2018年2月17日更新(2018年2月25日ページ移動。2019年12月29日写真削除)

──2018年2月第3週のニュース──

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2月17日(土) 入ろうかなぁと思っていた「目の前を北陸新幹線が走るアパート」がどうやら、解体されるらしい...

 というわけでセンセイは金沢へ移動。

 今日は土曜休日なのですが、立場上、明日に備えてセンセイが存在しないわけにはいかない。それでも午後はお休みのはずなので夕方、所用を片づけるためにちょっと外出しました。目的地の一つがJR西金沢駅。
 もちろん乗車券類を購入するためです。

 センセイのような一時的利用客のために、駅は近くに駐車場を確保しています。西金沢駅(写真左側)に接近し、駐車場へ曲がろうとして......あれっ?!
 駅近くの建物に変化があります。外壁の補修かしら。

 用事を済ませて駅前に出ます。改めて建物の様子を確認すると、地上にはフェンス、そして隣には重機。補修ではなく、建物そのものを解体するのです。
 センセイがこのアパートを意識したのは16年前。

 金沢工大への移籍が決まり、アパートを探していた時のことで、大学からはちょっと距離があるけど、JR西金沢駅のすぐそばなので帰宅には便利。
 結局は大学近くのものを借り、そのまま現在に至っていますが。

 実はこの建物、北陸鉄道が経営すると思われるアパート。建物の向こう側には北陸鉄道の新西金沢駅が。沿線の細い遊休地を使って建設したものと推測されます。
 もしこのアパートを借りていたら...と、何回か考えたことがあります。

 細長い敷地の上に立っているので、冬の北風やすぐ脇を通るJR北陸本線および北陸鉄道石川線の列車で揺れたはず。でも鉄道ファンとしては、他に代え難いことも。
 アパート左側に見える構造物は北陸新幹線。

 現在は白山市にある車両基地との連絡線として使用されています。つまりこのアパートから、基地に出入りする北陸新幹線を間近に見ることができます。本線と引き込み線の両方を見ることができる田端駅東側の「ホテルメッツ田端」ほどではありませんが。
 改めてアパートをよく見ると、やはり疲れている。

 実は候補に挙げた時から少し感じていたのです。各部屋の配置など、外観から推測すると、短くて築25年。実際はもっと長いと思う。

 やっぱりご縁はなかったのかなぁ...。



2月16日(金) 自宅近くの「ほっともっと」が閉店となり、建物は解体されてしまった...

 今日はタイトル通り、そして見たままの話題。

 お伝えしたようにセンセイは昨晩、大学での仕事に区切りをつけて──仕事が終わったわけではない──から新潟の自宅へ移動しました。もう一晩金沢に留まり、今朝早く移動するという選択肢もあったのです。
 でもその場合、富山県西部で通勤通学ラッシュに重なります。

 一般道を利用して何とか富山西I.C.あるいは手前の砺波I.C.まで辿り着き、富山市付近のみ高速道路を利用するという方法もあるのですが、何だか元気が出ない。
 というわけでいつもとは対照的に、全行程約240kmの約4/5を高速道路で走行することにしました。

 幹線道路であっても車線が狭い状態が続いているので、金沢市内を抜けるのにいつもの倍くらいの時間がかかりました。しかしそこから先は順調。北陸自動車道も、ごく一部を除いてほぼ完全に除雪されています。
 いつもなら北アルプスを愛でながら、高速道路を80.0km/hでゆったりと走る西村センセイ。

 ただし昨晩は真っ暗で何も見えないし、家人に帰宅予定時刻を伝えています。速度制限のない区間は100.7km/hで走行。燃費は21.6km/Lでしたから、80.0kmの時より5〜10%低下していることになります。
 もちろん問題なく帰宅し、このページを更新してから就寝しました。

 写真は先週、自宅近くで撮影したもの。

 変化に気づいたのは1ヶ月ほど前。写真左側のスバルのお店と、右側のダスキンとの間にあった「ほっともっと柏崎錦町店」が店を閉じていたのです。
 その時は運転中だったので、写真を撮影することはできませんでした。

