2015年10月3日更新(2015年10月11日ページ移動。2018年1月6日一部写真削除)

──2015年9月第5週〜10月第1週のニュース──

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10月3日(土) 記憶は、実にいい加減だ ──西村センセイ、日帰りで関西大学を訪問する──

 週末ですが、センセイはまだ金沢に留まっています。早朝に出勤後、関西大学で開かれた研究会に参加して、金沢に戻ってきたのです。

 関西大学は3回目。30年近く前にある学会の大会でを訪れるたのが最初です。その時は大学の規模とともに、いわゆる「門前町」の繁盛ぶりに驚かされました。
 マージャン店も数軒ありました。

 その後ずっとご無沙汰していたのですが、別な学会の会合で5年前に再訪。しかし印象が全然違いました。
 どうやら、その時は別な門から入ったようなのです。

 というわけで今回はあらかじめ、ネット上の地図を確認して出かけました。写真は正門(でいいのかな?)。
 でも正直なところ、記憶はありません。

 校舎などの施設に関しては、センセイが忘れたのではなく、この間に新築されたのだと思います。
 個人的にショックだったのが門前町。

 お店はどんどん替わりますから、その変化は問題ではないのです。でも地形──もっと高い場所にあると思っていた──や、雰囲気が記憶とずいぶん違います。
 30年くらい前のことですから、無理はないのですが。

 つくづく、記憶はいい加減だ。今回はともかく西村センセイ、もしかすると別な場面でもっと深刻な思い違いを犯しているしているかもしれません。
 門前町に反省させられました。



10月2日(金) iPhone 5をiOS 9に更新したら、困ったことになってしまった

 ひさしぶりのMacネタです。正確にはiPhone 5も関係しているのですが。

 先日iOS 9の提供がアナウンスされ、評判もそんなに悪くなかったので母艦としているMacBook Pro(Macintosh側)でiPhone 5のOSを更新しました。
 こちらについては特に問題なし。

 ただし一つ気づいたことがあって、画面が消えているiPhoneにタッチしても、今までのようにすぐに明るくはなりません。ロックされた画面が出るまでに二呼吸くらいかかります。
 待機時の電力消費を下げて電池の持ち時間を延ばすために、CPUの動作をかなり下げるなどして、省エネ対策を強化したからではないかと思います。

 ところがOSの更新ファイル(9.0.2)が発表されたのでMacBook Proに接続すると、「iPhone“iPhone 5”を使用できません」とのアナウンスが。
 “iPhone 5”というのはセンセイのiPhoneの名前です。

 どうやらMacBook Proで使用しているOSがサポート対象から外れたらしい。

 iOSの更新どころか、MacBook ProとiPhone 5とのシンクロ(同期)すらできないことになります。
 困った......。

 もちろんMacBook ProのOSを更新すれば対応できるのでしょうが、お伝えしたように、センセイはMacとWindowsを混在させた非常に使いやすいシステムを運用しています。
 現状ではMac OSを更新したくない。

 う〜ん、ざっと半年か1年を目処に、新しいMacノート機を購入してそこにWindows 10を入れるしかないのでしょうか。



10月1日(木) 颱風崩れの大荒れの天気、りんごの木が気になったので行ってみたら...

 このページを書いているのは夜。

 金沢では、今日の深夜から明日未明にかけて強い寒冷前線が通過し、大荒れの天気になることが予想されています。原因は日本海中部を東に進む温帯低気圧。
 現在はまだそれほど強くありません。

 でもそれが、さらに北方に位置する低気圧と「二つ玉低気圧」を形成した後、それらがサハリン付近で合体。
 明朝には944hPaもの強さになることが予想されています。

 NHKはニュースや天気予報の中で使用を避けているようですが、いわゆる「爆弾低気圧」です。

 強い颱風並みの気圧ですが、実は南側の低気圧は台湾に大きな被害を与えた颱風が温帯低気圧に変わったもの。
 このページで何度かお伝えした(2005年2009年2015年)「腐っても鯛(=颱風)」そのもの。

 今週は金沢に車で来ているのですが、天気が良かったのでアパートから大学への通勤は自転車を使っていました。
 でも今日は雨が降り始めるとの予報だったので、自動車に切り替えます。

