2020年8月1日更新(2020年8月9日ページ移動)

──2020年7月第5週〜8月第1週のニュース──

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8月1日(土) 移動経路沿い、一度だけ入ったことのあるラーメン店が閉店してしまった...

 今日はタイトル通り、そして見たままのお話。

 週末なので新潟の自宅へ戻りました。今日はかかりつけ医のはしご──やっと治療してもらった──をしてから実家に赴き、両親の食料調達。実家で初物のスイカを頂きました。白状すると、センセイはスイカをそれほど好きではありません。
 でも今回は、美味しい。

 写真は新潟に戻る際に、撮影したもの。国道8号線沿い、上越市夷(えびす)浜新田にある「ラーメン えいしん」です。地元では割と知られたお店で、それなりに繁盛していました。
 センセイも雑誌の記事を読んで、5、6年前に1回だけ入ったことがあります。しかしながらキンエン生活に入って以降、ご無沙汰。

 何度もお伝えしていますが、北陸新幹線開業後センセイは他県への出張でもない限り、新潟─金沢間を自家用車で、5時間ちょっとかけて移動しています。その際に問題になるのが食事。
 未明および夜間の運転は避けているので、どこかでお昼を食べる必要があります。

 でもこれが結構、難しい。

 まずキンエン生活中なので味の濃い(≒塩分が多い)「よか楼 宇奈月(旧『うなづき 五叉路(ごさろ)』)」などはダメ。そもそも麺類は原則、不可。
 「かけそば つかだ」ですら今年に入ってから、訪れていません。(実話)

 というわけで事実上、帰路は現在サンレパス ルート8」だけ。されどこれにも問題が。誤解なきように申しますが、「サンレパス ルート8」のお料理には、感謝こそすれ不満は全くないのです。
 お店を出ると、自宅に到着するのは2時間後。

 お察しの通り、消化器系が「美味しい、美味しい」と言いながら血液中の酸素を消費するので、相対的にセンセイの乏しい脳みそが欲する酸素が不足気味になる。要するに眠くなってしまうのです。運転中に。
 しかもこれが、距離の関係で交通量の多い上越市内(旧直江津地区)で起きてしまう。

 できればこの場所を過ぎてから...と考えていたのですが、予想外の閉店などで候補に挙げられていたお店はリストから次々と脱落。残った数少ないお店の一つが「えいしん」だったのです。ただしラーメンを頂くつもりはありません。
 そもそもキンエン生活の結果、あまり「食べたい」とは思わなくなりました。禁煙者からも似たような経験談を聴くことがあります。

 でもここはラーメンのお店...と思って躊躇していた先月、金沢への移動時に玄関の札を見て驚きました。「閉店」と書かれていたように見えたのです。運転中だったので、凝視していたわけではありません。
 当然、最初に考えたのは何かの都合による臨時休業。

 でも1週間前に車を走らせながら玄関付近を注視するとやはり「・・・事情により、閉店・・・」とあるような。今回は帰路なので、お店は入りやすい道路左側。お店の駐車場に車を止めます。ただし玄関には何も置かれていませんでした。
 1階の中央部から右側が店舗。

 お店を訪れた時、年輩のご主人が調理し、奥様と中学生と思われる嬢さん(/お孫さん?)が餃子を作っていました。ご主人がカウンターに置いた味噌ラーメンは特に...というほどではありませんでしたが、平均点よりはずっと美味しい。
 だから、キンエンさえなければ...と思っていたのです。

 今から振り返ると、お客さんはコンスタントに入っていたものの、今年度に入ってから、つまり新型コロナウイルス騒動に入ってからは確かに客足がやや遠のいていた。でも、それだけでお店を閉じるだろうか...。
 御家族の生活だけでなく、高校生あるいはそれ以上になったお嬢さん(/お孫さん)のこともあるだろうし。

 それもあって、「機会があれば」と考えていたセンセイですが、どうやらその機会はほぼ断たれたしまったようです。



7月31日(金) 大学前のバス停が... ──ようやく見えてきた梅雨明け。そして夏休みも目の前に──

 写真は10日ほど前、食料調達のため例によってドラッグストアに向かう途中、大学前のバス停を通過する時に気づいて撮影したもの。

 見慣れない看板が立っていたので近づいてみると、何やらバス停の位置を変更するらしい。見出しは「臨時バス停設置のお知らせ」。臨時は「恒久」と対になる概念ですら、一時的なもの。
 本文を読むと、「工大前発バス停の改修工事を...」。

