2015年1月10日更新(2015年1月18日ページ移動。2017年7月15日一部写真削除)

──2015年1月第2週のニュース──

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1月10日(土) JR西日本の最新鋭ラッセル車は、まだ出動の機会に恵まれていないようです

 今日の西村センセイは、日帰りで京都へのご出張。ただし「日帰り」と言っても金沢に戻ったのは、間もなく日付が変わろうという時刻だったですが。
 というわけで今日は見たままの話題を。

 金沢から乗車した大阪行の特急「サンダーバード」は定刻に出発。だからこのまま順調に運行するんだろうと思っていたら、「到着は5分ほど遅れる見込みです」とのこと。
 ナシテ?!

 やがて車掌からアナウンスがあって、北陸地方には昨晩ところどころ降雪があったため、敦賀駅で臨時停車して車体への着雪状況を確認するとのこと。越後湯沢へ向かう特急「はくたか」は雪に強いのです。
 でも同系統の「サンダーバード」は、ちょっと違うらしい。

 アナウンス通り、敦賀駅で臨時停車。どうやって点検するんだろうと思っていたら、防寒具を着用した係員がホームから車体を見て歩くだけ。
 ホームの反対側からの点検はありませんでした。

 「問題なし」とのことで、列車は5分遅れで敦賀を出発。センセイの関心事はこの先。JR西日本の車両基地(派出所)があるのです。
 写真がその場所なのですが、やっぱり......。

 手前で控えているのは、521系普通車両。車両前面にがあることと、その形状から3次車であることがわかります。
 センセイの関心はその奥の赤い車両。

 最新鋭のラッセル車「キヤ143」です。敦賀に1両配備されていることは知っていたのです。でもこの目で確認するのは初めて......あれ?!
 ラッセルのヘッドが装着されていません。現状は、ただのディーゼル機関車。

 写真左側の写っていない場所には旧型のラッセル車が控えていました。この地域は少し前に大雪に見舞われたので、こちらはまず間違いなく出動したんだろうと思います。
 ただしどうやら、キヤ143はそうじゃないらしい。

 今シーズンは12月初めにかなりの降雪があったので、印象としては大雪。しかし冷静に考えてみると、少なくとも12月下旬からはそれほどでもありません。むしろ少雪。
 ラッセルヘッドなしのキヤ143は、その事実をクールに語っています。



1月9日(金) 組織の立ち上げで大変なんだろうけど... ──PDFファイルからわかってしまうこと──

 来春からの自宅−金沢間の移動を考えていて、そして昨日のニュースを書くためにいろいろ調べていて、あることに気づきました。事態はかなり深刻。

 第三セクター各社が公開したPDF形式の時刻表や運賃を調べる過程で、どのソフトで作成したんだろうという疑問が。もちろん表形式のものの大半はExcelでしょうけど。
 Windowsの場合、作成したソフトを調べるためにはファイルの「ファイル」→「プロパティ」を調べます。

 最初は「詳細」のタブが開かれるので、「概要」へ移動します。下部にファイルを作成したソフト名とバージョン、PDF化した際のソフト名とPDFバージョンその他が表示される......あれっ?!
 開くファイルを間違えました。

 だって作成者名が違う。IRいしかわ鉄道の時刻表を開いたつもりだったのですが間違えて、あいの風とやま鉄道のものを開いたようなのです。
 ところが再確認後に開いたファイルも「とやま鉄道」。どうなっているのでしょう。

 気になって、とやま鉄道を開くと、こちらは何と、印刷したものをスキャンしているらしい。他社のファイルは100KB前後。
 とやま鉄道だけは画像扱いなので約1.5MB。重さが1ケタ違います。

 たぶん、オリジナルのファイルはあいの風とやま鉄道が作成したのでしょう。いしかわ鉄道とは相当近い関係だと思われるので。
 ところが両社とも、ファイルを十分点検しないまま、あるいは点検すべきであるとことを知らないまま、それぞれの方法で公開したのではないかと睨んでいます。

 心配になって、ある第三セクターの、あるファイルを開いてみると、おぉ、こちらは作成者の欄(ぼかし部分)に実在の社員と思われる名前が......。
 今年度新採用になったんだろうな、と推測できる情報まで記されています。

