2008年2月16日更新(2008年2月24日ページ移動。2012年9月20日一部写真削除)

──2008年2月第3週のニュース──

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2月16日(土) 【速報】 東芝がHD DVD事業から完全撤退へ!!

 新潟はかなり雪が降っています。

 明日は両親らとともに出かける予定なので、NHKテレビの夕方の天気予報を見て、そのままニュースのヘッドラインだけ確かめてからお風呂に入ろうとしたら......あ"。

 何とトップニュースは「東芝 HD DVD撤退で調整」!!

 現在(夜8時)のところ、他メディアは報道していません。NHKのサイトにこのニュースが載ったのも8時近くになってからです。 ((c)NHK)

 センセイは遅かれ早かれこうなると思っていた──予想よりやや早かった──こともあって、BDを購入しました。
 ですから個人的には何の実害もありません。

 けれどもすでに機器を購入した人も多いし、技術系の人にはHD DVDファンの人がたくさんいるので、これから大変なことになるだろうなぁー。
 「価格.com」の中の該当するBBSは、HD DVDの劣勢が明らかになるにつれてどんどん荒れていったのですが、今晩はもう、ホントに凄いことになっています。

 東芝の損失額は数百億円と予想されていますが、社会が直接間接に受けた損害ははるかに大きくなるはず。

 去年の夏に「BDに“勝った”とはいいませんが、圧勝の状況」と言っていた東芝の経営陣はどう言い訳するのでしょうか。

 「土下座」──興味のある人は検索してみてください──は.......しないだろうなぁ。



2月15日(金) 無雪道路の謎 ──今年の雪は、細く、長〜く──

 何回かお伝えしているように、今年の北陸地方平野部は少雪となっています。

 で、雪国育ちの西村センセイが「個人的にはもっと雪が...」などと書いた途端、願いがかなったのか祟られたのか、その後、雪の日が続くようになりました。

 けれども一晩でドカンと雪が積もるのではなく、夜中に少し降っては昼間に融け......の繰り返し。ちょっと根性なし、という今年の冬なのです。

 西村センセイ、ちょっとくらいの雪なら自転車で移動します。この冬、雪が本格的に積もって徒歩で出勤したのは、今日を入れてもたったの2日だけ。

 今朝は郵便を出す必要があったので、いつもとちょっと違う道を歩いたのですが、大学構内に入るところで不思議なことに気づきました。

 交差点の手前は積雪があるのに、その向こうの大学構内の道路には雪がないのです。
 どうしてだろう。

 「大学構内」と書きましたが、正確に言うと、前の道路は公道(野々市町道)です。
 その道だけ、雪がない。

 除雪したのかと思ったのですが、そうでもなさそうだし、道路の下を下水配管(?)が通っているようなのでその余熱かとも思ったのですが、ここまできれいに雪は消えないだろうし......。
 ホントにどうしてなんだろう。

 実質的に大学構内のようなものだから、学生や高専の生徒のために道路にヒーターでも入っているんだろうか。(それなら電気代がかかるでしょうね。)

 金沢工大に移ってから6年目に入るところですが、まだまだセンセイの知らない秘密がたくさんあるのです。



2月14日(木) BDを本格的に導入してから、DVD-“RW”の出番が激減したように思う

 新潟の自宅にBDレコーダーを買ったのが去年の春。その性能が素晴らしく、使い勝手も良いため金沢のアパートにも同じ機種を導入したのが秋の終わり
 いろいろ忙しかったのですが、年末年始から両機ともにフル稼働し始め、今や新潟・金沢ともにセンセイのAVシステムの中核機となっています。

 考えてみると、金沢工大赴任に合わせて買ったパイオニアのDVDレコーダーはもちろん、ソニーのDV・S-VHSレコーダーも録画には全く使わなくなっています。

 パイオニアのマシンは比較的初期のものなのでHDDを内蔵していません(翌年に内蔵モデルが出た)。
 そのため、留守録を見てから消すために書換型のDVD-RWディスクをよく使っていました。
 当時は1枚数千円したはずです。

