2009年7月4日更新(2009年7月12日ページ移動。2013年9月17日写真削除)

──2009年6月第5週〜7月第1週のニュース──

バックナンバーはこちら

7月4日(土) 地震からの復興を願う黄色い短冊が、柏崎駅に飾りつけられました

 昨日の晩、自宅に戻るために電車を4本乗り継いで柏崎駅の改札を通ると、駅構内に大きな七夕の飾りが置かれていました。

 暗かったし、疲れていたので、今日、特急券を買うついでに撮影したのが右の写真。

 ごく普通の希望が書かれた青色その他の短冊よりも、黄色のものが目立ちます。
 読んでみると「地震から立ち直りますように」などと2年前の新潟県中越沖地震からの復興に関連した願いが、でもちょっと一般的な願いが書かれています。

 報道(『新潟日報』および地元紙『柏崎日報』)によると、この黄色の短冊は、4年半前の新潟県中越地震の震源地に近く、たいへん大きな被害を受けた川口町の「えちご川口交流ネットREN」という団体が寄贈したものだそうです。

 “REN”というのは「連」──繋がり──でしょうか。

 これとは別に、駅前のアーケードなどには、柏崎市が、地震からの復興を祈念した青色の短冊をたくさん取り付けています。
 ビニール製の単調なものなので、こちらの写真は省略。

 駅の近くでは、何回かお伝えした市営住宅の建設工事が進んでいました。

 ご覧のように外観はすっかり出来上がり、今日はテレビのアンテナ工事をしています。
 手前に残されたコンクリート工事や水回り、電気、ガス関係の工事が終われば、すぐにも入居できるのではないかと思います。

 間取りからすると、ここで暮らすのは6世帯でしょうか。

 新潟県中越沖地震からもうすぐ2年。現場にいると、やはり一つの区切りになるんだろうな、という感じがします。

 ここしばらくは、関連した動きに注意したいと思っています。



7月3日(金) 開門時間の表示と注意書だけは、昔のまま...

 薬局へ行った帰りに、ちょっと気になっていた場所を通ってみました。2月にご紹介し、その後木々が伐採された現場です。

 4月の新年度開始には間に合わなかったものの、程なく整地、舗装が完了して、写真奥の部分が新しい駐輪場として使用されています。

 手前は樹木を伐採したものの、そのまま手つかずの状態。ただし小径は掘り返されて跡形もなくなっています。

 ここには公道に出入りするための小さな門(写真中央)があったのですが、頑丈な門扉(もんぴ)はコンクリート──そこだけ色が新しい──で固定されています。

 それでも何故か開門時間と隣の注意書はそのまま。きっと撤去し忘れたんでしょうね。

 どうやらこの場所、物理的には存在しなくなっても、センセイの逃げ場所(?)として残りそうな感じがします。



7月2日(木) 加賀の山々の向こうには、オール電化の科特隊基地がある?!

 真夜中に目が覚めました。センセイはこのところ血圧が上昇傾向で、眠りがとても浅いのです。

 まだ雨が降り続いているのか気になったので窓を開けてみました。
 昨晩は雨で、予報は「明日の朝(つまり今朝)まで雨」。出勤時刻にどうなのかは、自転車乗りにとって重大な関心事なのです。今朝は朝イチに大学院の講義があるし。

 幸いにも雨はやんでいたのですが、あることに気づきました。

 写真はセンセイのアパートから南南東方向を見たもの。

 中央のに輝いているのは、田圃の中でポツンと光る街灯なのですが、その奥がかなり明るいのです。
 もちろん街灯の光ではありません。

 写真では良くわかりませんが、街灯から下の部分は金沢の南東部に広がる山々。
 そこは真っ暗で、街灯より上、つまり山々の向こうがかなり明るくオレンジ色に輝いているのです。
 写真と違って肉眼では、オレンジ色をかなり強く感じます。

 右方向も少し明るくなってみますが、こちらは平野部で市街地が広がっていますから、空が明るくてもあまり不思議ではありません。

 でも写真中央奥はずっと山々が続いており、人口密度はとても低いはずなのに、こちらの方がずっと明るい。
 冬だったらスキー場の照明などが考えられますが、時期が時期だし、それに今は午前3時......。

 まさか加賀の山々の向こうに、24時間営業の科学特捜隊秘密基地があるというわけじゃないんでしょうが。



7月1日(水) 正直なところ、最近のMac OSのファイル共有はよくわからない...

