2023年9月30日更新(2023年10月8日ページ移動)
■9月30日(土) 申し訳ないけれど今は、書籍整理よりメディアの救出(簡易編集&ダビング)が優先
今日は自宅書斎のAVシステムのお話。
システム更新というヘビーな作業に加えて、業務用有機ELモニタが頓死するという突発事態が発生したため、関係する話題が続かざるを得なかったという止むを得ない事態。されど大半の方は、この種のオタク的なネタにはあまり興味を持たれないと思います。
当然のことです。というわけで今後は特記事項が起きない限り、AVシステムのお話は一区切り。まずは、ご報告から。
先日故障したソニー製ブルーレイレコーダについては、翌日、実機を家電量販店に持ち込んでメーカー修理を依頼しました。この間にネット上で調べたところ、「引っ越し後数ヶ月で発生する、(修理担当者によると)よくある故障」と、とてもよく似ています。
その際の修理費用は35,000円 。実際、金沢から持ち帰って6ヶ月後の故障です。家電店の担当者曰く、ブルーレイレコーダの修理費用は2〜3万円のケースが多いとのこと。う〜ん、安いレコーダの購入価格と近い。今回、ポイントはHDD内のデータを救出できるかどうか。
最近の録画が多く、大半のプログラムはまだディスク化していません。そこでディスクが無傷なら修理してもらい、そうでない場合は引き取って廃棄(文鎮にもならないので)。このところ予定外の支出が続いているので、実家に待避させた名機“BDZ-V9”(金沢で使っていたマシン)を現役復帰させる予定です。
年金生活者なので、ここは出費を抑えたい。同時に、現在は他のブルーレイレコーダのデータを簡易編集(不要部分を削除し、インデックスを打ち込む)の上で、せっせとブルーレイディスクにダビング中。
この作業に関しては、ソニー製のマシン──特に古いモデル──の方が作業しやすい。段取りからすれば本来、この作業より金沢から持ち帰った書籍の整理を優先すべきなのです。でもここは、筋を曲げて作業に勤しみます。
なお、ディスク化したからといって、それがデータの健全性と完全な再現を担保するわけではありません。しかしセンセイのシステムの場合、DVDと異なり、ブルーレイディスクで問題が認知されたことはありません。(ただし、全数を完全にチェックしたわけではない)
加えてブルーレイの場合はBD-Rディスクであってもクローズしていない限り、編集作業が可能。もちろんBD-REディスクならデータの読み書きは自由自在(ただし時間がかかる)。センセイの場合、もう一つ問題になるのがHDMIあるいはDV入力からのデータ移行。
個人的にはJVC製の“SR-HD2700”を所有、使用しているので、現在のところ問題はありません。ただし同シリーズはすでに、生産完了。気になって調べてみたところ何と、パナソニックから業務用レコーダが販売されていることを知りました。最上位機種は4K対応で、実売価格は約55万円。((c)Panasonic)
個人的には過剰性能ですし、価格的にも購入は無理。受注を終了──つまり製造完了──した“DMR-T4000R”は性能、機能的にセンセイの“SR-HD2700”相当。というか、見かけのデザインと印象は異なるもの、背面の端子配置を含めて良く似ています。(ただし同一ではない)
もしかするとJVCのOEM製品かも。パナソニック(旧松下電器)とJVC(旧ビクター)は系列会社でしたが、現在は資本面では無関係のはず。でもこの種のマシンは医療や教育などの分野で一定の需要が。だからこそ高価格ながら、ずっと製造販売されているのです。
ニッチな分野なので設計、製造を委託するということはあり得ると思う。ちなみに、“DMR-T4000R”は、例えばこちらから¥133,000(税込)で販売されています。中古品であることを考慮すれば適正価格だと思います。