 実は北陸新幹線開業に伴う在来線(北陸線)は開業後2年間、JR西日本金沢支社が管理、運行します。運転手も出向の形で担当すると思われます。
 でもこれは過渡的な措置。

 その後はそれぞれの会社が運行全体を管理し、また列車を運転することになっています。

 現在はそのような組織を立ち上げる段階なので、このような細かいところにまで気が回らない、というのが実情なのでしょう。それはそれで、わからないではない。
 センセイも割と大きな組織を立ち上げたことがあるので。

 しかしファイルのプロパティの向こうに透けて見えるものを冷静に考えると恐ろしくなってきます。正確には、恐ろしくならないことの方が、はるかに深刻。
 冗談抜きで、そうならないようにした方がいいんじゃないかと思えてきました。



1月8日(木) これぞプロが撮影した西入善駅の桜かな ──来春以降の在来線ダイヤが発表されました──

 今日の報道で、北陸新幹線開業後の富山石川県内在来線の詳細なダイヤが発表されたことを知りました。新潟県内はすでに公表済なのですが、両県はまだ概要に留まっていたのです。
 まさにセンセイが知りたいと思っていた情報。

 というのはセンセイの場合、来春からのJR信越本線ー第三セクター−北陸新幹線と乗り継ぐ際の運賃と特急料金を、公表されたデータ(一部未公表)から計算してみると、従来の1.26倍になります。
 この金額そのものはほぼ予想通り。

 ただしセンセイは節約のため、金沢へ移動する時に各駅停車を利用しています。これを考慮すると、コストの上昇は1.57倍。正直なところ、これだけの支出増加はこれはきつい。
 実はセンセイ、自宅までの交通費を支給されていないのです。

 というわけで従来同様、金沢へ行く時にJR信越本線ー第三セクター(新潟・富山・石川)と乗り継ぐ可能性を検討していたのですが、ダイヤの詳細がわからなかったのです。
 この件に関しては、ダイヤが発表されたばかりなので結論には至っていません。

 でもダイヤを読み込む過程で、いくつかのポイントに気づきました。最初に思い知らされたのが、地元地域の利便重視。
 富山市および金沢市を核とする通勤通学客の利便を最重視したダイヤになっています。

 当たり前といえばそれまでですし、すでにお伝えした内容ですが。でも予想外だったのが、列車のダイヤが現行のものとあまり違っていないこと。
 概ね、現在のものから特急を抜いたものと考えていただいてかまいません。

 その上で、ダイヤの空いた部分に泊(富山県東部)から金沢まで走る快速「あいの風ライナー」を新たに運行します。
 名称は「快速」ですが、停まる駅は現行特急並。しかも300円の座席指定券(「ライナー券」)だけで乗車できます。

 ライナー券は乗車距離と無関係なので、例えば黒部、魚津などの富山県東部から金沢へ通勤通学する人にとっては、在来特急より格安になります。
 この区間の特急利用客はかなり多いのです。

 ただし、繰り返しになりますがこのようなダイヤは富山、金沢中心。それとは無関係に乗車するセンセイがその御利益に与(あずか)ることは難しいようです。
 来春からの移動はどうやら、車と新幹線を半々に乗り分け、稀に在来線を利用する、ということになりそうです。

 写真の説明を忘れていました、富山県内の在来線を引き継ぐ「あいの風とやま鉄道」のサイトです。左下に新ダイヤへのリンクが掲載されています。((c)あいの風とやま鉄道)
 お気づきだと思いますが、写真は西入善駅(右)と駅構内の桜。プロのテクニックは凄いですね。

 ご縁が切れてしまうのかな、と思った(こちらこちら)のですが、運命って、案外長持ちするもののようです。



1月7日(水) 出勤途中の西村センセイ、妙に気になる場面に出くわす

 お伝えしたように、金沢工大は今日から講義再開。しかも今日は水曜日。つまり、センセイにとってはもともと朝から晩まで講義や会議、打合せが続く日なのです。
 いつもなら「アクセル全開」なのですが、今日はそれでも踏み込みが足りないくらい。