 この、大学前のバス停は山小屋風。建設当時はかなり目立つ色で塗装されていたようですが、年月が流れたため、現在では風情(ふぜい)ある建物となっています。
 改修工事は想定外。

 「改修」と言っても小規模なものから大規模なものまで考えられます。場合によっては建て替えだって「改修」と言えるかもしれません。期間は来月初めからの約1ヶ月半。
 しかも説明によると、工事に関係する場所は建物の周囲まで及んでいます。決して「小規模」ではありません。

 いかなる理由で、何をどうしたいのか良くわからないところが多いのですが、こればかりは、改修工事が終わるまで待つしかありません。
 いくつか疑問があって、まず考えたのはなぜ改修するんだろう。

 柱、特に梁(はり)の使い方を見ていただくとわかりますが、伝統的な建築方法ではありません。もちろんあちこちに傷みはありますが、それで改修工事をするだろうか...。ま、この点も結果を待つしかないのですが。
 もう一つはなぜこの期間なのか。

 こちらは容易に想像できます。要するに大学が夏休みに入り、学生の利用客が減少するからでしょう。ただし金沢工大の場合、他大学や高校と違って、学生の通学が路線バスに依存しているわけではありません。
 他大学等の場合、長期休暇中は路線バスの運行が間引きされるのですが、金沢工大の場合はありません。

 だから相対的に、休暇にさほど左右されない地域の利用客や大学教職員の比率が高く、こちらは少々不便に。でも、ま、これは我慢してもらうしかない。

 工事開始日は8月3日(月)ですが、それが新型コロナウイルス流行の前から決まっていたのかどうかはわかりません。でも来週になれば利用する学生数は大幅に減少します。そして、まるで合わせたかのように、明日か明後日には北陸地方の梅雨明けが宣言される見込み。
 そしていよいよ、学生諸君は待ちに待った夏休みというわけです。

 いろいろあった今学期、皆さんご苦労様でした。夏休みを有意義に過ごしてね。(センセイはまだ講義が残っているけれど...)。



7月30日(木) 約1年半の未利用期間を挟んで、「サイゼリヤ」跡地に「吉野家 金沢三馬店」が開店します

 というわけで、昨日の続き。

 閉店したガソリンスタンドのすぐ先(昨日の写真右奥)にはかつて、「サイゼリヤ」がありました。残念ながらセンセイは利用する機会がありませんでしたが。採算性の問題でしょうが、お店は昨年2月4日に閉店し、ひとまず更地に。
 昨日同様、幹線道路沿いの好立地をどうするんだろうと思っていたら、しばらくはそのまま。

 ざっと1年半弱利用されていなかったのですが、先々週くらいに、この前を通る同僚のT先生から新築工事が始まったことを教えていただきました。
 写真は先週撮影したもの。

 すでに建物の工事はピークを越えており、内装と続く什器備品の導入、駐車場など外まわりの工事が進んでいました。この時点では、目立つ看板灯はまだ設置されていませんでした。
 T先生によるとここは「吉野家」になるとのこと。

 調べてみるとここは「金沢三馬(みんま)」で「8月3日(月)10:00グランドオープン!」だそうです。店舗のページにはさらに新しい写真が掲載されています。すでにGoogleマップも載っています。
 T先生によると、現在は既に看板類も掲げられているとのこと。ドライブ・スルーを備えた大きめのお店になるらしい。

 なぜこんなことに拘るのかというと、幹線道路沿い、ここから1km弱北に同社の「金沢久安店」があるのです。たぶん金沢工大生ならその存在を知らない人はいないと思う。
 新店の開店は、久安店の今後と表裏一体なのです。

 ただし久安店、大学からは近いのですが、ふだんの通勤経路からほんの少しだけはずれていることもあって、センセイが入ってみたのはカレーを含めて約20年間で2回だけ。先日、意識してお店の前を通ってみたのですが、目立った変化を確認することはできませんでした。
 でも今日、ホームページを確認したら「誠に勝手ながら、7月19日 20:00 までの営業をもちまして、閉店させていただくこととなりました」とのこと。

