2020年2月29日更新(2020年3月8日ページ移動)

──2020年2月第5週のニュース──

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2月29日(土) 当たり前のようで、そうではない ──西村センセイ、高校の同窓会名簿で自分の名前に出くわす──

 今日は土曜日。つまりセンセイにとっては休日のはず。

 昨日は立場上の仕事があった──例によってコメントはありません──のですが、昼過ぎにセンセイの役割を終えたので、通常だったら帰宅するところ。でも移動は今日にしました。こちらも立場上の業務が今日の午前中にあったのです。
 う〜ん、未消化の休日出勤が溜まりまくっている...。

 それはともかく、仕事を終えたのでお昼に金沢を離れました。ここ数日、天気予報は良い方へ変わり、今日はほぼ晴天。ドライブ日和です。それに応えるかのようにBMW 320i MSportも絶好調。
 今日も一般道のみを走行し、トータルでの燃費は22.5km/L。最高記録に近い好成績です。

 往路、国道8号線を走行したした際は荒天で、波飛沫はもちろん、「波の花」までが舞う状態。フロントガラスがすぐに塩分で白くなります。車体全体に、車体を錆びさせる塩分がこびり付いています。
 帰宅時はすでに暗くなり始めていましたが、だからとにかく洗車。

 書斎に入ると母校である新潟県立柏崎高等学校の同窓会名簿が届いていました。旧制中学から数えると120年(創立記念日を基準にすると119年)の歴史を有します。これまでのセンセイの人生の倍の長さだ。
 もちろん最初に確かめるのは、同級生および前後の学年の生徒の、その後の様子。

 同級生に関する限り、60歳定年を迎えたものの、そのまま会社に留まるか、関連会社で働く人が多い。前者は役職定年や俸給の引き下げで、辛い思いをしている人が多いらしい。
 ...あれっ?!

 恩師のその後が気になって、名簿の最初の方を見ていた時のこと。目が、人物名に反応。なぜならセンセイ自身の名前を目にしたような気がしたのです。
 改めて良く見ると、おぉ、確かにセンセイの名前。
((c)新潟県立柏崎高等学校柏学・柏高同窓会)

 金沢工大に移籍した2002年の冬に植樹した「ニュートンのりんごの木」の写真です。お伝えしたように、もともとは前年の特別講義が契機。
 気になって、時々様子を見に来ていたのですが、このことろ、ちょっとご無沙汰。

 以前はあまりに細身で気になっていたのですが、栄養分が乏しい海岸沿いの砂地でも、何とかちゃんと育ってくれているのね。やれやれ。
 それにしても、写真がちょっとボケている...。ま、いいんですけど。

 親はなくても、子(児童生徒、学生)は育つ。「親」は、そう遠くない将来、物理的な存在ではなくなるんだし。



2月28日(金) 西村センセイ、珍しく「断捨離」をする ──近日中に重要なお知らせをします── 【予告】

 写真は昨日の午後に撮影したもの。廃棄物の仮置き場です。

 今は購入後年数が経過して本来の使用目的を終えたり、修理不能で不要になった什器(じゅうき)備品を廃棄する時期。定められた期間内にここに持ち込み、専門の処理業者に渡して処分してもらうのです。
 でも、不要あるいは使えなくなったからといって、自分の判断で捨てて良いわけではありません。

 これらは大学(正確には法人)の財産であり、その登録手続きが取られています。

 だから、いくら減価償却──知らない人は調べてね──を終えているといっても、所定の手続きを経ていないと処分するわけにはいかないのです。

 物持ちの良いセンセイのことですから、そんなに簡単には捨てないのですが、今回は前任者から引き継いだものの不要になった機器を中心にいくつか廃棄しました。
 目立つのは古いコンピュータとプリンター。

 ちょっと前まではブラウン管式のモニタが多かったのですが、今回は見当たりませんでした。おっと、左側に見える円盤状のものは、AppleのAirMacベースステーション!!
 でもこれは、ほんの一部。

