2023年7月15日更新(2023年7月23日ページ移動)
■7月15日(土) 今は本当に大変でしょうが、この梅雨空の向こうには夏本番が控えています。確実に
この言葉が、すでに被災した西日本の方々や、今まさに豪雨と越水(えっすい:増水した河川の水が堤防を越えて周囲にあふれ出すこと)に苦しめられている秋田県と青森県の方々にどれだけ受け入れてもらえるのか、心苦しいところ。
同じ水害の被災者──サイト開設前なので、ここでは未紹介──としての実感です。今朝、いつもの時間に血圧を測定している頃までは平常だったのです。でもその後、自宅は「静か」に。貨物列車があまり走行していないのです。もちろん、現在被害が広がっている秋田、青森両県の水害によるもの。
ただし「貨物列車輸送情報」によると、これによる運転抑止中の列車はないようです。予測が困難だった北陸地方の豪雨と違って今回は、あらかじめ運休するか、途中の途中の新潟あるいは金沢ターミナルで運転打ち切り。中には東北本線経由に迂回された幸運な列車も。
「懲りた」というわけではないのでしょうが、JR貨物は今回、早めに対応したようです。仮に線路などの施設が被害を受けていなかった──残念ながら、考えにくい状況──としても、日本海縦貫線の正常運転までには、かなり時間がかかると推測されます。
秋田は何度も訪れており、知っている場所がニュースに出てくると、皮膚感覚で痛みを覚えます。被災地ほどではないものの、当地も朝から雨。それでもお昼前には小降りになったので、少し外へ出ました。歩いていると、隣の町内では子供御輿(写真省略)を整備中。
当地で今月末に開かれる「2023ぎおん柏崎まつり」の準備です。その時は御輿だけが見えたのですが、帰路、経路を少しだけ変えて歩いてくると、おぉ、何人もの方が集まっていらっしゃいます。写真右端は、おそらく子供用の御輿を載せるもの。
中央のものには、左の物体を載せるのかも。(それなら左の基部は何だろう?)左の水色の物体はというと、どうやら、御輿の随伴車両らしい。びっくり箱のように蓋が開く構造になっていて、中から子供たちが出てくるようです。ここ3年お休みだったので、「ぎおん柏崎祭り」でまだちゃんと見たことはないのですが。
この町内は大きな工場跡地を15年くらい前に宅地化した地域。従ってご主人や奥さんは子育て真っ最中。だからこそ、お互いのコミュニケーションを図るべく、自然とこのような行事への参加が多くなります。対照的なのが隣接する我が町内。平均すると、ここより一世代くらい年長。
拙宅を含めて、すでに子供たちは独立しており、家に残る次の世代は少ない。従って少子化と高齢化が進んでおり、町内の山車(だし)で笛を吹いていた方々は引退。太鼓も老朽化したとのことで、山車は解体。その車庫も解体して地主さんにお返しするそうです。解体された山車を今日、初めて目撃しました。
軽トラだろうと思っていたのですが、古い中型トラックの車体でした。「ぎおん柏崎祭り」まで約10日。我が町内は参加しませんが、コロナ禍を経て、4年ぶりの通常開催となります。来週半ばまで梅雨は続きそうですが、“Windy”によるとそれまでには梅雨明けするかも。
だから...と言っても、やはり、被災地の方々にはなかなか受けれいていただけないでしょうが。
■7月14日(金) お手本となる作品ですが、せめて... ──旧北陸本線は本日未明に復旧しました──
ある意味、昨日の続き。
拙宅では、よほどのことがない限り就寝時にクーラーを使いません。冷房を入れると体調を崩しがちなのです。室温は27℃〜28℃くらいなので、なかなか気持ちよくというわけにはいきません。
風は通るので、体感気温はそこまでではないのですが。昨晩もその状態で就寝。もちろんちゃん眠ったのですが、どこか疲れが残る感じ。誰でもそうでしょうが、特に明け方は眠りが浅くなりがち。その時、遠くから「ガタガタ...」。揺れ方と音からして、電車ではなく貨物列車です。
音の主は新潟、北海道方面を目指す下りに違いありません。つまり石川─富山県境の不通区間が本日未明までに復旧したのです。津幡駅に隣接する「大鉄工業」の事業所を基地として、津幡駅構内で水没したポイントを交換し、道床流出現場の復旧工事を徹夜で完了させたのでしょう。復旧が遅れていた七尾線(JR西日本)も、お昼までに運行を再開できたようです。
