2023年8月5日更新(2023年8月13日ページ移動)

──2023年7月第6週〜8月第1週のニュース──

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8月5日(土) 始まりの一つ前。あるいは、考察の前提 ──金沢市野町、旧森紙店──

 というわけで金沢を離れてからお伝えする、金沢のお話。

 写真は先月、金沢工大から金沢市中心部へ徒歩で移動中に撮影したもの。写真が赤みを帯びているのは、夕陽を浴びているからです。場所は金沢市野町。中心部からだと、繁華街片町を抜けて犀川を渡り、野町広小路を越えた場所。
 忍者寺
(「妙立(みょうりゅう)寺」)のすぐ近く。国道157号線沿い(南西側)にある建物です。拡大写真(1280×960、176KB))

 見るからに古い建物で屋根は板葺き、その上に石が置かれています。ただし1階の玄関はガラス引き戸。壁面の大半は亜鉛鉄板。「森紙店」という看板が掲げられていますから、商家。
 正確に言うと、2015年に金沢市に寄贈され、現在は金沢市指定保存対象物(空き家)となっています。

 この「旧森紙店」は江戸時代末期(推定)の建築で、復元されたものを除けば金沢に残る唯一の板葺き石置き屋根の建物。この国道157号線は、ほぼ、かつての北国街道に相当。
 以前は街道沿いに、同じような建物が軒を連ねていたはずなのです。

 実際、2017年頃までは1軒置いた左側に「塗師岡仏壇店」が存在しました。また右側にも、同じく1軒置いた場所に同じようなお宅がありました(ただしいずれも瓦葺き)。
 当時の様子は、Googleマップから確認することができます。

 この付近の国道157号線は拡幅工事中(未完)。それに伴い、「旧森紙店」も2016年に「曳き家」という方法で、後方に6mほど移動され、現在に至っています。
 他の建物はその際に解体(「塗師岡仏壇店」は新築)されています。

 何を言いたいのかというと、このまま5kmほど南西に進むと野々市市の古い町並みに至り、似たような建物(「喜多記念館」など)が複数残されています。ところが、その途中の様子が良くわからない。
 正確に言うと、この辺りはまだかつての北国街道の雰囲気を残しています。

 ところがその先になると、場所は明確ではないのですが古い雰囲気が急に消えて、ただの街並みになってしまうのです。去年までのセンセイはほとんどの場合、バスでこの辺を通過するだけ。
 そのため詳細がわからなかったのです。

 でも4月から4ヶ月間、大学院の講義で通っていた時は、食料および運動量確保の関係で、ほぼ徒歩で移動。5月上旬、途中にある「マルエー mini野町店」を訪れた際、この謎を解くきっかけに出くわしました。
 というわけで、今日は予告編。(スミマセン)

 行事の関係で、本編のご紹介は不連続になると思います。悪しからず。



8月4日(金) 何年か経って地上に出てきたら...ここしかなかった ──庭で見つけた意外なもの──

 その主については、お察しのはず。

 写真は10日ほど前、枝豆──その時点では未収穫──の様子を見に行った時に気づいて撮影したもの。蝉の抜け殻です。最初に頭に浮かんだのは、「(木ではなく)こんな場所で羽化したんだぁ」。拡大写真(1280×960))
 ご存じだと思いますがメスの蝉は、木または枯れ木の表面に近い部分に産卵します。

 孵化した幼虫は木を下って土の中に入り、数年の幼虫期間を過ごします。田舎とはいえ当地は住宅地。周囲にそんな高い木は...と思ったら、ありました。(過去形)
 拙宅を新築した際、庭担当の母親が敷地の隅に木を植え、それがかなり生長していたのです。

 この抜け殻の主も、きっとその木で生命を授かったのでしょう。ただし木はその後、高く伸びすぎたため、4年前に伐採されています。
 それにもかかわらず、幼虫は地中でどこから養分を得ていたんだろう。

 それはともかく蝉にしてみたら、地中で天敵から数年間身を守り、やっと地表に出てきたら...存在すべき木がない。焦った(?)だろうなぁ。
 蝉は木の表面で羽化することが多い。

 でも周囲に常に木があるとは限りません。そのような場合は建物の柱などを利用して羽化します。今回ならば家や低いブロック塀など。
 極めて不安定な草の葉の上で羽化した蝉を見たのは初めて。

 このところずっと安定した天気が続いているので、葉の上でもさほど問題なかったのでしょう...あれっ?!

