2015年12月26日更新(2016年1月3日ページ移動。2018年1月6日写真削除)

──2015年12月第4週のニュース──

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12月26日(土) 交差点の名称は「扇が丘北」 ──10日間ほど金沢を離れる......はず──

 写真は昨日のお昼、お弁当を買うために“TAIYA FACTORY”(写真右側)と、拡幅された「チャンカレ通り」(仮称)を通り過ぎてから撮影したもの。
 新設された信号機に「扇が丘北」と記されていることに初めて気づきました。

 この付近は「チャンカレ通り」(仮称)の拡幅だけでなく、写真の「工大前通り」に自転車通行帯を新設する工事が続いていました。しかし、どうやらそれも最終段階に近づいているようです。
 昨日は車線を示す白い線を描き直していました。

 塗料をガスで加熱して定着させるのですが、脇を通ると独特の強い臭いがします。

 でも、なぜ描き直すんだろう。不思議に思ったので、道路の反対側に渡り周囲を観察して、その理由がわかりました。
 大したことをしたわけではないのです。

 この交差点、実は2ヶ月ほど前に逆方向から撮影しています。

 その時の写真の左側(この写真では右側)には自転車通行帯がかなり広く取られています。車で通ると、怖いほどの圧迫感がありました。
 しかしどうやら、当時は仮設の車線だったようです。

 昨日の写真では自転車通行帯は本来の幅に収められ、自動車用の2車線が確保されています。
 中央の車線は(向こうから見て)右折用。

 左折車両はあまり多くないか、さもなくば横断歩道に歩行者がいない限り、スムースに直進あるいは左折できるとの判断で設計されているようです。
 これで個人的にはほぼ得心がいきました。

 今日は早朝に出勤してやり残した仕事を片付け、ゆっくりと運転して新潟の自宅へ移動。何もなければ、約10日間、自宅および実家その他へ留まるつもり。
 ただしもしかすると、立場上の仕事で急遽この地に舞い戻ることになるかもしれません。

 しかしそうであったとしても仕方ない。それがオトナなので。



12月25日(金) 田井屋の“TAIYA FACTORY”はどうやら、作業場兼ショールームのようです

 昨日と今日の日中は、天気予報よりも少し良い天気になりました。それにそんなに寒くなかったし。

 仕事はまだまだ続きますが、大学での正式な勤務は年内は今日が最後。重要な会議が午後にあったため、センセイはまだ金沢に留まっており、明日の午前中に新潟へ移動します。
 お昼は数日ぶりにほっかほっか亭へ。

 少し前に気づいたのですが、田井屋の増築部分建設中)の外壁に、白文字で“TAIYA FACTORY”と記されています。
 カーテンが降りていることが多いのですが、今日のように中を見ることができる日もあります。

 写真ではちょっとわかりにくい──すみません──のですが、内側には文具店には似合わないような機械が数台設置されています。
 そんなに大きくはないのですが、かなりゴツゴツした機械です。

 動いているところを見たことはないのですが、どうやらこのマシン、食品を包装する機械らしい。
 田井屋は現在、こちらにビジネスの軸足を置いているのです。

 田井屋のホームページの「事業案内」→「メンテナンスサービス」で、この建物を背景に勢揃いしたメンバーの姿を見ることができます。
 たぶんここは作業場兼ショールーム。

 実機を目の前にして説明したり、ここをベースに設置や修理に出かけていらっしゃるんじゃないかと想像しています。
 「導入事例」や「Q&A」のページでも関連した事項が紹介されています。

 地元金沢の地に根を下ろして、しっかりと仕事をしている、という印象を受けます。



12月24日(木) どんな使われ方をするんだろう... ──研究棟の一部で外壁改修工事が行われています──

 今朝は真っ暗な中を起床し、一張羅の背広に大学のバッジを着用して車でご出勤。もちろん一番乗りです。

 早く出勤したのは立場上の──しかも締切のある──仕事が溜まっているから。背広姿なのは、偉いお客様が来学されることになっているのです。
 予定時刻よりまだかなり前なのに、事務方の緊張はすでにピーク。

 センセイはというと、一仕事済ませてから学内の郵便局へ。新年が迫っているので、お年玉を引き出すためです。
 最も最近は甥や姪が次々と成人あるいは社会人になっているので、送る相手は老人ばかりなのですが。