関係者の皆様、ご苦労様でした。ただし現時点で、信越本線を走る貨物列車は定時運行と遅れての運行が混在。旅客列車の合間を見ての運行なので、正常運行に戻るまでにはまだ時間がかかりそうです。
今日の当地は、午前中はかなりの雨。それでも正午前にやっと小降りになったので、外へ出ました。午後に新型コロナワクチン接種を予約しています。
再び雨になった時のことを考えて、今のうちに晩酌用のお刺身を買うことに。旧市街を歩いていると、1枚の張り紙に気づきました。以前ご紹介した「ドナルド・キーン・センター柏崎」内で「撮り鉄写真展」を実施しているというのです。
開催期限は何と、明日まで。
「キーン・センター」はいつものルートのすぐ脇なので、帰りに立ち寄ってみることにしました。鉄道写真展を見るのはこちらとこちらに続く3回目。
ドアから入館すると、ロビー右手に20点くらいの作品が並べられていました。申し訳ありませんが、作者は存じ上げない方です。いずれも手本とさせていただきたい内容だったのですが、センセイは割と短時間で退室してしまいました。
一つの理由は、予防接種時刻までの余裕を考えて。でも白状すると、写真を通じたメッセージをほとんど読み取れなかったのです。もちろんセンセイの能力不足による部分が大きいのでしょうが。対照的なのが「新潟鉄道記 I 」および現在の「同 II 」。
鉄道愛に溢れているだけでなく、メッセージは明確。地元の四季の変化だったり、郷土の変遷の様子、家族愛、そしてご自身の老いなど。廃止された地元私鉄を含め、鉄道マンへの畏敬の念も。
今回、もう一つ、とても気になったのが基本情報。
上越線で貨車を牽引する機関車(EH200)──写真からもはっきりと読み取れる──を「信越本線を走行するEF510」と説明したり、柏崎市内で撮影した115系(旧新潟色、廃車済)を「トキ鉄455系」と記したり。
確かに後二者の色合いは、ちょっとだけ似ていますが。でも455系(クハ455-701)は、直江津までの旧北陸本線については毎日のように入線していたものの、信越本線には乗り入れていません。少しでも詳しい人なら、すぐに気づくような基本情報の誤り。
ついつい、「この方、本当は...」という気持ちになってしまいます。もちろん自戒の念を込めて、です。(現役の学者からは引退しましたが)
■7月13日(木) 朝7:32以降、拙宅は静かに... ──昨晩、この赤色の帯の下で起きていたこと──
お気づきかと思いますが、昨日お伝えしなかったことが。北陸地方の大雨です。
今回の金沢「出張」は、まさに雨との闘い。ただし個人的には、雨がザーザー降っている中での徒歩移動はなく、結果的に、たままた降らない時間帯の移動となりました。持参した折り畳み傘はまったく使用していません。(実話)
ただし昨日の降り方だと、折り畳みではほとんど役に立たなかったと思います。特に酷かったのは、昨日帰る際の富山県内。乗り継ぎの関係で富山駅で北陸新幹線から降り、在来線ホームへ移動。25分ほど待っていたのですが、集まってくる乗客の中に、制服姿の小学生が4名。
たぶん富山大学附属小学校の児童。最初に来た男子児童2名はホームで本を読んでいるだけだったのですが、続く女子児童2名は全身ずぶ濡れ。特に低学年──たぶん1年生──の1名は裸足(!!)で、二足の靴は手に。靴が濡れて履き心地がとても悪かったので、そうしたのでしょう。
ただしその時はまだ、富山駅近辺では雨がパラつく程度だったのです。でも、乗車した「あいの風とやま鉄道」の列車が魚津市付近に至った頃には猛烈な雨に。いくら車内が安全だとわかっていても、正直、身の危険を感じたほど。その直前は強風が吹き荒れ、一部列車に遅れが発生したそうです。
それでも、その時点では上り下りともに定時運転。センセイ自身は予定通り帰宅したのですが、新潟も夜には雨に。このページを更新しながら気象庁の雨雲レーダー(ナウキャスト)を確認すると、大変なことになっていました。写真は昨晩23時の北陸地方の降雨状況。(拡大写真(1279×928、253KB)、(c)気象庁)