 拡大写真だと良くわかりますが、頭部の付け根付近に数本の白い糸のようなものが見えます(撮影時は気づかなかったので、反対側から撮影していません。悪しからず)。これは羽化する際に活躍するもの。
 羽化は通常、仰け反るような格好で行われます。

 映像でご覧になった方も多いと思いますが、要するに、逆さ吊り状態になった(まだ身体の固まっていない)成虫が、ちょっとしたはずみで抜け殻から落ちてしまう羽目に。そうならないように頭部と抜け殻を結ぶ「糸」。
 気管が脱皮したもので、最後は足で切断するとのこと。

 人間で言ったらヘソの緒のようなもの。初めて知りました。

 さて、最後の講義を終えて気が抜けたからでしょうか、あるいはずっと続いている高温の影響が、このところ身近な話題に終始しがち。そこで以前予告したものの、お伝えし損ねていたことを近日中にご紹介できると思います。
 このページをご覧いただいている方もかなり安定してきたので。

 なお、不連続になる可能性がありますので、悪しからず。



8月3日(木) かつて娘が使い、そして現在センセイが乗っている自転車は、リコール対象製品だった

 事の起こりは、昨日。

 帽子も届くなど、必要なものはすべて揃ったので、センセイは散歩以上の強度の運動を確保すべく、お昼に自転車で8kmほど離れたスーパーへ。高度そのものはそんなに違いはありません。でも、自転車での走行となると、少し厳しめの運動量。
 距離そのものはほとんど問題ではないのです。

 考えてみるとわかりますが、自転車の走行はほぼ常に向かい風。自転車はそれなりの速度で走行するので。しかもセンセイは可能な限りギヤを上げています。つまりスピードが出ると同時に、足にはかなりの負荷が。
 しかも橋を渡る時など、かなりのアップダウンがあります。

 帰宅すると、下肢の筋肉に疲労感を覚えます。やはり徒歩だとこうは行きません。もちろん、競歩などは別なのでしょうが。

 異変が起きたのはスーパーに到着し、駐輪場に入るべく両側のブレーキレバーを強く握ったまさにその瞬間、右手に「クツッ!!」という、アキレス腱が切れたような──センセイは未経験──脱力感が。
 一瞬の間を置いて、レバーと前輪ブレーキを結ぶワイヤーが断線したことを悟りました。

 どこだろうと思ったら、レバーの付け根で複数のワイヤーがすべて切れています。さて、どうしよう。自分で部品を揃えて修理するか、自転車店に依頼するか。

 左手、つまり後輪ブレーキは健在だったので、気をつけながら運転してひとまず帰宅。この自転車はもともと、娘が中高一貫校に入学した際、通学用に近くのホームセンターで娘と選び、購入したもの。
 つまり18年くらい前の製品。

 娘は、中高一貫校および大学で利用。その後は実家、つまり拙宅で保管していたのですが、基本的な品質が高いので、きちんとメンテナンスして現在はセンセイが乗っています。お店はその後移転したものの、やはり最寄り。
 というわけで、修理依頼あるいは部品購入のためホームセンターへ。

 ところが夏休みに入り、子供たちが自転車に乗るようになったからでしょう、自転車コーナーには修理依頼が殺到。たいした修理ではないのですが、数日掛かるとのこと。自分で交換しようと考えて部品コーナーを見ると...かなり高い。
 必要な工具は揃っているのですが...。

 いろいろ考えた末、旧市街地にある、ちょっとだけ知り合い──娘の関係──の自転車店へ。状況を説明すると、「少し待っていただければ修理できます」とのこと。
 やれやれ。

 故障した自転車はお店の外に。案内し、現物の状況を確認していただこうとしたその時、自転車を一瞥(いちべつ)したお店の方はまったく予想外の言葉を口にしました。
 「お客さん、ご存じないかもしれませんが、このブリジストン(サイクル株式会社製)の自転車、リコールの対象になっているんですよね」。

 何のこと?!

 もちろんリコール情報は把握していません(自慢できることではない)。お店の人によると、確率は低いものの「走行中にハンドルがロックしてしまう可能性があります」とのこと。
 もちろん、そんな事態は絶対に避けたい。

 リコール部分を修理するかどうか尋ねられたので、修理前提で部品を取り寄せ...とお伝えしたところ即座に、「部品はあります」(キッパリ)。というわけで、1泊2日でブレーキとリコール対象部分の修理をお願いしました。
 今日の日中は自転車を使えないので、いつものように徒歩で外出。

 帰宅時の血圧(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低値)は115mmHg。正常値の基準よりも15mmHg低いので、まったく問題ありません。午後、約束した時刻にお店を再訪して自転車を受領し、8kmほど走って問題ないことを確認してから帰宅。
 再度血圧を測定したのですが、今度は106mmHg。個別の最低値は98mmHg(!!)。いずれも、非常に低い。

