2020年9月5日更新(2020年9月13日ページ移動)

──2020年8月第6週〜9月第1週のニュース──

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9月5日(土) 幹線国道脇、青い鯨が潮を吹く!? ──いろいろあっても、季節は夏から秋、そして冬へ──

 週末なので、新潟の自宅へ戻りました。

 写真はその途中、信号で停車中に車内から撮影したもの。本当に、青い鯨が背中から潮を吹いています。もちろん生き物ではありません。
 お察しの通り、道路を横断する地下道の出入り口。

 個々は柏崎市西部の鯨波地区。名称の由来については諸説ありますが、その中の一つに、ある時、鯨がこの地の浜に上がったというものも。
 現在は関東地方──特に群馬県──の方が訪れる海水浴場として賑わっています。

 意外なところでは、実写版「頭文字D」(2005年制作の香港映画)のロケ地。ちなみに同映画のカーアクション部分は榛名山と、新潟県の弥彦山スカイラインで撮影されています。
 車でのデートシーンの収録は、センセイが先日利用した海岸沿いの国道

 それはともかく、右奥に地域の小学校があり通学路として利用されていることもあって、相当前にこの地下道が建設されました。コンクリートの劣化具合が歴史を物語っています。
 で、この鯨。夏になると時々潮を吹く。

 水道料もバカにならないだろうと思うのですが、それでも毎年、ちゃんと潮を吹く。娘が小さかった頃、地下道を通って、その様子を見たことがあります。ご存じのように超大型の颱風が接近してます。
 残念ながら、冗談抜きで深刻な被害が懸念されます。

 されど、いつまでも夏が続くわけではない。虫の音(ね)や刈り取られた田圃の独特の香りは、時として無情なまでに、季節の移り変わりを物語っています。人生がそうであるように。

 ちなみに反対側の出入り口は、ごく普通の構造です。はい。



9月4日(金) ガソリンスタンド解体現場で作業する重機と働いている作業員が、実に格好いい...ん?!

 ある意味、昨日の続き。

 写真は先週半ば、お昼を確保するためキャンパスの外へ出た際に撮影したもの。閉店した大学最寄りのガソリンスタンドの解体現場です。地上設備はすでに完全に撤去されており、この日は地下に存在したはずの燃料タンク設備を撤去していたようです。それも、ほぼ終了段階。
 ちなみに、現在は更地になっています。

 数台の重機が瓦礫を片付け、作業で舞い上がる砂埃に作業員が水を掛けています。いずれも実に、格好いい。年中くらいの男子児童はこのような特殊車両に興味を持つことが多いのですが、気持ちはわからないではない。
 個人的にはそのような経験はありませんでしたが。

 「格好いい」理由を考えていたのですが、マシンや作業員の表情とともに、重機後部のロゴ“HATSURI”の秀逸さが一つの要因であることに気づきました。
 でも、どこかで見たことがあるような...。

 実はこれ、コマツ(小松製作所)のロゴそのもの。詳細に見ると、文字の周囲を白く縁取っている点がオリジナルと異なりますけど。もっと微妙なのが、住宅の解体現場で見た重機背面のロゴ“THK”。
 デザインを含めて、大企業キャタピラー(オリジナルはこちら)を強く意識しています。

 たぶん、“THK”の“H”はすぐ述べる斫(はつり)で、“K”は解体だと思うのですが、“T”は何だろう...。

 工事を請け負っている「金沢斫解体業」はこの分野では金沢市近辺の大手らしい。金沢工大の各種建物を解体、メンテナンスする際もしばしば作業をお願いしています。良く覚えているのが「伍号機」。
 「角」を含めて、エヴァンゲリオンを踏まえています。

 個人的には諸先輩に敬意を評してのオマージュだと考えたい。TBSが制作した「逃げ恥」の中では、主人公の「森山みくり」に少し妄想癖があることを口実に、NHKを含めた他社作品のオマージュが活用されていました。
 視聴者も嫌味を感じることなく──むしろ好意的に──そのシーンを楽しむことができました。

 ビジネス的にはもちろん、相手先の了解を得ていたのでしょう。(確認していないけど)