 財産管理のラベルを貼付してある機器は処分のためここに持ち込みますが、ACアダプターのような周辺機器の類は学内の所定の場所に廃棄して良いことになっています。
 今日はセンセイなりに思い切って、いろんなものを廃棄しました。引退がそう遠くない将来に控えているので。

 いわゆる「断捨離(だんしゃり)」。(ただし造語)

 さてタイトルにある通り、近日中に重要なお知らせをすることになります。現時点では未確定の要素が多いため、まだ内容について言及することはできません。ただしいきなり、「金沢工大を辞めてやるぅー!!」などという不謹慎なものではありませんので、ご安心を。
 新年度以降のこのページのあり方に関することです。

 申し訳ありませんが、具体的な情報を伝えできる状況になるまで、もう少々お待ちください。



2月27日(木) 裏表紙が... ──冊子体の列車時刻表は「終わったコンテンツ」か?! ──

 今日は時々雨が降るとの予報だったので、自動車でご出勤。実際、予報通りになりました。

 午前中のヘビーな打合せを終えると、何だかもう、1日が終わったような気分。ただしスッキリとではなく、酷く疲れた状態で、です。食欲も出ず、お昼はサラダだけ。

 「これぢゃぁ、いけない」と気を取り直して、厚生棟2階の書籍コーナーへ向かうことにします。校舎の外に出ると、ポツポツと雨。ただし細い雨だったので、傘を取りに戻るようなことはしませんでした。
 お目当ては写真の大判時刻表。
((c)JTBパブリッシング)

 来月14日にJRのダイヤが改正されるのです...が、ない。時刻表が見当たりません。

 たぶん3ヶ月ぶりくらいに訪れたのですが、そもそも、配置が大きく変わっています。加えて、書棚があった場所の一部が、スナック菓子の陳列棚に換わっていました。
 書棚をグルグルと2回廻って、ようやく時刻表のコーナーにたどり着きました。でも...やはり、ない。

 大判の時刻表が1冊だけあったのですが、写真のJTBのものは見当たりません。時刻表は毎月21日頃に新しい版が並ぶので、売り切れてしまったのかも。
 迷った末、近くの書店へ行くことにしました。

 キャンパス内を歩いている時は青空が見えていたのですが、高橋川を渡る頃から少しずつ雨が降り始めました。戻っても濡れるので、そのまま書店へ。
 もちろんここでは、ちゃんと4冊──「4冊しか」と言うべきか──並んでいました。

 簡単な紙袋に入れていただいたので、これで、少しくらいの雨なら大丈夫。

 ダイヤの改正内容の概要は報道されているので、概ね承知しています。まだ知らされていない在来線の情報など、細かい部分を読もうと思って紙袋の封を切り、手に取ると...どこか変。表紙ではありません。
 裏表紙です。

 時刻表の裏表紙はかつて、企業が広告を出稿する重要な場所でした。昔々は証券会社、それが旅行業に替わり、センセイが最後に購入した昨年10月号の裏表紙は、BS朝日の鉄道旅行番組の宣伝。
 番組放送開始10周年を記念してのようです。

 でも今号のそれは広告ではなく、JRの繁忙期/閑散期のカレンダー。航空機に似て、これらの期間中は特急料金が少し変わるのです。もちろん見やすい場所にあった方が望ましい情報。従来は、時刻表の最初の方に小さく掲載されているだけだったのです。
 でもこれって要するに、もはや広告を取れないということじゃないだろうか...。

 センセイも出張申請などでは、大学指定のソフトウェアを使用して経路と費用を算出します。公務なので。

 実際、大半の方には問題が起きていないと思います。でも、少なくとも現状のソフトウェアのレベルでは、利用者が時刻表の「行間」を読むことはできない。だからこそ、冊子体の時刻表が...と考えるセンセイは、相当古いらしい。

