2019年12月28日更新(2020年1月5日ページ移動)

──2019年12月第4週のニュース──

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12月28日(土) まるで、センセイの帰宅に合わせたかのように...(続) ──今度の「塚田」は、カレーライス!! ──

 今日の体温は37.3℃〜37.8℃で、一進一退。そんなに辛くはないのですが、元気いっぱいというわけでもない。

 そもそも、良く考えてみると一昨日に金沢を発った時から本調子ではなかった。冬場なので発車時に車内が冷えているのは当たり前。でもエアコンを入れ、設定をお好みの温度──センセイは20.0℃──にしておけば、程なく快適になるのです。
 でもなぜか、暖かく感じない。

 変だなぁと思って設定温度を22.0℃まで上げたのですが、いくら待っても暖かいと思わない。一番大きな問題点は、運転していてあまり楽しくないこと。これは重要なポイント。BMWは、こちらの身体あるいは精神の状況を鋭く指摘するツールになるのです。
 もっと早く気づくべきだった。

 その一昨日、「ニュー立山」前を通過したセンセイは、年単位で足が遠のいている「よか楼 うなづき」、いつもお客が絶えない「栄食堂」──ただしセンセイは入ったことがない──の前を通過して、糸魚川市のサンレパス ルート8」付近へ。
 「サンレパス ルート8」は煮魚や野菜中心で美味しいし、しかも薄味。ここでお昼にしようかと思っていたのです。

 ただしお伝えしたように、サラダや添え物を除くと野菜はフライばかりで、高齢のセンセイにはかなり堪える。そのため後ろ髪を引かれながらも、お店の前を通過。やはりどこか、体調不調を認識していたんだろうなぁ。
 実は旧能生町内に、いつか訪れてみたいと思っているラーメン店があるのです。

 そこにしようかと思ったのですが、キンエン生活の例外とするのなら大義名分が必要。そしてやはり、どこか気分がイマイチ。午後2時半頃に上越市内(旧直江津地区)中心部に到着。
 皆さんの予想通り、国道8号線を左折して、関川の河口に近い場所にある
かけそば つかだ」に入ります。

 こんな時間だというのに駐車場も店内もそれなりに混んでいます。今日お願いしたのは「カレーライス」(330円)。

 初めて見る若い女性が、他のスタッフに「カレー一皿!!」と声を掛けます。改めて店内を確認したのですが、お客さんは全員が中高年。明らかに地元の方ばかり。
 老夫婦もいらっしゃるのですが、何と、高齢の女性がカウンターで一人、「かけ中か」を美味しそうにいただいていたりします。

 柏崎市の「そばよし」(2代目)や、新潟県中越沖地震被災後、再興された「盛来軒」同様、地元の方に愛されているお店だということが良くわかります。
 程なくカレーライス到着。(写真)

 「小さい!!」あるには少ないというのが第一印象。券売機を確かめたのですが、麺類は大盛りがあるのに、カレーはない。どうやら、麺類とセットで頂くためにあるようです。
 麺類の劇的な割安感とは対照的。

 それはそれとして、まずご飯の味を確かめてから、ご飯とカレーを合わせていただきます。美味しい!!

 スパイスが効いているなどといった、特別な秘密はありません。辛みは少ないのですが、味は奥が深い。野菜をすべて確認できたわけではないのですが、小さく刻まれた玉葱と人参が入っているのは確実。
 ジャガイモは入っていないんじゃないだろうか。

 お肉はというと、こちらも野菜と同じ大きさに刻まれたビーフ。いずれの具も小さいので、目立ちません。こんなに美味しいカレーを食べたのは何十年ぶりだと思う。まぁ、センセイの舌がB級グルメ用にできているということなんでしょうが...。
 倖せな気分で、しかしもちろん安全運転で「塚田」を後にします。ただし今から考えると、やはり本調子ではなかったな...。

 調子の悪い昨日を何とか乗り切り、就寝前に歯磨きをします。正確に言うと、歯間に残ったものを「糸ようじ」で取り出してからですが。最後に上顎(じょうがく)中央部を綺麗にし始めたその瞬間、ボロッという感触と口内に強い違和感。
 間違いありません。前歯(切歯)のレジン(樹脂製の詰め物)が取れたのです。

