2015年1月3日更新(2015年1月11日ページ移動。2017年7月15日一部写真削除)

──2014年12月第5週〜2015年1月第1週のニュース──

バックナンバーはこちら

1月3日(土) 他人が読む文章を書くのは難しい ──新潟市編『新装版 鉄道と新潟』を読みました──

 年末に地元で最も大きな書店に入りました。センセイにしてはとても珍しいこと。

 センセイはたくさんの本を私費で購入していますが、一般の書店へ行く機会はどんどん減っています。ここ数年は時刻表を、しかもそれが改正された時に買う時だけに限られるんじゃないかと思います。
 二重発注などを防ぐために現在は、紀伊國屋書店の業務用システムで一括管理しているのです。

 2ヶ月くらい前のこと。自宅に戻った時に新聞をまとめて読んでいて、地元紙『新潟日報』を発行する新聞社の関連会社新潟日報事業社から、新潟の鉄道史に関する本の新装版が販売されることを知りました。
 『新潟と鉄道』というその書名だけを頼りに紀伊國屋のシステムで検索するのですが......リストにない。

 もちろん新刊本などは情報の更新が間に合わないことはよくあるのですが、いつまで経っても状況は変わりません。ローカルな出版社だからかなぁーと思って、地元の書店を訪れたのです。
 地元関係のコーナーに、ラーメン誌だとか地元情報誌などと並んで1冊だけ残っていたのが、『鉄道と新潟』。
((c)新潟市)

 すみません、タイトルを間違えて覚えていました。紀伊國屋書店のシステムにも登録済でしたし、例えばアマゾンでも情報を紹介し、購入することができます。
 お詫びに、すぐに購入して読んでみました。

 この本は、新潟市──具体的には新潟市歴史文化課歴史資料整備室所属の方々──が執筆し、「新・新潟歴史双書」(2010)の一冊として出版したものの加筆修正版。
 明治初期から現代に至るまでの新潟市を中心とした鉄道と地域との関係を記述しています。

 新潟と鉄道は、県内で生産される農作物の運搬だけでなく、昭和中期まで産出された貴重な石油の輸送、あるいは戦前の軍隊の移動など、お互いに深く関係していました。
 石油については、センセイが中学生のころまで実家の近くに建っていた採掘のための鉄塔で、石油とガスを生産していたことをよく覚えています。

 内容的にはすでに承知していることが大半だったのですが、1964年に発生した新潟地震──センセイは小学校1年生だった──で、信濃川沿いの貨物線が壊滅的な被害を受け廃止になったなど、初めて知ることもありました。
 鉄道の専門家ではないと思われる著者は、各自治体などに残された資料を丁寧に辿っています。その調査力と態度には心から敬意を表します。

 ただし惜しむらくは、すらすらと読めない。これって、意外に大事。

 センセイは1時間ちょっとで読み終えたのですが、けっこう大変でした。いろいろ考えてみたのですが筆者は要するに、読み手を意識し切れていないんじゃないかと思います。
 最近、立場上の仕事で割と地位のある人の書いた文章を読まざるを得ない場面があるのですが、その時に感じるものと共通するものがあります。

 細かいことは省略させていただきますが、いろいろ文章を書く機会が多いはずの大人でも、読み手のことをどれだけ考えているんだろうか、というものに出くわすことがあります。
 文章作成のテクニックを論じているのではなく、文章の向こうに「その人」が見えてしまい、絶句してしまうことすら。

 『鉄道と新潟』については、やはりこれまでの何十年間か、お役所という閉ざされた組織の中で前例に従って文書を書いてきた方なんだろうな、と思います。十中八九、新潟大学のご卒業。
 しかもおそらくは人文学部/法文学部の出身。つまりセンセイの先輩(か後輩)。

 もともと持っていたであろうその方の豊かな個性は摩滅して、もはや跡形も残っていません。問題は、そのような文章が果たして読む人の心を打つか、ということです。
 もちろんこの点については、即座に「じゃ、お前(が書いた文章)はどうなんだ」と問われることを承知の上で、です。