 つまり実質的には、移転なんですね。

 実は吉野家、経営状況が厳しくて全国で多くの店舗を閉鎖中です。そのような環境下での移転。

 久安店は確かに、敷地、店舗も狭かった。この厳しい状況下ですが、資金を投入してでも比較的広い駐車場を確保でき、ドライブ・スルー利用者を含めて多数の顧客を迎えることができる...と判断したんだろうと思います。
 それはそれで、ひとまず納得できます。

 人の動きはどうなるんだろう。そして個人的には、たぶん牛丼は食べないけど、一度くらいカレーを頂くかもしれない。



7月29日(水) 閉店した大学最寄りのガソリンスタンド跡で、建物の解体工事が始まっていました

 今日も予定を変更してお伝えします。

 朝方まで降っていた雨もほぼ止んだので、今朝は久しぶりに自転車で出勤しました。お昼が近づき、食料調達のため大学斜向かいのドラッグストアへ。
 耳慣れない重機の音がしたの、でちょっと遠回して撮影したのが写真。

 先日閉店した大学最寄りのガソリンスタンドの跡で、3代の大型重機を使って給油施設や建物の解体工事が進んでいました。「屋根」の部分はもう完全に撤去されています。
 石油会社の看板を外すなどしていたので、こんなに早く解体するとは思っていませんでした。

 現在のガソリンスタンドは、地下に石油の貯蔵施設を備えています。だからこれからは目に見える地上部分だけでなく、地下まで掘り返すはず。
 相当な費用がかかるんだろうなぁ。

 かなり広いこの土地がガソリンスタンドを運営していた会社のものなのか、借地なのかはわかりません。おそらくひとまず更地になるのでしょうが、その後の利用計画はあるんだろうか...。
 幹線道路沿いなので宅地として分譲するとは考えにくい。

 なぜそんなことを考えたかというと、すぐ近く似たような場所があって...。(たぶん、続く)



7月28日(火) JR東日本新潟支社は上越新幹線「現美新幹線」の運行を、年内で終了すると発表しました

 金沢工大では今週、前期(「前学期」)最後の講義が行われています。

 ただし、全クラスを一斉に対面授業で実施すると教室が足りません。参加学生数を教室定員の半分以下に抑えて「社会的距離」を取る必要があるのです。そのため最後の講義は期間を延長して、今週と来週に分散して実施。
 センセイの場合、今週は1年生と大学院のクラス。3年生は来週実施します。

 今日は1限(8:40〜)に1年生の必修科目があるのですが、残念ながら準備がまったく間に合っていません。それでなくても減り気味の脳みそが、疲労で機能を停止がちなのです。昨晩は諦めて、早めに就寝。
 代わりに今朝は真っ暗なうちに起床して出勤し、仕事に取り組みました。

 数時間かけて準備を整え、結果的には事なきを得たのですが、誰がどう考えても、もっと早くから計画的に行動すれば...。でもそれができないのがセンセイ。
 トホホ。

 講義は無事に乗り越えることができたのですが、その代償としてオツムが疲れ果ててしまい、仕事にならない。特に、久しぶりでほっかほっか亭のお弁当を食べると、脳みそは昨晩に引き続き機能停止。
 そこに想定外のニュースが。

 JR東日本新潟支社が、「世界最速の芸術鑑賞」と銘打ち上越新幹線で運用している「現美新幹線」(写真)の運行を、年内で終了すると発表したのです。((c)JR東日本)
 「現美新幹線」は新潟─越後湯沢間での運行。

 センセイは北海道か東北からの帰路に、この「現美新幹線」に1度だけ乗車したことがあります。全体は美術館のような造りなのですが、1両だけ普通車両があるのです。
 ダイヤの関係だったのでしょう、指定券を購入して乗りました。

 西村センセイ、どうも美術的センスはないようで、正直なところ「美術館」に相当する部分はピンと来ませんでした。普通席はもちろん、ごく普通の座席。この「現美新幹線」はかつて、秋田新幹線として用いられていたE3系の初期型を改造して転用したものです。
 E3系は現在、山形新幹線としてのみ運行されています。