 で、「金沢斫解体業」。前述したように、個人的にはこの近辺で着実に仕事をしている限りでは、まぁ...というのが本音なのですが、「伍号機」はともかく今回の2種類のロゴは、さすがに相当難しいと思う。
 とりわけ外国企業相手の場合は。

 どうでしょう。



9月3日(木) Type“1/2AA”(エヴァ仕様) ──万一に備えて、G4 Cube用のリチウムイオン電池を購入しました──

 今日は予定を変更して、タイトル通りの話題。

 以前、少しだけ触れたG4 Cubeの起動に必要なバッテリーを追加購入しました。ご存じのようにセンセイは自宅と大学でG4 Cubeを使用中。ただし今後の展開によっては、アパートでもう1台稼働させる可能性があります。
 でも再確認したところ、予備の電池は1個だけ。

 そこで今回、3個セットのものを購入しました。かつては、上京した際に秋葉原の専門店を訪れて入手していたのですが現在は、多少の知識があればネット上で簡単に買うことができます。
 便利になりました。逆に、リアル店舗は大変だろうなぁ...。

 中央が今回買い求めたもの。左はもともと予備として確保していたもので、右は大学支給品の単3電池──アメリカ式の表現を使えば“AA”型──です。見た通り、Mac用は単3と同じ太さで、長さは半分。そして名称は、“1/2AA”型。
 「名は体を表す」ですね。

 データの長期保存などに適した、3.6Vのリチウムイオン電池で、価格は昔からあまり変わらず600円程度。よぉーく見ると、細部の形状が微妙に違います。
 使えればよいので、問題はないのですけど。

 昔のMacはこの電池が必需品でした。だからセンセイは左のイスラエル製を使うことが多かったのですが、以前からどこか引っかかっていたことが。
 今回も覚えたその違和感。

 それはたぶん、電池のカラーリング。少なくとも10年くらいはこのデザインだと思います。用いられているのは癖のある紫色と、緑、そして黒。これって、エヴァンゲリオン初号機のカラーリング。
 実機(?)の紫はもう少し青みがかっていますが。

 もちろん、偶然なんだろうと思います。ただしエヴァンゲリオンのテーマの一つは、セム語族の宗教(ユダヤ、キリスト、イスラム教)。だから、エヴァマニアの関係者が...という可能性がないわけではないのですが。
 ちなみにこの電池、決してNERV専用ではありません。

 誰でも購入し、使用することができます。



9月2日(水) これもコロナのせいか... ──西村センセイ、今度は文具店の前で足を止める──

 本来の目的地は、文具店と「ほっかほっか亭」。アパートの様子を確認したセンセイは元のルートに戻りました。

 ただし文具店の角を曲がろうとして、またまま足が止まります。文具店・書店の向かいにある写真のビルに変化が起きていたのです。この春、ラーメン店オープンしたことをお伝えしたビルです。
 その時は写真中央に「
やきとり鳥珍(ちょうちん)や 金沢工大前店」の看板があったのです。

 センセイが夜にこの地域を通ることはないので、お店が繁盛していたのかどうか、そしてそもそも営業していたのかは知りません。もちろん入ったこともありません。
 ただしつい最近まで看板が存在したことは確実。

 それがご覧のように、看板はすべて塗りつぶされ、入口には「テナント募集」の看板が。「鳥珍や」は金沢市内に数店舗展開しているようですが、ホームページの店舗紹介には掲載されていません。
 つまり閉店してしまった、ということ。

 このお店もやはり、最後に背中を押したのは新型コロナウイルスだったんでしょうか...。

 それにしてもスーパーやドラッグストア(+弁当店)の繁盛ぶりとは対照的に、大学近辺でも飲食店は非常に厳しい状況を強いられているようです。
 高橋川を渡ったばかりのところにある
マキシマム ザ ラーメン 初代 極(きわみ)」も、二郎系のラーメン店なのにお持ち帰りメニューを掲出しています。

 市内を探検に来たわけではないので、文具店へ。覚悟していた通り、青色のシンプルなキャップ式ボールペンが見当たりません。それでもかろうじて1種類存在したので購入しました。価格は80円(+税)。
 望んでいたシンプルさはなくお洒落なタイプですが、ゲットできただけでもラッキー。