 入学試験と大雪でしばらく帰宅できず、2週間ぶりに同じ場所を訪れると、建物が、ない。交差点の雪の壁の奥にあった、元「ほっかほっか亭」──新潟地区のお店はその後、全店「ほっともっと」に転換──がなくなっています。

 一人暮らしの金沢と違って自宅のある場所ですから、お弁当の世話になることは滅多にありません。家人が所用でいない時などに何回かお世話になった程度。
 でもそれが急になくなると、さらには建物すら存在しなくなると、いろいろ考えさせられるものがあります。

 センセイが東京、新潟と移り住んだ後に地元柏崎市に戻った時、市内には3軒の「ほっかほっか亭」(当時)があり、それなりに繁盛していました。記憶に間違いがなければ、経営者は同一だったような。
 しかし数年前、国道8号線沿いのお店が急に閉店。店舗はその後、ラーメン店「麺屋 次男坊」(関連記事)にとして使われています。

 残る「ほっともっと」は現在、柏崎長浜店だけになってしまいました。この地域の活力衰退を示すものではないことを願います。



2月15日(木) 大雪の爪痕(一部は違うかもしれないけど)

 金沢工大では今週末、大きな入学試験が実施されます。(広く公開されている事実

 例によって当該業務へのコメントはありませんが、入試部長のセンセイは当然ご出勤。というわけで明日はその代休を頂戴します。新潟の自宅への移動は、今日の仕事を終えてから。起床するとまず、自宅へ持ち帰る荷物をまとめます。
 車を大学の駐車場に残したままなので、そこまで徒歩で運ぶ必要があるのです。

 雪はかなり融けているにもかかわらず、アパート近辺の道路状況は一向に改善しません。昨晩も商用の軽自動車が動けなくなっていました。

 幸いにも今朝は雪が多少舞う程度だったので、傘を持たずに鞄二つを手にしてご出勤。駐車場で車の後部座席に荷物を収めます。
 そこに何故か、チェーンソーの音。

 音のする方へ行ってみると、校舎(24号館)脇で業者が、枝を短く切っていました。大雪で折れた枝を廃棄するため、トラックに積み込んでいるのです。
 その隣には傷口を晒した木が。

 「生木を裂くような」という形容表現がありますが、大雪の時は本当に、そして文字通り生木が裂けます。実家裏は竹林と杉林。
 杉も木も、表現しがたい凄まじい音をさせながら裂け、あるいは割れます。

 今日は枝だけが折れていたので、大したことないと思っていたのですが、正面玄関に回ろうとして......?!

 一瞬、状況を十分には理解できませんでした。大きな木の幹が、途中で折れています。やはり雪の重さによるもののようです。こちらは幹の中が朽ちて空洞になっていたようです。
 この木はお昼前に、同じ業者によって根元から切り倒されました。

 仕事が煮詰まってしまった──センセイはすぐ煮詰まる──ので、お昼休みに斜向かいのドラッグストアへ。ちょっと買い忘れたものもあったので。
 ......何だか様子が変。

 V・Drugではなく、道路を挟んだガソリンスタンドです。センセイは一度も利用したことがないのですが。最初に気づいたのは作業員の数。
 携帯電話でどこかと連絡していたりします。

 クレーンを積んだ大型トラックもやって来たので関係者が集まっている場所を観察すると、やっぱり変。黒い軽自動車が不自然な、斜めの位置で止まっています。
 赤色の洗車機は、一見すると正常。

 でもケーブル類を手がかりに位置関係を考えるとどうやら、洗車機は左方向横向きになっているようです。軽自動車は手前から正しく洗車機に入ったらしい。
 でも赤色の洗車機が正常に走行せず、左に90°回転したため、車が支柱に挟まれて身動きなくなった、ということじゃないかしら。

 その不具合が、地面のレール付近に積もった、あるいは洗車機の屋根に積もった雪によって引き起こされたものかどうかは、これだけではわかりませんが。



2月14日(水) 大学脇に建設中だった学生向け食事付マンションが、もうすぐ完成するようです

 今日は見たままのお話。大雪ネタではありません(写り込んではいますが...)。

 今日の金沢はご覧のように、朝から綺麗に晴れ上がりました。もっともセンセイは、今夕締切の仕事を抱えていたので夜明け前にご出勤。大学に到着しても、お日様はまだ昇っていませんでした。
 場所こそ移動させたものの、駐車場に残したままの愛車の雪を落として──センセイなりの、お詫びの気持ち──から、校舎内へ。