以上は非常に個人的な事情だったのですが、一般的には、高性能ゲーム機──センセイは所有していないし、そもそもゲームをしない──のHDMI出力を録画したいという要望が相当強く存在するようです。
こちらは多数の製品が。つまりそれだけ需要が多いということなのですが、たとえばアイ・オー・データから「HDMI/アナログキャプチャー」“GV-HDREC”が販売されています。これなら一ケタ安く購入することができます。
視聴覚教材を制作する時にも便利だと思う。
ただし退職した現在、センセイがこのマシンを活用することはありませんが。
■9月29日(金) どこを見ても、ほぼまったく欠けていません ──今宵は満月、かつ中秋の名月──
今宵は、お約束の天文ネタ。
写真は今晩19時前、つまり後述の「衝(しょう)」の時刻ころに自宅から撮影した中秋の名月です。(拡大写真(別ウィンドウ、640×480))
報道でお聞き及びと思いますが、今晩は満月。「中秋」は旧暦での8月15日を意味しますが、旧暦は太陽太陰暦。そのため3年に1回閏(うるう)月を挟みます。つまり本来の時間進行と日付がぴったり一致しているわけではありません。
まぁ、それを言ったら、月によって日数が異なり、しかも4年ないしは8年に1回閏年が入る※太陽暦(グレゴリオ暦)も同様なのですが。他方、満月は地球を基準とした時の太陽と月の物理的な位置関係(「衝」または「望(ぼう)」)。月の公転軌道は、水星のそれに次いで楕円が潰れています。
そのため、ケプラーの第二法則に従い公転速度がかなり変化。もちろん、距離も大きく変動します。一昨年の中秋の名月(9月29日)の際の拡大写真(別ウィンドウ、640×480)と今晩の拡大写真は同じ条件。
比較すると、大きさがずいぶん違うことに気づかれると思います。なお、一昨年は大気の条件が相当悪かったため、像がかなりユラユラしています。それに比べれば今晩は、かなり整った姿(色も違う)。注意していただきたいのが、全体の輪郭。
一昨年および今晩は、満月かそれに近い時刻に撮影したため、どこを見てもほぼまったく欠けていません。繰り返しになりますが、旧暦の「中秋」と満月はひとまず別物。
記憶に間違いがなければ、たまたま一昨年から3年連続で満月の中秋の名月だったはず。前述した理由により、今後しばらく両者が一致しなくなるため、月の左右のどちらかがぼんやりした状態になります。
例えばこんな感じ。(2020年の中秋の名月。写真左側がぼんやりしている)ちなみに、「月は地球の周りを公転する」というのは非常に雑な表現。そもそも恒星、惑星そして衛星ともに質量を有しています。それらは系の「共通重心」を中心に、お互いに回転し合っているのです。
地球と比較した場合、月は衛星であるにもかかわらず、質量がかなり大きい。(通常の衛星は、もっと小さい)そのため、地球と月の共通重心は地球の中心付近ではなく、中心から約4,800km(半径の約3/4、つまり地表に近い部分)に存在し、その点を中心に、お互いが「かなり振り回されながら」回転し合っているのです。
一般的な「公転」というイメージと、ずいぶん違います。しかも月は、太陽や他の惑星(!!)からの影響(「摂動」(せつどう))も受けやすい。
さらに、月の自転周期と公転周期が一致している──だから月はいつも「ほぼ」同じ面を向けている──ため、「秤動(ひょうどう)」という現象も考慮しなければなりません。興味を持たれた方は調べてみてください。
まぁ、これは、月の位置ではなく、見える面の問題なのですが。そのため、古代から月の動きは天文学者の重要な関心事だったのです(実話)。おっと、センセイは学部3年の時に天文学史上、世界初の発見で学会デビューしたんだった。(論文発表は大学院生の時)
半ば、忘れてたけど。う〜ん、いつかどこかで、再び科学史を教えられる機会があればなぁ...。