 すぐ近くにある「ほっかほっか亭」の先客は1名だけ。だからすぐに提供されるかなと思ったのですが、電話注文がかなり入っていたようで、少し待たされてから「厚切りしょうが焼弁当」を手にすることができました。
 待たされた分、熱々を頂くことができます。

 何よりキンエン生活中の「食塩相当量 1.8g」は有難い。減塩の甲斐あってか、あるいは成績報告まで終えてストレスが小さくなった──ただし、相変わらず運動はしていない──からか、最近の血圧はかなり低めで推移しています。
 今年の健康診断はコロナウイルスの関係で5月ではなく来週実施されるのですが、それが楽しみなほど。

 それに「厚切りしょうが焼弁当」何より、期待以上に美味しかったです。はい。



9月1日(火) なぜ、この時期なんだろう... ──学生寮の建て替え工事が、最終段階に入っています──

 私物の青色のボールペンが壊れてしまいました。

 仕事に使っているので、本来ならば公物を用いるべきところ。実際、黒と赤とボールペンは支給されるのです。でも青を含めた他の色は用意されていません。加えて、青色の普通の形状のボールペン、意外にもあまり流通していません。
 大学脇を流れる高橋川の向こうにある文具店に行くことにします。

 それに、お昼をどうしよう...。

 昨晩の夕食は軽めだったし、野菜と魚ばかりでご飯を食べていません。それもあってか、ご飯ものを頂きたい気分。かといって量が多過ぎるのも困る。調べてみると、文具店のさらに向こうにある「ほっかほっか亭」のメニューが一部変わっていました。
 忘れていましたが、今日から9月なんですね。

 タンパク質を意識して摂らないといけないし、減塩も大切。そんなセンセイの目に留まったのは、新登場の「厚切りしょうが焼弁当」(430円)。推定される塩分は1.8g。
 のり弁当より1gも少ない。

 高橋川を渡ったところで、ふと学生寮の建て替え工事を思い出しました。1月末から解体工事が始まり、5月には建設工事に着手していたアパートです。
 写真がその様子。左側の建物は、ほぼ同時期に建設されたと考えられる別棟。

 旧棟は5階建てですが、こちらは3階。室数はかなり減っているようです。そして何より、いかにも今風のお洒落な建物です。今日は外まわりの作業をしていました。
 内部をちゃんと見ることはできませんでしたが、最終段階に入っていることは確か。1ヶ月もすれば入居可能と思われます。

 ちょっと不思議に思えたのが、なぜこの時期に工事をするのか、という点。

 一般的には、こちらなどのように新入生の入学に合わせるんじゃないかと思います。近県の学生などで「自宅からの通学が難しくなる冬の間だけアパートを借りる」という学生も確かに存在します。
 でもそれは、ごく少数。

 これをビジネスとして考えると別な面が見えるのかもしれません。春の引っ越しが一番わかりやすいのですが、特定の時期に仕事が集中すると、費用──利用客にとっては料金──や納期の問題が発生しやすい。
 来春まで家賃が入らないことを考慮しても、今のうちに建設した方がトータルでの費用を低く抑えられるのかもしれません。

 加えて、もしかしたら新型コロナウイルスによる業績悪化など、業者側の事情があるのかも。答がすぐ出るはずはないのですが...。

 炎天下で行き交う人がまばらな歩道を歩きながら、あれこれ妄想を逞しくするセンセイなのでした。



8月31日(月) これで一段落、となってほしいのですが... ──PowerBook G4用のアダプター他を購入しました──

 突然のPowerBook G4(Titan)受難ネタも、最終回(のはず)。

 お伝えしてきたように、当該機が起動しなくなったと判明したのは日曜日。当日は冗談抜きで絶望的な状況でしたが、翌日には無事起動。翌々日、つまり火曜日には原因となったACアダプターを含めて、ほぼ状況を把握することができました。
 当面の対応とともに、アダプターを確保する必要があります。