 例によって早朝に出勤したのですが、天気の悪化を考えると、「ニュートンのりんごの木」が心配になってきました。
 気がつけば2ヶ月ほど様子をちゃんと見ていない。反省。

 久しぶりのりんごの木は、かなり葉が落ちていました。その間からりんごの実が見え......ません。

 どう見ても、実は存在していません。周囲の地面もチェックしたのですが、落果もありません。
 庭の手入れをしている業者さんが取ったのかなぁ。

 その代わりといっては何ですが、幹に縛って取り付けてあるプレートがよく見えます。
 2002年の植樹からほぼ13年が経過し、白い文字はかなり薄くなっています。

 いよいよそれが読み取れなくなる頃に、センセイはこの地から去ることになると思います。
 それまでセンセイが生き延びていたら、という前提つきですが。



9月30日(水) 文具店「田井屋」脇の建設工事、センセイの予想は当たった?!

 今学期初めての水曜日がやって来ました。1週間の中でセンセイが一番忙しい日です。

 しかも学内事情で、今学期は特別に大変。昨晩は遅くまでたくさんの教材を印刷し、日付が変わる頃まで自宅で作業。ちょっとだけ寝て未明に出勤し、教材の準備。
 それでも助けてくれるいろいろな人と、受講生のおかげで何とか1限のヘビーな講義を乗り切りました。

 本当はその記録も公開したいのですが、講義に参加している学生が約140名ともなると、さすがにそれは無理。お許しを。

 これで終わりではありません。疲れた身体に鞭打って、今日中に学長へ提出する書類を仕上げなければなりません。
 でもその前にとにかくお昼ご飯を。

 考えるところあって今日は「ほっかほっか亭」のお弁当。途中の道路工事は終わりつつあり、謎だった「田井屋」脇の建物がよく見えるようになりました。
 これまでは足場や、建物および道路工事の車両などで様子がよくわからなかったのです。完成した建物が、写真。

 意外だったのは、通常の出入り口はないこと。写真左端、スロープのついたシャッター部分がありますが、これは機材や物資の搬入口でしょう。
 そうすると、この建物は一種の倉庫?

 でも一概にそうとも言えないと思います。部屋の角を利用した嵌め殺し式の大きな窓があるのです。
 そうなるとやはり、一種のショーウィンドウか......。

 少なくとも気をつけなければならない店があって、センセイを含めた近所の人間は、田井屋文具店と考えがち。
 でもお伝えしたように、現在のビジネスの中心は、食品包装などのパッケージング事業。

 だから最新の機械を窓の向こうに展示する......“B to B”なら、そんなことするわけないか。



9月29日(火) 今度このレールの上を走る時は...  ──傷心の北海道鉄道旅行(4):希望編──

 新学期のオリエンテーションネタでややタイミングを逸した感がありますが、もう一晩だけ北海道旅行の話題を。

 良くご存じのように来春、北海道新幹線が函館北斗駅まで開業します。北陸新幹線の時がそうだったように、本州と北海道とを結ぶ鉄道網は大きくその姿を変えます。
 写真は青函トンネルの北海道側の出口付近。

 北海道に入る時は気づかなかったのですが、北海道新幹線と江差線が分岐する木古内駅と青函トンネルの間に列車を交換する設備が新設されていました。
 信号所です。

 北海道新幹線開業後、青函トンネルは新幹線と貨物列車だけを走らせます。両者の速度は極端に違うので、すれ違い(「交換」)の施設を増設したんでしょうね。
 それでも間に合わないので、新幹線は在来線との供用区間を140km/hに抑制して走行します。

 写真をよく見ると、左上はレールが3本。「三線軌条」“Dual guage”(デュアルゲージ)です。
 広軌の新幹線と狭軌の在来線の両方が走行できる仕組み。

 秋田新幹線の一部区間や保守基地(田端駅浦佐駅付近)付近で見ることができますし、かつては山形新幹線の一部にも存在しました。
 でも右下、つまり手前の方はレールが広がっています。

 ポイントを挟んで分岐しているのですが、よぉーく観察すると広軌は直進し、狭軌は三線軌条から分かれて待避線に入ります。
 初めてポイントを撮影することができました。

 北海道新幹線の開業まで半年ちょっと。それまでに北海道を鉄路で訪れることはないと思います。つまり今度来る時は新幹線、つまり広軌の上だけを走ることになります。
 北海道の方々には希望なのですから、個人的な想いは控えることにします。