※グレゴリオ暦では、地球の公転周期(365.2419...日〔太陽年〕)に合わせるため、4年に1回閏年を挟むものの、100年に1回は閏年を入れません。さらに400年に1回閏年を挟んで、1年=365.2425日を実現しています。つまり2024年は閏年ですが、1900年および2100年は閏年ではありません。然るに、2000年は閏年でした。
■9月28日(木) ネクタイはしてないけど... ──贔屓のスーパー店頭に、閉店告知が掲出されました──
夕方のトップニュースは関東地方の、季節外れの猛暑。
ただし当地は終日雨がち──場所によってはかなり降った──で、気温もあまり高くなりませんでした(最高気温26.0℃)。先日までの酷暑が嘘のようです。雨が小降りになった時を見計らって徒歩で外出。
途中、スーパーの敷地内で交通事故の現場に遭遇。高齢者同士──自動車対歩行者──の事故の、処理中でした。被害者はその後救急搬送。警察官の加害者への説明によると、負傷の程度は軽いと予想されるものの、高齢故に予測できない面があるとのこと。
彼らのお仲間入りしたセンセイが、自動車の運転をできるだけ避けている理由です。同級生の医院でインフルエンザワクチン摂取を予約するなど、いくつかの用を済ませ、最後に、先日閉店が伝えられた旧市街中心部のスーパーへ。今週前半は自転車を使っていたこともあり、訪れるのは数日ぶり。
建物の前で、腰が見事に曲がった高齢男性と擦れ違いました。実は、毎回のようにお見かけする方。年齢は80歳代後半から、もしかすると90歳代。どんなに暑くても、彼は背広にネクタイ姿。
現役の時は、おそらくそれなりの地位に就いていらっしゃったのでしょう。買い物の量からしてお一人暮らしなんじゃないかと思います。
冗談抜きで、スーパー閉店後はどうされるのでしょう。地下のお店に入ろうとして、写真の閉店告知に気づきました。読んで初めて気づいたのですが、そこに記されているように、確かに出店時は別な名前だった。
店内の雰囲気は全体としてはあまり変わらず。しかし少しずつ品揃えが悪くなっているような。たまたまかもしれませんが、適当なお刺身がなかったため今日は何も買わず、帰宅後に自転車で同じ会社の別店舗へ。
最後は、どうしてもこんな感じになるんだろうか...。実は以前から、閉店するお店に関していくつか気になることがあったのです。最初に気づいたのは、ここ数ヶ月の店長さんの表情。正直なところバリバリと...という方ではなく、実直にコツコツと、というタイプ。
その彼の表情が冴えないのです。
もう一つ気づいたことが。それは同社のセルフレジ導入。2年くらい前から店舗持ち回りでセルフレジを順次導入してきたのですが、このお店だけは対象外。もっと小さなお店にも導入したため、少し奇妙に感じていたのです。
今から考えると...。それにしても、あの高齢男性はこれからどうされるのだろう。
何しろ、(彼の年齢まで生き延びることができたとして)それは将来のセンセイの姿そのものなので。なお、仮にそれが実現できたとしても、センセイのことですからネクタイなんて絶対にしていません。
悪しからず。
■9月27日(水) 自転車と階段には関係が?! ──前々日のみ「上った階数」が劇的に上昇しました──
昨日お伝えするつもりだったお話。
今日は雨がちだったため断念したのですが、昨日までの4日間は外出に自転車を利用しました。もちろん体力増強のためです。昨日は母親が育てた野菜をもらいうために実家へ。しらしらと雨が降っている時間もあったのですが、ほぼ無風かつ気温は低め。
自転車はこれくらいの方が乗りやすい。向かい風の中を比較的気持ちよく走行し、前回より5分早く実家に到着しました。両親はともにマイペース型。次回の通院のために打合せたのですが、予想外の変更が次々と入るため、こちらは消耗気味。
ま、いいんですけど。それはともかく自転車での移動に際しては、本来の目的に鑑(かんが)み、身体、特に歩くだけではなかなか使わない身体の部位を一定時間、ある程度の強さで運動させるため、可能な限りギヤは高速に。