1月2日(金) 新潟地方は今のところ、比較的落ち着いた天気の正月を迎えています

 写真は今日のお昼ころ撮影した実家の様子。

 年末の天気予報は、日本海側は大荒れになるのではないかとのこと。実際、福井県や滋賀県北部は相当な積雪になっているようで、道路だけでなく鉄道ダイヤも乱れました。
 気象庁のアメダスによると、金沢もそれなりの雪が積もっているようです。

 しかし当地は、昨晩から入り込んでいる強い寒気のために冷え込んでいるものの、積雪は15cmほど。大したことはありません。
 今日の日中は写真のように薄日が差し込むこともありました。

 センセイは両親と年老いた伯母の世話、そして親戚づきあいのためにこの年末年始に自宅と実家を数往復しました。
 菩提寺への年始や、挨拶にお越しになったお客様の相手などは、次期ご当主様のお仕事なのです。

 甥や姪も大きくなっているので、今回は全員が集まることができず、年末にすぐ下の弟一家を、そして昨晩、その下の弟の甥や姪を迎えました。
 お仕事というのは主に、食料の買い出し。トホホ。

 帰省していた身内も、明日からそれぞれの場所へ戻っていきます。

 ふと、いつの間にか若い彼ら彼女らを迎え、そして見送る立場に替わっていることを思い知らされます。
 ま、それも、ゆっくりでも成長しているという証左なのですから、良しとしましょう。



1月1日(木) 年初からとんまな話ですみません ──本年もよろしくお願いします──

 明けましておめでとうございます。昨年は皆様にたいへんお世話になりました。本年も昨年同様、ぜひよろしくお願いいたします。

 ......という年賀状が、一部の方に明後日以降配達されると思います。今年は賀状の作成が遅くなってしまったので。しかも残念なことに、それらは完全なものではありません。

 お伝えしたようにセンセイはここ数年、前の年に撮影した写真の中から一番特徴のあるもの──最も美しいとは限らない──を使用してきました。
 年の後半になると、「まだ良い写真を撮っていないなぁ」と焦ることも。

 昨年分についても同様で、良い写真がなかったのですが、発想を少し転換して、1月末に金沢で出くわした「地球照(ちきゅうしょう)」の写真を用いることにしました。
 その際に述べたように非常に稀な現象、そして貴重な写真です。

 ただし問題も。

 まずこの地球照、天文や科学の歴史にある程度通じている人でないとその意味がわかりにくい(しかたないけど)。
 写真にはそれを記述するスペースがありません。

 しかも今回はぎりぎりまで端を使って文字を入れたので、文字列の右端が切れてしまっています。
 右の写真はいわば、「こうあってほしい」という理想像。

 この第二の問題は、同窓生用の別バージョンではさらに酷い状態で発生しています。

 11月下旬に最初に卒業した大学の同級会が33年ぶりで開かれ、いろいろ考えさせられました。
 幹事および参加者へのお礼の気持ちを込めて作成したのが右のもの。

 2年前に全国で放送された松本清張原作のテレビドラマ「疑惑」に、彼ら彼女らが卒業した校舎が裁判所として使用されたのです。(他のロケ地はこちらこちら
 右下は現在の様子。
((c)フジテレビ、KFactory、Google)

 ただしこちらはどうしても文字情報が多くなります。受け取った人のほとんどは、ドラマの件を初めて知るからです。
 で、がんばって作成したのですが......こちらはコピーライトを含めて数カ所に入れた文字がすべて一部欠損してしまいました。

 困ったなぁーと思ったのですが、「欠けた部分はクイズになっています」と賀状に書いてとぼけてしまいました。
 これらの問題は写真屋さんに印刷をお願いする段階で、ある程度はわかっていたのです。

 でも時間がなかったのでそのまま印刷していただきました。そもそも、版を作成する際に時間をかければ、以前の例からどの程度欠けるかも計算できたはず。それを勢いでやってしまいました。
 その姿勢に、年の初めから反省することしきり。