 自転車に切り替えてからまだ時間が浅いので、断定的なことは言えません。また血圧の変化には気温なども関係しています。

 というわけでここは、もう少し様子を見たいと思います。



8月2日(水) 西村センセイは頭でっかち ──大きめ、色違いのサファリハットを購入しました──

 もちろん、何かの隠喩(いんゆ)ではなく、センセイのオツムのサイズのお話。

 それを改めて自覚させられたのは数年前。中学校の制帽など、子供の頃はセンセイも帽子をよく被っていたのです。でもその頃は個人差が大きい──たぶん──ので、サイズを測ったり実際に着用したりして帽子を購入。
 だからサイズのことはまったく意識していなかったのです。

 高校生になってからは帽子をほとんど使わなくなってしまいました。特に理由があったわけではなかったと思います。そのままオトナに。移動手段は電車や自動車が普通になり、外を長時間歩く機会が減ります。
 当然、帽子の出番はほとんどない。

 他方、センセイは非常に日焼けしやすい体質。皮膚の本来の色は割と白いのですが、白い色素が少ないため、春から夏にかけて運動会などがあると、露出している部分が1日で(赤くなるのではなく)真っ黒になってしまいます。(実話)
 お盆に姪に会うと、びっくりするというのが年中行事。

 ただし退職前後から外を出歩く機会が増えたし、できれば母親にも外での農作業を教えてもらいたい。というわけで、帽子の購入を考えるようになりました。
 被曝
(ひばく。「さらす」の意)する紫外線の量を減らして、皮膚癌になるリスクも低下させたいし。

 というわけで一昨年、写真のような帽子を購入。形状はともかく、お店にはMサイズしか並んでいませんでした。だから当然、これで頭が入るのだろうと思ったのが甘かった。
 入らない、全然入らない。

 センセイはどうやら、頭でっかちらしい。

 それでも無理をして被ってきたのですが、それもどうやら限界に。ちなみに、この教訓から自転車用ヘルメットを購入した際は、一つ大きい「XL」サイズにしました。
 帽子なら誤魔化すことができるかもしれませんが、ヘルメットだとまったく無理ですからね。

 その後、機会あるごとに市内のお店を回ってみたのですが、並んでいるのはすべてMサイズ。小さな街ですから仕方ないのですが。ごく最近、ネット上で調べて写真の2個(アイボリーとカーキ)を購入。
 同一商品の色違いです。

 日焼け帽子のため、ツバ(ブリム)の広いものにしました。包装を解き、被ってみると、これがホントに具合が良い。今までの「帽子」は何だったんだ、という感じ。無理なく頭部が収まるので、額に汗が溜まることもありません。
 もちろん汗染みを防止する必要がありますが。

 今年から日焼け止めクリームを使用している──すでに3本目──ことと、小さめながらこれまでも帽子を被っていたからでしょう、日焼け防止効果はかなりのもの。クリーム以外の防御策を持たない腕はやはり、ある程度日焼け。
 でも外出時間が劇的に増加しているにもかかわらず、例年と比べると、顔面など頭部への影響はかなり抑止されています。

 図に乗って、頭でっかちのセンセイは3個目となる中央のグレー(やや青みがかっている)を購入。でも、良く考えてみたら、これからは自転車移動が主体になるので、これらの帽子の出番は激減するはず。
 そもそも、約1週間後には立秋、つまり季節は秋。

 でも、ま、いっかー、と思ったら...。(たぶん、続く)



8月1日(火) 水が、美味しい... ──徒歩から自転車に変更したら、iPhone SEの数値は1/4以下に──

 予定を変更して、昨日の続きを。

 いつもは土曜日に実家へ行くのですが、先週は両親の通院の都合で金曜日に。今週はいつも通りなので、この間、1日多くなります。雨も降ったので、母親が育てる野菜は着々と生長しているはず。
 だから...と思っていたら昨晩、母親から電話が。

 案の定、野菜を受け取りに来てほしいこと。

 すぐ下の弟が週末に野菜を貰いに来たそうで、西瓜──大きかった──はこれが最後とのこと。たくさんのトマトなどの野菜とともに、自宅へ。

 さて、ここからが本題。退職後のセンセイは毎日、午前と午後に外出するようにしています。お伝えしたように、今日から移動手段を自転車に変更します。初日の今日は、これまでのルートを踏襲するつもり。
 改めてペダルを漕ぎ出すと、その重さが、場面によってかなり変わることに気づきます。