 飲み過ぎると調子が悪くなるので、本物コーヒーは1日1杯以上飲まないようにしているのですが、今日は9時前に2杯目突入。気分転換を兼ねて、斜向かいのV・Drugへ食料の買い出しに。
 センセイのお散歩コースですが、今日は違う経路にします。

 歩道の除雪が進んでいないのです。結果的に写真の金沢信用金庫跡地に建設されている食事付マンション前を通ることに。
 左奥および右脇に見えるのは大学の施設。いかに近いかがわかります。

 作業服の方々が出入りしていましたが、以前の基礎工事の時とはずいぶん様子が違います。

 先日、職務で長時間拘束された際、この建物を上から観察する機会がありました。その時は足場を組んで、雨樋など最終の外装工事。
 今日は工事用の足場も解体されています。内装工事も終わりつつあるのでしょう。

 改めて調べてみるとこの学生向けマンション、(株)ジェイ・エス・ビーが全国展開している事業の一環。建物の名前は「学生会館Uni E' meal金沢工大前【食事付き】」で、特集ページも用意されています。
 家賃および諸経費は相当抑えられており、数字だけを見たら、センセイ自身が転居したくなるほど。

 でも、解説の「ら」抜き言葉や全角半角の不統一などに気がつくと、急に気が萎(な)えてしまいます。Windows環境だとたぶん気づかないと思いますが......。

 今まで金沢工大付近には存在しなかったタイプの学生向け食事付マンション、果たしてどうなる!?



2月13日(火) ラッセルの祟り ──「電車の前に、除雪車を走らせれば...」──

 相変わらずの大雪ネタですが、金沢以外の話題も少しずつ。

 昨日の天気予報は、当たったような、当たらなかったような......。もともとは再び大雪との予報だったのですが、雪雲は隣の福井県の方に逸れてしまいました。もちろんそちらは大変だったはず。
 金沢はあまり降らずに...という予報で夜を迎えました。

 確かに前半は2、3cmしか積もりませんでしたが、夜中にかなりの降雪。目覚めると、新たに20cmくらいの積雪がありました。
 写真は出勤時に交差点を渡りながら撮影したもの。

 片側2車線の道路が1車線になり、出勤ラッシュと重なってノロノロ運転状態。なぜか融雪装置を稼働させていないので、雪は融けていません。
 0℃くらいなので滑ること、滑ること。

 大学裏の駐車場に止めた車が心配になり立ち寄ってみると、重機を用いた除雪作業の真最中。邪魔にならないようにして愛車のところへ。
 3枚目の写真(帰宅時に撮影)のように、見事に車を避けて作業していらっしゃいます。余分な手間をおかけして、本当に申し訳ない。

 テレビでは福井の豪雪が報じられていますが、このように石川や富山、新潟も大変な状態が続いているのです。2枚目の写真は、JR東日本新潟支社が提供する、今日の新潟地区の路線別運行状況
 中央上部が新潟。

 黄色は遅れ、赤色は運休、黒色は運転見合わせを意味しています。ご覧のように中越を中心として、不通区間が広がっています。
 相当厳しい状況で、通勤通学など日常生活の維持は困難です。

 先月、半日に渡って普通列車が雪で立ち往生し、全国的なニュースとなったのは、写真中央やや左側の長岡─東三条の区間。
 報道(全文を読むためには登録が必要)によると、実は昨日も越後線(左上の路線)で、列車が雪を抱えて動けなくなったそうです。

 普通列車が雪に閉じこめられた時にテレビを見ていたら、乗客が「電車の前に除雪車を走らせても良かったのでは...」と仰っていました。まったくその通り。
 しかし現在、JR東日本ではそれができないのです。

 以下は完全な鉄道ネタですが、国鉄時代から使用されていたラッセル車などの除雪車は車籍を持つれっきとした「車両」。その代わり、その運転には運転免許が必要です。
 つまり運用に関して柔軟性に欠けるし、費用もかかる。