 “Windows”MacBook(White)がセンセイのところにやってきてから、めっきり出番の減ったのがMac mini。「ヘラを差し込まれて解体されても文句を言わず、じっと耐えてきたのに......」と、恨み節が聞こえてきそう。

 MacBook(White)購入以前は、大学、アパートそして自宅ともに、「仕事はWindows、ネット関係はMac OS Xで、全体をMac OS 9で管理」という感じだったのですが、前二者をMacBook1台で概ねこなすことができるようになったためです。

 でもMac OS Xマシンが複数あると便利な時もあります。同時に別な仕事をさせることができるのです。
 先日もアパートで時間がかかるビデオの変換作業をしていて、「2台で同時に分散処理させよう」と考えました。

 すでに両機とも起動していたので、たまたまMac miniの側からアクセスしてみると、写真のようにMacBookが丸見え!!
 もちろんパスワードで保護されていますが。

 ネットで繋がっているんだから、見えて当然だろう、って? それが違うんです。

 一般的に、ネットワーク上の共有設定は情報漏洩の原因になりやすいので、ここではどちらも共有──他のマシンからのアクセスを受け付ける──設定をしていないのです。
 ......よくわからない。

 それにMac OS 10.5からだと、正しいIPアドレスを入力してもMac OS 9マシンには接続できないようだし......。
 何だかとっても使いにくいので、この点に関してはWindowsの方が便利な感じがします。

 あ、Mac miniは、たとえOS Xマシンとしての能力に限界があったとしても、Mac OS 9(Classic環境)が走る最後のマシンなので、これからもセンセイにとって重要性が減ずることはありません。
 念のため。



6月30日(火) 駐輪場が最近、とても混雑している理由 ──古い校舎の耐震改修工事が始まりました──

 今日は見たままのお話。それも結果的に2日続けての工事ネタになってしまいましたが、悪しからず。

 事情があって今日は朝食を抜いていたせいか西村センセイ、お昼が近づくと麺類などではなく「しっかりとしたご飯」──どんなご飯?──を食べたくなりました。
 かといって行きたいお店があるわけでなく、目的地を決めないまま、とにかく校舎の外へ。センセイの人生を象徴しているなぁ。

 右に行こうか左へ歩こうか、あるいは前に進もうか......あれ?!

 道路を挟んだ「南校地」と呼ばれる場所で、学生諸君が狭い仮設通路(写真中央奥)を歩いています。
 ここは本来広い場所なのに、ナシテ?

 近づいてみると、校舎前の駐輪場として使われていた場所(写真中央から左)が工事用パネルで仕切られて立入禁止になっています。
 看板には「・・・耐震改修工事・・・」。

 金沢工大はそれなりの歴史を持っているので、古い校舎にはどうしても耐震上の問題があります。
 そこで専門教育課程を中心としたキャンパス移転を進めるとともに、一部校舎の解体新築工事や、耐震補強工事が予告されていました。
 いよいよそれが本格化したんですね。

 以前から耐震化推進の話はあったのですが、それが大きく進展したきっかけは2年前の能登半島地震
 金沢は富樫断層というかなり大きな断層の真上に位置しているため、いつ大きな地震が起きても不思議ではないのです。

 ところでセンセイは校舎裏手にある、目立たないんだけど実は割と便利な駐輪場を使っています。

 それがこのところ急に混むようになり、一部は駐輪場をはみ出してしまうほど。要するに、写真の駐輪場を利用していた自転車が、大挙して移動してきたんですね。



6月29日(月) もしかしたら住んでいたかもしれないマンションが...

