2017年7月8日更新(2017年7月16日ページ移動。2019年5月1日写真削除)
■7月8日(土) 今年の最高気温を記録した東京で、セミナーに出席しました ──熊谷では35.6℃を記録!! ──
というわけでセンセイは今日、都内で開かれた業者主催のセミナーに参加しました。
久しぶりの上京なので少し早めに移動して、都内で働いている娘と秋葉原で昼食を取ります。ヨドバシカメラでiPad Miniを見て気に入った彼女、「3カ月遅れの誕生日祝いに、買って!!」
ダメです。貴女は社会人です。それにしても暑い。「熱い」と書きたくなるほど。北陸地方は暑いと言ってもここまでではなかったのです。だから身体も心も準備できていない。娘と別れて一ッ橋の会場へ。
今日は業者主催の大学教育に関するセミナーが開かれます。地下鉄東西線竹橋駅からだとすぐの場所なのですが、秋葉原からだと乗り換えがイマイチ。
神田駅からビルの日陰沿いに歩きます。センセイは一番乗りだったのですが、大学関係者が続々と集まってきます。センセイの予想より多い。
中には「西村センセイ」と声を掛けてくる方も。セミナーは無事に終了し、今度こそ地下鉄東西線で大手町に出て、東京駅から上越新幹線に乗ります。
地下道や地下鉄車内は比較的涼しいのでほっと一息。北陸新幹線の開業後、上越新幹線は格下げになり、列車にもよりますが埼玉、群馬県内の各駅を丁寧に停車します。
乗車時間が以前よりかなり長くなっています。乗車した列車は熊谷に停車したのですが、ホーム上、たまたまセンセイの席の目の前で若い助役がマイクを手にして乗客に乗降の案内をしていたのですが、その彼の顔が、赤黒い。
病気ではなく、日焼けした黒さでもなく、要するに酷暑に耐えている顔。帰宅してから調べてみると東京の今日の最高気温はで33.7℃。そして例(くだん)の熊谷では何と、35.6℃。まぁ、熊谷の夏の暑さは良く知られていますが。いずれも今年の最高気温だそうです。
自宅のある柏崎市の今日の最高気温は30℃に届きませんでした。センセイが柏崎市に降り立った頃の気温は24℃くらい。関係者の皆様、くれぐれもご自愛の程を。
■7月7日(金) 数分のはずが、一晩かけても終わらない!? ──MacBook
Pro(15")、年に2回の復活──
写真はMacBook Pro(15")。2006年に導入したので、使用開始から11年が経過しています。
公費(科学研究費補助金)での購入なので、私物ではなく大学の備品。例によってBootCampを用いてパーティションを切り、Windows Vista(写真)をインストールしています。
このモデルはVistaまでしかインストールできないのです。導入当初は高性能だったため、研究その他に用いたのですが、数年で相対的に陳腐化。特にHDD(80G)の速度とメモリ容量がネックに。
主力機はMacBook(White)、さらにMacBook Pro(13")と順次交代。その後は授業専用機として稼働していたのですが、ここ2、3年はそれもMacBook(White)に取って代わられ現在は、事実上引退状態。
だから本当は除籍、廃棄処分することも可能なのです。でもこのMacBook Pro(15")、現在でも必ず学期に1回、つまり年に2回出動しています。それはセンセイらが担当する大学院の講義。
アメリカの研究公正局(ORI)が制作し、センセイらのグループが日本語版制作に協力した“The Lab”という教材を使う場面です。関係者なのでセンセイらはオリジナルのインタラクティブDVDを持っているのですが、それが何故かこのMacBook Pro(15")の、それもMac側でしか正常に動作しないのです。
実は前述のWebサイトでプログラムを利用できるのですが、できれば画質、そして使い勝手からDVDを使いたい。で、昨日の講義ではその予告編のみを紹介して、次回から本格的に教材を利用します。マシンを研究室へ持ち帰り、久しぶりにWindows Vistaを起動しました。
ご存じかと思いますが、Vistaは本年4月にサポートを終了しています。でもセキュリティ上、最低限の整備をしておこうと思ったのです。この機会に、大学から提供されているセキュリティソフトについても、契約が切れて別なソフトになったので入れ替えることにします。古いソフトは無事アンインストールに成功。
Microsoftが提供する“Microsoft Security Essentials”をインストールします。ファイルをダウンロードし、作業に入ると「数分かかる場合もあります」との表示(写真)。しかし、いくら待てど、インストールが完了しません。何時間待っても変化なかったので、昨晩はインストール中の状態で帰宅しました。
さすがに一晩かければ何とかなるかも、と思ったのです。でも、今朝出勤しても、昨日と同じ状態。作業の中止も受け付けなかったので、ひとまず正常終了させます(無事に終了)。再起動後もう一度インストールしてみたのですが、昨日と同じ状態。