 冊子体の列車時刻表はもはや、「終わったコンテンツ」なんだろうか...。



2月26日(水) 「賞味期限、過ぎてますよぉ...」 ──中身の入ったペットボトルが凹んでしまった──

 昨日に引き続き、今日も朝から午後まで4つの会議が連続。ふぅ...。

 それでも昨晩は意識して休んだので、昨日のような酷い状態に陥ることはありませんでした。小さな失敗はいろいろありましたが、概ね問題なく会議を乗り切ります。研究室へ戻り、少し休憩。写真は、その研究室内で撮影したもの。
 水の入ったペットボトルです。

 同じメーカーの同一製品、従って同じ形状だったはずなのに、ずいぶん格好が違う。

 左側はごく普通の姿。でも右側は...何だか、ちょっと変。まるでコカ・コーラのガラス瓶──今でも存在するのかなぁ──のように一部がくびれ、全体的に縮んでいます。

 西村センセイ、ふだんは缶入りあるいはペットボトル入りの飲料を購入しません。もちろん出張先等では違いますが、その場合であっても、お茶はほぼまったく飲みません。あくまでも、水だけ。
 キャンパス内も同様。

 ただしセンセイらの研究室がある建物は古く、水道管が老朽化していて水が鉄臭いので、外から水道水を持ち込み、右側の電気ポットで煮沸して使用しています。
 要するに、味が違う。

 会議ではしばしばペットボトル入りのお茶が提供されるのですが、飲まずに持ち帰り、お茶が大好きなSA(スチューデント・アシスタント)にプレゼント。
 写真のミネラル・ウォーターを頂く時もあるのですが、こちらは非常時に備えて研究室内で保存。

 その結果、センセイの研究室へ入った方はすぐに、写真のペットボトル入りの水が相当な本数並べられていることに気づくはず。もちろんセンセイも機会があれば飲もうと思うのですが、ついついチャンスを逸してしまいます。
 で、右側のボトルの賞味期限は2018年。それに気づいたSAは、本当にびっくりしていました。

 彼女は「賞味期限を過ぎており、もう飲むことはできない」と考えた──それはごく当然のこと──のですが、他はともかく、水の場合は事情が異なります。ペットボトル入りの水は、製造過程で消毒と濾過を経ているため、品質が劣化しないのです。
 要するに、水は腐らない。

 ではなぜ賞味期限があるかというと中身、つまり水が徐々に失われ、本来の量を維持することができないから。法律の関係だそうです。

 ペットボトルはレジン(樹脂)の一種、ポリエチレンテレフタラート(PET)で造られています。軽くて取り扱いが楽。そして強度その他も問題ない。唯一、注意すべき点があるとすれば気体、特に低分子の気体を完全に遮断することができないこと。
 水分子は小さいので、徐々に容器外に抜けてしまうのです。

 それにしても、わずか2年くらいで、こんなに減ってしまうんだ...。



2月25日(火) 新型肺炎の影響はついに、センセイらにも... ──西村センセイ、ネクタイを締めて朝から晩まで働く──

 今日の結論は、「宿題には、早めに着手しよう...」。

 この当たり前のことが、センセイには難しい。トホホ。

 今朝は早起き。偉そうに言っているのではなく、そうせざるを得なかったのです。今日の午後、以前ご紹介したセンセイらの取り組みに先行して採択された「研究ブランディング事業」の最終報告会が学内で開かれます。
 その中で、センセイも簡単に報告することになっているのです。まぁ、要するに、刺身のツマ。

 今日の10時に、担当者にファイルを渡すことになっていました。ただし西村センセイ、先週末は調子がイマイチで、仕事になりませんでした。アイディアを練り直す必要もあって、今日の午前中に集中して作業することにしていたのです。
 ところが職員の就業開始時刻よりも前に、立場上の電話が飛び込んできました。ナシテ?!