 去年の春、自宅(居間)および金沢用にHDD内蔵DVDレコーダーを買ってから、留守録に関しては、アナログBSを録画する場合を除き-RWディスクを使うことはなくなくなりました。

 それでも録画モードを大ざっぱにしか切り替えられないDVDおよびBDレコーダーの弱点を補い、古いビデオテープの素材をマニュアルモードでちょうど良い状態でDVD化するためには割と使ってきました。

 でもビデオテープからBD/DVDへの移行作業が一段落したのと、高画質・長時間録画というBDの特性を生かして本格的に使用するようになると、さすがにもう-RWディスクの出番はほとんどありません。
 これはセンセイだけの話ではなく、同じようなことがあちこちで起きているんじゃないかなぁー。

 というわけで、消去を待つだけの-RWディスクがどんどん増えているのですが、まぁ、これも時代の流れなのかなぁーと思っています。



2月13日(水) 「1番線神話」は真実か?! ──これが噂の富山駅1番線ホームのお店!! ──

 ちょっと前、金沢駅ホームの立ち食いそばのお店をご紹介したことがあります。

 その時にもちょっと触れたのが、富山駅1番線ホームにある「立山そば」のお店。
 ネット上などで調べていただくとわかりますが、B級グルメファンの間ではここのお店が美味しいことで有名なのです。

 富山駅ホームにはこの1番線のお店の他に、2、4番線、5、6番線にそれぞれお店があります。
 もちろんセンセイはすべてのお店で食べたことがありますが、やはり1番線のこのお店を一番美味しく感じます。

 作業をよぉーく見ていると、出汁は工場で作ったものをビニール袋に入れて運んでいるだけだし、冷蔵庫その他もごく普通で、他の店舗とまったく同じ。
 でもファンが口を揃える通り、やっぱり1番線が美味しい!!

 新潟駅の1番線ホームにもかつて、改札口の隣に立ち食いそばのお店があって──その後、撤去──他の番線のお店よりずっと美味しいという評判でした。
 故宮脇俊三氏のエッセイの中にも登場します。

 一昨日、富山駅で乗り換えるためにちょっと時間があったので、このお店でうどんを頂戴しました。
 写真左手が小さな公園のようになっていて椅子もあり、日中だとそこに腰掛けて美味しそうにそば/うどんを食べている女性を見かけたりします。

 1番線神話がホントかウソか、富山駅に立ち寄ることがあったらぜひ、改札を出るその前に左手にあるお店で確かめてみてください。



2月12日(火) 日本石油産業発祥の地で見る夕陽 ──新潟県中越沖地震から約7ヶ月──

 北陸地方はこのところ不安定な天気が続いています。寒気が入って冷え込んだかと思えば、昼間はずいぶん日差しを暖かく感じたり。

 昨日は夕方の電車に乗ったのですが、ちょうど日没に立ち会うことができました。朝の雪もすっかり融けてしまっています。

 写真中央奥は地域のシンボル「米(よね)山」(993m)。

 中央奥にJR柏崎駅があり、その手前の荒れ地は、日本石油(現新日本石油)の石油精製工場跡地です。もともとここは、我が国の石油産業発祥の地なのです。
 左やや奥に、工場施設の一部だった煉瓦づくりの建物があるのがおわかりになりますでしょうか。保存運動が起きていたこの建物は、昨年の新潟県中越地震で崩壊(こちらおよびこちら)してしまいました。


 この付近は土壌を改良しているのですが、やはり地震で大きな被害を受けた市民会館(ホール)をこの地に移転新築しようという動きがあります。
 駅前の一等地にまとまった面積の土地を確保できるし、歴史のある場所を全市民のために有意義に使えるのなら、それはそれで良いことなんじゃないかな、と個人的には思います。