 今日はそれなりに風があったのですが、向かい風だとかなり重い。しかもこの状態がずっと継続しています。今まであまり意識していませんでしたが。もちろん上り坂は相当辛い。
 通常の乗り物を運転していて、最もアップダウンをわかるのは自転車だと思う。

 自転車の走行速度は歩行時の約4倍。つまり所要時間約1/4でいつものルートを走り終えます。今日も暑かったけれど、身体は元気だし調子もいい。
 そこで海岸沿いの砂丘の上まで登ってから正午過ぎに帰宅。

 ここで血圧を測定したのですが、その結果は後ほど。若干の休憩後、真面目仕事に取り組み、もう一度自転車で出陣。今度は意識してアップダウンに挑戦します。
 先日の花火観覧現場も通過。こんなに手軽だったら数字に拘らず、もっと早く自転車を活用すべきだったなぁ。

 打ち上げ会場の先にあるのが今日の目的地、番神海水浴場。60年くらい前、下の弟がまだ生まれていない時に、母親およびすぐ下の弟と訪れたことがあります。
 夏休み期間中とはいえ平日、しかも夕方近くなので、お客さんは少ない。

 かなりの勾配の砂丘をもう一度登り、いつものスーパーで地元産真鯛の刺身を買って帰宅。かなり汗をかいている状態で血圧を測ります。

 で、結果はというと、このところとほぼ同じ数値。いわゆる「最高」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は、昼、夕方ともに114mmHg。もちろん正常値の範囲内。「最低」(「弛緩期血圧」)および心拍数は昼の方が少し低い。
 注目すべきは、iPhone SE(2nd)が記録した活動量の数値。

 大雑把に言うと、これまでの活動量の1/4以下。例えば、今日の総歩数は3,361歩。要するに、全然活動していないということになります。本当の活動量はというと、はっきりしたことはわかりません。
 iPhone SE(2nd)にはそれを計測する装置が搭載されていないので。

 でも、まぁ、感覚的には、ふだんよりやや強い運動をそれなりの時間継続できたんだろうなぁ、という印象。まったく予想していなかった違いが、夕方帰宅した際の水の味。これが、もう、ホントに美味しい。
 何十年も忘れていた味です。

 ごく普通の水道水の、それも流れ出したばかりの水だったのでまったく冷えていなかったのに。詳細は省略しますが、当地の水道水は全国的に見た場合、極めて恵まれた条件で採水かつ供給されています。
 でも、センセイにとっては、毎日飲用している水。

 たぶん、ふだん使っていない身体の部位を動かしたからだと思うのですが...今日は定性的かつ感覚的な話ばかりなので、説得力のある結論は出そうにありません。

 続きは、またいつか。(たぶん)



7月31日(月) 数字は自己目的化しがちなので... ──本来の目的に還り、総歩数重視を改めます──

 約3ヶ月ぶりに、毎日の歩数のお話。ただし今日は、これまでと意味合いが異なります。ポイントは今後の健康管理。

 具体的には、高血圧状態の回避。白状するとセンセイは以前、ここでとてもご紹介できないくらい──現在のざっと倍(!!)──の高血圧。さすがにマズいと自覚して、最初に取り組んだのがキンエン生活(Na+摂取量削減)。
 効果覿面
(てきめん)──この点は正当に評価すべき──で、血圧は劇的に低下しましたが、それでも基準値をなかなかクリアできず。

 続いて長期的、体質的な観点から、ストレス軽減と適度な運動を。管理職を降りると前者は徐々に低下し、しかも時間ができるようになるので後者にも挑戦。
 センセイの場合、ランニングなどは無理だと考えて、大学およびアパート近辺を歩いてみることにしました。

 たまたまスマートフォンをiPhone SE(2nd)に更新したため、1日の総歩数がきちんと記録されるように。これらの努力が報われて、血圧は低下。
 こうなると、数字そのものが面白くなってきます。

 要するに、一種の「ミイラ取りがミイラに」。世の中でよく見られる現象です。

 しかも、歩いているとどんどん楽しくなってくるので、いつの間にか数字を伸ばすことが自己目的化してしまいがち。偉そうなことを言っていますが、センセイも例外ではありませんでした。
 皆様良くご存じのように、センセイは昨年度末で定年退職。

 (今学期の大学院を除き)仕事絡みの制約がほとんどなくなったので、当然、歩数はどんどん伸びます。写真は今日現在での総歩数の状況。
 5月は15,000歩/日を越えています。