 もちろん仕事ですから、そちらに従事。個人的にはかなり消耗してしまいましたが、気を取り直して本来の作業に戻り、30分遅れで午後に使用する提示資料を送信します。
 締切を過ぎているので、担当者は不在。代わって電話に出た女性に、送信した旨を伝えます。

 これで一安心...といきたいところですが、そううまくは行かない。11時からは再び立場上の、しかもかなりヘビーな会議。センセイの役割は、ほぼ、大きな部屋の真ん中に座り、お弁当を食べることだけ。
 しかしこれが予想外に長引き、2時間以上を要しました。

 肉体面はともかく精神的に、西村センセイはすでにヘロヘロ状態。でも間もなく報告会が始まる時刻。急いで別棟に移動し、ファイルとポインタの動作を確認します。
 会場は、古い施設を全面的に改修した小ホール

 雨の中、すでにお客様が入り始めていました。最終的に客席の大半が埋まってしまうほどの盛況。小心者のセンセイはまず、その事実にびっくり。
 続いて気づいたのが、客層の違い。

 今回のブランディング事業はテクノロジーを活用した地方創生がテーマ。それもあって地元企業の方、それも若い方が多い。センセイがふだんお付き合いする機会が少ない方々。状況が、想定とかなり異なります。
 この状況で報告会開始。写真は事業の責任者が概要を説明しているところ。

 続いて、学者側の発表が3名。内2名は副学長。...オイオイ。

 気を取り直して、センセイのプレゼンテーション。与えられた条件下で、ベストを尽くします。センセイのことですから「頭が真っ白」なんてことはありません。客席の後ろまで、反応が手に取るように伝わってきます。
 正直なところ、これまでの発表とは内容も形式もかなり異なるので、戸惑っている方が多い。

 今日の発表はいわば、センセイらの最終報告の予告編のはずだったのです。関係者と協議した結果、新型肺炎──いわゆる「コロナウィルス」──の広がりを考慮して、来月に都内での開催を予定していた報告会は4月以降に延期することに。
 もちろん今日の報告の中でもこのことに言及しました。

 何だか今日のセンセイは中途半端。でも思い返してみると、何と、こちらこちらに続く、今月3回目の発表。それもかなり注力しての報告です。少なくともそれだけは客観的に評価すべき、と自分に言い聞かせます。
 それにしてもやはり、もっと早くから宿題に取り組むべきだった。

 (再び)トホホ。



2月24日(月:振替休日) アルファベットを組み入れた自動車のナンバープレートを初めて目撃しました

 ...楽しくない。認めたくはなかったけど、認めざるを得ない。

 先週金曜日、帰宅すべくBMWを走らせ始めて気づいたことです。午後にアパートを発ったので、当然のことながら金沢市内はそれなりに交通量が多い。だからこの区間でストレスを感じるのは当たり前。
 しかし市街地を抜け、エンジンブレーキとハンドリングが楽しい内山峠に差しかかっても、何だかイマイチ。

 大型トラックや下手な運転の車に続いてしまったなどの要因もあるのですが、「BMWを運転していても、あまり楽しくない」ことも事実。

 何か問題が起きています。BMW(F30後期型)にではなく、センセイの側に。初めてのBMW(E46最終ロット)で驚かされたのが高性能そのものと、それを持続する品質の高さ。もちろん工業製品ですから、いろいろなトラブルは発生するのです。
 ただし、不安定さはない。まったく感じません。ま、最後は、思いっきり愚図られましたが。

 その日はいろいろあって、精神的にあまり余裕がないことはわかっていたのです。でもそれだけでは説明できません。何か身体面の問題が発生しています。BMWはその高性能さ故に、センセイに警告を発しているのです。
 「タクシーの運転みたい」──実際にはいろいろな運転手がいらっしゃいますが──と運転ぶりが評されるセンセイですが、いつも以上に慎重にハンドルを握ります。

 もちろんまったく問題なく帰宅したのですが、落ち着いてからチェックすると、腰が痛い。

 どこか特定の場所で刺すような痛みがあるのではなく、腹部全体が「重い」感じ。ちょうど1年前に罹患した椎間板ヘルニアの悪夢が頭を過(よ)ぎります。
 というわけで、土日は家族サービスと通院以外の仕事は放棄して、ひたすら休みました。

 おかげで今朝は比較的元気に起床。自宅付近のみ雨が残っていたのですが、週末の大荒れの転機で愛車が泥まみれになっていたので、簡単に洗車。
 いつもより30分遅れで金沢へ向けて発ちます。おかげで「...楽しくない」は、ない。

 強い向かい風で燃費は20.7km/Lに留まりましたが、問題なく金沢市内に到着...あれっ?!