 というわけでとんまな話題から始まってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。 



12月31日(水) 西村センセイ、紅白歌合戦を観ながら「ドル箱」の意味について考える

 数日前、あるネット上の記事に出くわしました。

 年末恒例のAV評論家麻倉怜士氏よる「年に一度の総決算! 麻倉怜士のデジタルトップ10」(前編後編)の放送用有機ELモニタに関する記事です。もちろん、先日ご紹介した最新機種“BVM-X300”です。
 モニタに関する評価も「そうだろうなぁー」と思えるもの。

 でもセンセイは記事の別な記述に特に興味を持ちました。放送用・業務用有機ELモニタの販売は順調だということは知っていたのですが、記事執筆の時点では35,000台以上を記録したというのです。
 文字通り、「ドル箱」。

 今日は大晦日。自宅書斎にある有機ELモニタ“PVM-2541A”で紅白歌合戦を横見しながらこのページを書いています。(画面:(c)NHK)
 ただし、意外に思われるかもしれませんが、画質はイマイチ。

 紅白歌合戦は数年前から地上デジタル波のみで放送しています。衛星デジタル放送と比べて、データレートがかなり低く、しかも横方向の解像度が低い。
 居間の普通の液晶テレビで見ても違いは良くわかりませんが、有機ELモニタなら一目瞭然。

 というか、有機ELモニタを一度観たら、もう液晶には戻れません。実際、放送・業務用の分野では、これがないときちんとした仕事にならない状態です。
 最近は良い話をほとんど聞かないソニーですが、それとこのソニーはまったく別

 単なる技術、あるいはソニーという会社、儲け話をしているのではありません。世の中の基盤が大きく変わりつつある現在、それをどう捉え、個人あるいは組織としてどういう立ち位置を取るか。
 それが──そしてその能力が──本当に問われているんだと思います。 

 というわけで、これはとても明るく、年末に相応しい話題だと思って取り上げた次第です。今年1年、皆様にはたいへんお世話になりました。ぜひ良い年をお迎えください。

P.S.
 放送・業務用モニタは非常に暗い環境下で画像のアラを見つけるように設計されています。写真は比較的明るい環境下で無理に撮影しています。一般家庭、特に居間のような場所での視聴には向いていません。



12月30日(火) 年末の反省。機器はふだんからきちんとメンテナンスしておこう

 昨日の続きです。悪しからず。

 センセイのMacintoshシステムをご存じの方は、昨日の話を読んで不思議に感じられたかもしれません。「こんな時のためのMac mini(PowerPC)じゃないか」と。まさに、その通り。
 センセイは2005年2006年にPowerPC搭載モデル最後のMac miniを私費で購入しています。

 最後のモデルは買わないのが普通、なんだろうと思います。ただしセンセイは現在でもMacOS 9という古いOSの愛用者。このページもまさにOS 9上でシャカシャカと打っています。
 とても軽いOSです。

 しかしマルチタスク処理、あるいはネットワーク、セキュリティ確保という面で時代遅れになっていることは否めません。そこで現在、センセイのメインはモダンOSのWindows 7。
 そこに旧OS 9からネットワークで乗り入れるという形でシステムを管理しています。

 他方、MacOS 9がネイティブで走るMacは12年前のモデル(こちらこちら)が最後。その後のMacは、こちらもモダンOSのMacOS Xへ移行しました。

 でもOS X移行後数年間、かつMPUにPowerPCを搭載していた間は、移行措置としてMacOS 9がほぼ起動する「クラシック環境」が用意されていたのです。
 センセイが購入したのはまさに、その最後のモデル。

 Mac miniには、本来のシステムフォルダとは別に、MacOS 9を実現するための専用システムが用意されています。そしてその中には、まさに目的の“System”ファイルがあります。
 それを、トラブルが発生しているGa Cubeにコピーしさえできれば問題は解決する......はずだったのです。

 ところがMac miniを起動しようとしても、起動ディスクが見つからない旨を告げるアイコン(最初の写真)が点滅するだけ。
 危機的な状態です。この春にHDDをSSDに換装するなど、手を入れていたつもりなのですが。