 アルミ12"を含めても20年近く前の製品。もちろん現在は中古品しか流通していません。ネットで検索するとともに、長年お世話になっている新潟のお店へ連絡してみました。お返事は「ありますが、45W(タイプ)ですよ」。
 Titan付属の純正品は65Wタイプ。定格出力に足りていない、という意味です。

 西村センセイ、それを承知で発注しました。これには理由があります。実はここ10年くらい使用してきたアダプター(昨日の写真の左端)の出力は45W。それでも問題なく使用することができたので。
 もっとも、それは本体側の話。

 アダプターにとっては過負荷状態を長年強いられたため、今回の故障に陥ってしまったのですが...。

 ちなみに、2400c用(純正品)の出力はわずか36Wですが充電はもちろん、起動もできます(電力不足を警告されたことはない)。
 さすがに厳しすぎる環境なので、非常用として待機させているだけですが。

 で、今日までに写真のアダプター3台を確保することができました。見た目から始めると、右へ行くほど本体の色がくすんでいます。
 本体と接続する部分は白色だけだと信じていたのですが、右はなぜか銀色。初めて見ました。

 性能面を見ると、左端のみ65Wで右側の2台は45Wタイプ。どれを使ってもちゃんと起動します。またこれらのシリーズは接続すると挿入部分が緑色に、充電時はオレンジ色になります。
 こちらも問題なし。

 というわけで今日、アダプターを購入したばかりの65Wのものに交換しました。付属していた純正品はあまり使わずに待避させておこうというのです。
 本体のバッテリーも性能劣化をできるだけ避けるため、再度一番古い付属純正品に交換しました。

 充電能力はごく僅かしか残っていませんが、それでもパラメーターを数日保存するだけなら何とかなります。

 それだけではありません。ACアダプターを確保できたとしても、内蔵電池が(ほぼ)充電できないという冷酷な現実に対処する必要があります。調べてみると、内蔵電池が空になった場合、起動しなくなることもあるらしい。
 センセイのマシンでは起きていませんが。

 そこでこちらの記事その他を参考にして別途購入したのが、写真下部の部品。

 PowerBook G4(Titan)用の内蔵電池は、数年前までは海外から取り寄せることができたようなのですが、現在は不可。既存の部品を使って組み立てるしかありません。メインは右側、4個のパナソニック製コイン型リチウム二次電池。
 乾電池など放電するだけの電池を「一次電池」といい、充放電できるものを「二次電池」といいます。

 この電池はNECのPC-9821シリーズなどで多用(基盤にハンダ付)されており、これが空になると起動しなくなるらしい。

 工場ではPC-9821シリーズが現在も多数使用されており、この電池のニーズもちゃんと存在するようです。つまり長期間にわたって入手できることが期待されます。左側で輝く物体は銅箔。この電池を接続する際に使うかもと思って購入しました。
 ただしセンセイはいろんな部品を持っているので、たぶん使うことはないと思う。

 それにそもそも、ACアダプターを十分確保できたので正直なところ、これらの部品を使って起動用の電池を製作する日は来ないと思います。でも、今回のトラブルから改めて学んだのは、大切なもの(/人)をできる限り守るためには、それなりの備えあるいは投資が必要だということ。
 昨日お伝えしたように、最も大切なもの(/人)の代わりは、存在しないのです。

 というわけで西村センセイ、勢い余ってPowerMac G4 Cube用の電池も数個発注しました。アパートのPowerBook G4(Titan)が再びダウンすると自宅書斎、研究室、そしてアパートの3カ所でCubeを使うことになります。

 G4 Cubeの場合、この電池がないとまったく起動しないので...。



8月30日(日) 後から考えるとトラブル当日、PowerBook G4(Titan)は起動可能だった。トホホ...