拡大した方がわかりやすいと思います。夜遅くになってから報道され始めたですが、石川県から富山県西部にかけて、連続して雨雲が連なる線状降水帯が出現しました。、しかも長時間継続。
この赤から紫の帯の下では、とんでもない状況になっているはず。されど、200km以上離れた新潟からでは何もできないので、昨晩はそのまま就寝しました。朝のテレビニュースや新聞はもちろん、この地域の大雨を速報で伝えています。
センセイの関心はちょっと別なところに。それを確認する前に、いつもの時間に血圧を測定。測定中の7:32に、上り貨物列車「80レ」(「レ」は列車のこと)が自宅の近くを定時に通過。ただし、列車を直接確認したわけではありません。
貨物列車は質量が大きい──EF510電気機関車は電車の2倍以上の約100t──ため、揺れと音でわかるのです。さて、ここからが本番、と思いながら血圧を測っていると...来ない。7:37に通過するはずの名古屋ターミナル発新潟ターミナル行の「4095レ」が来ません。
...やっぱり。昨晩から未明にかけての豪雨で、津幡町などで浸水被害が発生しています。加えて、石川および富山両県では、北陸新幹線が昨晩金沢─富山間で運転を見合わせたり、幹線国道の8号線が不通になるなど、交通にも甚大な影響が及んでいました。
残念ながら、在来線にも。IRいしかわ鉄道管内で災害が発生したため、旧北陸本線は金沢─高岡間で終日運転を見合わせ。ここは県を越えて移動する利用客が多い区間。通勤、通学のために駅へ行けば運休だとわかりますが、駅到着時点ではもう手遅れ。
テレビはお昼になってやっとNHK金沢放送局が報道した程度。(ただし、現在はたぶんもっと報道されているはず)つまり現場は朝、大混乱に陥ったはず。IRいしかわ鉄道は不通の原因もちゃんと伝えていません。しかし「あいの風とやま鉄道」は昨晩の被災現場の状況を公開。それによると、被害が発生したのはおそらく津幡町河内の上り線。
豪雨で道床(どうしょう)が流出しています。復旧工事が順調に進んだとして、今晩中に復旧できるかどうか。仮にできたとしても当分の間、徐行運転が必要。一般の利用客の大半は、このような状況を知らされずに「本日は全面運休です」と告げられるだけ。
なお金沢─津幡間はその後安全が確認されたため、臨時列車が運行されましたが。利用客の立場にからすると、今回の鉄道各社の対応にはまだまだ改善すべき余地がたくさん残されているように思われます(ただし「あいの風とやま鉄道」は、かなり良く対応していると思います)。
実は、ふだんの運転ぶりにも会社の差は表れているのです。信じてもらえないかもしれませんが。
で、JR貨物の「貨物列車輸送情報」を開くと、今晩の時点で下り列車(新潟、青森方面)は津幡駅を先頭(お昼のNHKニュースの中に写っている)に南福井駅まで、上り列車は魚津駅から黒井駅(直江津駅の東隣)で停車中。
7:37に自宅近くを通過する「4095レ」は金沢ターミナル(≒東金沢駅)に留まったまま。もちろん、以上は始発駅を発車済の列車で、後続の列車はそもそも出発できずに待機しています。復旧後は、旅客列車の合間を見て──と言っても、走行可能な「スジ」(ダイヤグラム)は限られている──を使って、貨物列車を走らせるはず。
果たして明朝、拙宅は揺れるのか。...と言うか、揺れてくれないと石川および富山両県の利用客は、再びとても困った状況に陥ってしまうのです。
■7月12日(水) この話題に拘泥しているわけではないのですが... ──大学真裏に、新駐車場が──
「拘泥」と書いて「こうでい」と読みます。要するに、強く拘ること。
昨日もセンセイは、西金沢駅から大学まで歩きました。全身、汗でびっしょり。経路はいくらでも選択の余地があります。ただし当然ですが、目的地つまり大学に近づくにつれてそれらは徐々に収束。
裏門に近づきます。昨日は、念のために先週機器の撤去作業が行われていた元駐車場の前を通りました。予想通り、配管のあった部分は埋められたまま。一角に車が止められていたのですが、これは恐らく大家さんのもの。
駐車場になる前からこの状態だったので。せっかくの資産である土地をどう利用されるのだろう──もちろん所有者のご自由──と思いながら、裏門からキャンパスに入ろうとして...あれっ?!