 まるで、センセイの帰宅に合わせたかのように...。



12月27日(金) まるで、センセイの帰宅に合わせたかのように... ──富山市の「麺 吉平」が移転しました──

 というわけで西村センセイ、昨日は途中でお昼を頂いてから、予測通り15時半に自宅到着。

 その後は、夜まであちこちに事務連絡をしていた──全然休暇になっていないじゃないか...──のですが、それでも金沢にいる時よりも早めに就寝。一人で暮らす金沢と、家族や実家がある新潟では行動パターンがかなり異なるのです。
 個人的には何の違和感もありませんが。

 センセイの自宅は、高気密高断熱。建設費は少し高くつきまししたが、一般の構造よりはるかに快適で、冷暖房のためのエネルギー代は割安。静粛性も高い。健康面その他──洗濯物はすぐに乾く──を考慮すると、15年くらいで完全に元を回収したと思う。
 というわけで、今朝は快適に起床...できない。何だか、イマイチ。

 今日の新潟は大荒れの天気。午前中に車で外出していくつかの用を済ませたのですが、防寒具をちゃんと着用しているのに、何だかとても寒い...あ"。どうやら風邪を引き始めているようです。やはり無理をしていたらしい。
 帰宅後に体温を測ると、37.4℃。

 長期休暇でなければできない仕事を片付けるつもりだったのですが、厚手の服に着替えて、今日は大人しくすることにします。でも世間では今日、多くが仕事納め。
 冴えない頭でメールを打ちます。

 午前10時前にアパートを後にしたセンセイは、1時間半後、つまり11時30分に富山市の国道41号線を通過します。その前後のどこかでお昼にしたい。
 候補の一つが、市内悪王寺にあるラーメン店「
(らーめん) 吉平(よしひら)」。

 ほぼ2年前に1回だけ入ったことがありますが、丁寧な味でした。極端に繁盛している、というわけではないのですが、いつその前を通っても客足が途切れることはない。
 いかにも「リピーターにしっかりと愛され、そして支えられている」という感じです。

 でも先月末頃から、お店の様子がちょっと変。今月に入ると写真のように貼り紙が。2階や店舗前の看板、あるいは“OPEN”などと書かれた展示も撤去されています。
 状況を確かめるべく昨日、お店の前に駐車してみました。

 閉店かなぁと思っていたのですが、固定客のことを考えると、ちょっと違う。掲示を読んでみると、同じ富山市内の南方(旧大沢野町)へ移転したとのこと。ここでの営業は12月1日までだったようです。
 先ほど昼食の「候補」と書きましたが、あらかじめ営業していないことはわかっていたので、実は不正確な表現。センセイはキンエン生活中だし。

 今度こそ次の候補「ニュー 立山」(こちらこちら)を目指します。お店は11時半からの営業で、到着予定時刻は11時50分。お店の前の看板に「営業中」の赤く、大きなプレートが掲げられているはずなのですが...ない。
 少しスピードを落として通過すると、玄関の引き戸に見慣れぬ大きな掲示。カレンダーの裏か何かを使って、手書きで記されています。

 嫌な予感がしたので現地に戻ると「年内の営業はお休みします」とのこと。どうやらお子さんのところかどこかへ行かれたようです。やれやれ。

 さて年末だというのに、センセイの風邪はどうなる?!



12月26日(木) 本格的な冬に備えて、「ニュートンのりんごの木」を剪定していただきました

 金沢工大は今日から冬休み...のはず。

 お伝えしたように昨晩は金沢市内で飲み会。いつも通りに起床して、研究室に立ち寄ってから帰宅するつもりだったのです、でも急遽、なぜか少人数での会議に。すぐに終わるだろうと思ったのですが、予想外に長引き、センセイはかなり消耗気味。
 気を取り直してアパートへ戻り、身支度を整えて東へ向かいます。

 写真は月曜日に撮影したもの。

 お昼に校舎を出たところ、本格的な冬に備えてでしょう、庭で剪定作業が行われていることに気づきました。それも他ならぬ、「ニュートンのりんごの木」(手前)です。
 センセイが金沢工大に赴任した際に植樹したもの。

 機会を提供しただけで、ニュートンのりんごの木そのものは学園のものなので、誤解を招きかねないタイトルですが、やはりきちんと面倒を見ていただけるのはありがたい。
 センセイは動植物が苦手なので。

 世の中は年末。平日の昼間なので、全体として交通量は少ないのですが、大型トラック、それも長距離を走行するトラックが目立ちます。
 やはり人と物の往来が活発になる時期なのでしょう。