 昨晩は11時頃に就寝。

 自宅寝室は2階の西側。高気密高断熱構造とはいえ、どうしても暑さが残りやすい。クーラーをかけたままにしようか、停止して網戸にしようか迷ったのですが、雨は降らないとの予報だったし、外気も29℃にまで低下しています。
 家人ともどもクーラーを好まないので、窓を開けて寝ました。

 ところが3時過ぎに雨音。しかもそれが、急に激しくなりました。もちろん家中の窓を閉めます。かなりの雨量だったのですが幸い、短時間で止みました。しかも考えようによっては、これで気温が下がるかも。
 されど予想に反して、外気温はほとんど変化しない...。

 気温は下がらず、暑いまま、そして体力を消耗し、睡眠不足気味の状態で朝を迎えました。ほぼ最悪。それでも西村センセイ、いつもの時刻に金沢に向けて家を発ちます。画に描いたようなサラリーマンだなぁ...。
 この暑さのせいか交通量は少なく、順調に走行。

 ただし特に富山、石川県で気温が高く、車外気温計は34.5℃を記録しました。後半は太陽をほぼ正面にして走るので、アイドリング・ストップ機能を停止して走行。エアコンが停止してしまうからです。
 無事にアパートに到着してから「出勤」し、いくつかの用を片付けます。

 夕日の中を帰宅したのですが、東の空、山の向こうの入道雲が時々光ります。もちろん積乱雲の中での落雷。富山県南砺市は局地的に激しい夕立があったはず。
 前振りが長くなりましたが、本題。

 写真はセンセイが所有するPowerBookシリーズ用のACアダプターです。左側が新しいG4などの新しいモデル用で、右側が2400cなどの旧機種用。
 端子の形状はよく似ているのですが、太さが微妙に異なるのです。

 で、一番左が今回のトラブルの原因となった小型アダプター。ACアウトレット(コンセント)に直結する小型軽量タイプ。ただしその分、供給電力は少ない。
 PowerBook G4(Titan)駆動のためにかなり無理を強いていたようです。

 左から2番目は、いわば「この日」のために購入しておいた米国サードパーティー製のアダプタ。かなり格好良く、電源を接続するとロゴマークの一部が赤く光り...あれ?!
 30秒くらいするとそれが徐々に消えます。

 いつの間にか壊れてしまったのです。一昨日お伝えしたPowerBook G4の不意のダウンはこれが原因。電源電圧が急激に変化したので、保護回路が働いてスリープ状態になったんだと思います。つまり故障。
 いつの間にか予備が先に昇天し、その役目を果たさなくなっていた...。

 良く考えると、10年くらいほったらかしにしていたのだから、管理不行き届きを責められるべきは、センセイ。

 で、右側のアダプター2台と、中央の物体は何かというと、アパートの機材置き場(オーディオ用ラックの最下部)から発掘されたもの。前述したように旧モデル用で直接接続はできません。ポイントは中央の小さな物体。
 実はこれ、口径の差を変換するためのアダプター。

 ちなみに、左から3番目がPowerBook 2400c用純正品で、右端はサード・パーティー製。

 トラブルが起きた先週日曜日、センセイはAC電力によるPowerBook G4(Titan)の再起動を諦めてしまいましたが、実はこの2台のACアダプター(+口径変換)を使えば、充電など最低限の電力供給は可能だったのです。
 実際、これまで「電力不足」という警告を受けたことはありません。

 西村センセイ、これらの存在をすっかり忘れていたのです。なんてこったー。

 反省すべきは真摯(しんし)に反省した上で、ここは次に向かって冷静に考える必要があります。客観的に見ると現在、電力を供給すべきPowerBook G4(Titan)とPowerBook G4 12"(Alminum)に対して、十分な能力を持つACアダプターは1個しか存在しません。
 つまり排他的利用しかできない。

 他方、PowerBook G4(Titan)、PowerBook G4 12"(Alminum)いずれも経年劣化しやすい化学部品──要するに電解コンデンサーのこと──を使用した工業製品である以上、いつまでも現役でいるわけではない。
 そもそも、センセイの存在自体がかなり怪しいのですが。

 いずれも20年近く前の製品なので正規ルートで新品が供給される──Appleは極めて冷酷──はずもなく、どうにかして新古品ないしは中古品を探して確保するしかない。そしてそれだけの価値はあるのか?!
 どうでしょう。

 訊くだけ野暮ですよね。旧Mac OSに惚れ込んだ者の弱みです。それに今日は、特別な日だし。

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