 そこで少なくともJR東日本は除雪車の使用を止め、従来から用いられてきた通称「ハイモ」(排雪モーターカー)に加えて、“ENR-1000”投排雪保守車などの高性能除雪車を使用することにしました。
 「えちごトキめき鉄道」(トキてつ)も使用(こちらこちら)している車両です。

 “ENR-1000”はロータリーとラッセルの両機能を備え、しかもラッセルに関しては排雪方向を複線区間(左側のみ)と単線区間(両側)に使い分けることができる優れもの。ただしこちらは、車両ではなく「機械」。
 取り扱いとしては、センセイが鉄製スコップで除雪しているのと同じ。

 作業中に列車の運行はできないので、作業中の区間を「線路閉鎖」する必要があります。要するに通行止め。電車を走らせようと思ったら、その地区全体の列車を止めて除雪するしかない。
 「電車の前に、除雪車を走らせる...」ことはできないのです。

 個別の性能は向上──排雪の動画を見たことがありますが、“ENR-1000”の性能は素晴らしい──しているのに、システム全体としての運用能力は低下しているのです。これぞ、関係者の間で呟かれる「ラッセルの祟り」。
 ......う〜ん、これって、金沢の道路除雪と同じじゃないか。

 JRの名誉のために補足すると、少なくともJR西日本の対応は東と対照的です。10年くらい前に「ハイモ」の除雪に頼り切って失敗した経験から、キヤ143型(こちらこちらこちら)を製造し、各地に分散配備しました。
 実はキヤ143(ラッセル機能のみ)とENR-1000の性能は同じようなもの。同一メーカー製だし。

 異なるのは、JR西日本のキヤ143は車籍があり、列車運行の合間を縫って除雪作業することも可能なのです。見方によっては先祖帰りしたし、実際の運行を考えても他列車への影響が大きい。
 しかも今シーズン、キヤ143の配備先では豪雪による運休が多発しています。

 「キヤ143が活躍している」と見るか、「従来の除雪機械と同程度」と解すべきか。個人的には前者を採りたい。

 飛び込みを含めた仕事に一区切りをつけて、アパートへ戻ることにします。車がかわいそうなので、少し遠回りして様子を確かめます。写真はフラッシュを焚かずに撮影。
 緑と赤色が目立つのはそのためです。

 今朝、車の状況を確認した時に、車体の上の雪を落としたのです。周囲の、ちょっと積もった雪はその跡。偉そうなことを言っていても、見事なまでの除雪の様子を見ると、何も言えなくなります。
 このような仕事をなさる方々の上に、我々の日常生活が成立しているのです。

 (冗談抜きで)反省。



2月12日(月:休日) やっと除雪車が来た!! ...と思ったのが、甘かった

 昨晩、このサイトを更新した後、アパートで初めての揺れと重低音を感じました。最初は地震かと思ったほど。

 でもすぐに、それが多少の違いはあれど新潟の自宅で良く経験するものであることを理解しました。待望の除雪車がやって来たのです!!
 やれやれ。

 すでに遅い時間帯だったので、外に出て様子を確かめるようなことはしませんでしたが、これで明日は自動車をアパートに戻すことができます。
 従って今週後半の、新潟への移動日時も少し変更になります。

 予報は昨晩から今日にかけて大雪とのことだったのですが、雨雲レーダーや外の様子からそんなでもないだろうと判断。そのまま就寝しました。
 朝、外を見ると、新雪は2〜3cmくらい。ただし気温は相当低下しています。

 身支度を整えて外へ。建物の角を曲がり、道路に出ると......え"っ!?

 まったく除雪されていません。昨日帰宅した時と同じ状況です。確かに除雪車は近くまで来ており、昨日の2枚目の写真のように、アスファルトの地面が見えているのです。
 でもアパートがある一体だけはまったく除雪されていません。

 薄々気づいていたことがあるのですが、どうやら除雪や生ゴミの管理は町内会が行っているらしい。当然、と思われるかもしれませんが、金沢ではやや特殊な事情が。
 普通なら「扇が丘町内会」──ただし実際の扇が丘は野々市市──などが単位になるはず。

 でも金沢は、「扇が丘7丁目」というように、もっと細かい単位で活動しているようなのです。除雪も1丁目は重機を借りて来るけど、2丁目は人力で何とかしてね......ということらしい。
 みんなのもの、つまり地域全体という観点からすると、大きな損失を招いています。