 今朝は晴れていた──ただし午後はかなり強い雨──ので、西村センセイ、いつもとちょっと違う道を使って出勤しました。ちょっと気になることがあったのです。

 センセイは勤め帰りにスーパーで惣菜を買うので、朝晩の出勤経路が微妙に違います。

 1週間くらい前のことなのですが、自転車での出勤途中、倒産したヤマチクのすぐそばにあるちょっと古びたマンションの表側(道路に面した側)が、工事用の仮設足場とシートで覆われていることに気づいたのです。
 外装を補修するのかな、と最初は思ったのですが、もしかすると......。

 2001年の冬のこと。

 金沢工大に移籍することになって、大学出入りの不動産屋に大学周囲の物件を紹介してもらったことがあります。
 その一つがこのマンション。

 不動産屋は熱心に薦めるのですが、道路に面していてうるさそうだし、ひとり暮らしのセンセイには広すぎるし、それに壁紙が剥がれているなど、何となく湿っぽい。
 要するに辛気くさいのです。

 後から考えると築後30年くらい経っていてメンテナンスが負担になり、だからこそ不動産屋は不良物件(?)を勧めたんでしょうねぇ。

 いろいろ考えながら裏側にまわってみると......やっぱり。
 手前に瓦屋さんの資材置き場の一つがあるためにわかりにくいと思いますが、マンションの1、2階で解体工事が始まっています。

 上層階はともかく、1階のテナントはそれなりに入っていたはず。でも全体を勘案して解体することにしたようです。帰りに再びこの場所を通ったのですが、工事はさらに進んでいました。

 入居を勧められた時、何となく「勘弁してよぉ」と感じたし、実際ここに住むことはありませんでした。

 でも結果はどうあったにせよ、少しはご縁があったものが目の前でこうやって破壊されていくのを目にすると、過去を無理矢理断ち切られるような感じがして、ちょっとしんどいものがあります。



6月28日(日) おばあちゃんは、孫娘の運転が心配で心配で...?!

 駅裏のスーパーで地元産のお刺身──今日は黒鯛。もちろん身は白い──を買ってから、いつものように電車で金沢へ移動。

 この春のダイヤ改正で、富山駅で乗り換えなければならなくなりました。

 でもホームで20分くらい待てばお目当てので電車が入ってくるので、その後の接続を含めて、実際には心配していたほどの問題ではありませんでした。
 今日も問題なく金沢行きの電車に乗車。

 乗客が皆乗り込み、車内が落ち着き始めた時、隣のボックスの男性グループが何かに気づいて情報を交換し始めました。
 好奇の色が浮かぶ彼らの視線を追うと、おぉ、北陸地方ではまだ珍しい女性運転士が乗り込んできます。

 教官役の男性運転手が続いているので、きっと自動車なら「仮免許練習中」というところなのでしょう。
 実際、運転が始まると、男性運転士はいろいろアドヴァイスしていらっしゃいました。

 でも注目していただきたいのは、前方の信号を確認している彼女と彼ではなく、その手前の白い服装の人物。
 乗車率が20%くらいの電車なのに、わざわざ運転席の後ろへ行って、運転士の様子と電車の前方を食い入るように見ています。

 これが──偉そうなことは言えませんが──鉄道ファン、特に男性(少年〜老年)だったらよくわかります。
 でもこの人物、腰の曲がったおばあちゃんなのです。ホントに。

 このおばあちゃん、最初は車内の椅子に普通に座っていたのですが、女性運転士に気づくと(?)、席を離れ、その後は写真のようにデッキから動こうとしません。
 運転士は孫娘で、その働きぶりを見たくて電車に乗った、そんな感じなのです。

 途中で名残惜しそうに下車したので、おばあちゃん、実際には血縁関係はもちろん知り合いでも何でもなかったのでしょう。

 最近は女性の鉄道ファンが増えていると聞きます(センセイは現場を見てないけど)が、これほど「鉄分」の多いおばあちゃんを見たのは、ホントに初めてです。



「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る