諦めてシステムをシャットダウンします。このマシンはファイヤウォールで守られた大学内でしか使用しないし、特にVistaを起動することはほとんどないので、その意味では実害はないのです。
しかし何となく、やり切れない。マシンにも、Windows Vistaにも、ご縁がなかったなぁ。
■7月6日(木) 結局、「白さ」の最後は塗料なのね... ──図書館棟の外壁補修工事が進んでいます──
今日は見たままのお話。
今学期の木曜日は午前中に同じ教室で講義が連続します。正午前に2クラス目を終えたのですが、パソコンや教材を抱えたままキャンパス脇の「ほっともっと」へ。もちろんお弁当を買うため。
講義をする「7号館」からだと割と近いのです。学生通用口──「ほっともっと」はその出口にある──に近づいた時、別な方向からやって来た3人の作業員と合流するような格好になりました。
飯場(はんば)で昼食休憩に入るんですね。ふと気づくと、彼らが何かを手にしています。よく見ると、刷毛(はけ)を数本。あぁ、そうなんだぁ......。
写真はちょうど1週間前、授業の合間に7号館(写真右側の建物)から撮影したもの。5月の連休明けから始まった外壁補修工事(こちらやこちら)の様子です。全体的に青緑がかっているのは、ネットが張られているから。
その内側で作業をしています。しばらく前は、機械を使って劣化したコンクリートを「ガガガ」と斫(はつ)る作業をしていたのですが、今日は静かなもの。
でも先週、その脇で刷毛を使って作業していることに気づいたのです。補修工事が終わった面はとてもきれいに、そして白くなっています。西村センセイ、汚れを落としただけでこんなに白くなるのかなぁーと不思議に思っていたのです。
でもどうやら、その色白の、最後の決め手は塗料だったようです。
■7月5日(水) な、何と、現在は5社共同企画!! ──10年ぶりに「北陸おでかけパス」を購入しました──
センセイは今週末、東京都内へ出張する予定です。
往路は金沢から北陸新幹線で都内へ移動。単純に往復するだけなら何の問題もないのです。でも今回は週末なので、帰路に自宅に立ち寄ることにします。
余分な出費は自己負担ですので、誤解なきよう。もちろん上越新幹線その他を利用して帰宅するのですが、問題はその後。日曜日のうちに金沢へ移動する必要があるのですが、その経路と方法をどうするか。
できれば北陸新幹線には乗りたくない。自分でも不思議なのですが、上京する時には何の抵抗もないのに、自宅−金沢の移動の際は北陸新幹線に乗りたいとは思わない。強いて理由を挙げれば、高いのに、時間がかかる。
ホンネはやはり、乗りたくない...。そこで北陸新幹線開業に際して第三セクター化された在来線、つまり旧北陸本線で移動することにしました。調べてみると乗り継ぎも良い。
ただし柏崎から金沢までの乗車券は4,060円(片道)。ご存じのように北陸新幹線開業後は自動車で移動しているのですが、その、往復のガソリン代よりも高い!!
でも、まぁ、今回はしかたないかな。ふと、以前利用した(2004年・2007年)「北陸おでかけパス」を思い出しました。当時はJR西日本の商品だったのです。
調べてみると、おぉ、現在も販売中!!昨日は雨で車で出勤していたので、夜、帰宅する時に遠回りして西金沢駅で購入しました。
今回は金沢あるいは隣の西金沢まで乗ります。でもその気になれば、西は北陸本線の長浜(境界駅である直江津からの運賃は6,410円)あるいは小浜(おばま)線の青郷(あおのごう)(同7,060円)まで乗車可能。
能登方面も、第三セクターの「のと鉄道」和倉温泉まで利用できます。会社の数も凄くって、新潟方面からだと新潟県内は「えちごトキめき鉄道」、富山は「あいの風とやま鉄道」、倶利伽藍を越えると「IRいしかわ鉄道」、そしてJR西日本。
先の「のと鉄道」を加えると、何と、5社での共同企画!!「早い、安い、うまい!!」に似て、センセイはこの種の切符にとても弱い。
......でも、先週末のように大雨になったら、元も子もないのですけどね。
■7月4日(火) 北陸地方は豪雨に襲われ、金沢では1時間に61mmの猛烈な雨を記録しました
写真はこの週末、自宅に戻った時に撮影したもの。
約1ヶ月ほど前に壊されたブロックが修復されています。先週の月曜日が晴れたため、業者が入って修復したのだそうです。本当はそのネタをお伝えするつもりだったのですが、見事に吹っ飛んでしまいました。
もちろん、今日の大雨です。お伝えしたように北陸地方は先週末から断続的に大雨が降っています。昨日、今日は特に新潟県西部(中越・上越)地方が酷い。
自宅のある柏崎市の場合、昨日は1時間に30mmの、今朝は25mmの雨がピーク時に降りました。前者は「バケツをひっくり返したような雨」。後者は「どしゃ降り」で、車のワイパーを速くしても、前がよく見えない状態です。