 センセイは秋田、山形新幹線ともに、E3系に何度も利用しています。乗り心地をたとえると、国産のファミリーカー。秋田新幹線として現在用いられているE6系の、欧州車に通じる感覚とはちょっと違います。
 でも当時、上越新幹線はE2系および二階建てのE4系しか走っていませんでした(現在はE7系も運用中)から、その意味では貴重な体験だったわけです。

 最近──昨年だったと思う──内装と展示をリニューアルしたので、まだ運行を続けると予想していた「現美新幹線」。だから、やや不意を突かれた感の運行終了ですが、調べてみると、同世代のE3系は大半が廃車済。つまりスクラップになっています。
 要するに、寿命。

 と言いながら、こんなことに頭を働かせるのなら...。(トホホ過ぎるので、以下省略)



7月27日(月) そう、朝は6時からだった... ──大学裏の「かもの」が「絶メシリスト いしかわ」で紹介されています──

 写真は今日の午前中に撮影したもの。

 大学裏にある、サンドイッチ店「ニュージョイスかもの」です。西村センセイ、実は先週も訪れたばかり。実はその後偶然知ったのですが、「かもの」が「絶メシリスト いしかわ」で紹介されているのです。

 このサイトの開設趣旨は、「絶やしてしまうには惜しすぎる絶品グルメ『絶メシ』を紹介する石川県ローカルグルメサイト。食べれんくなっても、知らんよ〜!」とのこと。
 申し訳ありませんが西村センセイ、住民票は金沢市にあるものの実質的には新潟県民なので、ほとんどのお店を存じ上げません。

 でも、この「かもの」だけは別。

 出勤経路上にあるので、金沢工大に移籍した当初から承知しています。店構えはその時から変わらない。とにかく繁盛しているのです。
 駐車場がなく、利用客は路上駐車をするので、朝の通勤通学時間帯は円滑な通行の妨げになりかねないほど。

 特徴は何といっても、美味しさ。二位を争うのはボリュームか、価格。センセイは基本的にごはん派なのですが、それでもそれなりの頻度で利用していました。
 でもその後、大学前の別なお店(現在は閉店)を利用するように。加えて、キンエン生活に入ったため、ここ数年はすっかり足が遠のいていました。

 マスコミによく取り上げられるお店なので、個人的には既にある程度情報は持っていました。でも今回の記事で初めて知ることも多い。そして何より奥様が語られる内容と、彼女の語り口が極めて興味深い。
 よろしければ、ぜひ記事をお読みいただければと思います。

 量的にもちょうど良かったし、確認するためにも今日のお昼は「かもの」。センセイと(ほぼ)同年齢の息子さんは不在で、その奥様が留守番をしていらっしゃいました。どれにしようか迷っていると、「今日は玉子(「玉子サンド」)が売れているから、もうすぐなくなるよ」とのこと。
 「玉子サンド」は170円(+税)で、品揃えの中では一番低価格。

 もっと利幅の大きい品を勧めてもおかしくないのに...。もしかしたらセンセイのことをよく観察して、そう仰ったのかもしれません。いずれにせよ記事にある通りのお人柄。そしてずっと変わらない。
 やはりこれが、繁盛の最大の秘訣なんだろうなぁ...。

 ちなみに、現在の営業時間は朝7時から。でも以前──15年くらい前まで──は、朝の6時からお店を開いていました。ドアにはその部分だけ赤字のシールが上から貼付されています。冬場だと真っ暗な時間帯。
 センセイも朝は早いので暗闇の中に、お店の照明がまるで灯台のように煌々
(こうこう)と灯っていたことを良く覚えています。

 こちらも、いつまでも続いていただきたいお店です。



7月26日(日) データの移行は、物量作戦 ──西村センセイ、今回はスマートさを諦める──

 いつものように朝、自宅をに発って金沢へ移動しました。

 北陸地方は相変わらず不安定な天気。新潟県および富山県東部は気温が低く、基本的には曇りながら時々雨が降るかな、という程度。ところが呉羽(くれは)山を越えるころから気温が急上昇しました。
 石川県は特に気温が高く、車外気温計は最終的に30℃を記録しました。