つまりペダルは非常に重い状態を継続。総走行距離は約26km、平均走行速度は17.4km/h。
帰宅した時はちゃんと歩けないほど足がガタガタになった──ただし程なく回復──ほど疲れました。この運動量を反映してか、昨日の日中の「血圧」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は、104mmHg。
個別最低記録は99mmHg、と2ケタ台。ただし、ここで問題が。携帯しているiPhone SE(第二世代)の「ヘルスケア」アプリでは、自転車に乗っている間の運動量を適切に把握できないのです。
歩行時は歩数や歩行速度などで、ある程度掌握できるようなのですが...。例えば一昨日の場合、帰宅時の総歩数はiPhone SEは加速度センサから得たデータをもとに、「歩いている」と判断した約1,000歩。実際の運動量と乖離(かいり)しています。
確かに、歩いているかどうかの判断は微妙。自宅内で歩いていても、歩数にはほとんどカウントされません。その結果、どの項目を見ても「ほとんど運動していない」とされてしまうのです。ま、いいんですけど。
ところが昨日、血圧および総歩数の記録を入力しようとしてびっくり。たまたま「ヘルスケア」アプリの「上った階数」の項目が目に入ったのですが、一昨日つまり25日(月)の数値が突出していたのです。
正直なところ、よくわからない。拙宅は二階建て。それなりに上り下りし、iPhone SEは割と正確にそれを検出しているのですが、朝晩はそれを身に付けていません。だから外出時を含めて、他の日の「階数」は概ねこんなもの。
一昨日の「26階」を説明できません。可能性があるとすれば、自転車での走行を階段の歩行と見なしたのかも。その日は前日同様、かなりきついアップダウンに挑戦。走行距離は大したことなかったのですが、市内西部のふだん行かない場所で、長い上り坂に挑戦しました。
でも、それならグラフ右端の4日間はすべて、「階数」がそれなりに上昇するはず...。繰り返しになりますが、正直なところ良くわかりません。
ただし起きたことは事実なので、できるだけ正確にお伝えする次第です。
■9月26日(火) 嫌な予感が... ──3年前に購入したソニー製ブルーレイレコーダにトラブル発生──
タイトルの事情により、予定を変更してお伝えします。センセイは、ホントに悲しい...。
明日以降お伝えすることになると思いますが今日は午前中、自転車で実家へ。天気予報が悪い方に外れて細い雨が降っていたのですが、風が弱かったため予定通り、そして母親に伝えていた通り、自転車を選択。
いくつかの用を済ませて、お昼前に帰宅。昼食後は書斎を片づけていたのですが、予定していた分は一区切り。入浴──我が家の基本的な行動はすべて、家人が決めている──まで少し時間があったので、AVラック内のブルーレイレコーダで簡単な作業。
まず、2020年に購入にしたJVC製業務用“SR-HD2700”で特殊なダビング。それを作業用のBD-REディスクにコピーした上で、民生用の“BDZ-ZX2700”で細かく編集しようとしたのです。同機は頓死した自宅用“BVZ-AX2000”の、実質的な後継機。正確に言うと、“BVZ-AX2000”の直接の後継は、2台導入したパナソニック製“DMR-BRG2050”。
しかしパナソニック製が(センセイにとっては)あまりに使い勝手が悪かったため、同機は程なく売却処分に。改めてソニー製“BDZ-ZX2700”を2台購入しました。今回問題が起きたのは、金沢で使用していたマシン。写真はそのクローズアップ。
退職に伴い機器を金沢から運び入れたため、当該マシンはAVラック内左側最上段に配置。上から東芝製“D-TR1”(紹介記事例)、本機、そして正常稼働中の自宅用“BDZ-ZX2700”の順です。
