているので、野菜の大半は自宅に残してきます。これではいけないと思い、先週初めて挑戦したのが写真。もちろん香川産の鯛のお刺身ではなく、左上のお皿に盛ったダイコンの煮物。
初めて作りました。生活費を稼ぐために新潟の中華料理店「東華楼」で働いていたため、センセイの調理は「炒める」が基本。野菜があるのでそこに、キャベツの千切りが入るというようなイメージ。
最近は焼き物が増えています。でも煮物は時間がかかるし、アクの処理や鍋の洗浄などがあるので、なかなか手が出ませんでした。金沢で1人暮らしを始めた当初、わずかに魚の煮物を作った程度。
新鮮かつ立派なダイコンをもらったので先週、煮物に挑戦してみました。まず皮を剥きます。ちょっと囓(かじ)ってみたのですが、首の部分は瑞々(みずみず)しくて、とても甘い。細かく切り刻めば、問題なくサラダで頂くことができます。対照的に、根の部分は辛い。部位によって味が相当異なります。
ここはどう調理しようか。今日は初回なので、全てを1.5cmくらいの厚さに輪切りにし、断面に十字型の切れ込みを入れます。味を染み込ませるためです。金沢で一番大きいのは土鍋。それに水を張り、低塩分の出汁を入れて、水から加熱します。
20分ほど茹でた後、アクを取り除くためいったん取り出し、水を入れ替えます。もちろん出汁も。再び加熱し、30分ほど茹でたのが写真。癖のない味ですが、まだ硬いし、感じるのは出汁の味だけ。しかも塩分をやや強く感じます。というわけで今週月曜日にリベンジ。今回は味付けのメインを減塩醤油にしてみました。
煮込み時間も数倍に延長。先週よりも美味しいし、塩分を感じないのですが、何か隠し味のようなものが不足しています。う〜ん、次回はどうしよう。いろいろアイディアはあるのですが...。
というわけで、失敗ないし反省は、成長の母なのです。
■12月7日(火) ポイントは、対話しながら ──フライパンなしで低塩分の焼きそばを作りました──
美味しいものを頂くと、自分でも作りたくなる...。
少なくともセンセイはそういう面があります。というわけで今日は約1カ月ぶりに、料理のお話。西村センセイ、エッヘン、金沢では毎晩自分で調理しています。理由は簡単で、キンエン生活を続けるため。
焼き野菜を覚えてから、ほぼグリルばかりで料理しています。フライパンはまったく使っていません。今日のお代はタイトルにある通り、「焼きそば」。茹でてある中華麺を使ったアレです。しかもフライパンはもちろん、油を使いません。(信じてもらえるかな)
「オイオイ、キンエン生活はどうなったんだ」という声が聞こえてきます。その通り、焼きそばを含めたラーメン類は1食あたり4〜10gもの塩分を含みます。そのためセンセイは、ここ数年ラーメン類を一切口にしていません。
ホントに。結論から申しますと、今回作った焼きそばの麺に含まれる塩分は0.3g、調味料を合わせても1.5g程度。絶対に2gを超えることはありません。
だから今後、キンエン生活に「(ただし自分で作った低塩分の焼きそばを除く)」という例外規定を設けることにします。(キッパリ)焼き野菜のコツはすでにマスター済(だからこそフライパンを使わなくなった)。味はかなり安定しています。ただし焼きそばには「麺」という難しい要素が。
これまで5回くらい挑戦して、何とか実用段階に達しました。フライパンあるいは中華鍋で調理する場合、冷蔵庫から取り出したばかりの麺だと上手く調理できません。麺だけに水を加えてほぐしたり、電子レンジにかけます。
日本の(通常の)「焼きそば」は、焼くのではなく「蒸す」のです。だから最初はその方法を使ったのですが、これだと麺が水分を吸い過ぎて麺だか何だかわからない物体に変わってしまいます。そこで麺の様子を確かめながら、短時間電子レンジに。
それをほぐしながら、アルミホイルの一番下に敷きます。電子レンジでチンしている間に、キャベツを刻み、平皿の上に置いてラップ。包丁の感触で硬さがわかるので、それに合わせて電子レンジで加熱します。パリパリ、シャッキリの食感と、野菜本来の味を求めるのなら、短時間。
味の馴染みやすさを優先するのなら、長めに。湯気の立つキャベツを麺の上にバラしながら置きます。同じ要領で人参とピーマン(この日はなし)を配置。グリルに点火します。最初だけ強火で全体を暖めますが、すぐに弱火にします。繰り返しになりますが、この段階はでは「焼く」のでは「蒸す」。
時々野菜と麺を混ぜて、できるだけ均一に加熱するよう努力します。実際には無理ですが...。全体が暖まり、馴染むと同時にしなしなしてきたところで、写真のように普通のソースを掛けます。両は少な目。ここまでに用いた調味料はこのソースのみ。これを可能な限り、全体で混ぜ合わせます。
グリル調理では、味を馴染ませるのが難しい。しかもアルミホイルの強度はほぼ0。センセイも1回だけですが、ホイルを部分的ながら破いてしまいました。
ここでのポイントは、野菜と対話しながら作業すること。種類はもちろんのこと、野菜の硬さや含まれている水分の個体差が大きいので、その様子を確かめながら電子レンジとグリルで加熱します。正直なところ、センセイもまだ完璧ではありません。