 加えて、富山─石川県境はヘッドライトを点灯しなければならないほど強い雨。短時間で止んだのですが。

 帰宅する時にも感じたのですが経路の観光地は、例年のこの時期の半分くらいの人出。特に、海水浴客が少ないため、例年以上にサーフィン客が目立ちます。たぶんこちらは、例年と同程度なのでしょうが。
 もう一つ違いが目立つのは「海の家」──新潟では「浜茶屋」と呼ぶ──前での客引き。

 そもそも、仮設の「海の家」が例年より少ないと思う。それにいつもなら、他県からのファミリー客を狙って、アルバイト総出で海の家に面する国道脇の駐車場に誘客するのです。でも、その姿がまったくない。
 入口脇のパラソルの下で経営者と思しき老人が、団扇で涼みながら行き交う車をぼんやりと見ています。

 総じて、それぞれが新型コロナウイルス感染の可能性に配慮しながら、やや自粛気味にバカンスを楽しんでいるという感じ。

 で、今日のお題は、見たままのお話。ただしゴチャゴチャしているので、誰が主役かわかりづらい。

 まず、写真左の見慣れない物体は、ソニー製の業務用“HVR-M25AJ”HDV/DVデッキ(中古品)。右側は業務用有機ELモニタ“PVM-2541”です。でも、今日のメインは手前のディスク。
 この週末に「任務」を無事完了し、金沢のアパートに無事帰還したところです。

 お伝えしたように、10年前に購入したソニーのブルーレイレコーダ“BVZ-AX2000”の1台が、この5月に頓死ししました。(合掌)

 センセイは時々特殊な使い方をするので、相性が合わないことを承知で、パナソニックの“DMR-BRG2050”を購入。でもやはり、少なくともセンセイの環境下では使い物になりませんでした。
 特殊用途用にJVCの“SR-HD2700”を導入したこともあり、パナソニックの使用継続はあっさりと断念。

 代わりに、お伝えしたようにソニーの“BDZ-ZX2700”を2台購入しました。本体は安かったけど結果的に、勉強代はとても高くつきました...。トホホ。

 次なる課題は、幸いにして生き延びることができたデータの移行。もともとブルーレイレコーダがダウンする「Xデー」は想定済(ホントに)。ただしまさか、その日がこんなに早く来るとは思ってもいませんでした。
 そして、“BVZ-AX2000”より3年前(2007年)に導入した初期モデルより先に逝ってしまうなどとは、想定していませんでしたが。

 コンサートや連続プログラム、あるいは映画などは既に、ブルーレイディスク(“BD-R”)済なのです。ただし単発プログラムなどは別。

 しかもセンセイの場合、新潟と金沢を往復していることもあり書き替え可能で複数回使用できる“BD-RE”ディスクを使ってかなりの内容をすでに共通化していました。今回はこれが奏効した格好。
 残念ながら完全にではありませんが、大半のプログラムはかろうじて生き残ることができました。

 “BDZ-ZX2700”購入後に、そのマニュアルを読んでいて初めて知ったのですが、2016年製造以降のソニー製ブルーレイレコーダは、背面のLAN端子を使って相互にデータ移行が可能なんだそうです。
 個人的には、「今までの苦労は何だったんだぁ...」という感じ。

 とても便利ですが、故障、廃棄された“BVZ-AX2000”は2010年製なので、残念ながらこの方法でのデータ移行は不可。こうなったらもう物量作戦。

 要するにディスクを使った力仕事です。新型コロナウイルス禍もあってこの春は出鱈目に忙しかったし、最近は学年度末なので別な意味で忙しい。でも、ディスクを使ったデータのコピーそのものはセンセイがするわけではない。
 セッティングには時間がかかりますが、作業そのものは信頼性の高いマシンが勝手に、そしてほぼ確実に実行してくれます。

 というわけで先週はアパートへの帰宅後、そして就寝前などに“BD-RE”ディスクにせっせとHDDの内容をコピーしました。今回使用したのは“BD-RE”ディスク11枚。大半が二層ディスクなので、データ総量はざっと500GB。
 HDDの容量は2TBですが、これだけあればかなりの内容をコピーすることができます。

 というわけで今週末は、夜や実家訪問時などを使って、ひたすらデータ移行。1日半かかりましたが、無事に主要データを移行することができました。

 同じ解に達するにしても、個人的にはエレガンスさを求めたいところですが、今回はしかたない。いかにも工学部にありそうな、物量作戦で臨むことにします。

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