 写真の反対側(センセイの背中方向)は駅前公園で、仮設住宅が並んでいます。でもどうやら、自宅を再建したのでしょう、夜になっても電灯の灯らない家もあります。

 地震から約7ヶ月。被災地では中・長期的な復興が進みつつあります。



2月11日(月) 今後、減ることはあっても...。 ──自宅AVシステムのケーブル類を整理しました──

 先週はとにかく忙しく、ヘロヘロになって新潟の自宅にたどり着いたので、この週末は気力・体力回復(?)のためにほとんど自宅でゴロゴロしていました。
 センセイも歳ですねぇ。

 最低限の仕事以外にやったことといえば、映像素材の整理(BD化)と書斎AV機器の配線の整理。

 自宅には多数のAV機器があります。

 センセイの年代が若かった時はオーディオ機器しかなかったのですが、その後ビデオ機材が加わり、またAVともに、機器が急速にデジタル化されつつあります。
 加えてセンセイは昔、コンサートのレコーディングや多重録音──若い人に理解できるかな?──などをやっていたので、単純な配線ではなく相互にデータをやりとりできるような複雑(過ぎる)システムになっています。

 あまりに複雑で、時々ホントに自分でもわからなるほど「何でもできる」欲張りなシステムなのです。

 これではいけないと反省し、金沢のアパートでDATなどのオーディオ素材とビデオテープの映像素材はほぼデジタル化。
 昨年のうちに機器を新潟の自宅へ戻しました。

 でもとにかく最低限の配線をしただけで、今後の使い方を考えてから配線し直すことにしていたのです。
 今回、仕事に一区切りついた頭でどうしようかと考えた結論は、「人生の午後三時」。

 今後体力は落ちる一方だし、何より新しいことを受け入れることは難しくなると思われるます。
 これまで個人的に収録した資産を、家族を含めて他の人にできるだけご迷惑をおかけしないように整理することにしました(というか実は、それ以外の選択肢は、残されていない)。

 映像資産はBD化およびDVD化、音楽はCD化ないしはHDD化。基本的にそれ以外の方法で録画、録音はしない。
 そして子供の成長記録など一部の貴重なものを除き、不要となった素材および再生機器は廃棄......という方針にもとづいたAVラック裏の配線が右の写真。

 これでも本来の量の半分以下、ずいぶんすっきりした(?)配線になっているんですよ。



2月10日(日) まるで、関東のような雪の消え方だ...。 ──北陸地方は寒い日が続いています──

 何度もお伝えしているように、新潟の平野部はこの冬、記録的な少雪となっています。

 その代わり(?)、例年になく冷え込むことが多くなっています。寒気と放射冷却のせいでしょう。

 写真はこの週末にセンセイの自宅書斎から見た地元のシンボル「米山」ですが、民家の屋根に昨晩の雪がうっすらと積もっています。
 いつもの新潟のベタベタした雪ではなく、長野や北海道で見るような冷えて乾いた(?)雪です。

 新潟の平野部の雪は、いわば気温で融けます。

 平地は割と気温が高いのでもともと雪が水っぽく、積もった雪はシャーベット状になって、だんだん融けていきます。
 それも、どこも割と均等に。

 センセイは東京西部で暮らしていたことがあるのですが、東京の雪の消え方は新潟と全然違います。

 もちろん関東だって冬は寒いです。北風が強いので、むしろ新潟の平野部よりも体感気温は低いのではないかと思います。

 それなりに雪が舞うことはあるのですが、めったに積もりません。
 でも時々、今年のように数センチ積もることがあって、そうなると雪はなかなか消えません。気温が低いので、特に日陰にはいつまでも雪が残っています。
 関東の雪は、いわば日差しで融けるんですね。

 で、今年の新潟、晴れた日の翌朝は道路が全面凍結していて、10時くらいになってもまだ日陰は凍ったまま。

 西村センセイ、車で外出する時にわざとブレーキをかけて路面とABSの様子を確かめながら、三鷹と小金井で過ごした6年間の冬を思い出していたのでした。

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