 318iに乗ろうとして、以前から気になっていたのですが、運転席側面の黒いモールド部分の最前部が膨らんでいます。
 助手席側にはそのようなことはありません。

 車体が錆びたのかなぁと思っていたのですが、そんな気配もない。夜郎自大になるつもりはありませんが、BMWの塗装は非常に堅固です。
 もちろん運転には影響ないので、放っておきました。

 先日、所用でディーラーを訪れた際に(クレームではなく)状況と原因を尋ねてみると、やはり錆によるものだろうとのこと。

 ただしこのモールドは、外側の塗装に護られた鉄板にではなく、その内側に存在するレール状の部材に固定されており、それが錆びて膨らんだのではないかとのこと。
 なるほどね。

 人間を含めて、年老いるのはしかたないこと。当然のことだし、悪いことでもない。でもそれならそれで、ふだんからきちんとメンテナンスしておく必要があります。
 318iは目に付きやすく、しかも乗り心地と直結しているため、比較的良くメンテナンスしてきた方だと思います。

 でもG4Cubeのトラブルや、その技術的な問題にMac miniで対応できなかったことは、やはり認識の甘さがあったと言われてもしかたないと思います。
 即座に、「え"っ、それがお前の今年の反省かぁ?」と突っ込まれそう。

 でも、はい、それが年末にあたっての反省です。



12月29日(月) 安定性と使い勝手の良さに、甘え過ぎていたらしい ──2台のG4 Cubeにトラブル発生──

 お伝えしたように先週の金曜日、自宅のG4 Cube(MacOS 9.2.2)でDTPソフト“PageMaker”を使って、不足していた年賀状を作成しました。

 印刷物作成専用のソフトなので、サラサラと文字を書くように版を作成。ここまでは何の問題もなかったのです。ところがカラー・レーザー・プリンタトラブル解消後)を起動して試し刷りをしようとすると......変。
 用紙設定で、ハガキが選択できないのです。

 正確に言うと、選択はできるのですが、その設定が保存されずA4サイズに戻ってしまうのです。かろうじてその時は何とか印刷できたのですが、昨日、帰省した娘の年賀状を印刷しようとして、状況が急激に悪化しました。
 今度は設定がまったく保存されず、ハガキに印刷できなくなってしまいました。

 この場合、印刷することの方が先なので、“PageMaker”での出力を諦め、Windows 7上のWordで似たものを作成して印刷しました。
 文字詰めや行間などがうまく制御できないのですが、見なかったことにします。

 G4 Cubeに何が起きているのでしょう。

 一部のアプリケーションを起動すると、右の写真のように、プリンタドライバが見つからない旨の警告がでます。
 もちろん最新版をインストール。しかし状況はまったく変わりません。

 このよう状況で印刷しようとしても、用紙設定の画面で必要な用紙を選択できません。下がその写真ですが、A4横で0%縮小印刷しか選べません。(他を選択しても保存されない)
 もちろん0%なんてあり得ないので、印刷実行時に拒否されてしまいます。

 調べているうちに、問題の原因はプリンタドライバではないように思えてきました。

 つまり問題はOS側にあり、その一部が破損して、必要なファイルを認識できなくなっているようなのです。実は、思い当たる節が。
 半年くらい前から大学のG4 Cubeで、印刷した後だけ、システムをシャットオフできなくなりました。

 いろいろやってみて、印刷時に自動的に起動する「プリントモニタ」がとりあえずの原因だと判明。
 そこでそれを強制終了し、その後はシステムを正常に終了することで対応してきました。

 他方、同じころから自宅のG4 Cubeとネットワークで繋いだWindowsマシンの読み書き速度が時々、異常に低下するようになりました。
 こちらは使えないわけではないので、騙しだまし現在に至っています。

 お伝えしたように、センセイはいずれのG4 Cubeも本来のHDDではなくSSDに換装(自宅大学)済。システムが安定稼働し、しかもその使い勝手が良すぎたため、油断し過ぎていたようです。
 外部から起動し、データとディレクトリを確認したのですが、問題ないとのこと。

