2020年10月31日更新(2020年11月8日ページ移動)

──2020年10月第5週のニュース──

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10月31日(土) オバさんッ、絶対に無理!! ──西村センセイ、あわや正面衝突──

 もちろんセンセイが正面衝突しそうになったのではなく、させられそうになったのです。

 ご存じの通り、今年度に入ってからのセンセイは原則として金曜日の仕事に区切りをつけてから新潟の自宅へ帰宅し、土曜日は実家その他の仕事に従事。日曜日の朝に自宅を発って、午後は休日出勤というパターン。
 今日は土曜日ですが、特別に1年生対象の行事があったため出勤し、お昼過ぎまでそれに従事しました。

 とても得るものが多かったので、本当はその様子をお伝えするつもりだったのですが予定を変更して、今日起きたことをお伝えします。

 金沢を離れたのは午後1時過ぎ。荷物をまとめて車に積み込み、金沢を離れます。土曜日の日中なのでスイスイだろうと思っていたのですが、これが予想外。あちこちで渋滞が発生していました。
 しかも何故かそれがカーナビに反映されていないので、フラストレーションが溜まります。

 このような状況では精神的な余裕がなくなりがちなので、意識して安全運転を心がけます。「外環」こと金沢外環状道路を走り、市街地を抜けます。やれやれ。北陸自動車道金沢森本I.C.付近で右折し、国道359号線に入ります。
 車両も少なくなり、やっと走りやすくなってきました。

 この季節の中山峠は、本当に美しい。それに今日は晴れているし、前後に車は皆無。ブレーキを一切踏まず、ギヤとエンジンブレーキだけで難所を乗り切ります。MT車ならではの醍醐味。
 まさに"Freude am Fahren"(「駈け抜ける歓び」)。

 ちなみに現在のドイツでは、事実上のBMW最上位車種7シリーズでもMT車が6割とのこと。オランダからの客人と話していた時も、「やっぱりマニュアル車だよね」と盛り上がっていたのです。
 と、その時。信じられない光景が目の前に。

 峠を越えて下っていると、石川県に向かうかなり多くの車列と擦れ違ったのです。この先、道路工事か何かで片側通行を実施しており、それで車列になったかと思ったほどです。
 車列の本体を過ぎたところで、何と、真正面に大型トラック!!(右の写真。原寸のママ)

 左側の大型トラックが、右側の濃いグレーの大型ダンプを追い越そうとしたようです。ダンプはたぶん、制限速度ちょうどくらいで走っていたと思うのですが...。
 大型トラックは加速が悪いので、非常に危険な状況。

 ただし、センセイの車と交差する時には元の車線に戻っているだろうと予測できた──実際、その通りだった──ので、内心ムラッとしながらも、そのまま走行。
 次に起きた事態は、センセイの想像できる範囲を超えたものでした。

 白い空荷の大型トラック(一部加工)がダンプを追い抜いたのを見て、な、何と、後続の赤い小型乗用車が前方の状況を確かめずにダンプを追い抜き始めたのです。
 お分かりだと思いますが、交差までにダンプの前に出ることは不可能。

 通常なら追い越しを諦めてブレーキを踏み、元の車線に戻ると思うのですが、その気配はありません。運転手の顔が見えてきました。センセイと同年齢くらいの女性。
 助手席には性別不能の同乗者。

 運転手は笑っているようにすら見えます。実際にはたぶん、この状況を切り抜ける自信があるのではなく、思考停止に陥り、何も判断、行動できるにいるだけだと思う。
 さてこの状況下で、皆さんならどうするでしょう。

 対向車線の各車はこの状況を認識しており、ハラハラしながら様子を見守っています。追い抜きを完了した白い大型トラックも、さすがに、ちょっとは反省したはず。
 パッシングしたり、警笛を鳴らすことも考えたのです。

 でも、それによって彼女が理性のすべてを失い、右側(=写真左側)にハンドルを切るなどの行動が懸念されます。その場合、正面衝突の可能性が非常に高まります。
 冷酷に思われるかもしれませんが、このような時のためのBMW。

 ぶつかっても、自分は助かる。ただし代わりがない貴重なMT車なので、廃車は避けたい。そして何より、相手が被る被害と全体としての社会的損失は甚大。
 まぁ、先方の過失ですから自業自得と言えばそれまでなのですが。