でも、これなら実用になるな、というのが正直な感想。続いて、少量の焼肉のタレで味付けした豚肉を乗せます。野菜とは対照的に、お肉については問答無用。有無を言わせず(?)、強火で短時間で一気に焼きます。途中、豚肉をひっくり返して、焼き残しがないように注意します。
豚肉の場合は、特に注意が必要です。弱火ないしはガスを止めて、余熱で少し全体を蒸らし、かつ、味を馴染ませます。アルミホイルごと持ち上げ、皿に移して、「焼きそば」完成。
グリルを用いることのメリットは、まず、肉をホントに「焼く」ことができること。業務用の火力ならフライパンでも焼けるのです。これは「チャオ(「炒」)」ではなく「バオ(爆)」の状態。でも家庭用の火力では無理。
他方、グリルは味を馴染ませるのが難しい。どうしてもムラは残ります。良さを生かしつつ、弱点をどうやってカバーするか。低塩分の焼きそばを頂きつつ真摯黙考(ちんしもっこう)して、アイディアをいろいろ検討するのです。
はい。
■12月6日(月) う〜ん、残念。今日は品切れ ──大学食堂でポークシチューを頂きました──
少し夜更かしをしたためか、今朝はいつもより遅く、7時前に起床。
まず外の様子を確かめます。予報によると、当地は気圧の谷に入り、南から入る湿った空気の影響で、朝から午前中いっぱい雨との予報なのです。それは仕方ないとして、問題は降り始るタイミング。
昨晩の予想では、センセイの出勤時刻。で、結果はというと、未明からずっと弱い雨が降っていたようで、一面が濡れています。傘を差さなくてもいいかなぁ...と思ってアパートを出たのですが、甘かった。まぁ、そんなに強い降りではなかったのですが。
というわけで出勤後は退勤まで、キャンパスはもちろん、校舎の外へ出ることもありませんでした。雨の日のポイントは、お昼をどうするか。
雨靴に履き替え、傘を差して...という気分ではなかったので、渡り廊下を使って「コ」の字状の経路で大学食堂へ。これにはもう一つ理由が。今日はランチ(380円)の週替わりメニューとして、ポークシチューが提供されるはずなのです。
実際、現場の表示もそうなっていますが...並んでいません。ナシテ?!何故か申し訳なさそうな表情のオバちゃんに尋ねると、「すみません、今日は品切れなんです」。確かにすぐ近くの表示のみ「品切れ」。
仕方ないので今日は、小盛りのカレーライス(270円)を頂きました。安定した味なのですが、後から胸焼けに。加齢のためでしょうが、学生諸君と違って油っぽいものには身体が対応できなくなっているのです。
では、なぜ写真が?!先週もずっと雨。白状すると水曜日にポークシチューが並んでいたのでそれを頂いた時に撮影したのです。それはともかく、これがかなり美味しい。
カレーやシチューなどは後片づけが大変。学生時代は毎日のように作っていたのですが、オトナになってからはサッパリ。
写真を見ていただくとわかりますが、大きなジャガイモと人参がゴロゴロ。玉葱もかなり入っていますが、ポークは存在感が薄い。これは高齢者のセンセイには問題になりません。
カレーライスないしはハヤシライスを想起させる味付け。ただし少々濃いめ(≒塩分多め)でしたが。というわけで一昨日に続き今日も、二匹目のどじょう狙いは当てが外れてしまいました。トホホ。
今週は水曜日までは雨が続くし、講義の関係で外へ出る時間もありません。果たして明日は、ポークシチューにたどり着けるか。
■12月5日(日) 移動経路沿いにある地元資本のスーパーに、初めて入ってみました
今日はタイトル通りの話題。
センセイの毎週の移動経路沿いにはスーパーマーケットが何店かあります。ほとんどが少なくとも1回入っています。でも例外が1店残っていました。それが写真のお店。
左上のお店の名前を読むことができるでしょうか..。
もちろん「イチコ」はおわかりのはず。問題はその左。「不」のように見えるのは「ふ」ではありません。「一」と「小」を上下に組み合わせたもの。
これで「イチコ」と読みます。ここは株式会社イチコが運営する直江津店。同社最大の店舗だそうです。「イチコ」は明治4年、高田(現上越市高田)で鮮魚商として創業。
昭和30年代にスーパーに業態転換しました。新潟県西部「上越」に数店舗を展開する、地元資本のお店。直江津店は国道8号線沿いの大変便利な場所にあるのですが、交通量が多いため今まで入りそびれてしまいました。でも先日、ついに訪れる機会に恵まれました。
昔風の、とてもローカルなお店をイメージしていたのです。でも店内はとてもモダンな雰囲気。そりゃ、そうですよね。生き残りが厳しいこの業界、昔のやり方でのんびり...なんてできるわけがない。西村センセイ、ホントに反省。
店内を一巡します。品揃えや品質は決して悪くないのですが、価格はごく普通。安売りのお店に比べると少し高いかもという感じ。「地域に根付いた良心、堅実経営」という印象を受けます。されど残念ながら、お気に入りのものはありませんでした。
結局、何も買わずに退出。興味があったのですが、個人的には「ご縁はなさそうだなぁー」という感じです。う〜ん、(再び)残念。