奥の薄い色のアパートは、一昨年完成した「集学館」。その手前に、新しいコイン式駐車場が出現しています。ここは大学の真裏という、(アパート経営の観点から見れば)超一等地。個人的には、「ついにここまで...」という感じ。
センセイの(旧)行動範囲での駐車場新設は1年ぶりだと思う。先週お伝えした駐車場廃止の理由がますますわからなくなります。料金その他は、軽自動車専用のものを除き、同一。僅かに差があるとすれば、運転者から見た利便性。
例えば空車状況を容易に確認できるか否かなど。だからそんなに利用頻度に大きな違いが生まれるとは考えにくいし、実際、そんなに差は生じていませんでした。ただし、駐車場が増えてからは明らかに競争が激しくなり、利用率は全般的に低下。
でもそれくらいのことは、容易に予測できるだろうし(それこそ、経営そのもの)。内容的には繰り返しになりますが、この件、センセイとしてはそんなに拘泥しているわけではないのです。されど見てしまったものはお伝えするしかない、という次第。
はい。
■7月11日(火) 3か月続いた毎週の金沢「出張」、身体はずいぶん慣れてきたらしい。されど...
今日は火曜日。つまり金沢への移動日。
未明に強い雨が降るなど、当地は不安定な天気。それでも雨雲レーダーを見る限り、徒歩および電車での移動に大きな支障はなさそう。金沢の様子はわかりませんが、いざとなったらバスを使えばいいし...と、バタバタと準備。
その間にも、ごく短時間でしたが強い通り雨。いつも通りのタイミングで血圧を測定すると、最初はやや高め。それでも126mmHgおよび121mmHgと、基準の130mmHgを下回っていますから、問題はないのですが。
でも、その次はガクッと下がって107mmHg。その後は多少上限しながらも、相当低い数値が続きます。個別の最低値は91mmHgで、次は95mmHg。「平均」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)はご覧のように97mmHgと、久しぶりの2ケタ。
最近の最低値を更新しました。実はこのところ、朝晩ともに血圧はかなり低い状態が続いています。Na+は極力摂取しないようにしているし、それなりに運動も。宮仕えから解放されたので、ストレスはそこそこ。
現役の先生方には申し訳ありませんが。面白いのは、4月中旬から始まった毎週の金沢「出張」。最初の2週間は前日、講義当日ともに基準値を超えた――特に前日の晩が予想外に高かった――のですが5月以降は一転、今晩を含めて他の日とほぼ同じに。
つまり、身体の方はすっかり慣れたらしい。されど「出張」つまり大学院の講義も、明日を含めて残すところわずかに3回。もちろんベストは尽くすつもり。で、センセイの関心事は別な方へ。講義がなくなる来月以降、身体の方はどうなるのだろう。
もしかすると、再び混乱するのかも。この件、続きがあるかどうかはわかりません。
■7月10日(月) 踏切前のT字路を右折すると、赤いランドセルを背負った黄色い帽子の女子児童が...