 それは決して間違いではなく、たぶんどちらのマシンも読み書きを繰り返す中で、OSのファイルに書き損じが発生しているんだろうと推測されます。一番怪しいのは“System”ファイル。
 他の“Mac OS ROM”ファイルなどは読み取り専用なので、トラブルは考えにくいのです。あくまでも相対的には、ですが。

 “System”ファイルを正常なもので書き換えるためには、HDDなどにクリーンインストール(+アップデート)を実施し、作成されたファイルをG4 Cubeのシステムフォルダに入れて既存のものと置換すれば完了。
 実際には簡単な作業です。

 しかし自宅・大学ともにG4 Cube上のMacOS 9.2.2が極めて安定していたため、自宅には外部HDD/SDDを用意していません。つまり現時点ではこれ以上の作業は不可能。
 年明けに金沢に戻ってから、きちんと修復したいと思っています。



12月28日(日) あまりの寒さに、洗車した車体が見る見る間に凍結していく...

 昨日はいくつかの用を片付けるために新潟市と実家その他へ行きました。起床して外を確認すると、曇り。雪は積もっていませんでした。路面状況もそれほど悪くありません。
 だからぼんやりと出発したのですが、これが甘かった。

 市街地を過ぎると路面状況が一変し、道路にシャーベット状の雪が積もっています。気温はあまり低くないのです。でもこのような雪がスリップ事故を引き起こしがち。
 減速し、かなり気を使って運転します。

 大河津(おおこうづ)分水を過ぎたあたりから、気温が急に低下してきました。これまでとは違って、比較的乾いた雪が踏み固められています。困ったことに、日が出てきたのでその表面が緩み始めています。
 この上に車のタイヤが乗ると、圧力で雪が融けて水の膜が形成されます。最も滑りやすい状況。

 もちろん注意して運転したのですが、ギヤをセカンドにし、トルクを下げて発進させても後輪が空転するし、ブレーキも非常にききにくい状況。もちろんこれらはABSその他でかなりカバーされるのですが。
 後輪のみに効くエンジンブレーキをかけると、後輪がスリップしお尻を振る、という具合。

 それでも昨日は土曜日で、朝はまだ交通量が少なかったからか、制御不能となって道路脇の田圃に突っ込む車は見ませんでした。安全運転を心がけ、無事に帰宅。
 午後、帰る頃には路面の雪はほとんど消失していました。

 でもこのドライブで車体は塩だらけ、真っ白になってしまいました。路面凍結のため、道路に塩が大量に散布──特に高速道路──されているためです。
 センセイの318iのブレーキ板が錆びてしまう理由の一つです。

 車体には良くないので、今朝、エンジンが冷えている時に車体をざっと水洗いすることにしました。
 運転直後のエンジンが熱い時に洗車してはいけないのです。

 今朝は寒かったのですが、良い天気。洗車日和です。318iを車庫から移動し、ホースを蛇口に繋いで水を出そうとすると......出ない。
 全然出ません。

 調べてみると、巻き取り式の散水ホースの先端部が凍結していました。物置に収納していたのに。
 改めてよく見ると、昨日車体にかかった水が凍っています。後部窓ガラスの氷がわかりますでしょうか。

 お湯をかけてホースを直し、凍結した部分に水をかけます。何とか融ける状態であることがわかったので、洗車を続けます。
 かけた水がその場で凍結するようなことはありません。

 でもフロントガラスやサイドミラー、あるいは車体の上部を乾拭きしようと思って拭くと、拭き残しの水分が見る見る間に凍結していきます。結晶が面白いようにどんどん広がるのです。
 初めての経験でした。理屈はわかりますが。

 洗車を終えてから気象庁のデータを調べてみると、当地の今日の最低気温は-2.4℃。ちょうどその頃の作業です。実際、車外気温計も-1.5℃を指していました。
 この地域では珍しい低温です。

 というわけで、今日の教訓は「寒い日に洗車するのはやめよう」。北海道や東北北部、長野県などの人にとっては常識なのでしょうが。

「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る