9月28日(月) まだ、関係者以外立入禁止 ──地元FM局「えふえむ・エヌ・ワン」旧局舎跡が駐車場に──

 本当は昨日お伝えするつもりだった話題。

 一昨日のオリエンテーション、お伝えしたように大勢の学生諸君を前に説明を3回繰り返すので、とても疲れました。もちろん、比較的心地良い疲れ方なのですが。

 仕事を終えたので新潟の自宅へ戻りたいのですが、3月の北陸新幹線開業で乗り継ぎが必要になるなど不便に。それだけではありません、接続がとても悪いのです。
 まだお昼前なのに、夕方まで適当な列車がない!!

 新学期の始まりで作成しなければならない書類が溜まっていることもあって、午後も研究室で仕事を続けることにしました。
 でもその前に、昼食を取る必要があります。

 食堂へ行ったのですが何故か混雑しているし、美味しそうなメニューもなかったので、裏口から出て「ほっともっと」へ行く......あ"っ。
 ふだんは通らない裏門の先が、開けています。

 地元コミュニティ・FM局「えふえむ・エヌ・ワン」の旧局舎が跡形もなくなり、広い駐車場になっています。
 解体工事が終わったんですね。

 写真右奥の方向へ駐車場を抜けた方が早いのですが、ふと「関係者以外立入禁止」の表示が目に入りました。
 工事は完了しているのですが。

 たまたま関係者の方がいらっしゃったので理由を尋ねると、大学への引き渡しが終わっていないため、まだ立ち入ることができないんだそうです。なるほど。
 でもこれで、ずいぶん印象が変わります。

 OB・OGが1ヶ月後の工大祭の機会にキャンパスへ戻ってきたら、きっとびっくりすると思います。



9月27日(日) 今晩は中秋の名月だったので、シーズン初めての鍋料理を作りました

 予定していた内容を変更して、季節の話題(?)を。

 先週は北海道から金沢に入ったので、昨日はオリエンテーション終了後、夕方の新幹線と特急で新潟の自宅へ戻りました。約2ヶ月ぶりの電車での移動です。
 北陸新幹線「はくたか」の車掌さんは「本日、指定席は普通車、グリーン車、グランクラスとも全席予約が入っています」と繰り返しています。

 もちろんその通りなのでしょう。しかしセンセイが乗車した自由席はというと、乗車率は30〜40%に留まっていました。人影がまばらな上越妙高駅で下車。
 新幹線よりも乗車率が低い特急「しらゆき」に乗り換えて柏崎駅へ到着したのですが、どこかうらぶれた気分。

 気を取り直して今日は朝から所用を済ませ、午後に自宅を車で出発しました。今日は久しぶりに晴れています。そこでエアコンを切り、窓を全開にして走行しました。
 温度と湿度が低い欧州で設計された車にとって日本の気候は、熱帯。

 BMWの場合、天気が良く湿度が低い日以外は、常にエアコンを動作させるよう指示しています。そうしないと機器類、特にエアコンの内部にカビが発生してしまうのです。
 でもエアコンはやはり、かなりエネルギーを消費するらしい。

 エアコンを使わなかった今日は、富山市近郊で高速道路に乗る直前まで20.7km/L(!!)の燃費を記録しました。
 高速道路では燃費が少し落ちてしまうし、金沢に近づいてからは機器の除湿のためエアコンを作動させました。

 それでも市街地に入る直前まで19.9km/L、予想に反して渋滞がそれほどでもなかったため、アパート到着時でも19.7km/Lを記録しました。
 新記録達成です。

 予定よりも早く到着したので、スーパーの割引販売までにまだ時間があります。店内をフラフラしていると、値引きされた地元産のかわはぎが目に入りました。
 野菜は水害の影響で高いままだけど、長野県産の白菜(1/8)は100円以下。そこで今シーズン初めてのかわはぎ鍋を作ることにしました。

 まだリズムを掴み切れていないのでアクが少し残っていて苦かったし、味もちょっと濃い目。
 でも、まぁ、美味しく頂きました。

 高速道路では大きな夕日と夕焼けを見ながら走ったのですが、スーパーを出る時には、東の空に大きな満月。今晩は中秋の名月なのです。

 気分は秋を通り越して、冬に入ってしまいそうです。

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