 というわけで、夜明け前にアパートを出発し、朝イチの大学院の講義に備えます。行き交う車もまだまばらな幹線道路を渡り、歩いていると......何か変。
 居心地の悪さ、あるいは妙な違和感という表現が近いと思います。

 なぜだろうと思って改めて周囲を見渡すと......おわかりでしょうか。

 軽自動車の右前輪の空気がかなり抜けているのです。放置されている車(こちらこちら)ほどではないのですが。
 昨日、一昨日とこの道を利用したのですが、変な雰囲気はありませんでした。

 だから例えば昨日、この車に乗っている人が帰宅した時にパンクに気づいた、という感じなのでしょうか。
 いずれにせよこれじゃぁ、ちゃんと走ることはできないだろうなぁ。

 こんなことにばかり気を惹かれてしまうなんて、もしかすると西村センセイ、パンク・フェチ(?)なのかも。



1月6日(火) 香林坊はまだ冬のイルミネーション ──西村センセイ、珍しく繁華街へ飲みに出かける──

 今日は予定を変更して、見たまま──というか、起きたまま──の話題を。

 予報によると今日の北陸地方はお昼前から大荒れの天気とのこと。未明から目覚めていたのですが、どうも疲れが溜まっているらしく、なかなか起きることができません。そうこうするうち、6時半頃から急に風と雨がひどくなってきました。
 別な意味で起きる気がなくなってしまいます。

 でもそこはサラリーマン。雨はそれほど強くなかったものの、傘が壊れそうになる強風の中を、出勤し、新年互礼会にしゅっせきしました。大学全体の行事はここまでで終わり。
 ただし今日は、来月に迫っている放送大学の番組収録の打合せが入りました。

 放送大学側から2名の関係者がお越しになっています。というわけで、ややまだ本調子ではないのですが、午後は打合せ。こちらはビジネスライクな内容なので、いくつかの宿題を残しながらも打合せは1時間ほどで終了。
 せっかくの機会なので、希望者で飲みに行こうということに。

 明日は朝イチから講義があるので逡巡(しゅんじゅん)したのですが、逆接の接続詞を使っていることからお分かりの通り、センセイも参加させていただきました。授業の準備を大急ぎで済ませ、夕方のバスに乗り込みます。
 目的地は香林坊。金沢の繁華街です。

 5時半過ぎに大学前を出発したバスは、不思議と信号にかからず順調に金沢の中心繁華街へ。
 年末からのイルミネーションが続いていました。

 金沢工大に移籍してから13年目に入るところですが、イルミネーション期間に中心部を訪れるのは、たぶん初めて。
 そもそもセンセイは繁華街ではほとんど降りず、この地に立つのは半年ぶり

 予報ほどの強風ではなく、やや風は強いものの雨はまばら。歩行者は傘を差したり差さなかったり、という感じです。
 それ以上に気になったのが、歩行者の少なさ。

 まだ新年に入ったばかりなのですが、多くの方はもう日常モードに切り替わっているんでしょうね。
 約束の時刻になったので、指定された居酒屋に到着すると、もう飲み会は始まっていました。

 意識しない間にあれやこれや溜まってしまっていたこと、あるいは自分でも明確には意識していなかった言霊(ことだま:プネウマ)が、次々と形を言葉に変えていきます。
 へぇー、センセイって実は、こんなこと考えていたんだぁ。

 明日の講義があるので二次会には参加しませんでした──関係者の皆様、ゴメンなさい──が、ふだんとは違う、有意義な一時を過ごしたセンセイだったのです。



1月5日(月) たくさんの「撮り鉄」に見送られながら、金沢へ早めに移動しました

 今日は金沢へ移動する日。明日は新年互礼会(教職員の始業式のようなもの)が開かれ、明後日から講義が再開されるのです。大雪などの障害がなければ、今週は電車で移動する予定。
 もちろんJRは通常通りの運行。

 いつもなら午後、快速と各駅停車を乗り継いで移動するのですが、到着は夜になってしまいます。青春18きっぷの有効期間中なので、各駅停車は混むだろうなぁ......。
 今日は早めに特急で移動することにしました。