 市内の交差点で一時停止していると、右側の幹線道路からセンセイの前に、見慣れない大きな車が入ってきました。明らかに超高級車。“AMG(アー・マー・ゲー)”は、メルセデス・ベンツのスポーツブランド。
 後から調べたら、1,300万円以上もするそうな。 

 センセイの目は、そのナンバープレートに。上部の分類記号が「名古屋31K」と記されているのです。

 数字とともに、アルファベットが使用されています。車のナンバーをある程度選択できるようになった──センセイも利用している──ため、分類記号が不足し、アルファベットを組み込むことは知っていました(報道の一例)。
 でも実際に目にするのは初めて。

 “AMG”は、BMWの“M”ブランドに相当します。センセイの“M Sport”は“M”そのものではなく、“Mもどき”(それでも高かったけど)。“AMG”も“M”も、センセイには手が届かないことだけは確か。

 ま、センセイは“320i M Sport(MT)”に十分満足しているので、別にいいんですけど。



2月23日(日:祝日) また逢えるとは、思ってもみなかった... ──センセイが金沢駅で出くわしたもの──

 いろいろ出来事が続き、お伝えし損なっていた話題。

 写真は先々週の月曜夕方、翌日に大分で開かれるシンポジウムに参加すべく、センセイが一足早めに移動を開始した際に金沢駅の在来線ホームで撮影したもの。

 2番線ホームで大阪行きの特急「サンダーバード」を待っていると、写真の七尾線の普通列車が到着しました。なぜか、ちょっと気になったのですが、その時はそれ以上、深追いすることはありませんでした。
 でも、センセイが立っているホームにいた中年男性が、何かに気づいてカメラを取り出し、撮影を始めました。ナシテ?!

 到着したのは、ありふれた旧国鉄型電車...あ"っ。

 もっと早く気づくべきでした。列車は3両編成。手前の、運転席のある車両は折り返し運転に備えて尾灯(赤いランプ)を点灯しています。
 駅舎内外の明るさの変化が激しいのでちょっとわかりにくいと思いますが、奥(右側)の2両のドアは車両の中央部に近い位置にあります。

 しかし手前の車両のドアは、端にあります。別な系統の車両による混成編成なのです。奥の2両は、当時余剰になっていた急行型車両を改造したもの。
 で、手前の車両(クハ455-702)、実は改造前の急行型車両そのもの。実際には出入り口付近をロングシート化するなど、少し改造されていますが、それでも当時の姿を良く残しています。

 485系特急電車がその汎用性を生かして北海道から九州(四国を除く)まで活躍していたように、457系は急行として全国を走っていました。

 北陸地域は交流60Hz区間と直流区間(津幡以北の七尾線および糸魚川以東の北陸本線)が存在するため、両者に対応可能な457系と、「しょくぱんまん」こと419系が通勤通学客の移動を担ってきました。
 西村センセイ自身も北陸新幹線開業前はほぼ毎週、この457系に乗って直江津から金沢へ「通勤」していました。もっと早く気づくべきだったのです。

 北陸本線が第三セクター化し、それに伴って457系が北陸本線から退役したため、北陸地域からすべて457系は消滅したと思い込んでいたのです。でも、後から調べてみると、この編成ともう1編成(クハ455-701)だけが残されているとのこと。
 知らなかった...。

 しかし残念ながら、この姿を見ることができるのも、あと僅か。JR西日本は、今秋以降七尾線に新製車両を投入して413系および415系を置き換える──この457系への言及はない──と発表しています。
 すでに一部車両は公開済。

 ところで457系に気づいたあの中年男性。身なりはちゃんとしたサラリーマン。年齢はセンセイより少し下。

 きっと、センセイと同じように、隠れ鉄道ファンなんだろうなぁ...。

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