朝、書斎で明日の準備をしようとした時、電話が。母親からです。開口一番、「おヒマ?」
口ぶりから緊急事態ではないことは明らか。暇ではありませんが、何か用があるのでしょうから話を聞きます。今回は、茄子が獲れすぎたから貰いに来ないか、とのこと。いつもは土曜日に実家へ行くのです。
でも先週は都合で、1日早く金曜日に。その関係で、すでに貰った茄子は尽きています。また購入後10年が経過した実家の火災報知器の電池が切れてしまったのですが、新品が届いたので装填、設置し直す必要があります。そこでお昼頃に行くと伝えます。
問題は、今日の雨。甚大な被害が発生している九州北部や山口県ほどではありませんが、当地でも今朝はかなり強い雨が降りました。ただし北陸地方の予報は全体として、空振り気味。
雨雲レーダーを見ても、しばらく降りそうではなかったため、自転車で向かうことにします。半分くらいは国道8号線と国道116号線を使い、途中から旧道へ。越後線刈羽(かりわ)駅(写真奥)近くの踏切前を右折します。やっぱり...。
赤いランドセルを背負い、黄色い帽子を被った低学年の女子児童がいます。おわかりでしょうか。写真は縮小しているので、運転している人の感覚に近づけた写真がこちら(別ウィンドウ、177KB)。ただし実際には、凝視しているのは中央付近のみで、周囲はぼんやりとしか見ていません。
もうおわかりですよね、女子児童の姿が。正解はこちらこちら(1280×960、216KB)。「女子児童」の正体は、短い橋の欄干。その両端が、黄色と赤色の警戒色に塗られているのです。
遠くから見ると、これがまさに「赤いランドセル...」。よく言えば、それほどまでに注意しながら運転していると評価されるかもしれません。でも穿(うが)って考えれば、「女子児童に違いない」と決めつけているのかも。見ているようで、実はあまり視ていない。
人間の感覚は、こんなものなんでしょうねぇ。毎週2回くらい通る場所なのですが、わかっていても毎回ドキッとさせられます。
■7月9日(日) パチンコ店閉店は、理解できなくない。しかし隣の手芸店も、訪問客こそ多いものの...
今度こそ教育とは無関係な地元の話題。
何度もお伝えしているように、センセイは午前と午後に市内を歩いて探索(+所用の片付け)するようにしています。ただし今日は、途中で天気が急変して雨になりそうだったので、午前だけでしたが。
センセイが暮らすのは人口8万人弱の地方都市。出かけたら帰宅しなければならないので、実際に行動できる範囲は半径5km程度──それでも旧市街地はほぼ完全にカバー──に限られます。これだけの広さになると、まだ未踏の地も多い。されど自宅近辺は別。
訪れていない場所はありません。(キッパリ)写真もそんな場所の一つ。付近に郵便局やドラッグストアがあるわけではないため、頻繁に訪れるわけではないのです。でも耳鼻咽喉科医院やスーパーが。
そのため2週間に1回くらいの頻度で、写真右側の細い道路を奥から手前に向かって歩きます。(奥からなので)センセイの目に入ってくるのは、まず、右手にパチンコ店。個人的にはご縁はないため良く見ていなかったのですが、お客さんは少ない。
でも、ま、潰れずに...と思っていた先々週、解体工事が進んでいることに気づきました。さらに進むと、地元では「手芸のトーカイ」として知られる「クラフトハートトーカイ 柏崎店」。こちらは繁盛しているというほどではないもの、コンスタントにお客さんが。
しかも、この日の駐車場はほぼ満車...え"っ?!窓に内側から張り出された黄色い張り紙には何と、「完全閉店」および「20%OFF」。知らなかった。
帰宅後に調べてみると、柏崎店は9月10日に完全閉店。新聞の折り込みチラシも配付されていました。それだけでなく、「トーカイ」を運営する「藤久株式会社」は、現在県内に展開する10店舗中、当店を含めた3店舗を閉店。
そもそも会社の経営が相当厳しいようで、全国で不採算店を閉鎖中。つまり、このお店も不採算店だったということになるのでしょうが、背後のパチンコ店を見ていると、会社の経営状態が主因なのか地域の側に問題があるのか、だんだんわからなくなってきます。
あるいは最近は──センセイがそうであるように──ネット通販で事足りるのか。まぁ、パチンコ業界が斜陽産業であることは理解できるのですが...。