 今回、センセイが短時間のうちに判断し採択した行動は、彼女の暴走を回避すべく、可能な限り道路の左端に待避すること(過度の減速はしていません)。(3枚目の写真。一部加工)
 これで激しい衝突は回避できると判断したのです。彼女がパニックに陥ったら、少々接触するかもしれないけれど。

 次の瞬間、ダンプと赤いAQUA(?)(いずれも富山ナンバー)、そしてセンセイのBMWが並びました。

 実は、以前もこのすぐ先で似たような事態を経験しています。幸い、その際は大型トラック運転手の機転で最悪の事態だけは回避できましたが。今回、客観的には30cmくらいの間隙で、正面衝突だけは回避。
 彼女はその後、かなり時間をかけてダンプを追い越しました。引き続き、対向車が存在したら事故は不可避という非常に厳しい状況。

 オバさん、無理だってば。自動車の運転そのものが。



10月30日(金) その代わりに... ──生ゴミを出そうとして、「空っぽ」に気づきました──

 写真は昨日の早朝に撮影したもの。

 センセイが住む地域は、月曜と木曜日が生ゴミ回収の日。朝イチの授業のために出勤しなければなりません。でもその前に、すぐ近くの収集場所までゴミを運びます。周囲はまだかなり暗いので、いたずらカラス対策の重いネットはまだ丸められたまま。
 それを解いて、ネットの下にゴミ袋を置きます。...あれっ!?

 アパートに戻る途中、写真右側のお宅の前を通ります。何かが変わっています。そう、自動車がない。後から造った大きなカーポートには、シルバーの旧型カローラが後ろ向きで収まっていたのです。
 出動回数は減っていましたが。

 代わりに、高齢者用の電動車。ただしシートでしっかりとくるまれています。本格的に使用されている気配はありません。ご主人の姿を時々見かけますが、かなり高齢。
 どうやら、ご主人は運転免許証を返納し、カローラを廃車にされたようです。

 この地域は、概ね同じような時期に農地(田圃)から宅地に転用され、販売されたようです。この一角は明らかにすべて注文住宅なので、比較的資金力には恵まれた方々だと思います。
 実際、敷地はかなり広いので近くのお宅のように、土地の分割も可能。

 でも大きく見た場合、居住し始めた人々は同じような世代。左側のお宅はもう数歳若く、20年近く前、つまりセンセイが引っ越してくる頃まで理容院を経営していらっしゃいました。(現在は閉店)
 世代は順調に交替し、ご主人はお昼でもパジャマ姿で近辺を歩いていらっしゃいます。

 もう1軒先のお宅──写真には入っていない──は、10年くらい前にご主人が亡くなられたため、ホントに広いお宅に奥様が一人でお住まいです。幸いなことに、奥様はまだまだお元気ですが。
 向かいにセンセイが一室を借りているアパートと大家さんの住宅があるのですが、大家さんと元理容院のご主人は同世代...という具合。

 よそ様のお話なのに、なぜセンセイがかようなまでに気にするのか。ある程度の年齢の方なら「尋ねるだけ野暮だよ」ということになるし、学生諸君など若く、これからの人にとってはたぶん、ちんぷんかんぷん。
 答は簡単で、これら複数のご主人の姿は、10〜20年後のセンセイそのものだから。

 それでも若い人には、リアリティがないと思いますが。



10月29日(木) よぉーく見ると... ──目に入っていても、見えてはいない──

 センセイはこのところ、忙しい。昨年度末で役職から降いたので、そちらの仕事はほとんどありません。

 でも遠隔授業は対面よりもずっと手間がかかります。特に事前準備と後始末が大変。身体を教室内の時のように動かすわけではないのです。でもセンセイのような老人は知力と気力をかなり消耗します。
 何より、脳みそが空腹(?)を訴えます。

 ただし、脳が吸収できる栄養素は糖分だけ。

 昨日もそうだったのです。朝イチに学部の講義があり、その後は翌日──つまり今日──の大学院の準備。優秀な彼ら彼女らの提出物の、そのすべてに目を通す必要があります。講義を終えた段階で、脳みそはすでにヘロヘロ。
 緊急避難的な措置として、昼食とのバランスを考えながら常備してある甘いものを口にしました。

 何のことはなく、ただのチョコレートなのですが、その在庫を食べ終えてしまったので、補給のために大学斜向かいのドラッグストアへ行きました。
 袋入りのチョコレートを手にして大学へ戻ろうとして...あれっ!?