 写真の建物は、はセンセイらの部屋が入っている研究・行政棟。1階は小教室として使われています。

 ふだんはあまり歩かない場所なのですが、2階の外周に工事用の足場が組まれていることに気づきました。
 内部で工事をしていることは知っていたのです。

 でも、まさか建物の外側を工事するなんて、思ってもいませんでした。誰が、どんな使い方をするんだろう。
 定刻になり、お客様が到着。

 教員はセンセイだけ。先方の要望をうかがってから、メモの類は見ずに、しかし相手の反応を確かめながら1時間ほどゆっくりとご説明。
 ひとまずはご満足いただけたようです。やれやれ。

 実は以前、ずっとしていた仕事。来年の4月からはこんな仕事ばかりになりそうなのです。ふう。



12月23日(水:祝日) し、知らなかった。大学の共用カラープリンタがMac OS 9対応だったなんて...

 当たり前ですが、センセイの研究室にはコンピュータシステムが入っています。仕事のために必要なので。

 研究室では通常、4台のマシンを同時に起動しています。プリンタは2台。一台はエプソン製のモノクロレーザープリンタ。仕事の大半はこのプリンタで行います。古いながらも1200dpiの高精細出力。
 しかもMac OS 9に対応しています。

 でも、時々カラーで印刷したい場合もあるので、約10年前に補助金(科学研究費補助金)でエプソン製のカラーレーザープリンタを導入しました。しかしこれが、見事なハズレ。
 海外工場での品質管理に問題があったらしく、ちゃんと印刷できないのです。

 要するに、仕事にならないので昨年度末、エプソン製のプリンタを購入していただきました。機種選定基準の一つがMac OS 9対応。ところが実際に導入してみると、OS 9には繋がらない......。
 それでもWindows 7およびMac OS Xのシステムからは問題ないので、現在はこれら2台のプリンタを使い分けています。

 先日、新たに非常勤講師をお願いすることになる方に大学のシステムを説明している時に、写真の共用プリンタに気づきました。
 主に事務職員が書類を打ち出したり、非常勤の先生が教材を印刷したりするのに使います。

 もちろん以前からその存在は知っていたのですが、ちゃんと確かめるのは初めて。リコー製のA3カラープリンタで、両面印刷が可能。
 しかもネットワーク接続。ふ〜ん。

 その時はそれだけだったのですが、先日、ふとその共用プリンタがネットワーク接続だったことを思い出しました。
 TCP-IP接続のドライバをインストールすればネットワーク上で認識、印刷できるんじゃないだろうか。

 リコーのHPで確認してみると、この機種、約10年前に製造された古いモデルらしい。そうなんだぁ。
 試しにWindows 7用のドライバをインストールすると、あっさりと認識。

 出欠席確認のためのシートを両面で印刷してみたのですが、何の問題もなく綺麗に出力されました。

 それならMac OS X用のドライバも......と思ってサイトに再度アクセスすると、“Mac OS X”に続いて、“Macintosh”。え"っ!?

 確認してみると確かに古いMac OS 9およびMac OS X上の“Classic”環境用のドライバが供給されています。
 もちろんすぐにインストールし、「セレクタ」画面を開いたのが右の写真。

 見事に認識しています。もちろん正常に印刷できます。

 よく考えてみると、リコーは沖電気(沖データ)と並んで、LED発光ダイオードを使用したプリンタの老舗なんですね。
 しかもこのマシンが製造された当時は旧Mac OSによるDTP需要が残っていたので、この種のプリンタはそれへの対応が求められていました。

 それから約10年が経過し、メンテナンスに手間と費用がかかるようになったこのプリンタが、いつまでここに存在できるのか。
 正直なところ、少々心配な状況。

 でも過去の遺物となりつつあるMac OS 9の対応プリンタに出逢うことができて、いろいろあったこの1年の最後を、割とハッピーに締めくくることができそうな予感がしてきました。
 センセイって、根が単純なんだろうなぁ。



12月22日(火) ヤフーが「Yahoo!地図」で雪情報(降雪・積雪情報)の提供を開始しました

 今日は予定した話題を変更してお伝えします。

 報道で知ったのですが、ヤフーは昨日「Yahoo!地図」で、雪情報(降雪・積雪情報)の提供を開始しました。写真は昨日お伝えした立山連峰を含む地域の積雪状況。
 青色が最も濃い北アルプスは、積雪1.5〜2mくらいとのこと。センセイの印象とも一致します。
((c)Yahoo Japan,(c)ZENRIN)

 ご存じのようにセンセイは新潟の自宅と金沢を往復していますが、電車(特に在来線)を利用するにせよ、自動車で移動するにせよ、冬季、積雪の状況はとても重要な情報なのです。
 最初は国土交通省が提供するデータで判断していました。