 金沢のアパートを発ったのは午前10時前。自宅到着は3時半頃と予想されます。簡単な朝食は済ませていますが、どこかでお昼を食べる必要があります。

 さて、どうしよう...。



12月25日(水) 考え抜かれている... ──大阪工業大学梅田キャンパスの「強み」──

 金沢工大は今日が仕事納め。

 立場状のヘビーな会議や講義、そして対外的な連絡に追われているうちに、周囲は真っ暗になりました。でも今日は新潟の自宅には戻りません。「夜の仕事」があるのです。深夜にアパートにたどり着き、このページを更新。
 明日の午前中に自宅へ向けて発ちます。ただし大学で残務をこなしてからですが。

 写真は先週土曜日に大阪工業大学梅田キャンパス1階のオープンスペースで撮影したもの。大阪駅、梅田駅の隣という好立地を生かして、公開講座が開かれていました。
 聴衆は主に、一般市民のようです。

 でもこのような取り組み、実は本当に難しい。「地の利」を生かすも殺すも、思想、コンセプト、そして実際の設計と使い勝手次第。
 ねらいは明確で、「市民に開かれ、共に成長するキャンパス」。大学の説明ではなく、センセイの解釈です。

 上層階は大学専用なのですが、4階までは市民が自由に利用できます(一部制限あり)。専用エレベーターで最上階まで行き、誰もがレストランを利用することができます。
 地下は2階まであり、梅田駅近辺の地下道と接続しています。

 驚かされたのは、低層階が地域の防災拠点を兼ねていること。大規模地震など万一の際は、帰宅困難者受け入れゾーンとなっています。もちろんそのための備蓄もビル内に。
 何と、近くの曾根崎警察署が被災した場合、ここが警察署の臨時拠点の役目を果たすそうな。

 以上のご紹介は、このビルが持つ能力の、ごく一部。

 動線などを含めて、「考え抜かれている」というのがセンセイの感想です。



12月24日(火) 「クリぼっち」... ──慣れない土地でも、頑張って欲しい──

 いつもより長引くかな、と思っていた午前中の講義が予想よりも早く終了。

 受講生に年末の挨拶をして、教室を後にします。本当は研究室へ戻るつもりだったのですが予定を変更し、急いで大学食堂で何か食べることにします。午後イチに授業があるのです。途中の廊下で、先ほどのクラスの女子学生2名を追い越すような格好に。
 センセイの進路を妨害するような格好になっていることに、もう一人が気づき、彼女の裾を引っ張ります。

 う〜ん、そこまでしてくれなくていいんだけど。

 追い抜きざま、今晩の予定を尋ねられます。最後の挨拶で「良いクリスマスと、良いお正月を」と言ったことが影響しているらしい。それにそもそも、今日はクリスマス・イブだったのね。実はすっかり忘れてたけど。
 単身赴任なので、ふだんと変わらないと答えます。

 やや驚いた表情の彼女が、屈託のない表情で明るく、そして安心するかのように口にしたのは、「私たちも、クリぼっちなんです」。ふ〜ん、そういう表現をするのね。

 今日の写真は、昨日撮影したもの。ドライブレコーダーの記録です。(一部加工)

 3日間の「旅」は不安定な天気の中で行われました。ただし倖いにも、持参した折り畳み傘を一度も使用せずに終了。ただし昨日の金沢は夜、雨になるとの予報。
 実際、その通りに。

 だから金沢のアパートに残しておいた車で出勤(「自己研鑽」)したのですが、途中の交差点で、自転車に乗ったアジア系の女性が、センセイの進路を遮りました。
 彼女は、写真やや右奥の小路から手前に左折してきたのです。

 ちょうどその時、映像にあるように信号は青。そこで手前の幹線道路を横断しようとしたのですが、なぜか写真左側、つまり彼女にとって右側を走ってしまいます。
 だからセンセイの自動車と相対してしまいました。

 センセイの後ろには2台の車がいたのですが、ここは安全が最優先。交差点内で完全に停止して、彼女を先に行かせます。それに気づいた彼女は、軽く会釈してから写真のように道路を横断していきました。
 客観的にはかなり危険な状況でしたが、倖い、事故はもちろん、トラブルも起きていません。