 写真の道路は、金沢工大の扇が丘キャンパスを南北に隔てている「工大通り」。写真奥の建物群の手前を、左から右に高橋川が流れています。その高橋川沿いの道路を、大型のバイクが通過したのです。
 違和感を感じたのはバイクの尾部。赤い何かがあったような...。

 現場を注視しながら歩いていたのですが、しばらくは何の変化もありませんでした。見間違いだったのかな、と思って、右側にある校舎に向かおうとしたその時、おぉ、先ほどの大型バイクが写真中央奥で停車。
 Uターンしてきたようです。わかりますでしょうか...。

 バイクの乗員が、じっとこちらを見つめています。白いヘルメット、青色の上下。バイクは白色。お察しの通り、白バイです。尾部の赤いものは回転灯です(たぶん)。
 緊急走行時の追突防止用だと思う。

 停車の目的はもちろん、交通違反の摘発。写真中央、つまり金沢工大正門前に信号機のない横断歩道があります。ここを渡ろうとしても、行き交う車はなかなか止まってくれないのが実情です。でもこれは、れっきとした道路交通法違反。
 主に、それを取り締まっているようです。

 ただし今年は新型コロナウイルス流行の関係で、キャンパス内の学生は少ない。つまりこの横断歩道を利用する人も例年ほど多くはありません。昨日は違反検挙現場を目撃することはありませんでした。
 そしてもう一つ。

 実はこの場所、それなりに白バイが停車しているのです。でも学生諸君がその前を歩いて通過する時は「あぁ、白バイだぁ」という感じ。彼ら彼女らは、仮に運転免許を取得していたとしても、この地で自動車を運転する機会は少ない。
 それに運転していたとして、そして青い制服が目に入っていたとしても、それを自覚することができない(ことが多い)。

 後から考えると、目には入っていたはずなのに、実は全然見えていなかった、ということなのです。



10月28日(水) どうやって事前に情報を? ──「吉野家」跡でドミノ・ピザ金沢久安店がオープンしました──

 昨日の続き。

 1年生の講義を無事に終えると、何だか再び食欲が。決して「玉子サンド」に問題の類が合ったわけではないのです。いつも通り、玉子はパンからはみ出ていたし、何よりとても美味しかったし。
 たぶん、疲れていたのでしょう。

 片付けを終えると11時になるところ。体力を使う午後の講義に備えて、お昼を頂く必要があります。早めに食べることにしたのですが、さて何を、あるいはどこで...。現在のセンセイはかなり食が細くなっています。
 ちゃんとしたお店で何かをガッツリ頂くのは無理。

 ほっかほっか亭でお弁当を買うつもりで校舎を出たのですが、日の光を浴びた瞬間、足は逆方向へ。スーパーでサラダと何か惣菜を購入することにしました。
 お弁当でも多すぎる、その時はそう感じたのです。

 途中、ふと気づいて、移転した「吉野家」旧店舗の様子を確かめることにしました。約1ヶ月前に訪れた時は、新しいお店に改装中だったのです。
 でも何故か看板は真っ白。新しいお店のそれに描き換えればいいように思えるのですが。

 角を曲がるとお店が...というより、店舗脇にきちんと止められた何台ものバイクが目に入ってきました。続いて黒い看板に書かれた文字が少しずつ目に入ってきました。
 間違いありません、「ドミノ・ピザ」です。Googleマップの事前情報通り。

 店舗正面、つまりスーパー側に回って撮影したのが写真。自転車に乗ってきた若者──金沢工大の学生かも──が、勝手口から入っていきます。
 入口右脇には小さいながらも花環。

 オレンジ色に白抜きの旗が敷地一杯に立っており、そこには「10月下旬オープン!!」。

 つまりごく最近開店したようです。後で確かめてみたところ、ここは「金沢久安店」。もちろん新規開店は言祝(ことほ)ぎたい。でも、それならなぜオープンの1ヶ月も前からGoogleマップは情報を得ることができたんだろう。
 当時、現場には何の情報も出されていなかったのです。

 もしかすると、出店者がその情報を登録できるような仕組みになっているのかもしれません。でもそれなら、恣意(しい)的、つまり特定の人物(ら)だけに都合の良い情報を登録、伝達できるということになります。