 ありがたい情報ではあるのですが、各観測地点のデータが表形式で提供されるので、ちょっと使いにくい。ところが一昨年、大きな変化が。
 新潟大学「災害・復興科学研究所」が各種機関が持つ雪情報を総合し、積雪差(≒降雪量)積雪分布図として公開したのです。

 守備範囲は新潟県に限られますが、情報は豊富でしかも直感的に理解できます。しかも体感値と良く一致します。
 個人的にはずいぶん助けていただきました。

 今回のヤフーの情報はその全国版。まだ降雪が少ないので、信頼性はよく分かりません。
 仮に、現時点ではイマイチでも、データが蓄積されれば精度は向上すると思われます。

 一般の方でも、例えばスキー場の積雪状況を知りたい時などに活用して頂けると思います。「Yahoo!地図」の右上「地図」から、「雪情報」で「降雪量」へたどり着きます。積雪を見たい時は左側の「積雪深」へ。(写真)
 便利ですよ。



12月21日(月) 雪が降り始めるこの季節、午前中に剣岳を撮影するのは結構難しい

 写真は昨日、新潟の自宅から金沢へ移動する途中に、北陸自動車道の流杉PA(上り)から撮影した北アルプス立山連峰。やや右にある一番高い嶺が剣岳です。
 高い山々は白くなっていますが、少し下がった部分の雪は消えてしまいました。

 季節にかかわらず、富山を通過するたびに雄大な風景に圧倒されます。ただし天気に恵まれれば、ですが。

 で、走行中の電車の中や休憩場所から立山を撮影しようとするのですが、これが結構難しい。
 特に雪が降り始めるこの季節、それも午前中が難しいのです。

 理由は富山の地形にあります。富山県は要するに、富山湾を中心(!!)とした盆地のような地形。
 堆積物で少し高くなっている部分が富山平野なのです。

 富山市から見ると、立山連峰は東から南南東方向に当たります。剣岳はかなり南側に位置します。
 つまり午前中は完全な逆光。

 しかも冬は太陽高度が低いので、剣岳を含めた南東から南南東に位置する高い山の北側斜面にはなかなか日が当たらないのです。
 北側(=新潟県側)の山々は割と日光が当たるのですが。

 もっと雪が降れば山々は真っ白になるので、それなりに絵になります。ただしよく見ると、雪すら積もることができず地肌が見えている場所も。
 立山連峰、それほど険しいのです。

 午後から夕方になれば眩しいほどの光を浴びる立山連峰ですが、午後は水蒸気が増えるので背景の青空がすっきりしないことが多い。

 ポスターや広告などで、富山県西部の氷見(ひみ)付近から富山湾を挟んで撮影した雪の立山連峰を見かけることがあります。正直なところ、どうやったら撮影できるんだろうと思います。
 地道な努力を重ねた成果であることは確かです。



12月20日(日) まだ雪はないけど、地域のシンボル閻魔堂は、すっかり冬の準備

 家長としての仕事があるので、この週末は新潟の自宅へ戻りました。

 お伝えしたように先週木曜日の北陸地方は雪が降り、しかもかなり冷え込みました。車の運転がちょっと心配になるくらいだったのです。

 いざとなったらほぼ全区間を高速道路にするつもりだったのですが、車を出発させるころには天気も落ち着きました。
 結局、いつものように富山市近辺だけ高速道路を使い、他は一般道で帰宅しました。

 写真は昨日撮影した地域のシンボル閻魔堂。わかりにくい──すみません──と思いますが、堂は雪囲いされています。
 でも、まだ雪がないので、ちょっと拍子抜け。

 閻魔堂の手前左側の元時計店では、解体解体はもちろん、新築工事がかなり進んでおり、昨日は屋根の工事中でした。
 雪が降る前に一区切りつけたいということのようです。

 土曜日の柏崎は時折雨がぱらついたものの、ご覧のように曇天。

 仕事が溜まっている──年内に片づくのかなぁ──ので、今日は早めに自宅を出発することにしていたのですが、起床すると、とても良い天気。
 晴れた分、新潟も富山も朝はかなり冷え込んだようですが、日が昇るとそれなりに暖かい。

 サービスエリアで、立山連峰を撮影して車に戻ったら太陽光に当たっていたシートに熱さを覚えるほど。でも、このまま雪が降らないで......などというのは、甘い。
 降る時は、ドカンと降ります。それが雪国。

 今回は、冬靴はもちろん、シャベルを車に積み込んでの移動です。

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