 彼女はなぜあのような行動を取ったのだろう。その時はわからなかったのです。日本人だったら、ここまで「大胆」な行動はしないのに...。

 ふと、気づいたことが。彼女はたぶん、自転車を含む自動車が右側通行の国からいらっしゃったのです。そして来日後、それほど時間が経過していない。だから小路を出てから、道路右側(写真左側)をキープ。
 そこで、目の前の信号が青であることに気づきます。しかし目の前には、センセイの車。

 センセイもイギリス以外の外国で道路を横断する時は戸惑う場面があります。徒歩で渡ろうとして、左右を十分確認したつもりなのに右側に自動車が迫っていたことも。彼女もおそらく、同じような状況にいるはず。
 ただし左右は逆。しかも自転車は、歩行者よりずっと高速。

 まだ慣れない土地で大変でしょうが、これからのために、ぜひ頑張ってもらいたいものです。

 ちなみに今回の話題は、「外国人は交通ルールを守らない」などと主張したいわけではありませんので、念のため。



12月23日(月) 見られてしまった... ──「旅」の終わりは、一杯のうどん──

 お伝えしたように、今日は入学試験の代休。

 同時に、金沢への移動日。1週間前と同じパターンですが、大きく違う点があります。今回は金沢を起点に、大阪→東京→自宅と電車で移動しています。つまり、自動車が存在しないので、必然的に鉄路での移動。
 センセイが大好きなパターン。

 このような場合、鉄道ファン的には経路の中で一番長い部分の乗車券を発券していただき、不足する分を細くしてもらうのが原則。実際、今回も「金沢→山科→(東京経由で→)直江津」という乗車券を購入しました。
 つまり昨晩の自宅滞在は、途中下車中の出来事。

 一晩の夢、というわけですが、かつては「金沢→金沢」というような乗車券(!!)を何回か発行してもらったことがあります。それに比べれば簡単なもの。柏崎駅の若い駅員は、喜々(きき)としてマルス端末に向かっていました。
 センセイは新幹線と平行在来がある場合、後者を好みます。

 こちらは一見(いちげん)客ですが、それでも地域の方々の日常生活に触れることができるから。しかも今回は、9時前に柏崎を発てば、各駅停車を2回乗り継ぐ──運行会社は4社──だけで13時半前に金沢到着。しかも所要時間は4時間という効率の高さ。
 ただし問題も。

 どこかで昼食を取る必要があります。もちろんパンやお弁当の類を持ち込んでも良いのです。実際、そのようなお客さんも複数存在したし。
 でも鉄道ファン的には、もう一工夫欲しい。

 そこで一計を案じ、1本早い柏崎発7時49分の列車に乗車。これだと直江津駅で1時間ちょっと待たなければなりません。この時間を利用して、「かけそば つかだ」を再訪しようと考えたのです。
 「塚田」は直江津駅から徒歩で5分ほど。列車の車窓から良く見えます。

 今日は平日。柏崎はこの地域の中心都市なので、朝の列車からは通勤通学客がどっと下車します。代わりにセンセイを含む少数が乗車。
 いつも走る国道8号線と、風が少し強く荒れ気味の日本海を右に見ながら、順調に走行。

 鉄道の要衝、直江津駅で下車した乗客はそもそも少なく、しかも大半は市街地へ向かいます。駅近辺をうろちょろしているのはセンセイだけ。
 駅の裏口に当たる南側から、徒歩で「塚田」(写真右側)ヘ向かいます。

 おぉ、空には虹。隠密行動のつもりだったのだけど、見られてしまった...。

 時刻は8時40分頃。金沢工大の朝イチの授業が始まる時刻です。前回は「かけ中か」だったので、今回はあらかじめ、「うどん」に決めていました。
 早めの昼食を兼ねているので「天玉うどん」(320円)を選択。

 「天玉」というのはもちろん、天ぷらと玉子のこと。スタッフは前回と同じようで、とにかく元気が良い。これが繁盛の秘訣の一つだと思う。
 程なく届いたのが写真。

 塩分が多いことは分かっているので、出汁を一口だけ頂き、玉葱のみのシンプルなかき揚げ、玉子、そしてうどんの順に頂きます。生卵以外のかき揚げとうどんには出汁が染み込んでいます。
 うどんは出汁の部分で色が変わっているほど。

 見方を変えると、それらの馴染みが良い。本当に美味しい。出汁の味が染み込んで馴染みがあるし、逆に、玉葱の甘さも出汁に色気を添えています。
 それらが高いレベルでバランスが保たれています。

 これで320円。信じられます?