真ん中の、金沢から持ち帰ったマシンで編集作業を始めたところ突然、電源がOFFに。停電かと思ったのですが、そんな気配はありません。電源ボタンを長押しして強制終了させても、ご覧のように“ERROR”が表示されるだけ。
取扱説明書を確認したところ、この表示の場合は本体にある「リセット」ボタンを押して再起動せよとのこと。されど状況は変わらず。修理を依頼するしかありません。倖いなことに“BVZ-AX2000”の場合と異なり、製造後僅か3年しか経過していない──それはそれで、とても悲しい──ため補修に必要な部品は存在し、修理そのものは可能なはず。
ただし、もしかするとHDD損傷の可能性が。その場合はHDD交換となり、2TB近い録画内容はすべて消えてしまいます。トホホ。
ある意味、ここから先が本題。
実はこのマシンに関して、何となく嫌な予感がしていたのです。さすがに今日のトラブルはまったく予想していませんでしたが。そこで機器配置替完了に伴い、本当はそんなに急がなくても良いはずの録画内容のダビングに勤しみました。
例えば一昨日深夜──昨日未明──に放送されたスティーブ・ライヒだとか。ただし5時間以上の長時間番組だったため、バッハのミサ曲は失われてしまったかも。記憶容量の関係で、金沢撤収後はほとんどこのマシンで録画していたので、もう二度と見ることがない(かもしれない)番組も多いと思う。
何とか助かるといいのですが...。それにしても、16年前(!!)に自宅書斎用に購入した初代ブルーレイレコーダ“BDZ-V9”(その後金沢用にも導入)や、それに先立つDVDレコーダ2台は今でも現役(動作確認済)。これじゃまるで、「逆さ仏」。
この国の衰退ぶりを象徴しているかのようです。凋落(ちょうらく)そのものは不可避ですが、それでも、センセイはマシンの修理がうまく行くことを切に願っています。
ホントに。
■9月25日(月) 「パソコンですか?」 ──昇天した業務用有機ELモニタを引き取ってもらいました──
今日はご報告。
タイトルにある通り、頓死した業務用有機ELモニタ“PVM-2541”を市内の「ハードオフ」に引き取っていただきました。故障したのは土曜日。翌々日に粗大ゴミとして回収していただくことも可能だったのです。
ちなみに業務用モニタは民生用テレビと異なり、家電リサイクル法の対象ではありません。でもセンセイの傷がまだまったく癒えていなかったし、その当時は自分で修理する可能性も探っていました(ほどなく断念)。そして何より、結果の如何にかかわらず製品の価値を少しでも分かってくれる人(/組織)に渡したい。
といっても当地の場合、選択の余地はほとんどないのですが。退職後のセンセイはあまり自動車を運転していません。市街地の移動は徒歩か自転車。車を使うのは実家で人員を輸送する時と、ケース入りのビールを購入する時だけのようなもの。今日はまさに後者。
そこで開店とほぼ同時に「ハードオフ」へ。「ハードオフ」は2階なのですが、今日の店員は2名。いずれも若い。対応してくださった店員は箱入りのモニタを見て開口一番、「これ、パソコンか何かですかぁ?」
おいおい、型番の“PVM”は“Professional Video Monitor”の略。つまり業務用モニタかつFHDでは唯一無二の...と、最低限の情報を伝えます。
う〜ん...。
このお店は何度も利用しています。
混雑状況にもよりますが、15分くらいすると受付時に渡された番号札の番号を呼ばれ、買取価格を告げられます。でも今日は、10分くらいで店員の方からやってきて、「お客様...」。
バックヤードで電源を入れたところ、動作しなかったとのこと。どうやら、ご自身の操作ミスを疑っているようでした。そうではなく...と、故障時の状況を説明。同時に、ジャンク品扱いになることを了承します。
残念ながら、その通りなので。この機に、製品そのものの意味と修理に成功した場合の金銭的な価値を伝えます。店員は奥へ戻り、何やらゴソゴソ。たぶん偉い方と電話で相談しているのでしょう。そりゃ、そうだ。
