2001年4月9日更新

(2000年度)
科学史1・2(木曜III・IV限)

科学史1・2の目標

1.この科目の受講を通じて、大学での勉強が高校までのものといかに違うのかを識る。
2.科学の歴史が、単なる知識としての「理科」の「年表のような歴史」だけではなく、人間の生き生きとした営みの結果であること、そしてあなた自身の問題であり、あなたの着眼点によってどんどん変わり得るものであることを知る。つまり、問われているのは自分自身であることに気づく。事柄や年号などの暗記は一切求めない。だからテストでは何でも持ち込み可能です(というか、持ち込んで欲しいものを試験前に指示します)。

講義内容や今日の一言は講義日ごとにまとめられています。講義日をクリックしてください。

4月13日4月20日5月11日5月18日5月25日6月1日6月8日6月15日6月22日/6月29日(休講※)/7月6日7月13日
 ※ 大学のプログラム「ボランティア体験」のため休講となりました。

9月28日10月5日10月12日10月19日10月26日11月2日11月16日11月30日12月7日12月14日(2001年)1月11日1月17日2月8日(期末試験)

ご連絡質問へのお返事はまとめて掲載されています。クリックしてください。



ご連絡  ご連絡はまとめて掲載されています。

4月20日

4月27日(木)の講義はリトリートのため休講となります。

次回(5月11日)までに、カラーのボールペン(など)を2色(など)用意してください。

6月22日

6月29日(木)の講義は大学のプログラム「ボランティア体験」のため休講となりました。

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質問へのお返事  質問へのお返事はまとめて掲載されています。


Q.先生はMac派なのですか? 先生にE-mailで添付ファイル(Microsoft Word文書)を送りたいので。(4月20日)

A.西村センセイはバリバリのMacintoshユーザーですが、Mac上でWindows95(現在、Windows98まで対応)も動いています。証拠シャシンはこちら。ですから皆さんが添付ファイルをお送りくださる際、OSをあまり意識する必要はありません。
 またMicrosoftのOffice(Word、Excelなど)については、Mac版は98が、Win版は2000をインストール済ですので、ほとんどのファイルに対応できます。
 なお、HTMLメールにも対応していますが、ファイル管理の都合上、できるだけテキスト形式でお送りください。

Q.講義で話した「世界的発見」って何ですか?(4月20日)

A.ガリレオに関する世界初の発見です。論文で公表しました。西村センセイの学会(衝撃)デビュー論文です。後日、授業の中でご説明します。ご期待ください。

Q.1年生が[前期の試験で]「油断して点数をとれない」ってどういうことですか?(4月20日)

A.「〜について論ぜよ」という問題形式に慣れていないからです。試験が近づいたらご説明します。先輩に訊いてみてもいいかも。

Q.インターネットを見た人の方がテストの際、有利になるというような内容にはしてほしくないです。(5月11日、同様質問あり)

A.仰る通りです。授業中にも説明しましたが、レポート等の指示は、必ず大学の掲示板にも掲出します。ご安心ください。重要な質問については、次回の講義でも説明します。

Q.中高の時には太陽を中心にして「水、金、地、火、木、土」って教えられたけど、今[=科学史の授業]では地球中心で、太陽が3番目くらいにある。[並び順も一部異なる。]二つはどっちが正しいかわからない。これはコペルニクスとプトレマイオスの二つの考え方と考えればいいのか。(6月8日)

A.その通りです。私達は太陽を中心に「水、金、地、火、木、土」と習いますが、古代から中世の人達は別な順番で考えていました。並び順を暗記する必要などはありませんが。もしこの順番が狂うと私達の曜日(日、月、火、......、土)が狂ってしまうのですよ。この件に関しては次回の講義でも説明します。

Q.キリスト教がまだない古代ギリシア時代の人が天動説を考えた[=キリスト教とは無関係]ということは、地動説[=古代ギリシアで考えられ、近代で花開く発想]にもともとは宗教色がなかったということですか(6月15日)

A.よく考えられましたね。さしあたりは「その通りです。」とお答えすればいいのですが、実はもっと深刻な問題をはらんでいます。もう少し授業にお付き合いいただいてから、改めて考えましょう。

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