 近年の国内政治がそうであるように。



10月27日(火) 大学裏にはやはり、ちょっとお洒落なアパートが建設されるようです

 今学期のセンセイは、火曜日から木曜日まで連続してつまり朝イチに、つまり8:40からの1限に講義を持っています。

 水、木曜日1限の科目は火曜日午後のものと同一。進み具合や雰囲気などはクラスによって異なりますが、それでも対応は比較的容易。でも、今日の1限(1年生)と木曜日の午後(大学院)は、まったく別の科目。
 だから毎回毎回、準備がホントに大変。

 もちろん、あらかじめ計画的に準備しておけば何の問題もないのです。

 ただしセンセイには、無理。というわけで今朝は日出前に出勤(!!)して、1年生の科目の準備。本番が迫っているので、気合の入れ方が違います。 その結果、何と講義開始1時間前に準備を終えてしまいました。
 ...ちょっとお腹が空いてきた。

 ふだんあまり使わない(?)脳みそを酷使したからか、身体が栄養分を求めています。常備している甘いものにしようかと思ったのですが、時間に少し余裕があるので校舎の外へ出ます。
 大学裏の「ニュージョイスかもの」で「玉子サンド」を買おうというのです。

 その途中で、先日ご紹介した工事現場脇を通ります。朝がまだ早いからか、あるいは今日の作業はないのか、少なくともその時間に関係者の姿は見当たりませんでした。
 もちろん工事は進んでいます。明らかに2棟の建物。

 ただし予想外だったのは、外部から持ち込んだ小石混じりの土砂で、ご覧のような低いピラミッド状の土盛りが形成されていたこと。
 しかも写真中央にあるように、一部が凹んでいます。凹みは各棟3カ所。

 普通に考えれば、凹んでいる場所にドアを二つ置きます。両側が個室になるので、1棟1階あたり6室という構成。凹みの奥にはトイレやお風呂などを配置。
 キッチンと居室のスペースを考えるとやはり、単身あるいは学生向け。

 それはそれでわかるのですが、この配置、既存の学生向けアパートではほとんど見たことがありません。センセイが借りている物件がそうであるように、社会人向けには良くある形式なのです。
 だから学生相手なら、かなり贅沢な造り。

 建物の外側から上層階に向かうことはできない──ただし非常階段を設置する可能性はある──ので、凹みの部分に階段を置く必要があります。もしそうなら2階建てが限度だと思います。つまり1棟当たり12室。
 木造だとしても、採算性はどうなるのだろう。

 もう一つわからないことがあります。なぜこのようにしっかりと土盛りをするのでしょう。

 センセイは決して建築に詳しくはないのですが、パイルを打設してあるので、すぐにその上で基礎工事をするんだろうと思っていたのです。それじゃぁ一体、この土砂は何なんだろう。土盛りの周囲に基礎を配置するということなんだろうか。
 ただし、概ね確実だろうと予想されることも。

 ちょっと凝った工事から察するに、出来上がりは最近流行りのこんな感じの建物になるなんじゃないかと思います。ただしこちらは鉄筋コンクリート製ですが。



10月26日(月) ホントに甘いし、他の食べ物の味をグッと引き立てます ──地元産コシヒカリの新米を頂きました──

 今日もタイトル通り、見たまま──ただし撮影テクニックがないので、見て美味しく感じて頂けるかどうかは別──のお話。

 センセイは農家の倅(せがれ)なので、物心ついた時から和食党。

 かなりコアな党員ですが、決してイデオロギー先行ではなく、お米や野菜がとても美味しかったから。正確に言うと、子供の頃はそうでもなかったのす。でも大人になり、違いがわかるようになってから初めて、実は殊更(ことさら)美味しいものを頂いていたんだということを理解しました。
 新潟は、お米も──センセイは飲みませんが、それから造られたお酒も──野菜、そして海の幸、山の幸に恵まれています。

 ただし、ここまでは一般論。

 これで特別な美味しさを説明することはできません。お米と野菜に限定すると、理由は簡単。だって育てた人、つまりセンセイの母親が無茶苦茶上手だから(センセイのマザコン度は相当低いので、念のため)。
 彼女は新潟県内の都市部で育ち、20歳で嫁ぎました。