 上の写真は以前、軽自動車が路肩から落ちてしまった場所。割と通行が多い道路なのですが、手前を左右に走る道路には重機が入っているのに、ここは手つかず。
 「通行危険」という手作りの看板が立てられています。

 実は昨日、自動車をいつもの駐車場に止めようと考えたのです。そのためにはこの橋を渡る必要があります。手前はすべて人力で除雪されています。
 個人的には問題なく走行できるレベル。

 でも前を走っていた軽自動車が橋の上で苦労した上で、前進を断念してバックしてきました。たぶん、その先はもっとひどい状況なのです。この場所は今日も除雪車が入っていませんでした。
 1本隣の、大学裏の道路は除雪されたなのに。

 ちなみに、この道路は金沢市と野々市町の境界にあります。もしかすると、小さいところでは町内会から、大きいところでは市町村単位まで、連携が取れていないという印象を持ちます。
 単に「雪は滅多に積もらないから、予算を確保していない」という問題ではないという印象を強く持っています。

 ちなみに大学脇、高橋川沿いの道は、まだ除雪されていません。



2月11日(日:祝日) 西村センセイ、路面状況の悪化でアパートへの駐車を諦める

 というわけで天候悪化を心配したセンセイは、今朝、金沢に向けて自宅を出発。

 新潟県内は向かい風が非常に強く、窓ガラス越しに風の音が入ってきます。ただし気温は3℃くらいで、弱い雨が降っている状況。今回はかなりの区間、高速道路を利用するつもりだったのですが、少なくとも新潟県内は一般道を走行することにします。
 富山県に入った頃から気温が低下し、雨が雪に替わり始めました。特に高度がある場所は吹雪に。

 でも朝日、黒部、魚津、滑川と、経路を選択する場面で、ことごとく「何だか(高速道路に)乗る気分じゃないなぁ」と一般道に心が傾いてしまいます。
 結局いつも通り、高速道路を利用せずに金沢到着。

 問題はここから。アパート周辺の生活道路の状況悪化が懸念されます。

 アパート近くの迷惑にならない場所に一時的に駐車し、写真(帰宅時に撮影)の道路を確認します。やっぱり......。
 昨日は気温が上昇したのに、ちゃんと除雪しなかったので、高さ約20cmのシャーベット状の雪が消え残っています。

 通行は可能だろうと思われます。ただし、2枚目の写真中央部の交差点で、フォルクスワーゲンのポロが雪を抱えて動けなくなっていました。
 脱出までには相当時間がかかりそう。

 というわけでひとまず大学の駐車場へ移動──これも結構大変だった──し、研究室で急ぎの仕事をします。続きは明日することにして、ひとまず帰宅。車は大学に残して、です。
 好ましいことではありませんが、仕方ない。

 帰路、大学の裏通りを曲がると、おぉ、ご覧のように路面に雪がほとんどありません。今日の日中、地域の方が総出で除雪したのです。
 写真ではわかりませんが、奥はまず重機で除雪していました。でも手前はすべて人力によるもの。

 二つの場所は隣接しています。両者の差は何かというとたぶん、人口密度と住民の意識。

 上の場所は周囲に田圃が多いので、除雪そのものは比較的容易。雪捨て場にも困りません。だから自宅の前は過剰なまでに除雪します。
 例えば道路の真ん中、車の走る場所だけは除雪しない(!!)など。

 右の写真の場所は、奥には田圃が広がっているのですが、手前は住宅が軒を連ねています。しかもここに住むようになってから40年くらい(だから高齢者が多い)。
 お互いに顔見知り。

 雪を捨てる場所がない──金沢の特徴──ので、助け合って何とかするしかないのです。

 入学試験の時期はいつものことなのですが、今週のセンセイの行動は変則的。週の後半に新潟の自宅へ戻り、週末には再び金沢へ移動しなければなりません。金沢に留まるのは数日だけ。
 荷物もそれほど多くないので、抱えたまま大学─アパートを行き来しても問題は少ない。

 というわけで今週、車をアパートへ運ぶかどうかは、今後の天気や道路の状況を見て判断するつもりです。

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