15分ほど経過し、やっと番号を呼ばれました。さて、今日の目標買取価格は概ね定価の1/20,000。具体的には海苔弁当代。対して、提示された価格は、それに僅かに届かず。嫌味ではなく、有益と考えられる追加情報をお話しします。
出逢いがある限り、いつか必ず、お別れの時はやってきます。センセイとしては粗大ゴミとして「出す」のではなく、それなりに葬送の儀を行ったつもり。う〜ん、もしかすると、どこかの「ハードオフ」で復活した“PVM-2541”を再会する日が来るかも。
修理のツボはお伝えしたつもりなので。
■9月24日(日) 本当に気持ちの良い秋晴れの空の下、地域の運動会や秋祭りが行われました
今日はタイトル通りのお話。
ご覧のように、当地は綺麗に晴れ上がりました。もちろん夏の間も晴れる日はあった──というより、晴れの日ばかりだった──のでが、気温があまりに高すぎました。でも今日の最低気温は15.7℃。
身体が耐暑モードのままなので、とても寒く感じたというのが正直なところ。もちろん日が昇ると気温はどんどん上昇したのですが、それでも午前中は20℃前後。「暑い」という感覚はありません。(最高気温は、正午過ぎに記録した26.5℃)
そこで昨日に引き続き、お昼前に自転車で外出。体力増強の観点からすれば、一人歩きした歩数──意図しない二重形容かも──にあまり意味がないように、自転車をタラタラ漕ぐことも無意味。
腰や膝などに負担をかけないよう注意しながら、ある程度強い運動を一定時間継続することが大切。そこで徒歩より格段に行動範囲が広がる自転車の特徴を生かして今日は、あまり行かない少し遠い場所、しかも高低差のある場所を目指すことに。
具体的には市内にある二つの私立大学付近へ。走り始めてすぐ、駅裏にある小学校のグラウンドの賑やかさに気づきました。寄り道してみると、おぉ、運動会の真っ最中。ただし学校ではなく、地域の運動会です。
皆さん、ホントに楽しそうな表情。本来のルートへ戻ります。
「大学」と言っても、そこに立ち寄るわけではありません。本当の目的地はその先。帰宅後に国土地理院の「地理院地図」で調べたところ、大学付近の標高は約7m。その先にある標高約41mの低い丘を越えようと考えたのです。
つまり標高差は約34m。実家へ行く時の標高差もそれくらいなのですが、こちらはゆっくりと上昇。帰る時の自転車の「軽さ」で勾配を意識する程度です。でも今日は自転車にとって、かなり急な坂。しかもそれなりの距離。もちろん自動車なら単なる上り坂なのですが。
あまりのペダルの重さに、歩こうかあるいは休憩しようかと何度も迷いながらも、かなりの時間をかけて、何とか休まずに丘の向こう側へ抜けました。ここから先は概ね下り坂。しかも立ち寄る場所はありますが、基本的には帰るだけ。やれやれと思いながら自転車を漕いでいると向こうから見慣れぬ集団が。御輿渡御(とぎょ)です。市内田尻(たじり)地区の秋祭りらしい。
ご覧のように皆さん、晴れやかな表情。ずいぶん待たされて、やっと秋...という感じです。
市街地に入り、あちこち立ち寄ってから帰宅。やはり坂道は効いたようで足はガタガタです。途中でお昼を頂いたので、食後の休憩を...と思ったのですが、疲れすぎているため休むことができないほど。
ちなみに、本日の走行距離は約21km。帰宅時の「平均」血圧(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は115mmHgで、概ね昨日と同程度。なお昨晩、割と休息することができたからでしょうか、今朝(同)の血圧は前日より12mmHg低い108mmHgでした。
西日本の一部を除き、明日も大陸からの高気圧に覆われる見込み。当地は少し暑くなりそうですが湿度が低いので、たぶんカラッとした過ごしやすい日に。
(現役の方々には悪いけど)明日は、どこを目指そうか。