 何と、農業を覚えたのはそれから。天賦(てんぷ)の才に恵まれていたようです。

 農作業は重労働なのですが、若かったこともあり、(あまり)文句を言わず今日に至りました。やはり育てたものの成長と収穫、それを食べたり、差し上げたりする人の様子が嬉しかったのでしょう。残念ながら、その才能はセンセイに遺伝しませんでしたが。
 センセイも手植えで田植えをしたり、手刈りで収穫したりしていた稲作は15年前に区切りをつけました。

 その後は畑作に専念しているのですが、こちらも実の息子が理解できないくらい上手。近所の若い主婦が教えを乞うほどです。でも現在、お米は買うしかない。
 いろいろ試した末、センセイは柏崎市高柳町(旧刈羽郡高柳町)で獲れたコシヒカリ「じょんのび米」にしています。

 これが実家の味に一番近い。

 今年は購入のタイミングが微妙で、夏休み前に2kg入りのものを購入しました。それを3回に分けて炊き、その日の分以外はすべて冷凍。お米の場合、保温するより冷凍した方がずっと美味しいのです。それから約3ヶ月が経過。
 保存しておいたものがもうすぐなくなります。

 そこでこの週末に新米を購入して昨日、十分水に浸した上でアパートで炊きました。それが写真。思わず試食してしまいます。これがもう、本当に美味しい。これ以上美味しいものが世の中にあるのか...というほど。
 少し間がたってから、甘さが口いっぱいに広がります。もちろん極上の、奥が深い甘さ。

 「孫作」のお米に挑戦しようかと思ったのですが、個人的にはやはり、これ以上のお米はない。

 昨日の夕食は母親からは貰った、終わったはずの茄子と太平洋産サワラ(解凍物)、そして三重産カマスのお刺身。白状すると、それらにはあまり期待していなかったのです。茄子は小振りの別品種で、かなり硬かったし。
 でも、これらが予想を裏切って、ホントに美味しい。いずれも強い甘さがあります。

 まるで地元産コシヒカリによって、美味しさのスイッチが入ったかのよう。

 残ったご飯は冷凍にします。今日は新米ではないものを解凍、加熱しました。以前と違って現在は、お米を冷蔵保管し、必要なものだけを精米して市場に供給します。だからかつてのような季節による味の差はないのです。
 今晩頂いたごはんも、残っていた古米の冷凍物。

 もちろん美味しいのですが、どこか気が抜けた感じ。そして茄子もお刺身も、「まぁ、美味しいよね」という程度。

 今回購入した新米はたまたま、購入前々日に精米したばかり。美味しさの秘密の一つはたぶん、この精米時期にあるんだろうと思います。



10月25日(日) 新潟、富山両県内では、高い山々が真っ白に冠雪しています

 今日はタイトル通り、そして見たままのお話。

 北陸地方は朝晩、とても冷え込むようになりました。あの、夏の酷暑がまるで嘘のよう。そのためか、今朝の国道はとても空いていました。信号機にかからなかったこともあり、特に新潟県内はスイスイと走行。
 上越市柿崎区(旧柿崎町)に入ると国道8号線は、海岸から少し離れた丘を上ります。

 市街地は海岸部にあるのですが、住宅が密集していて道路を拡張できないため、内陸側にバイパスが建設されたのです。その丘の頂上にたどり着くと、一気に視界が開けます。
 目の前には頸城平野、そして幾重も重なった峰々の奥には黒姫山、焼山などの山々。

 その山々が、かなり低い位置から真っ白になっています。もちろん雪。

 北陸地方の高い山々では、先々週末(17日)に初冠雪が観測されました。ただしセンセイが、この目で直接雪山を見たのは初めて。写真は立山町内から見た剣岳。
 残念ながら山頂部は雲に隠れています。

 寒さで出足が鈍かった(?)人々が活動を開始した──実際、気温も数度上昇──のか、富山市に近づくと道路を行き交う車の数が増えてきました。
 結局、いつもの所要時間、そしていつもの燃費(20.7km/L)で金沢到着。まぁ、それでも比較的スムーズな移動でした。

 報道によると、北陸地方は12月には大雪になる可能性があるとのこと。

 昨日お伝えした冬用タイヤ、実は残り溝が5.0mmあります。年明けに車検を受けるのですが、数値上は問題ないのです。でもやはり、11月中に新品の柔らかいゴムのものに交換することにします。

 文字通り、「タイヤは人の命を乗せている」ので。

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