 この季節の日本海側には珍しく落ち着いた天気の中を柏崎駅まで歩き、一つ早い各駅停車に乗車します。途中の柿崎駅で後続の特急「北越」に乗り換えると、特急料金が節約になるのです。
 約一ヶ月ぶり柿崎駅

 海の近くなので、ホームに立つと波の音がすぐそこに迫ってきます。長いホームの端から端まで歩き終える頃に、「北越」到着。

 柿崎駅で下車するのもこれが最後かもしれないし、そもそも「北越」は廃止されることになっているので、記念撮影。
 もう少し待ってからシャッターを切るべきだったなぁ。

 席が空いているか少し心配だったのです。実際、東京方面へ向かう特急「はくたか」はまだ相当混雑していたのです。ただし、結果的には杞憂に終わりました。
 乗車率は30%程度。サラリーマンは少なく、大半は学校へ戻る大学生。他は、帰省崎から戻るであろう家族連れという具合。

 天気が持ちこたえたこともあって、沿線にはたくさんの「撮り鉄」がカメラを構えていました。彼ら──女性は見たことがない──のお目当てはもちろん、廃止される特急電車。
 実際に乗ってみようという気にはならないらしい。

 彼らに見送られるような格好で、「北越」は定刻に金沢到着。北陸本線の各駅停車に乗り換えて一つ隣の西金沢駅まで移動し、そこからはアパートまで歩きます。
 子供たちが外で遊んでいるので、まだ冬休みなんだということを再確認させられます。

 最低限の片づけを済ませて、ほとんど誰もいない大学へ。あくまでも出勤ではなく、研究室をお借りする立場なのです。

 で何をしていたかというと、研究室に置いてある予備(!!)のPowerMac G4 Cubeのクリーンインストール。もちろん先日お伝えしたシステムトラブルへの対処です。
 実は、これが結構大変で......。(続く、かもしれない)



1月4日(日) 柏崎駅裏のラーメン店舗が、「鶏ラーメン 昔食堂 なおじ」としてオープンしていました

 金沢工大学園は明日まで冬期休業。

 ふだんは滅茶苦茶忙しい組織ですが、盆や正月はまとめてきちんと休むという一面を持っています。というわけで、センセイはまだ新潟の自宅に滞在中。でも、世の中はやはり正月気分から抜けつつあります。
 というわけでこのページも今日から日常モード。見たままの話題です。

 お昼に、昼食と所用を兼ねて車で外出しました。自宅にいる時のセンセイは通常、昼食は外へ出ます。気分転換のためです。

 あるお店へ行こうとして、信号機の少ない駅裏ルートを選択しました。まさに駅裏に差し掛かると......あれ?!
 知らないお店、しかし別な場所でその名前を知っている──ややこしいですね──お店が。場所は柏崎駅地下道出口。

 覚えているだけでここは、「」、「飛雄馬」、「のろし」(入ったことはない)とお店が替わる場所。
 そこがいつの間にか「鶏
(とり)ラーメン 昔食堂 なおじ」としてオープンしているのです。

 「なおじ」というのは、「昔食堂 なおじ」およびその系列店を新潟市を中心として県内に展開しているお店のこと。
 現在は都内にもお店を構えており、一時的には高崎にも進出していたようです。

 センセイが通りかかった時は、ちょうどお店の人がのれんを掛けたところ。入ってみようか......。

 新潟市内のお店には入ってみたことがあります。一般的なチェーン店と違って、お店によって味や雰囲気が違うのが特徴。ただし少なくともセンセイが経験した範囲では、かなり濃い味。しかも量は多め。
 若い人向きだとは思うのですが。

 というわけで今日のところはパスしました。帰宅時にも意図してその前を通ったのですが、お客の気配はない。

 調べてみると、2ヶ月以上前にオープンしたようです。つまりこの間、センセイはその前をまったく通っていなかったということ。そして系列他店と違って、鶏ガラベースで、薄味のものもありそう......。
 というわけでこのお店に入ってみるかどうか、現在のところは正直なところまったく白紙の状態です。

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