当然、河川の氾濫が懸念されます。昨日、柏崎市は災害対策本部を設置。避難勧告を発令しましたが、残念ながらあちこちで土砂崩れが発生しました。
夜、実家に電話して様子を確かめたのですが、幸いなことに現在のところ、裏山を含めて被害はないとのこと。鉄道は惨憺たる状況で、昨晩は多少運行されたようですが、基本的には昨日から明日のお昼まで運転見合わせ。
でもこれは、まだ序の口だったのです。金沢は昨晩から雨。今朝も少し降っていたため、センセイは久しぶりに自動車で早朝に出勤しました。しかしその後、雨は酷くなり、学生が通勤する時間帯は27mm/h前後の猛烈な雨。
すると突然、iPhoneに緊急連絡が入りました。危険を知らせるために強制的に入る通知です。アメダス(データは明日まで閲覧可能)によると、金沢では9時から10時までの1時間に61.0mmの猛烈な雨を記録したとのこと。傘はまったく役に立たず、車の運転が難しくなる降り方です。
センセイ個人はまだ経験したことがありません。正直なところ、大学近辺では激しい雨は降っていたものの、60mmというほどではなかったのです。たまたま雨雲の中心から少し離れていたのでしょうが、それでも学生からの未確認情報によると、近くの道路では水が溢れていたとのこと。
西村センセイ、今週末は新幹線に乗って東京へ出張し、自宅を経由して電車で金沢へ移動することにしています。果たして無事に行動することはできるのでしょうか......。
■7月3日(月) 内部はほとんど変わっていなかったけど... ──“Challenge
Lab”が開館しました──
今日は見たままのお話。
先日お伝えした26号館“Challenge Lab”が本日開館しました。指示された10:30の10分ほど前に26号館の入口へ行ってみると、関係者がほぼ集まっていました。
新夢考房41の時のような神事はなく、テープカットだけを行うようです。時刻になると司会の進行に従い、大澤敏学長(写真左)がスピーチ。新施設活用の抱負を熱く語ります。
続いてテープカットに移ります。学園の代表である理事長、大学側から学長と学友会会長、高専からは校長と生徒の代表が並びます。
司会の声にあわせてテープに鋏を入れると、拍手が起きました。続いて館内に案内されたのですが......こちらは先日とほぼ変わらず。「ここにソファーが設置され...」などと説明を受けます。
ただし、センセイの乏しい創造力では、具体的なイメージがなかなか湧かない。それでも、すでに設置されてあるテーブルや机、椅子などからすると、じっくり考えることに向いているような印象を受けます。
今までの金沢工大の各種施設とは一線を画する存在であることは確か。これからどうなるのか、興味深いところです。
■7月2日(日) 避難勧告がまだ解除されていないため、能生ICは閉鎖継続中 ──金沢へ無事に移動しました──
お伝えしたようにセンセイは昨朝早くに金沢を離れて新潟の自宅へ戻りました。新潟県西部の雨が酷くなったのはその後。
昼食を済ませてから実家および叔母宅へ行ったのですが、母親が富山−新潟県境の通行止めについて尋ねてきました。テレビで高速道および一般道の閉鎖を知ったのでしょう。
もちろん状況を説明。帰宅してから確かめてみると、県西部の上越市および糸魚川市では、能生川の堤防が崩れたり床上床下浸水が発生するなど極めて深刻な状況。それでも夜には国道および高速道路の通行止めが約12時間ぶりに解除されたことはお伝えした通り。
今朝は何としてでも金沢へ移動しなければなりません。起床して状況を確かめると、一部には未更新情報が残るものの、たぶん通行には問題なさそう。ただし北陸自動車道の能生IC(糸魚川市内)は夜現在も利用不可。
自宅を予定通りに出発します。特別な事情がなければいつも同じような時間に各地を走行するのですが、今日の上越地方は走っている車の台数が少ない。それどころじゃなかったのでしょう。
昨日ご紹介した道路脇の滝を撮影したのですが、様子が昨日とは全然違います。昨日は右脇に2本目の滝が出現していたのです。
センセイの通過後はもの凄いことになっていたはず。なお、写真ではよくわかりませんが、写真奥、前を走行する軽自動車の左側に別な滝が存在しています。
問題の能生地区を通過したのですが、特に変わった様子は見られません。能生川はもちろん濁っていましたが、意外にも水量は少ない。
流域が狭いからでしょう。他方、姫川など長い河川は河川敷まで水が溢れていました。昼過ぎ、無事に金沢に到着。能生ICの閉鎖はどうやら、地区全体が避難勧告の対象になっているからのようです。
途中、新潟および富山県内では所々、小規模な土砂崩れ現場を確認しました。個人的──上越市ではまだ避難している方がいらっしゃる──には、ですが、今日は事なきを得たものの、これから約1ヶ月間、センセイはこのように厳しい状況の中を移動する必要があります。
また出張の関係で、来週は久しぶりに電車での移動となります。......果たして予定通りに行動できるんだろうか。