 味はもちろんのこと、かなりのボリュームがあったので、センセイはすっかり幸せな状態で、えちごトキめき鉄道のディーゼルカーに乗車。発車時は30%くらいの乗車率だったのですが、能生(のう)、糸魚川と下車が続きました。
 終着の泊駅に降り立ったのは僅か6名。

 少し待ってとやま鉄道に乗り換えます。途中から次々とお客さんが乗車してきます。富山駅でほとんどが下車したのですが、代わりに同じくらいの乗客が乗り込んできました。目立ったのが小学生達。
 富山大学付属小学校など一部の学校は、今日が終業式だったらしい。

 世の中は、年末なんだ...。



12月22日(日) 大阪工業大学が21階なら、こちらは27階!! ──法政大学で開かれた学会の役員会に出席しました──

 別に、競争しているわけではないのです。

 大阪工業大学での研究会を終えたセンセイは、地下街を通って大阪駅へ急ぎます。キャンパスを訪れるのは初めてなので、来る時は地上の歩道を利用したのですが信号が多く、また阪急デパートを迂回するような格好にもなるので、かなり時間を要しました。
 でも地下街と繋がっていることを知ったので、帰路はスイスイと進むことができました。

 緩行列車で淀川を渡り、隣の新大阪駅へ。少し余裕があったので、今度こそ伯母と実家のためにお土産を買い求め、コンビニでお弁当をゲット。東海道新幹線の改札を抜けてから、JR東海内の売店でサッポロビールのロング缶に手を伸ばします。
 ここは関西。

 サッポロビールはそもそも希少種──というよりほぼ絶滅危惧種──でコンビニの棚に並んでいないこともしばしば。ロング缶を買い求めることができるのは、大阪駅内の、たぶんここだけ。というわけで、センセイは乗り慣れない東海道新幹線で一路、東京を目指します。
 翌日、つまり今日のお昼に、センセイが関係する学会の役員会(「理事会」)が法政大学で開かれるのです。

 今回はかように、前日入りしたのですが良く考えると、昨日は大阪に留まって情報交換会に参加し、今朝移動する方が良かったかな。
 朝食を済ませてから、総武線の各駅停車で市ヶ谷駅へ。

 法政大学のメインキャンパスは、飯田橋駅と市ヶ谷駅の中間にあるのですが、たぶん、市ヶ谷駅からの方が僅かに近い。しかも全体としては下り坂。
 飯田橋駅からだと上り坂になるので、左足が悪いセンセイにはちょっと辛いのです。

 写真は市ヶ谷駅付近、江戸城外堀跡の対岸から撮影したもの。役員会は写真中央の「ボアソナード・タワー」で開かれます。27階建ての超高層ビル。
 周囲より高い場所に位置することもあって、他のビルを圧倒しています。

 会合は11階のゼミ室で開かれたのですが、それでも都心の一等地から足元の中央線、総武線はもちろん、お堀や遠くまで見通すことができます。
 昨日の大阪工業大学は昼食の関係で21階まで上ったのですが、感覚的には同じような印象。

 法政大学は、さらに「上」がある(上ったことはありません)。もちろん競争しているわけではないのですが。

 それはともかく、公費出張なので──たとえ私費でもそうだけど──まじめに学会の諸事について議論します。いつもなら議論好きの人がいて議事が長引き、予約しておいた列車に乗り遅れることも多い。
 そこで今回は1時間ほど余裕を見て、自宅までの新幹線を予約しました。

 でも今日は、(センセイ以外の)理事および関係者の準備が整っており、しかも論者が欠席したため、意外にも予定より早く会合は終了。市ヶ谷駅の窓口で、もっと早い列車に乗車変更しようとしたのですが、適当な列車や席がない。
 結局、久しぶりに秋葉原を散策して、指定券を確保していた列車で帰宅しました。

 途中、列車とホーム上の乗客との接触事故が発生して京浜東北および山手線の全列車が緊急停止するというトラブルが発生しましたが、センセイは辛うじて上越新幹線に乗車することができました。予報通り、3時頃から関東は雨に。
 ただし高崎付近など関東北部の道路は濡れておらず、新潟に入ると曇り空。

 この頃から真っ暗になったので周囲の状況は良くわからなくなったのですが、積雪はほとんどないようです。雨が降っていなかったので、最寄りの柏崎駅からは徒歩で帰宅。

 明日は入学試験の代休を頂戴しており、センセイは在来線を乗り継いで金沢へ移動します。

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