 もっと歩けば血圧はさらに...と思った時、冷水を浴びせかけたのが膝のズキズキとした痛み。直接には4月からの金沢「出張」の際、移動の関係で重い荷物を持ちながら22,000歩くらい歩いたことが影響したようです。
 倖い、センセイの膝はかなり丈夫なようで、3週間ほどで痛みや違和感はま完全に消失。

 されど膝の痛みが告げていたのは、それだけではありません。目的を見誤っていませんか、という本質的な警告。

 そもそも適度な運動は血圧管理のためであって、決して数字を伸ばすためのものではありません。しかも、歩くこと自体は健康に好影響を与えるものの、やがて身体が適応してしまい、いわば「省エネモード」に。
 この点はセンセイも自覚していました。

 グラフに戻ると金沢「出張」もあって、4月以降の4ヶ月は高い水準を継続しました。今月はもっと伸びるだろうと予想していましたし、実際、中旬までは16,500歩/日以上を記録。ただしここ2週間ほど、記録的な暑さで数字は伸び悩み気味。
 結局、今月も15,000歩には至りませんでしたが、お伝えしたような事情で、「ま、いいかな」という感じ。

 センセイの場合、適度な血圧管理の上で今後取り組むべきは基本的な体力の保全。できれば、体力をもう少し伸ばしたい。具体的には、市街地の移動を自転車中心に切り替えたいと考えています。
 歩数計は自転車の運動をあまり記録しないため、利用を避けていたのです。

 でも当地は、基本的には平坦な地形。しかし旧市街地は海岸沿いの砂丘の上にあり、それなりのアップダウンがあります。また発進時や加速時も力を込める必要が。これは徒歩にはあまり見られない点。
 倖い、自転車用のヘルメットも購入済だし。

 なお、Na+削減とストレス軽減に加えて、徒歩を含めた適度な運動は血圧の管理に有効であることはほぼ確実と思われます。センセイの最近の夜の血圧(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は、非常に低い。
 金沢「出張」時のみ、残念ながら基準値の130mmHgを僅かに超える状態。

 でもその後は、99mmHg(!!)〜115mmHgで、今日は110mmHg)でした。も低いけど、それに劣らず、(センセイの場合)高くなりやすい夜も低い。ご安心を。

 さて、徒歩から自転車主体に切り替えて、血圧はどうなる?(続くかどうかは不明です)



7月30日(日) 枝豆育成計画、反省点は来年に ──庭で収穫した枝豆を初めて頂きました──

 今日はタイトル通りのお話。

 水害や「ぎおん柏崎まつり」などが続いたためリアルタイムではお伝えできませんでしたが、5月中旬に植えた庭の枝豆が実をつけたので、3回に分けて収穫しました。写真は2回目を茹でたもの。拡大写真(1280×960、103KB))
 初回はまだ少し早かったようで、実の薄いものもありましたが、この時は本当にみんなプリプリ。

 穫りたてを茹でていますから、美味しくないわけがない。

 ここに至るまで、そもそもちゃんと出芽するか、本葉はどうか、あるいはは...という具合に、ハラハラし通し。何だか子育てと似ていますねぇ。
 今回の「枝豆育成計画」の基本は放置主義。

 マメ科の植物の生命力は強いはず。放ったらかしにしたらどこまで育つんだろう...というか、本当に実を結ぶんだろうか、試してみたかったのです。
 で、結果はというと、やはり、かなり逞
(たくま)しい。

 ただし実際に育ててみないとわからないものも。出芽までは比較的順調だったのですが、その後の生育が芳しくありません。特に草丈(くさたけ)が短く、しかも細い。
 本来ならば50〜60cmくらいになるはずなのですが、拙宅では35〜45cmくらい。

 日当たりの良い場所は相対的に良く生長しています。やはりどこかの段階で、追肥(ついひ)すべきだったようです。給水についても同様。
 「田圃の畦
(あぜ)に植えられた枝豆は、誰も面倒を...」は事実ですが、考えてみれば田圃ですから、水分はほぼ一定量、常に供給されているということ。

 今年はこのところ雨が降っていません。そこで最後はじょうろで水遣(や)りをしましたが、もっと早くから水を供給すべきだったようです。やはりこのあたり、センセイの植物に対するセンスのなさが目立ちます。
 ただし田舎と、かなり違う点も。

 例えば鳥獣害については今回、被害は確認できませんでした。まぁ、鈍いセンセイのことですから、気づいていないだけかもしれませんが。

 ビールのおつまみに、自分で育てた──と言っても、ほとんど何もしていない──新鮮な枝豆をいただくこの至福。ただし、やってみて初めてわからないことも多い。でも、これはまぁ、来年以降改善することに。
 ...って、昨日と同じ終わり方だ。

 トホホ。

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